大洲Sa-Rah:西日本豪雨被災地を買って応援!

伊予大洲の中心街から、川沿いに車で10分。
松山はもとより、東京や大阪からもお客さんが訪れる洋服屋 Sa-Rahがある。

「子育て中のお母さんは、自分の洋服をほとんど買うことができない。たまに買う服だからこそ、低価格でおしゃれなものを提供したい。」と、デザイナー兼社長の帽子千秋さんは語る。

もともとは銀行員。預金獲得のノルマはあるが、目先の利益は追い求めない。ライバル銀行が金利優遇キャンペーンをしているときは、敢えてそのキャンペーンを薦めたこともある。その正直さ、誠実さから長期的な信頼関係が生まれる。

7月の西日本豪雨で、倉庫の服がダメになった。でも、持ち前の明るさとバイタリティーで、すぐにお店を再建された。この間訪れたらもうお客さんでいっぱいだった。

僕もナチュラルコットンの靴下を買った。少しでもストーリーを語れるものはわくわくする。

Sa-Rahでは、8月1日から26日まで、『Reboot Market』を開催している。全国のクリエーターフレンズの作品・商品・私物達が、お店に所狭しと並ぶ。被災した三社以外の、ご協力いただいた方々の売り上げの一部を被災地に募金するという流れだ。

被災地で買って応援!

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<井上貴至 プロフィール>


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年8月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。