2025年も残すところあとわずか。今年もアゴラをご愛読いただきありがとうございました。
年末恒例、2025年アゴラでアクセス数の多かった人気記事TOP10を紹介いたします。
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2025年アクセス数 TOP10
2位:鈴木農水相の目玉政策「おこめ券」が自治体に拒否されJAへの利益誘導は失敗か(アゴラ編集部)
6位:中国人は本当に日本の土地や不動産や水源を買いまくっているのか、実際に調べてみた(永江 一石)
9位:職場で言うと信用が消える「一発アウトなNG発言」(黒坂 岳央)
10位:地球温暖化が加速した原因は中国とインドの大気汚染の減少 (池田 信夫)
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2025年のランキングは、黒坂岳央氏の記事がトップ10のうち4本を占める結果となりました。
1位の「ガソリンの駆け込み給油」をはじめ、3位の「人生が破滅する習慣」、8位・9位の「職場での処世術」など、インフレや先行き不透明な社会情勢の中で、読者の関心がマクロな経済論議よりも、いかに個人の生活や資産を守り抜くかという「生活防衛」や「自己衛生的」なテーマに強く向いた一年だったことがうかがえます。
政策面では、2位の「おこめ券」や4位の「水素エネルギー」など、政府の補助金行政や実現性の乏しい国策プロジェクトに対する批判的な論考が多くのアクセスを集めました。効果の薄いバラマキや、官製市場への納税者としての厳しい視線は、依然としてアゴラ読者の大きな関心事です。
一方で、5位の「Switch2」や7位の「薪ストーブ」の顛末記など、政治経済にとどまらない個人のライフスタイルや趣味に関する話題もランクインしており、硬軟とりまぜた多様な視点を提供できた一年でもありました。
2026年も、アゴラは聖域なき言論プラットフォームとして、皆様に価値ある情報と議論をお届けしてまいります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。