今週のおすすめ記事(5月26日〜6月1日)

アゴラでは日々多くの記事を配信しており、忙しい方にはすべてを追うのは難しいかもしれません。そこで、今週の特に話題となった記事や、注目された記事を厳選してご紹介します。

政治や社会保障を中心に、国際情勢やビジネス、文化に至るまで多岐にわたる内容を網羅。各記事のハイライトを通じて、最新のトピックを一緒に深掘りしましょう!

政治・経済・社会保障

小泉農相がコメ5kgを2000円と指定したのは、法の趣旨を逸脱した価格介入であり、制度上も違法性があると筆者は批判します。備蓄米制度の目的は供給不足への備えであり、政治的価格指定は市場を歪め、農家に損害を与える可能性があります。農家は訴訟などで是正を求めるべきだとしています。

小泉農相備蓄米2000円指定:法の枠を超えた価格介入、コメ農家は撤回と是正を求めるべき(浅川 芳裕)

小泉農相備蓄米2000円指定:法の枠を超えた価格介入、コメ農家は撤回と是正を求めるべき
政治的な価格指定は備蓄米法令を逸脱 小泉農相による「コメ5kg2000円指定」は、備蓄米の根拠法令「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」の制度趣旨を逸脱したものである。 同法では、政府備蓄の目的を「米の供給が不足する事態に...

玉木代表が古い備蓄米を「1年経てば動物のエサ」と表現したことが波紋を呼びました。発言の真意はコメ政策の抜本改革を訴えるものでしたが、誤解や感情的反発が拡大。問題の本質は、米政策全体の見直しにあると指摘しています。

国民民主・玉木代表の「エサ米」発言が波紋:問題の本質はそこじゃないのに(アゴラ編集部)

国民民主・玉木代表の「エサ米」発言が波紋:問題の本質はそこじゃないのに
国民民主党の玉木雄一郎代表氏は、2021年産の古い備蓄米が随意契約で小売業者に渡され、消費者向けに「5キロ1800円程度」で販売される方針に対して、「あと1年たったら動物のエサになるようなものを『安く売ります』と言っても、そりゃ安く出ますよ...

コメの価格高騰は農水省の減反政策と不透明な輸入制度に起因します。筆者は、ミニマムアクセス(MA)枠の主食用拡大と関税引き下げを提案し、欧米型の直接支払い制度導入によって自由で競争力ある農業へ転換すべきと主張しています。消費者・農家・国益すべてに資する改革が求められています。

コメ問題はMA枠を廃止して関税を下げれば解決する(池田 信夫)

コメ問題はMA枠を廃止して関税を下げれば解決する
コメの値上がりが大きな社会問題になっているが、これを解決するにはどうすればいいのだろうか。チャットGPTにきいてみた。 Q. コメの値上がりが問題になっていますが、原因は何ですか? ■ コメ高騰の背景 2024年度、凶...

今週のVlogもどうぞ。

自民・立憲の年金法改正案は、厚生年金の積立金と増税で基礎年金を底上げする「毒入りあんこ」だと筆者は批判します。制度は複雑化し、将来世代の負担が拡大。過去の改革が行き詰まりを見せる中、抜本的な税方式への転換と超党派での再設計が必要だと訴えています。

「毒入りあんこ」を食わせる自公立の「増税大連立」は阻止すべきだ(池田 信夫)

厚生年金保険料は40年前から国民年金に「流用」されてきた(アーカイブ記事)
SNSで激しい批判にさらされている立憲民主党が「厚生年金の流用は誤解だ」と言い始めた。石破首相も「従来から厚生年金の保険料が基礎年金の給付にも充てられている」と答弁した。 \年金改革法案の誤解を解く/ 厚生年金の流用を否定 「従来...

自民党と立憲民主党が年金改正で結託した背景には、それぞれの政治的思惑があります。自民党は制度延命の責任を単独で負いたくなく、立憲は高齢者支持層へのアピールと内閣不信任案回避を狙って合意。両党の利害が一致した結果、国会での迅速な法案通過が進められたと筆者は批判しています。

なぜ自民党と立憲民主党は結託して年金を改悪するのか?(音喜多 駿)

なぜ自民党と立憲民主党は結託して年金を改悪するのか?
選挙前で双方を攻撃するチャンスなのに、なぜ自民党と立憲民主党は結託して年金を改悪してるの?という質問がありましたので、お答えします。 簡単に言えば、利害が一致したからです。 自民党はもともと、100年安心と言い切ってしまった年金...

年金改革法案により、厚生年金の積立金を使って国民年金(基礎年金)を底上げする仕組みが導入されようとしています。筆者は、これが厚生年金加入者にとって不公平な「横取り」であり、将来的な受給者の損失や制度の持続性に疑問が残ると指摘しています。

国民年金底上げの裏で厚生年金が横取りされます(山田 真哉)

国民年金底上げの裏で厚生年金が横取りされます
厚生年金の積立金を使って国民年金(基礎年金)を底上げする、年金改革法案について解説します。 【目次】 0:00 プロローグ 0:12 年金の全体像 2:36 なぜ国民年金が下がるのか? 7:27 厚生...

年金法改正案が審議なしで可決され、厚生年金の積立金を流用して基礎年金を補填する「国営ネズミ講」が進行中です。筆者は、これは将来世代への税負担の先送りであり、根本的な制度改革ではなく延命策に過ぎないと批判しています。最低所得保障への転換が必要と訴えています。

年金官僚が立民党を利用してしかけた「国営ネズミ講」の逆転劇(池田 信夫)

年金官僚が立民党を利用してしかけた「国営ネズミ講」の逆転劇
年金法改正案は審議なしで金曜に衆議院で可決、参議院でも1日で可決する予定だという。こんな乱暴な審議日程は見たことがない。最大の争点だった厚生年金積立金の流用は「附則」に書かれるだけで、2029年に再検討してやるかどうか決めるという。なぜそん...

年金法案で自民・公明・立憲が結託し、厚生年金の積立金65兆円を基礎年金の底上げに流用することを強く批判しています。現役世代の負担が増える一方、救済の効果も不明確で制度延命のためのバラマキだとし、不公平な構造に怒りを表明しています。

年金法案での自民・公明・立憲の結託が許せない(音喜多 駿)

年金法案での自民・公明・立憲の結託が許せない
会社員や事業主がコツコツと貯めた積立金を奪い、救われるのは誰か。 「これから高齢者になる氷河期世代を救わなければ、生活困窮者で溢れてしまう」 と金科玉条のように言うが、1〜2万円の差額で本当に生活困窮に陥ることを防げるの...

国際・エネルギー

欧米メディアや一部学者・評論家がロシア・ウクライナ戦争を巡って感情的・偏向的な論評を繰り返していると批判しています。事実確認を欠いた煽動や「盛る」姿勢が目立ち、トランプ氏の動きやバチカンの調停話などが繰り返し誤って扱われている現状を「無限ループ」と形容し、冷静な報道と分析の必要性を訴えています。

煽り系メディア・学者評論家層の国際問題論評について(篠田 英朗)

煽り系メディア・学者評論家層の国際問題論評について
欧米のメディアの政治的偏向は、以前から問題視されていた。欧米に関する記事が多すぎて非欧米の記事が少なく、欧米中心主義的な見方で事態を断定したり論評したりする傾向のことだ。 これが最近は、いっそう深刻化しているように思われる。と...

韓国大統領候補・李在明氏の側近が、日韓協力の新たな枠組みを「薩長同盟」になぞらえて提案しました。政治的対立を超えた連携を呼びかける一方で、彼は過去にGSOMIA破棄を主導した人物でもあり、発言の真意には慎重な見極めが求められています。

韓国大統領候補・李在明氏の側近が「薩長同盟」を提案:過去にGSOMIA破棄を主導(アゴラ編集部)

韓国大統領候補・李在明氏の側近が「薩長同盟」を提案:過去にGSOMIA破棄を主導
次期韓国大統領と目されている李在明(イ・ジェミョン)候補の側近が、近代日本の歴史における「薩長同盟」に触れながら、新たな政治的協力の枠組みを提案しました。この発言は、韓国国内の政界のみならず、日韓関係にも影響を及ぼす可能性があるとし...

プーチン大統領のウクライナ侵攻決断は「非合理」ではなく、政治心理学で説明可能と筆者は述べます。損失回避、属性バイアス、誤認、自信過剰、集団浅慮などの心理的要因が複合的に影響したと分析し、政策理解には感情や心理の視点が不可欠だと訴えています。

なぜプーチンはウクライナ侵攻を決断したのか:政治心理学からのアプローチ(野口 和彦)

なぜプーチンはウクライナ侵攻を決断したのか:政治心理学からのアプローチ
ロシアの「ウクライナ戦争」開始の政策決定について、最高権力者でしばしば独裁者と呼ばれるプーチン大統領の思考がいろいろと推察されています。 我が国では、ある著名な旧ソ連地域研究者が、この事実をミステリアスだとして、「政治的整合性...

トランプ政権は、反ユダヤ主義対策や大学の左派傾向是正を理由にハーバード大学への補助金を凍結しました。大学は言論の自由の侵害として反発し訴訟に発展。この対立は、米国における高等教育の政治化や社会的信頼の低下を象徴しています。

トランプ政権、ハーバード大学の補助金凍結の狙いとは(安田 佐和子)

トランプ政権、ハーバード大学の補助金凍結の狙いとは
米国で「クリムゾン(深紅)」と言えば、ハーバード大学を指します。深みのある豊かさ、暖かさ、鮮やかさを醸し出しつつも、大胆さと奥行きで際立つ独特の色合いがスクールカラーに指定されているためで、ハーバードの伝統を物語っていると言えるでしょう。 ...

安倍昭恵さんがモスクワでプーチン大統領と面会し、故安倍晋三元首相のロシア外交への貢献を称えられました。文化交流の継続を訴える一方、この面会は日ロ関係改善や日米への牽制との見方もあり、国際政治的な意味合いが注目されています。

安倍昭恵さんがプーチン大統領と面会:関係改善かアメリカへの牽制か?(アゴラ編集部)

安倍昭恵さんがプーチン大統領と面会:関係改善かアメリカへの牽制か?
ロシア大統領府は5月29日、プーチン大統領が故安倍晋三元首相の妻・昭恵さんとモスクワで面会したと発表しました。プーチン大統領は安倍元首相を「日ロ関係に大きく貢献した」とたたえ、感謝の意を伝えました。 昭恵さんは「夫が日ロ関係を...

2025年G7サミットはトランプ第2期政権下で初開催され、米国は気候変動政策で他のG6諸国と立場を大きく異にしています。過去のG7では意見の不一致が顕著でしたが、今回は分断を避け、一致点(エネルギー安全保障やAI電力需要など)に焦点を当てた声明が予想されています。

トランプ2.0とカナナスキスG7サミットの行方(有馬 純)

トランプ2.0とカナナスキスG7サミットの行方
2025年6月15〜17日、カナダのカナナスキスでG7サミットが開催される。トランプ第2期政権が発足して最初のG7サミットである。 本年1月の発足以来、トランプ第2期政権はウクライナ停戦、トランプ関税等で世界を振り回している。エネルギ...

米国ではトランプ政権がバイデン時代の「インフレ抑制法(IRA)」による脱炭素支援策の打ち切りを進めているのに対し、日本は「GX法」により20兆円の国債発行を含む150兆円規模の脱炭素投資を推進中です。エネルギー価格の差から、成長機会を逃すリスクが日本にあると筆者は警鐘を鳴らしています。

米国グリーン法は瀕死だが日本は政府も国会もグリーンに邁進(杉山 大志)

米国グリーン法は瀕死だが日本は政府も国会もグリーンに邁進
2025年5月22日、米下院はトランプ大統領が「One Big Beautiful Bill(ビッグ・ビューティフル・ビル)」と呼ぶ歳出・歳入一括法案を、賛成215、反対214(棄権1)で可決した。 本法案の柱は、大規模な「ト...

2025年4月、スペインとポルトガルで発生した広域停電の原因は、再生可能エネルギーの大量導入による送電系統の不安定化にあります。PVの偏在と送電線事故が重なり、需給バランスが崩れて脱調が起きた結果、連鎖的な発電停止に至りました。日本も同様のリスクを抱えており、政策の見直しが急務です。

イベリア半島広域停電ようやく当局が説明(尾瀬原 清冽)

イベリア半島広域停電ようやく当局が説明
スペイン政府の初動説明:停電の概要と初期分析 2025年4月28日に発生したスペインおよびポルトガルにおける広域停電から2週間が経過し、スペインのサラ・アーゲセン環境移行大臣が初めて公に説明を行いました。発表内容は以下の通りです。 ...

柏崎刈羽原発の再稼働は、新潟県の公聴会や意見交換の影響で今夏も見送りに。テロ対策施設の遅れや規制委の対応も影響し、東京電力の経営は悪化。今後4年稼働がなければ、電気代の上昇や東電の経営破綻リスクも現実味を帯びています。

柏崎刈羽原発、今夏の再稼働も見送り:高止まる電気代と行き詰る東京電力(アゴラ編集部)

柏崎刈羽原発、今夏の再稼働も見送り:高止まる電気代と行き詰る東京電力
東京電力と国が進めてきた柏崎刈羽原発の今夏の再稼働は困難な状況になりました。新潟県は県民の意見を聞く公聴会を8月末まで実施すると発表し、花角知事の判断は9月以降にずれ込む見通しです。 知事は重大事故時の被曝線量シミュレーション...

ビジネス・IT・メディア

かつて理想とされた「フルFIRE(完全早期リタイア)」は、インフレ・AIによる労働環境の変化・世界的な物価高騰などの影響で実現が難しくなっています。筆者は、働かない自由よりも「働くことを選べる自由」が真の贅沢だと述べ、セミFIREなど柔軟な選択の重要性を訴えています。

今後、フルFIREの難易度が劇的に上がる理由(黒坂 岳央)

今後、フルFIREの難易度が劇的に上がる理由
黒坂岳央です。 一時期、FIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉が流行り、SNSやYouTubeでは「30代でリタイアした」「資産5000万円で自由に生きる」といった話が聞こえて来...

部下に仕事を任せられない上司は、自分でやる方が早いと考えがちです。しかし、それは部下の成長機会を奪い、結果的に組織の力を弱めます。育成は時間と労力の投資であり、任せることで長期的にチームの生産性と信頼関係が高まると著者は説いています。

なぜあなたは部下に仕事を任せられないのか?(尾藤 克之)

なぜあなたは部下に仕事を任せられないのか?
部下に任せることに不安を抱く上司が存在します。リーダー層では、部下に任せるより自分がやったほうが早いし失敗もないと、「何でも自分でやってしまう病」が蔓延しているのです。 「効率アップ! チーム力アップ! モチベーション...

アサヒビールが開発した「アサヒゼロ」は、アルコール0.00%ながら本物のビールに近い味を実現し、発売初年に販売目標の3倍を達成しました。熱による香りの劣化を克服し、製造工程を刷新したこの商品は、スーパードライに匹敵するイノベーションと評価されています。

「アサヒゼロ」は、スーパードライ以来約40年ぶりのイノベーション(永井 孝尚)

「アサヒゼロ」は、スーパードライ以来約40年ぶりのイノベーション
私は30代までかなりお酒を飲んでいましたが、50歳を過ぎてお酒を飲まないようになりました。それから10年以上経ちます。お酒が嫌いなわけではないのですが、アルコールに弱くなり、健康のことも考えて飲まないようになったわけです。 と...

日産の経営悪化にもかかわらず、内田誠前社長ら役員4人が計6.5億円の退職金を受け取ったことが批判を集めています。ホンダとの統合交渉失敗や過剰な役員数など無能ぶりが強調され、会社や社員への責任感が欠如していると指摘されています。

責任感は1ミリもない日産の役員4人の退職金が合計6.5億円(茶請け)

責任感は1ミリもない日産の役員4人の退職金が合計6.5億円
会社の業績を大幅に悪化させ、ホンダとの経営統合交渉の際には役員ぞろぞろ連れて来るな、人数を絞れと言われても役員を集めて乗り込んで顰蹙を買ったり、経営規模に対して異常に役員の数が多かったり、「会社を食い潰す典型的な無駄飯食いども」と呼ぶに相応...

日本人の平均年収460万円に6割が届かないのは、雇用の硬直性、報酬の二極化、手取りの目減りが原因です。努力だけでは限界がある一方、スキルアップや業界選択、資産運用による個人の戦略も重要。国家の過剰規制も賃金停滞の一因と筆者は指摘しています。

平均年収460万円に6割の日本人が届かない理由(黒坂 岳央)

平均年収460万円に6割の日本人が届かない理由
黒坂岳央です。 日本人の平均給与(2023年、国税庁の民間給与実態統計調査)は460万円と発表され、SNSやニュースサイトを中心に「悪い意味で」大きな反響を呼んでいる。 年収460万円と聞くと「そんなに高いのか!?」と驚く人は少...

米著作権局は、生成AIの訓練における著作物利用のフェアユース適用について報告書を発表しました。AI訓練は著作権侵害の可能性がある一方、用途や影響次第でフェアユースと認定される余地も示唆。市場への影響やライセンスの在り方も議論されており、今後の法整備が注目されます。

米著作権局「AI訓練とフェアユース」報告書を出版前に発表(城所 岩生)

米著作権局「AI訓練とフェアユース」報告書を出版前に発表
米議会著作権局は5月9日、「著作権と人工知能」報告書「第3部:生成AIの訓練」(出版前版)を発表した。これは、2024年8月に公開された「第1部:デジタル・レプリカ」、2025年1月に公開された「第2部:著作物性」に続く、3部作の最...

科学・文化・社会・一般

メディアで「激混み」と報じられていた大阪・関西万博ですが、筆者が1歳の子ども連れで訪れた際は快適でした。複数のパビリオンを待ち時間20分以内で回れ、入場もスムーズ。不安を抱えての訪問でしたが、事前準備と訪問時期が功を奏し、家族で楽しく過ごせた体験が語られています。

こんなに快適とは…激混みと言われた大阪万博に子連れで行ってみた(濱田 浩一郎)

こんなに快適とは…激混みと言われた大阪万博に子連れで行ってみた
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が4月13日に開幕しました。開幕までにも万博に対する賛否両論ありましたが、開幕後も様々な問題が浮き彫りになっていました。 今回の万博は事前予約制を全面に打ち出し「並ばない万博」を標榜していまし...

東京大学は、米ハーバード大学で学べなくなった留学生の一時受け入れを表明しました。これはトランプ政権による締め付けが背景にありますが、中国系工作員への懸念やDEI(多様性・公平性)への過剰な配慮に対して、国内では安全保障や偏重を懸念する声も上がっています。

東大によるハーバード大学留学生受け入れに心配の声(アゴラ編集部)

東大によるハーバード大学留学生受け入れに心配の声
東京大学の藤井学長と林副学長は、ハーバード大学などで学べなくなった留学生を一時的に受け入れる方針を示し、2025年度中に制度整備を進めるとしました。 東大は過去にウクライナ避難民も受け入れており、今回も学業が困難になった学生を...

與那覇潤氏は、江藤淳と加藤典洋を対比し、成熟とは「理想を取り戻す」のではなく「喪失を認め持ちこたえること」だと説きます。現代日本では安易な正義や過去回帰が横行しがちですが、冷静に中間的立場で現実と向き合う知性の重要性が語られています。

父にならず「持ちこたえる」ことが成熟である(與那覇 潤)

父にならず「持ちこたえる」ことが成熟である
「アゴラ」の池田信夫さんが声をかけてくれて、『江藤淳と加藤典洋』をめぐり行った対談が、早速公開されている。その末尾で『成熟と喪失』を主著とする江藤よりも、ほんとうは加藤の方が「成熟」していたんじゃないか、という話をした(31:00頃...

京都・嵯峨野にある祇王寺は、雨の日こそ魅力が増す苔と青もみじの美しい寺院です。しっとりと潤う苔庭や青もみじのトンネルが訪れる人を癒し、特に雨の日にはその緑が鮮やかに映えます。歴史ある祇王寺は、静けさと自然美が調和した癒しの空間として紹介されています。

京都・嵯峨野 雨の日にこそ訪れたい苔の寺・祇王寺(ミヤコ カエデ)

京都・嵯峨野 雨の日にこそ訪れたい苔の寺・祇王寺
5月の中旬。京都に来ました。 この日の京都は残念ながら雨。わたしは基本晴れ男なんですが、この日はしっとりとした雨模様でした。 本当は違う場所に旅をする予定でいたのですが、雨ということで行き先を変更。その変更先が京都でした。雨の日...