同窓会の案内が届くことが増えました。大学時代のクラス会は毎年年末に開催されていますが、それ以外にも最初に就職した銀行の同期会、留学時代の同級生、高校や中学の同窓会と様々なグループの案内が送られてきます。

そんな同窓会に出かけてみていつも思うこと。それは出席する人はいつも同じようなメンツで占められていることです。
彼らを見ていると同窓会に足を運ぶのは基本的に「いま幸せな人」ばかりのように思います。少なくとも現時点で自己肯定感を得られない人は参加しないように見えます。
というのも同窓会で久しぶりに再会して交わされる会話は過去の思い出話もありますが、それだけではなく現状報告も話題になります。
仕事のポジションや事業の状況、家族や子どもそして孫のこと、あるいは住まいやライフスタイルの話題など、意識せずとも互いの現在の環境が浮き彫りになる空間です。
そんな話を語りたいと思わない人にとって、わざわざ出かけていこうと思える魅力ある場ではありません。
同窓会会場に集まるのは今の自分を語ることに躊躇の無い人たちということになります。
また、シニアの同窓会は昔話の繰り返しや、病気と健康診断の自慢、あるいは老後の不安といった、いかにも高齢者らしい話題が増えてきます。
「年寄りの集まり」に身を置くのはあまり気乗りしないという気持ちの人も少なくありません。
今なお未来に向けてチャレンジを続けている人にとっては、過去の思い出にひたる時間よりも前向きに新しいことに向き合える仲間の方が楽しく大切です。年齢相応の「年寄りらしさ」を互いに確認し合うような同窓会の雰囲気はむしろ退屈なのです。
人生がうまくいっているという自負があり心身ともに余裕があるからこそ、過去のしがらみにとらわれる集まりに敢えて顔を出す必要を感じないという人もいます。
そんな同窓会ですが、クラスメイトやかつての同僚の中で長い間音信不通だった人に久しぶりに会えるかもしれないチャンスでもあります。
以前は万難を排して出席しようと思っていた同窓会ですが、今は大人数で集まる会よりも気の置けない同級生と昼のみしたりするのが楽しかったりします(写真)。これからは無理せず自分の気持ちに素直に行動しようと思います。

pain au chocolat/iStock
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年8月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。







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