トランプ大統領、在ドイツ米軍の撤退を検討:日本も対岸の火事ではない

英紙デーリー・テレグラフは、トランプ前米大統領がドイツ駐留米軍の撤退を検討し、ハンガリーへの再配置を計画していると報じました。

トランプ大統領は、第一次政権のときから欧州主要国に不満を抱いていたと言われており、約3万5000人の在独米軍の撤退を望んでいるとされています。

米国家安全保障会議(NSC)のヒューズ報道官は「具体的な発表はないが、米軍の再配置は常に検討されている」と述べました。

欧州軍には米軍の穴を埋める準備はまだまだできていないようです。

トランプ大統領Xより

トランプ氏は第1期政権時にも在独米軍の削減を進めましたが、バイデン前政権が撤回していました。また、NATOの国防支出が不十分な加盟国を「守るつもりはない」とも発言しています。

https://twitter.com/lingualandjp/status/1897796606717837690

一方、ハンガリーのオルバン首相は親ロシア派でウクライナ支援に否定的な立場を取り、トランプ氏とも親しい関係にあるとされています。

ハンガリーはウクライナと隣接しているため、これは撤退ではなく、ロシアに対するより攻勢的な配置と捉えることもできるといううがった見方も・・・。

また、日本もいずれ、トランプ氏から立場の明確化を求められる状況に直面する恐れがあります。

人国民に心の準備はできているのでしょうか。