こんにちは。東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。
一期生から改革気運
今週は都議会自民党一期生が全員集まり(会派離脱手続き中の2名除く)、それぞれが様々な意見交換を行いました。本当に様々な意見が出ました。結果としては私達一期生の考えをまとめ、執行部へと意見を出す事になりました。
この中には身を切る改革、会派について、議会運営についてなど多岐に渡る議論がなされましたが、会の約束で誰が何を言ったか等は口外せず、あくまで一期生全体での提言となっていますので、今日は詳細は触れない事をお伝えしておきます。
今の思いは。
但し、私自身の「今の思い」は述べておきます。
私は議会経験無く東京都議会議員になりました、私にある経験は当選前から親しくお付き合いして下さった都議の先生方から聞いていた都議会の様子や、テレビ朝日の取材チームとして接してきた国会や各議会に対して感じてきた空気感しかありません。当然、中に入って議員をやるのは初めての経験です。
議会の非常識人として
この事が良いか悪いか分かりません。少なくとも、議会の慣例とか、常識が私にはありません。こういった点でのギャップを大きく感じてはいます。小池知事誕生以降、とかく都議会の自民党は厳しい意見を頂きますが、私は一都議会議員として、胸は張って仕事をしてきたつもりです。そして、そこに集中して突き進めば人が評価してくれると信じています。ですので、小手先の選挙目当ての行動や政局絡みの行動とは距離を置きたいというのが嘘偽りの無い気持ちです。
東京大大大改革
小池都知事が東京大改革をやるというなら東京大大大改革をやりたいんです。ダイナミックにエキサイティングな仕事をしていきたいなと考えています。小池知事が「現状維持は衰退である」と述べました。私も考えは同じです。常に何かを考え何かを仕掛けていくのが大好きなんですね。しかし、こういうスタイルは時に過激であり、時に時代が早過ぎて、時に理解されないものです。私はそういう政治家を目撃してきました。
真の政治家を目指し
そして、この視点で目撃してきた政治家達を目標とし、そうあるべきとモデリングし研鑽を積み重ねてきたのです。例えば、小野晋也さんという愛媛選出の元代議士は、この種のど真ん中にいた方であり、私がもっとも身近で学ばせて頂いた政治家です。ポストも求めず、ただ自分が理想と考える社会を実現させる為に心血を注いできた衆議院議員です。しかし、そういう煩わしい状況下では「真の政治家になれない」「この世界は窮屈だ」と突如選挙情勢も優勢だったのに引退してしまった政治家です。
保守政治家の矜持
私も都議会議員・政治家になって3年半が経ち、ようやく「小野晋也」が直面していた苦悩の一端を感じています。でも、私はまだ引退はしませんから。やるべきことを完遂するまではと保守政治家の矜持をもって精進あるのみです。
私のよく存じ上げている方がテレビで、新豊洲には都庁舎を移して都の職員や議員はそこで働けばいいと発言したとの事。この小野晋也さんは原発の貯蔵庫は国会の下にと発言していました。余談ですが。
編集部より:このブログは東京都議会議員、川松真一朗氏(自民党、墨田区選出)の公式ブログ 2017年1月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、川松真一朗の「日に日に新たに!!」をご覧ください。