習近平主席の来日延期は、当然だろう

早川 忠孝

日本は決して死んだわけではなく、ほんの少しの間骨休めの時を過ごす程度なのだが、さすがに中国はそうはいかないだろうと思っている。

12月の日中首脳会談より(官邸サイト)

中国本土での新型コロナウィルスの封じ込めが相当程度功を収めつつあるようだが、それでも相変わらず新型肺炎による死者の数は増えている。

さすがに中国政府首脳の中に新型コロナウィルスの感染者はいないようだが、それでも今月一杯くらいは警戒態勢を解かない方がよさそうである。

ここまで来たら、4月の習近平主席の国賓としての来日は延期した方がいい。

4月の段階で新型コロナウィルス問題が終息している確率は、かなり低そうである。
ほどほどにコントロールされてはいるだろうが、とても安心は出来ない。

まあ、オリンピック・パラリンピックが無事終るまで、東京都知事選挙を除いてビッグイベントは控えておいた方がいい。衆議院の解散も然り。

今は、余計なことは何もしない方がいい。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年3月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。