私には関係ないと思っているところから「表現の自由」の侵食は始まっていく

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日から2日間のコミケ(コミックマーケット)がスタートしました。無事に開催できたことは本当に嬉しく、尽力された関係各所の皆さまに心より感謝を申し上げます。

午後から私も松本ときひろ区議のブースにて売り子として参加。沢山の方にお買い上げいただくことができました。

本当は前回宣言したように、自分でもブースを出したかったのですが…今回は参院選があったためまったく余力がなくお手伝い役に。。

なんとか近いうちにオリジナルの表現の自由冊子を作成し、いずれコミケに出展したいと企んでおりますので、皆さまその際はぜひ宜しくお願い致します^^

コミケ会場に入る前には、本日台風で形を変えての開催となった恒例のAFEE主催の超党派コミケ街宣にて少しだけ演説をさせていただきました。本チャンは明日14日。

あえて取り上げさせてもらったのは、いわゆる「AV新法」について。被害者救済は重要なことなれど、過度な規制によって業界が悲鳴をあげている状況は、適切な形で改善していかなければなりません。

以前にもブログで取り上げたように、これは「表現の自由」にも関わる問題です。AVという存在・表現そのものに反対し、これを契機として規制しようと考える政治家・議員は決して少なくないからです。

コミケは二次元創作が中心のイベントですから、アダルトビデオについては「あまり興味がないな」「私たちには関係ないな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしこういうところから始まる表現規制が、政治家や権力者が「不快だ・不適切な表現だ」と思うものを排除していくことが、次にマンガ・アニメ・ゲームといったものにも忍び寄ってきます

だからこそ、表現規制につながるようなルールを策定する行為には、自由を守るために闘わなければならない。自由は常に権力者によって脅かされる危険性を孕んでいる。

そんなお話をさせていただきました。

明日14日は14時頃より、多士済々な維新メンバーで表現の自由についてそれぞれの立場から訴えます。ぜひ、ご注目いただければ幸いです。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年8月13日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。