今期も国会議員全員にボーナス満額支給:額面は一人300万円以上

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

旧統一教会の被害者救済法案が衆院可決 賛成多数で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221208/k10013916971000.html

本日、いわゆる救済法案が衆議院にて賛成多数で可決されました。

実務者として万感こみ上げる想いでありますが、参議院の審議はこれからです。振り返ってのコメントを出すのは、参議院での審議が終了した後にしたいと存じます。

最終日、10日(土)は対総理質疑・本会議討論に立たせていただく予定です。しっかりと準備を進めます。

質疑の準備の合間の話題として、10日は国会議員の期末手当(ボーナス)支給日です。

額面で約312万円、所得税を引いても約200万円が手元に残ります。

景気や経済成長が絶好調!ということであれば、国会議員として気持ちよく満額の期末手当をもらいたいところですが、現状はまったくそうではありません。

新型コロナの危機で様々な我慢を国民にお願いし、現状も物価高で国民生活は苦しい。その対策として、国債発行を含めた約30兆円規模の補正予算を組んだばかりです。そして防衛費が足りないから「増税」とまで言っている…。

つまり、経営に失敗している経営陣が、高額のボーナスだけはちゃっかり全額もらっているような状態とも言えます。

コロナ対応で始まった国会議員の歳費2割カットも、しれっと今年7月末で終了してしまいました。国民の痛みに寄り添わない政治家に、正しい政策が果たして立案できるでしょうか。

維新は「身を切る改革」として、国会議員全体の歳費カットが終わっても自主的に2割カットを継続し、今回のボーナスも前回同様、手取りの約3割を自主カット(被災地などに寄付)いたします。

ご批判やご意見も多い「身を切る改革」ですが、やせ我慢やパフォーマンスではなく、改革への覚悟を示すもの。それは政治家だってお金はできるだけほしいですが、それだけに身が引き締まる思いがすることも事実。

旧文通費の使途公開も含めた議員の待遇改革も引き続き粘り強く求めていきます。

それでは、また明日。

国会議事堂 参議院HPより

 


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年12月8日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。