学芸員観光

愛媛県の久万高原町をゆっくり回りました。

久万高原町は人口約8.600人ですが、学芸員が6名!
久万美術館、天体観測館など文化の薫りが高いところです。

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「自然が美しいな」だけではなく、学芸員の方に案内してもらうと、植生や地層など一人では気づかなかったことに気づくことができます。

少しのことにも、先達はあらまほしきなり
徒然草の名言ですが、久万美術館も、天体観測館も、学芸員の方と意見交換することで、「この絵は町民の寄付で買ったんですよ。」など新たな発見がありました。

人は、人に集まる。
富山県の岩瀬浜の北前船廻船問屋・森家や、高尾山のトリックアート美術館、愛知県犬山の明治村など解説員がしっかりしているところは、とても強烈な印象に残ります。また行きたくなります。

学芸員は、観光の重要なコンテンツになりうる。
そのことに、改めて気づいた久万高原の旅でした。

⇒ 富山ライトレール(LRT)~駅の看板広告がアートの域に。感動を運ぶ電車~
⇒ 高尾山トリックアート美術館に学ぶコンシェルジュの力~寂れた美術館との大きな違い~
⇒ <提言>美術館は、もっと語ろう!

<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年4月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。