アゴラ 言論プラットフォーム http://agora-web.jp 経済、ビジネス、情報通信、メディアなどをテーマに、専門家が実名で発言することで政策担当者、ジャーナリスト、一般市民との交流をはかる言論プラットフォーム ja Mon, 23 Oct 2017 15:50:03 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html 中国の政治を理解するための視点⑪ http://agora-web.jp/archives/2029083.html

「紅二代」の核心として君臨する習近平の姿が見えてきた。長期政権になることは必至だ。

中国共産党の第19回全国代表大会が24日閉幕し、25日に行われる最初の会議で新たな最高指導部メンバーが決まる。注目すべきは、人事の決め方と王岐山党中央規律検査委員会書記の退任が持つ意味である。

土壇場まで確定的な情報が流れてこなかった。派閥間の駆け引きがあれば、それぞれの思惑も含め、一定の確度を持った名簿リストが流れるものだが、今回は多くの情報通も「すべては習近平の胸の内」と漏らした。本来であれば発言権を持つはずの江沢民元総書記や胡錦濤前総書記も、自分の腹心たちが相次ぎ腐敗問題で失脚し、沈黙を強いられた。

反腐敗キャンペーンを通じて権力を掌握した習近平総書記が、長老の顔色を窺うことなく、自分の思い通りに次期政権を運営できる布陣を敷いたとみるべきだろう。特に軍部については、元トップ二人をはじめ多数の主要幹部を摘発し、強権を知らしめた。権力の源泉である軍の掌握はまた、軍部に多い革命世代の二代目「紅二代」を掌握することでもある。習近平政権の強みは、父親の習仲勲から受け継いだ、党の正統性を担う紅二代の広範な支持にあるのだ。

軍の反腐敗を後押ししたのが、劉少奇元国家主席の息子・劉源(元人民解放軍総後勤部政治委員)である。高度経済成長の陰に隠れ、軍紀の乱れは公然の秘密となっていた。歴代の指導者は、反発を恐れ見て見ぬふりをするどころか、歓心を得るため多額の予算を垂れ流してきた。胡錦濤はメスを入れようとしたが、トップまでが腐敗にまみれている状態で、頑強な抵抗にあった。

そこで劉源がたまりかね、公式の会議で居合わせた軍幹部を目の前に、「腐敗と反腐敗の激しい対立があれば、必然的に党内闘争が起きる。腐敗した人間とは団結だけを語るわけにはゆかない」と叱責した。劉源は紅二代のリーダー格であり、元国家主席の父を持つ高い権威がある。その発言は重い。習近平が2010年10月、中央軍事委副主席に就任して3か月後、軍事科学院から後勤部に異動している。習近平と劉源はともに紅二代を率いるキーパーソンであり、党内腐敗には強い危機感を共有している。

大きな功績を残した劉源を軍の最高指導部に推す声も出たが、習近平政権が誕生し、軍内の反腐敗に道筋が敷かれると、劉源はあっさり軍職を退き、全国人民代表大会の閑職に就いた。もし劉源が残れば軍内での影響力がますます大きくなり、いずれは習近平と衝突する危険が生じる。そうなれば紅二代が分裂し、権力闘争に発展する可能性が出る。こうした事態を避けるため、権力のバランス感覚が働いたのだ。

王岐山の引退も同じロジックである。王岐山もエリート技術者の家庭に育ち、義父は姚依林元副首相で、紅二代の代表的存在だ。規律検査委書記として、彼の手腕と実績は常務委員の中でも突出していることは、だれしもが認めている。本来、党内には「68歳定年制」の不文律があり、王岐山はすでに69歳だが、彼に匹敵する人物がいないため、しばしば続投説がささやかれてきた。

だが、必要以上に王岐山を持ち上げる風潮に対しては、習近平サイドが強く警戒してきた。紅二代の両雄が並び立つ状態は、劉源の際と同様、好ましくない。しかも常務委員の最高指導部内である。党内分裂によるリスクは非常に大きい。内部分裂を引き起こす政治的意図をもって、王岐山続投説を流しているのではないかとの疑心暗鬼さえもあった。

もちろん、中国の実業家、郭文貴がアメリカに亡命し、王岐山ファミリーにまつわるスキャンダルを暴露したことも多少は影響しているだろう。だが、メディアの監視や選挙のある民主国家とは違うので、外部からの情報戦では政権を揺さぶるのに十分ではない。決定的な要因はやはり、党支配の存続、強化を共通認識とする紅二代のバランス感覚である。

王岐山の引退で、紅二代としては習近平一人が残り、革命ファミリーたちの支持を一手に担うことになる。19回党大会の政治活動報告では、新たに法治国家建設を推進する党中央の国指導グループ設立も宣言された。二期目は法制、法治が主要課題になる。習近平のいう「新時代」の中身が問われる正念場となるだろう。あと5年の任期では足りないに違いない。党関係者の多くは3期目続投を視野に入れている。

(続)


編集部より:この記事は、汕頭大学新聞学院教授・加藤隆則氏(元読売新聞中国総局長)のブログ「独立記者の挑戦 中国でメディアを語る」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、加藤氏のブログをご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 14:00:08 +0000 Mon, 23 Oct 2017 14:00:08 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html http://agora-web.jp/archives/2029073.html
http://agora-web.jp/archives/2029080.html 平成「緑のタヌキ」の変:衆院選で起きた“民意と選挙結果とのかい離” http://agora-web.jp/archives/2029080.html

Wikipedia:編集部

始まりは、隣国、自民国の城主アベが起こした突然の挙兵だった。

自民国では、城主の「身内」や「お友達」を偏重するやり方に対して領民の批判が強く、しかも、それらの問題への対応が不誠実なものであったことから、城主への不満が高まりつつあった。いずれ、城主アベは、領民の信任を失い、城を追われるのではないかと見られていた。

そのような自民国の状況は、対立を続けていた民進国にとっては、城主アベを打倒する千載一遇の機会であったが、内部対立に加え、家臣の離反や不祥事が表面化し、対応に追われていた最中に、城主アベが突然挙兵したのだった。

もともと、「挙兵」には決まりがあった。領民を戦いに巻き込み、多大な負担と苦痛を負わせることになるのだから、余程の理由がなければならなかった。しかし、城主アベは、適当な口実をつけて、挙兵を宣言、近隣諸国との戦争準備を始めた。

大混乱に陥ったのが民進国の城内だった。家臣の離反や不祥事で混乱している最中に、アベ軍が攻め込んできたのでは、城を守れない。城主マエハラも家臣たちも、頭を抱えた。

そこに登場したのが、「私についてきなさい。城主アベを討ち取ってしんぜましょう。」などと言って現れた「緑の国の女城主」のユリコだった。自民国の出城を攻めて「黒いネズミ」を討ち取って大勝利を収めた「女城主ユリコ」の武勇伝は、瓦版などで広まっており、民進国では、城主マエハラが、「今、アベに攻められたのでは城がもたない。民進国が打ち揃って、緑の国の下に入り、ともにアベと戦おうぞ!」と家臣に呼びかけた。家臣たちは、城主マエハラから渡された軍資金を手に雪崩を打つように城を離れ、「緑の国」をめざした。アベ軍が押し寄せてきても、ユリコ率いる緑の軍が圧勝するだろうと信じて疑わなかった。

ところが、民進国の家臣達が「緑の装束と甲冑」を与えられて戦争準備に入った頃から、城主ユリコは、不可解な行動を取り始めた。

民進国の家臣をすべて引き取るのではなく、「考え方の合わない人は緑の国から排除します。」と言って、城を閉ざすことを明言したのである。「排除」の対象となった家臣達は、独自に「立憲民主国」を立ち上げて、自民国との戦争準備に入った。

そして、城主ユリコは、「アベを討ち取る」と言っていたのに、そのアベを支持する浪人を召し抱え、城に引き入れたりもした。決定的だったのが、城主ユリコ自身が、出陣する気配を見せないことだった。家臣達に対して「アベを倒せ!」と叱咤激励して応援するだけだった。「ユリコ殿、そろそろご出陣を。」を促されても、「最初からそんな気はないと言っているじゃありませんか。私には、トウキョウトの領民がいます。」などとうそぶいている。さらには「緑の軍」の総大将も決めようとしない。「戦が終わってから相談します。」と言うだけだった。

そうこうしているうちに、民進国の家臣たちの中から、「ユリコは『緑のタヌキ』だ。我々は騙されたんだ。」と言って離脱する動きが出てきた。「やはり騙された。『緑のタヌキ』に化かされて、民進国家臣の地位も失い、身ぐるみ剥がされた。」

しかし、もう時間がなかった。アベの大軍は、すぐそこに迫っていた。

そして、10月22日、戦いの火ぶたは切られた。立憲民主国は、「エダノ丸」を築いてアベ軍を迎え撃ち、城主エダノンを中心に奮戦し、アベ軍に各地で打撃を与えた。ユリコから「排除」された者、早く離脱した者も奮戦し、多くが生き残った。

しかし、「緑の軍」の方はといえば、戦う前から勝負はついていた。敗北を見越した城主ユリコは、前日に国外に逃亡。ユリコの腹心ワカサは、自民軍先鋒の若武者コイズミに、一撃で討ち取られた。「緑の軍」が新たに召し抱えた武将たちは、ほぼ全滅。民進国の家臣たちの多くが、緑の甲冑をつけたまま、自民軍の格下武将に討ち取られた。

 

以上が、今回の衆院選をめぐって起きた平成「緑のタヌキの変」の顛末である。

この「変」は、日本の政治に、そして、日本の社会に何をもたらすことになるのか。

直接の「被害者」は、「希望の党」に加わったがために落選の憂き目にあった民進党所属の前衆議院議員達である。しかし、「緑のタヌキ」に化かされて、公約が公表されてもいないのに「公約を遵守する」「党側が要求する金額を拠出する」などという「政策協定書」に署名したのは彼らなのであり、まさに自業自得である。しかも、途中で「化かされた」と気づく局面はいくらでもあった。

民進党を事実上解党して、希望の党に合流することを正当化する唯一の理由は、前原氏も言っていたように「いかなる手段を使っても安倍政権を倒す」ということだったはずだ。しかし、「希望の党」は、必ずしもそのような方向で一致結束していたわけではなかった。小池氏は「安倍一強」を批判するが、「情報公開の不足」などの自分の主張に我田引水的に結びつけようとするだけで、具体的な安倍批判はほとんどなかった。

原口一博元総務大臣が、公示の直前になって、「小池氏が出馬しないなら安倍支持」などと放言した中山成彬氏の九州比例ブロックでの扱い等に反発して、希望の党を離脱した際には、希望の党が「安倍打倒」に一枚岩になれていないことは十分に認識できたはずだ。その頃、私は、RONZAに、【希望の党は反安倍の受け皿としての「壮大な空箱」】と題する拙文を寄稿し、その中で、「原口氏の決断を重く受け止め、今回の衆議院選挙に向けての最大の目標が安倍政権打倒であることを、党の公認候補の間で改めて確認する行動を希望の党内部で起こすべきだ」と述べた。「安倍政権打倒をめざすことの確認文書への署名」を全立候補者に求めることも一つの方法であり、前原氏は、そのためにリーダーシップを発揮すべきだと述べた。

この時、民進党前議員達が、「血判状」に署名するぐらいの気概を持って、「アベ政権打倒」と、そのためのアベ批判の論陣について認識を共有し、一致結束していれば、局面も変わっていた可能性がある。関ケ原の戦いで西軍が壊滅した後、西軍に加わっていた島津軍は、徳川本陣を敵中突破し、九死に一生を得て薩摩に生還した。希望の党に加わった民進党前議員には、逆境を乗り越えるため、安倍政権打倒のための決死の行動が必要だった。

それとは対照的に、立憲民主党が純粋に政治信条と理念を守り抜く姿勢は、多くの国民の共感を得た。1年前にNHKの大河ドラマ「真田丸」が大人気だったのと同様に、日本人は、「逆境にあっても信念を貫き、戦い抜く姿勢」に好感を持つのである。

このような平成「緑のタヌキの変」で恩恵を受けたのは、自民党・安倍首相のように思える。しかし、果たしてそうであろうか。今回の選挙での共同通信の出口調査では、比例代表投票先を回答した人に安倍晋三首相を信頼しているかどうかを尋ねたところ「信頼していない」が51.0%で「信頼している」の44.1%を上回ったとのことだ。それなのに、自公で3分の2を超える圧勝だ。

森友・加計疑惑で窮地に追い込まれた末に、事実上首相に与えられている解散権を悪用して、政権維持のための「最低・最悪の解散」に打って出たことには、自民党内からも多くの批判があった。本来であれば、選挙で国民の厳しい批判を受けて当然だったのに、「緑のタヌキ」の「化かし」によって、結果的に救われただけだ。さすがに安倍首相自身も、そのことは認識しているのだろう。選挙での圧勝にもかかわらず、笑顔はなかった。

そして、何と言っても、この「変」の最大の被害者は、国民だ。安倍政権に対する民意と選挙結果が余りに大きくかい離してしまったことは、日本の社会にとっても不幸なことだ。しかも、今回の解散総選挙を通して国民の多くが安倍首相に抱いた不信は、ほとんど不可逆的なものと言える。そのような状況で「国難」に対処することこそが「国難」と言うべきだろう。

今後、安倍政権に対する対立軸として純化された立憲民主党を中心とする野党勢力が、森友・加計問題への対応への批判を強めていけば、選挙結果への反動もあって、内閣支持率は低下していくだろう。そのような状況でも、自民党は結束して安倍政権を支え続けるのだろうか。来年の総裁選を控え、自民党内でどのような動きが出てくるのであろうか。


編集部より:このブログは「郷原信郎が斬る」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は、こちらをご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 10:30:44 +0000 Mon, 23 Oct 2017 10:30:44 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029078.html アルゼンチン政府はなぜ借金を返せなかったのか http://agora-web.jp/archives/2029078.html 総選挙は希望の党のひとり負けで、安倍政権の信任投票のようなものだった。これ自体は国際情勢が不安定な中で結構なことだが、首相が勝利の弁で「プライマリーバランス(PB)を無理やり黒字化して、アルゼンチンは次の年にデフォルトになった」といったのはおかしい。

これを土居丈朗氏が指摘しているが、「PBを無理やり黒字化したから次の年に債務不履行になったのではない。債務不履行を避けようとPBを黒字にした」というのもおかしい。図のようにアルゼンチンは2014年にデフォルトになったが、その前からPBはずっと赤字である。

安倍首相の話は、その前の2001年のデフォルトを指していると思われる。「緊縮財政でGDPが下がってデフォルトになった」という「アメリカ大陸の国」の話は国会答弁でも出ており、藤井聡『プライマリー・バランス亡国論』の孫引きだと思われるが、この元が間違っている。

藤井氏の本には奇妙なことに問題のアルゼンチンのPBが書いてないのだが、これを世界銀行の統計でみると、ここでも1990年代後半のPBは赤字で、黒字になったのはデフォルトした2001年からだ(これは借金の一部を帳消しにしたので当たり前)。


したがって安倍首相の話は事実誤認だが、本質的な問題は緊縮財政がデフォルトの原因だったのかということだ。90年代後半に財政赤字は増えていたので、アルゼンチンは緊縮財政ではなかった。詳細は世銀のDPを読んでいただきたいが、彼らの指摘する最大の要因は、アルゼンチンの通貨ペソをドルと連動させた固定為替制度である。

1997年のアジア通貨危機と翌年のロシア金融危機で世界的に金融不安が高まる中で、アルゼンチンは運悪く「ブレイディ債」(80年代の通貨危機を救済するために各国がドル建てで過剰債務国を救済した債券)の借り換え期限が来た。

投機筋はアルゼンチンがドル・ペッグを外すことは必至とみてペソを売り浴びせ、アルゼンチン国債のドル建て価格は70%以上も暴落した(実質金利は暴騰した)。このため借り換えが不可能になり、デフォルト以外の選択肢はなくなったのだ。図のように、アルゼンチンの債務危機はほぼ100%この金利上昇で説明できる。

ここから導かれる教訓は、安倍首相の逆である。アルゼンチンは緊縮財政でデフォルトに陥ったのではなく、国際通貨危機という外的ショックの管理に失敗したために借金が返せなくなり、国債の暴落で財政も経済も破綻したのだ。それが安倍内閣の間にやってくる確率は低くない。

アルゼンチンの場合は外債の大量借り換えと国際金融危機が重なり、ドル・ペッグという特殊要因もあったので、日本政府が同じような名目債務のデフォルトを起こす心配はない。しかし日本の政府債務のGDP比はアルゼンチンのピーク時(150%)をはるかに上回るので、実質債務のデフォルト(財政インフレ)はありうる。

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Mon, 23 Oct 2017 08:30:34 +0000 Mon, 23 Oct 2017 08:30:34 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029060.html http://agora-web.jp/archives/2029055.html http://agora-web.jp/archives/2029053.html http://agora-web.jp/archives/2029047.html http://agora-web.jp/archives/2029032-3.html
http://agora-web.jp/archives/2029076.html 安倍〝戦時内閣〟は「国難突破」できるか(特別寄稿) http://agora-web.jp/archives/2029076.html

自民党公式サイトより:編集部

いよいよ米朝の軍事衝突が現実味を増してきた。当欄で指摘してきたとおり、たとえば2010年の延坪島砲撃のような突発的事態から武力紛争が拡大していくリスクはいまも高い(詳しくは拙著『安全保障は感情で動く』文春新書)。

加えて(残念ながら、そうなってしまう可能性が高いが)北朝鮮の核ミサイル開発を、制裁や交渉で止められない以上、米軍が航空攻撃を実施する可能性が増していく。

ならば、攻撃はいつか。時期的には今度の冬が危ない。極寒期は最低気温が零下20度に達し、すべてが凍りつく。そうした厳しい気象条件は、北朝鮮軍の行動を大きく制約する一方、米軍の航空攻撃に与える影響は少ない。米軍が大規模な地上部隊を半島に投入するなら話は別だが、その可能性は極端に低い。もはや米軍は朝鮮半島に限らず、中東でもどこであれ、大規模な地上作戦を展開する体力に乏しい。

このため、米軍の作戦行動は航空攻撃が主体となろう。そうした米軍の作戦行動にとり絶好のタイミングがこれから訪れる。なんらかの理由で米軍が軍事行動を控える場合も、今後さらに、各国による経済制裁の効果が出始める。来年2月9日から開催される平昌オリンピックの日程を睨みながら、今後いっそう半島情勢は緊迫していく。先日の総選挙を受け、改めて組閣される安倍晋三政権は第二次朝鮮戦争に対処する〝戦時内閣〟となるかもしれない。

おそらく総理はそうした腹を固めているのであろう。もし上記のとおり展開すれば、来年の通常国会で衆議院を解散できるチャンスを失ってしまう。だから「大義なき解散」との批判を甘受し、今回の「冒頭解散」に打って出た。そういう事情であろう。

実際、安倍総理は訪米前から「北朝鮮危機前に総選挙は今しかない」と語っていた。総理(と私)の盟友(荒井広幸「新党改革」元代表)が産経新聞のインタビューで、そう明かしている(下記サイト)。最近、他にも同様の情報を耳にした。日本政府の情報分析でも、北朝鮮危機は確実に迫っている。

荒井広幸・元新党改革代表「安倍晋三首相は『国民の結束を問いたい』と言ったんです」「北朝鮮危機前に総選挙は今しかない」(産経ニュース)

そのとき安倍内閣は「国難突破」できるのか。なるほど安倍総理や小野寺五典防衛大臣には、そうした能力や資質があるといえよう。ただ残念ながら、今回の総選挙では、具体的な対北朝鮮政策はほとんど語られなかった。

たとえば、旗国(北朝鮮)船長の同意がなければ立ち入り検査もできない船舶検査法の問題を指摘し、法改正を訴えた候補者がいただろうか(先月の当欄参照)。解散まで自民党が検討していた「敵基地反撃能力の保有」を主要な政策に掲げたのは、当の自民党ではなく、少数野党(「日本のこころ」)だった。その野党も今回、議席を失った。

さらに言えば、安倍総理は解散表明会見で「憲法改正」に一言も触れなかった。くわえて選挙中も、ほとんど語らなかった(詳しくは月刊「Voice」12月号拙稿)。今後「自衛隊の明記」をめぐり、与野党間で政治的な駆け引きが行われるのだろうが、元自衛官としては釈然としない。できれば、きちんと争点化したうえで、正々堂々「自衛隊」を憲法に明記してほしかった。

冒頭解散により、安全保障上の致命的な「政治空白」が生まれた経緯も無視できない。平和安全法制(いわゆる安保法制)は自由民主党と公明党の連立与党に加え、日本を元気にする会、次世代の党及び新党改革の野党3党を含む5党が合意し成立した(詳しくは月刊「正論」12月号拙稿)。

この5党合意は単なる口約束ではない。附帯決議として議決され、本会議で可決成立した。加えて「政府は、本法律の施行に当たっては(中略)合意の趣旨を尊重し、適切に対処する」と閣議決定された。いわゆる集団的自衛権の限定行使を巡り、こう合意された。

「存立危機事態に該当するが、武力攻撃事態等に該当しない例外的な場合における防衛出動の国会承認については、例外なく事前承認を求めること」

たとえば北朝鮮弾道ミサイルのグアム攻撃がこれに当たる。これまで「例外的な場合」と考えられてきたが、現実あり得る想定と言えよう。その際、政府は「例外なく(国会の)事前承認を求める」との「合意の趣旨を尊重し、適切に対処」しなければならない。そう安倍政権が自ら閣議決定してしまった。

それが「適切に対処」できない状況が生まれていた。衆議院は解散され、参議院を含め、永田町は〝もぬけの殻〟となった。憲法上は参議院の「緊急集会」が招集される建前だが、現実には弾道ミサイル攻撃などの「緊急」事態には対応できなかった。

加えて、平和安全法制は閣議(と国家安全保障会議)の議決を必要としている。今回の選挙中、防衛大臣は在京だったが、総理や閣僚は全国に散らばった。いざとなれば「電話閣議」で対処するつもりだったのだろうが、携帯電話の圏外を移動中など、それすらできない状況が生まれていた。

たとえば選挙カーの上で総理らが応援演説中に、もし弾道ミサイルが撃たれていたら、どうなっていたであろうか。携帯スマホで「緊急速報メール」を受信した聴衆がざわつき始めても、車上の総理らは(秘書官から報告を聞くまで)何が起こったのか分からない・・・そうした反安倍メディアにとり格好の場面が生起していたかもしれない。いくら安倍総理が「自衛隊最高指揮官」と名乗ろうと、常に「核のフットボール」を手放さない海軍士官が随行するアメリカ軍の最高指揮官(合衆国大統領)とは似ても似つかない。

総選挙を通じ、安倍総理は「国難」として北朝鮮情勢を語ったが、もし選挙中に半島有事が起きていれば、上記の政治空白が致命傷を生んだかもしれない。

ただ、実際問題「ならば、いつ解散すればよかったのか」とも言えよう。以上の問題は、緊急事態を本気で想定してこなかった戦後日本の病理(いわゆる平和ボケ)に起因する。これを機会に憲法と関連法制の抜本改正を図るべきではないだろうか。

最低でも、平和安全法制の抜本改正や、いわゆる敵基地攻撃能力の保有は検討してほしい。「国難突破」と大言壮語するのは、それからでも遅くない。

安全保障は感情で動く (文春新書 1130)
潮 匡人
文藝春秋
2017-05-19
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Mon, 23 Oct 2017 08:00:33 +0000 Mon, 23 Oct 2017 08:00:33 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029065.html http://agora-web.jp/archives/2029064.html
http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html 国政選挙における私の考え方&今夜の月9『民衆の敵』 http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html 千葉県議会議員の水野ゆうきです。

衆院選を終えて、候補者や選挙スタッフ、大変お疲れ様でした。

私の個人的な友人等も新人で初当選したり、比例復活したり、返り咲いた方も少なくありません。

国政という場で思う存分、頑張っていただきたいと思うと同時に

驕らない、偉ぶらない、権力を見せびらかさない政治家として国民目線で活動していただきたいと心の底から願っています。

そして風が吹いていた希望の党が様々な要因で失速し、立憲民主党は躍進をし、自民党が大勝しました。

やはり、希望の党に関しては小池代表の言葉の使い方や協定書の踏み絵、代表と写真を撮るために3万円を支払うことや、私の同志である上田令子都議、おときた都議の都民ファ離党等に加えて、やはり選挙の時に思想やイデオロギーを変えて政党を変えたというのは、印象が良くなかったと思います。

これは私は常々言っていることで、私の「政党ロンダリング」反対に関しては既に2014年の時点でハフィントンポストで記事にもなっています。

政党ロンダリングが政治不信を招く ~前回はどこの党で立候補・当選しましたか?~

今回の選挙における野党の動きについて、テレビのコメンテーターや記者、解説委員等、多くのメディア関係者も言及していますが、ネット(SNS)の普及等で政党ロンダリング(政党サーファー)が見える化されてしまっていて有権者を誤魔化せなくなってしまったのです。

今では国政選挙に入った地方議員の顔写真等もSNSに晒されます。

特に国政は地方議会とは異なり、政党政治であり、思想やイデオロギーによって政策を作り、それが一番の柱です。

その柱を選挙に当選したいからと簡単に政党を渡り歩くということに有権者が信用できない、という判断をくだしたのだと思います。

その為、私がこれから注視するのは(皆さんに注視してもらいたいのは)、希望の党から立憲民主党に行く政治家がいるかどうかなど、ということをはじめとした野党編成です。

それにしても国政選挙に「無所属」で当選した候補者は凄いですね。

こうしたことを考えると、やはりネットはメリットデメリット含めて政治に少なからず影響を与えていると思います。

さて、昨日もブログに書いた内容ですが、今回の衆院選で嵐のように電話が来て、記者から取材をたくさん受けました。

内容は

『水野さんが衆院選に出るという話が出ている』

ということ。

記者の皆さんには私から「そんなつもりは一切ないし、そんなことを一言も言ったこともない」と応え、こうしたやり取りを一日中繰り返していました。

なぜこんな話になったのか?

実は複数の県議や市議からも同様の質問をされ、「新党から出るらしい」などという根も葉もない噂が出ているよ、と親しくしている議員たちからたくさん耳にしました。

「全くその気はありません!」としか言いようがありませんでした。

そして柏の方から「水野さん」が出るという話が出回り、私にたくさん確認の電話が来たのですが、ふたを開けたら千葉13区(一部柏市を含)にて希望の党から出馬したのが男性の水野さんという方でした。

そう、単なる名前間違い・・・・。

確かに柏市あたりで「水野」という苗字で私を思い浮かべて話を膨らましたのでしょうが、いくらなんでも想像で尾ひれを付けすぎ、話を作りすぎ。

一部の議員や記者は私に確認を取り、誤解や間違いがあったことに対して改めて謝罪がありましたが、こうしたことのみならず、私が一切言ってもいないことを情報操作のためにゼロから話を作り上げて、デタラメを一部の人たちが流す政治家に対して残念でなりません。

私たち地方議員は休む暇もないほど、くだらない噂をする時間もないほど、地域の課題があるはずです。

私も地方議員として7年目に突入するわけで、県議当選後も色々な形でお話しがあったことは否定しませんが、今の私が答えです。

しっかり県議として我孫子市、千葉県のために活動していきます。

これに尽きます。

 

さて!今日から始まるフジテレビ系月9ドラマ『民衆の敵』!

実は突然の衆議院解散と選挙に伴い、前代未聞で放送が延期になっていました。

篠原涼子さん主演で新米の女性議員が議会のドンや世の中のおかしいことに立ち向かっていくストーリーです。

私も市議に初当選したときの気持ちをずっと忘れずに無所属を貫いてしがらみややたら不明な権力(?)を嫌って活動していますが、このドラマから地方政治について少しでも関心を持っていただければと思います。

ちなみに議会で寝ている議員に新米議員の篠原涼子さんが起こすシーンがありますが、いやはやあっぱれ!
私も初心を忘れずに頑張ります!


編集部より:このブログは千葉県議会議員、水野ゆうき氏のオフィシャルブログ 2017年10月23日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、「水野ゆうきオフィシャルブログ」をご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 07:00:11 +0000 Mon, 23 Oct 2017 07:00:11 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029075.html 希望の党の再生は、細野さんと長島さんを中心に進められるのがよい http://agora-web.jp/archives/2029075.html

希望の党ツイッターより:編集部

希望の党にまったくチャンスがなくなったわけではない。

いい人材さえ集まれば、希望の党の再生は不可能ではない。

問題は、希望の党のリセット、再生の舵取りを誰がやるべきか、ということだろうと思う。

落選してしまったために国会議員として希望の党の運営に参画できなくなった若狭さんがこれから希望の党にどのような形で関与されるのか分からないが、やはり新党づくりに奔走して来られた若狭さん、細野さん、長島さんの3人が希望の党再生の舵取りを担われるのが筋だろうと思う。

選挙の直前に希望の党に合流して当選された方々は、希望の党が立ち上がらなくて民進党のままで選挙をやったらどういうことになったか、ということを考え、その比較の上で希望の党におけるご自分の立ち位置を決められたらいいのではなかろうか。

比例区で復活当選された方々は、希望の党がないままに無所属なり民進党で立候補されていたら、この度の選挙での当選はなかったはずである。

いや、自分は本当は立憲民主党の方がよかったのだ、などと仰る方もおられるだろうが、皆さんが希望の党に入党を決意された時には立憲民主党は出来ていなかったはずである。

当選すれば皆、平等だ、などと思っておられるかも知れないが、皆さんが希望の党に入党される前に新党設立のために奔走しておられた若狭さんや細野さん、長島さんに敬意を表されるのがいい。

小池さんのワンマン体制をいつまでも続けるわけにはいかない。
臨時の代表代行に樽床さんが指名されたようだが、これからは細野さん、長島さんを表に出すことである。
いずれは民進党の代表である前原さんも希望の党に合流することになるとは思うが、当面の希望の党のリセット、再生の作業は細野さんと長島さんの二人が担当されるといい。

この二人が希望の党の表看板になれば、希望の党のイメージがぐっと良くなるはずである。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年10月23日の記事をまとめて転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 06:30:53 +0000 Mon, 23 Oct 2017 06:30:53 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029072.html 2020に向けITインフラの整備が進んでいます。 http://agora-web.jp/archives/2029072.html

「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会」幹事会@総務省。
坂村健さんが主査。
2020Tokyo大会に向けたIT基盤の整備策をたたかわせています。
ぼくはデジタルサイネージや高度映像配信などの立場で参加しています。

大人数の会議でして、政府は総務省、経産省、内閣官房、国交省、スポーツ庁、観光庁。
東京都やオリパラ組織委。
通信、放送、メーカ、商社、広告、ソフトハウス、大学などなど。

東京都は東京マラソンなどでNICTのVoiceTraなど多言語翻訳システムを導入、デジタルサイネージやペンダント型翻訳機を利用。
都バス案内のサイネージ設置も進めているそうです。

総務省は数々のアクションプランを展開中。
多言語翻訳技術の実装、オープンデータの利用推進、放送コンテンツの海外展開促進、無料公衆無線LANの整備、5Gの実現、4K8Kの推進、サイバーセキュリティ対応など。

IoTおもてなしクラウド事業について、竹芝や渋谷で行った実証実験の報告もありました。
デジタルサイネージによる多言語情報提供、音楽イベントのチケットレス入場など。
ぼくもデジタルサイネージコンソーシアムやCiP協議会として代表参加しました。

マイナンバーカード利活用策の一環で、チケット適正転売のシステム実証についても報告がありました。
6月から音楽業界をあげて取組みが始まったもので、ぼくも会長として携わっています。
関係者が一つのテーブルにつくという点で貴重な動きであり、前進させたく存じます。

高度な映像配信システムについては、実証実験を10ヶ所で行い、4K8Kの配信プラットフォーム作りを進めます。
こちらは映像配信高度化機構として取り組んでいます。
理事長として関わっています。

映像配信高度化機構の吉沢事務局長によれば、2020大会を4K8Kパブリックビューイングで利用する意向は77%を示したそうで、そのための技術仕様やサービス・ガイドラインを策定することとしています。
18年平昌、19年ラグビーW杯、20年Tokyoに向けて実装を進めます。

この会議の下に、スポーツ☓ICTのタスクフォースが置かれ、報告がありました。
1.デジタル・スタジアム:wifi、AR/VR、サイネージの整備
2.高度映像配信:4K8Kパブリックビューイング
3.データ利活用:データ取引市場等の整備
の3点を進める。
やりましょう。

ぼくからはクラウド型デジタルサイネージ、4K8K配信システム、チケット適正転売システムなどの整備状況を補足しました。
気がつけば、デジタルサイネージコンソーシアム、映像配信高度化機構、CiP協議会、超人スポーツ協会などなど自分が代表を務める多くの活動がみな関わらされています。

というのも、本件がビジネス振興ではなく「インフラ整備」策であり、ぼくの活動の多くもインフラ整備だから。
ネットや地デジの次のインフラ、4K8K、VRAR、5G、IoTなどなど、2020Tokyo後のレガシーを、この際ぐっと整えましょう。

報告を受け、議論もありました。
デジタルサイネージが災害時に役立つといったことの周知が進んでいない(読売新聞・地野委員)。
インフラ整備は進んでいるが、ビッグデータとオープンデータの連携、データ利活用の方策が手薄(東大・須藤委員)。
御意。

スタジアムのIT整備には格差があり、対応したくないというスタジアムのオーナーも多いという指摘もありました。
最高水準のスタジアムをホメて公表するのがよい。ホメて伸ばそう。

坂村主査が締めました。
都市機能をITで向上させるのは世界的な課題であり、日本の動きにアメリカは関心を寄せている。
2020大会に向け、マイナンバーをどうヒモつけていくか、PDSや情報銀行をどう結びつけるか、これらは国の役割。がんばろう。

2020大会というわかりやすいアイコンのおかげで、スマート後を担うインフラの、多面的なIT対応がダンゴムシのように転がり始めました。

この際、産官学、行けるところまで行こう、てなノリです。


編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 02:30:56 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:30:56 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029073.html
http://agora-web.jp/archives/2029073.html 【映画評】バリー・シール/アメリカをはめた男 http://agora-web.jp/archives/2029073.html バリー・シール アメリカをはめた男

民間航空会社に勤めるバリー・シールは、トップクラスの操縦技術を持つ天才パイロット。ある日、CIAエージェントにスカウトされた彼は、極秘作戦に加わるが、偵察飛行機のパイロットとして働く過程で、伝説的な麻薬王と接触するようになる。やがて彼は、CIAやアメリカ政府の命令に従いつつ、同時に違法な麻薬密輸ビジネスで数十億円の金を荒稼ぎするようになる。しかし、彼の背後には大きな危険が迫っていた…。

1970年代に、航空会社のパイロットからCIAのエージェントに転身、さらに麻薬の運び屋として巨額の富を得た実在の人物バリー・シールの半生を描く人間ドラマ「バリー・シール/アメリカをはめた男」。魅力あふれる悪党の活躍を描く、いわゆるピカレスクものだが、CIAや政府を巻き込んでの悪行は、あきれるばかりの狂騒で、これが実話だというから驚いてしまう。悪人であろうと使える人材はまるごと抱え込み利用するアメリカという国は、まったく懐が深い。

だが副題にもなっている“アメリカをはめた男”というのは、少し違う。確かにバリー・シールは、CIAにスカウトされ、トンデモないことをやってのけた。だがバリー自身の意志で行ったのではなく、相手に言われたことを操り人形のようにこなしただけなのだ。それでも、レーガンやノリエガ、ブッシュなどの実在の大物がストーリーに浮上すれば、これはバリー・シールという狂言回しによって語られる、アメリカの愚行そのものの物語なのだと気付く。ダグ・リーマン監督の父は、本作の最後にチラリと語られる「イラン・コントラ事件」の真相解明に尽力した人なのだそう。ノリはあくまでも軽く、トム・クルーズはあくまでも俺様スター。社会派映画でありながら、コミカルな味付けの風刺をたっぷり込めた歴史秘話的エンタテインメントとして楽しめる。
【65点】
(原題「AMERICAN MADE」)
(アメリカ/ダグ・リーマン監督/トム・クルーズ、ドーナル・グリーソン、サラ・ライト・オルセン、他)
(歴史秘話度:★★★★☆)


この記事は、映画ライター渡まち子氏のブログ「映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評」2017年10月22日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は公式Facebookページから)。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 02:30:54 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:30:54 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029065.html 正々堂々と戦い抜くことができました! http://agora-web.jp/archives/2029065.html 12日間にわたる選挙戦を支えて下さった同志の皆様、地元後援会の皆様、そしてボランティアとして献身的に選挙戦を支えて下さった全国の支持者の皆様、皆様のお力で当選することができました。小選挙区では自民候補に競り負けましたが、政権与党に勢いがある中、正々堂々と戦い抜くことができました。

特に、全国平均の投票率が52.6%から53.6%に1%持ち直したにもかかわらず、またも台風が直撃した大阪9区の投票率は54.23%から51.86%に2.37%も減少、そうした中、相手候補が2千以上得票を減らす一方、私の得票数が増加したことは、ご支持の輪を拡げていただいた証左です。

私は、公示日に前後して「連続落選なら比例枠を返上する」「相手陣営と正々堂々と戦った上でなら二言なし」「背水の陣で戦い抜く」とツイートしましたが、大阪9区以外の皆様からも比例票を通じて「足立支持」の票を多数いただいたことを知り、そうした有権者のお気持ちに応えていく決意を固めました。

もちろん、比例枠は日本維新の会という政党名での投票ですから、「ツーストライク・アウト」方式の運用を含めて私の進退は松井一郎代表にお預けしているわけですが、党が「厳しい審判」(松井代表)を受ける中で、私一人が「我儘」を通す余裕はありません。これまで以上に党勢拡大に邁進する所存です。

なお、「正々堂々」と書きましたが、誹謗中傷、デマ拡散等公正さに欠ける活動が相手陣営幹部にあったことは備忘のためにも明記をしておきます。小坪とかいう共産党以下の輩と結託し、私の母の宗教・信仰に手を突っ込んできたことは絶対に許せまん。正義は私にあるとここに宣言しておきたいと存じます。

今日から闘いが始まります。今回の野党再編劇が、単なる民進党の看板が掛け変えだけに終わるのか、希望の党に駆け込んだ議員が本当に身を切るのか、憲法改正の国民投票に協力するのか、地方分権に真剣に取り組むのか。私たちは政府与党にも是々非々ですが希望の党にも是々非々で戦い続けてまいります。


編集部より:この記事は、衆議院議員・足立康史氏の公式ブログ 2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は足立氏のブログをご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 02:30:44 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:30:44 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029064.html 衆議院選、雑感:いつまでも若者や投票率のせいにするな http://agora-web.jp/archives/2029064.html

まだ、完全に開票が終わっていないけど、選挙の雑感を徒然なるままに。・・・この写真だとまるで私が選挙に出たみたいだね。

選挙は、選挙である

友人が立候補したり、先輩の応援弁士をする貴重な機会もあり。選挙を間近で見ることができた。

それはそれで良かったのだが・・・。いや、それがあったからこそますます確信したのだが。

いつも書いていることだが、「選挙は、選挙だ」という言葉を今回も噛み締めたい。支持率、不支持率が大事なはずなのに、それ「だけ」では決まらない。支持母体、街頭での演説やビラ配り、電話掛け(その場面を見れたのは貴重だった)など、地道な努力で成り立っている。

さらには、批判の声も大きいが、制度の弊害というものもあり。「政権交代可能な二大政党制を目指せ」と言いつつも、結局、一強を作り出す要因に実際はなっていないか?

消極的な支持

「消極的な支持」というものもあり。自公の大勝に終わりそうだが、支持者も全面的に支持しているわけではないだろう。実際、アベノミクス支持者でも、成長戦略については疑問を持っていたり、さらには経済以外の分野では反対だったり。

その点、小泉進次郎は「森友・加計問題に関して現場でまだ納得していないと感じた」という趣旨のコメントをしており。この人が人気がある理由はよくわかった。ポーズかもしれないけどな。

安倍も嫌いだが、小池、前原、細野はもっと嫌いという人たち?

賛否はともかく、この時期の解散というのは、結果として自民党にとって有利にはたらいた。安倍は本当に運がいい。希望の党は出落ち。小池・・・細野・・・前原・・・。自分以上のヒールが出てきた感じ。スタッフにも恵まれなかったかも。でも、なんだかんだいって、当選するはずの人が通っている?風がふいたが、さらに台風がという。

政権交代しない野党にも存在意義はあるのではないか

石原慎太郎もTwitterで褒めていたが、枝野幸男は男をあげた。友人や先輩が立候補したこともあり、立憲民主党の演説会には可能な限り通った。もっとも、政権交代可能な野党ではなく、良いカウンターという感じ。私はそれでいいと思う。選挙のシステムなどを考えると、数の論理だけではなく、質の論理で政治を動かすというスタイルもアリだと考え。上手く与党にブレーキをかけること、野党の視点をねじ込むことを期待したい。

応援弁士をして見えた世界

応援弁士をさせて頂いた荒井さとし先輩が当選してホッと一息。「お前のようなクソサヨクが立憲民主党のイメージを下げている」というご批判も頂いていたので。講演と講義は違うといつも悩んでいるけど、演説もまた違う。まあ、賛否あると思うし、いっぱいアンチも増えたと思うし、母からも仕事減るぞと言われたが、立憲民主党の応援をし、選挙カーに乗ったからこそ見えた世界に感謝している。

若者のせいに、するなよ

「若年層の投票率アップが課題」というテンプレ、やめて欲しい。若者は忙しいのだ。教え子たちもバイトなど学生生活のために期日前投票に行っていた。若者のせいにするなよ。政治に関心を持つには時間がかかる。

この「投票率アップが課題」って、たしかに投票率がアップしたら対自民のブレーキになることを期待して言われている部分があるかと思うが、アップしたところで、ますます自民党が強くなった瞬間、絶望に変わる。

この時期に、親子で乗ったタクシーの運転手が、政治というか、社会運動に詳しい人で。日本の右翼、左翼の歴史を最寄り駅~実家の往復でレクチャーされるという。高卒でずっと働いているそうだが、こういう勉強熱心な市民に感動しつつ。彼も解説していたが、「若者は自民党が好きなんだよ。安心したいから」と吐き捨てるように語ったのが、印象的だった。

「若者が政治に関心がない」というのは、どの部分を言って決めつけているのか。そして、不安であるがゆえに、実態についての検証はともかく、強そうな安倍、自民を選んでしまうのでは。

あと、他国の投票率って、高いんだったっけ?「投票率が低い」という論者にはぜひ教えて頂きたい。

改憲と言ってもね

選挙が終わったが、争点(?)だった点については今後も議論は盛り上がるだろう。いや、盛り上げなくてはいけない。特に「改憲」についても、何をどう、どこまで改憲するのか。「改憲勢力」も一枚岩ではないはずだ。議論することが必要。

現状の選挙制度のもとで2/3以上の支持を得ることと、国民投票で過半数の支持を得ることは話は別。

保守、リベラルを手放そう

保守、リベラルという言葉をもう手放そう。右派、左派も。この奇妙な対立軸のねじれを整理していかなくてはならない。

考えること、議論することがますます大事だと実感。

あくまで市民の雑記として読んでもらいたいが、こんな感じで。選挙カーの上に乗ったからこそ見えた世界には感謝しているよ。ますます政治家にはなりたくないと思ったが、権力を監視すること、大きなもの、流れにのりがちな中で第二、第三の視点を加えること、社会に自由な気風を保つために頑張るよ。まずは目の前の仕事から。

・・・しかし、豊田真由子の「このハゲー!」が何度も流されて、薄毛の人にとって辛い選挙期間だったと思う。山尾志桜里さん、選挙スローガンそのまま「立ち向かう。」をやりきってよかった。高校の先輩、2人の当選をお祝いしつつ。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 02:30:36 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:30:36 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029071.html 新興国に行くと「ジャパンクオリティ」を再認識させられる http://agora-web.jp/archives/2029071.html

ホーチミンから早朝の飛行機でプノンペンに到着しました。移動は60人乗りのプロペラ機。いつものことながら、なかなかスリリングです。

ホーチミンとプノンペンは、とちらも新興国の中心都市ですが、街の発展段階は大きく異なります。ホーチミンに比べれば、プノンペンはまだ街も小さく、経済状態も豊かとはいえません。プノンペンの投資用の不動産はボンケンコン1と呼ばれる中心部の一部のエリアに集中しています。狭いエリアに集中しているため、半日もあれば主要な物件をすべて視察することができます。

今回のプノンペンの訪問では、「ジャパンクオリティ」の素晴らしさを再認識する機会がたくさんありました。

例えば、ホテルです。カンボジアでは東屋と言う日系のホテルに初めて宿泊してみました。50ドル前後のリーズナブルの価格で、屋上には露天風呂がつき、朝食は日本式の焼き魚などの和食です。ホーチミンにも展開しているチェーンのようですが、ホテル内のマッサージが1時間10ドル足らず。ルームサービスのビールは1本1.5ドル。出張者には魅力的なホテルだと思います。

特筆すべきは、行き届いた室内清掃ときめ細かなサービスです。新興国では高級ホテルでも清掃が甘いところが多いのですが、ここは完璧。この価格でこのクオリティは、日系ならではの品質管理です。

また、不動産視察の途中で、タニチュウアセットメントの谷俊二さんという現地で不動産開発を手掛ける日本人の方にお会いしました。谷さんが手掛けて完成させた15階建の「J-CITY コンドミニアム」は入居率100%で退去待ちのお客様がいるほどの人気物件。圧倒的なセキュリティと管理のクオリティで入居者の支持を得ています。建物を拝見して、日本人経営者ならではの品質の高さを感じました。

さらに、国内で不動産開発を手掛けるジャスダック上場企業のラ・アトレさんもプノンペンで不動産開発に参入。こちらのモデルルームにもお邪魔しましたが、日本の建設技術をプノンペンに持ち込むという意気込みで、物件の開発を進めています。間取りや建設技術など、日本の優位性を取り入れたハイクオリティの物件が提供されることになりそうです。

新興国の発展途上のサービスや商品を経験すると、日本の品質の高さを改めて感じます。顧客ニーズをしっかりと捉えた、日本人の職人気質の品質管理。日本では当たり前のことが、アジアの新興国では、まだまだ高い競争力になっているのです。

カンボジアの最新情報は、こちらのセミナーでも参加者の皆様にご提供いたします。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 02:30:34 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:30:34 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029066.html 第48回衆議院議員総選挙 3期目当選のご報告 http://agora-web.jp/archives/2029066.html この度の総選挙では大変お世話になりました。多くの方にご支援をいただき、12日間活動することができました。結果、110,547票と前回の101,809票を上回る得票をいただくことができました。

本当にありがとうございました。

今回の選挙戦は「実感をその手に。ともに前へ」というテーマを掲げ、一つ一つの政策を各地で丁寧にお伝えさせていただきました。その背景には、政局の混乱が多く報じられるなかだからこそ、丁寧に選挙の論点と将来ビジョンを提示することで、47万人の福山市民、1億2000万人の国民の皆様の納得と共感のもと、ともに一歩前に歩みを進めていきたいという想いがありました。

なぜなら、これから私たちが歩む人口減少時代。厳しい時代ではあれど、前向きなものとするために、人が少なくなるからこそ今の人たちが大切にされ、価値が高まり、障がいがあっても、体力がなくても、それぞれにチャンスがある前向きな社会をつくっていきたい。その実現のためには政治と国民が将来ビジョンを共有してともに前へ踏み出して行く必要があると考えているからです。

そして、人口減少時代の後にも明るい未来があることを共有することが、若者の将来不安を払拭し、結婚・子育てをはじめ、それぞれの人生の選択を制約することなく、一歩を踏み出して行くことができる時代をつくるのだと信じています。

今後も引き続き、目の前にある日本と地域の課題から目をそらさず、真摯に向き合って参ります。

本来であれば翌日から応援頂いた皆様のもとへご挨拶に伺うべきところですが、本日10月23日の正午には、政務官として在京当番と公務日程の為、東京にいなければなりません。ご理解のほど何卒宜しくお願いいたします。

昨日より全国で大雨により被災された方々には心からお見舞い申し上げます。災害対応についても、消防庁を司る総務省の政務官として迅速に取り組んでまいります。

皆様のご期待に応えられる政治家として、内閣の一員である政務官としての責務を果たし、皆さまからのご信任に結果でお応えするべく邁進して参ります。

引き続きのご指導ご鞭撻を宜しくお願いいたします。

なお、解散後に気づきをいただいた下記については、しっかり進めていきたいと思います。

・難聴者を対象とした電話リレーサービスのテキストメッセージ対応

・yahoo!さんが取り組まれている、視覚障がい者向けの「聞こえる選挙」の取組への積極的な対応

サイト:https://kikoeru.yahoo.co.jp/2017/


編集部より:この記事は、総務政務官、小林史明氏(自由民主党)のオフィシャルブログ 2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林ふみあきオフィシャルブログをご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 02:30:28 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:30:28 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029070.html 「死」をタブー視してはならない http://agora-web.jp/archives/2029070.html 人は生きている。同時に、等しく「死」に向かって突っ走っている。この明確な掟のもと、喧騒な日々を、時には喜びを感じ、時には涙を流しながら生きている。「死」は、「生」と共にわれわれの人生の同伴者だ。

▲ウィ―ンの世田谷公園の秋風景(2017年10月15日、ウィ―ンで撮影)

▲ウィ―ンの世田谷公園の秋風景(2017年10月15日、ウィ―ンで撮影)

ローマ法王フランシスコは18日、サンピエトロ広場の一般謁見の場で、数千人の信者を前に、「死をタブー扱いにしてはならない」と語りかけた。

法王は、「現代社会では死はタブー視され、その秘密について、もはや誰も語らなくなってきた」と指摘し、「死はわれわれの人生を審判する。われわれが誇りに思ってきたことや怒りや憎悪の行為が空虚だったことを示す機会となる。われわれは人々を十分に愛さなかったこと、人生で大切なことを無視してきたことを苦痛の思いで回想する。もちろん、その逆も考えられる。いい種をまき、良き実を刈り取ることにもなる」と説明した。

そのうえで、「イエスは死の秘密をわれわれに啓蒙した。彼は友ラザロの死に涙を流し、彼を再び生かした。同じように、会堂司の娘でも同じことが起きた。会堂司に対し、恐れず、信じなさいと語ると、娘は蘇り、歩き出した」という新約聖書のイエスの言葉を引用する。

それでは、「死」について考えてみよう。新約聖書の「死」には2通りの概念があることに気がつく。「ルカによる福音書」によれば、父親の葬式のために自分の家へ帰ろうとする弟子に、イエスは「死人を葬ることは、死人に任せておくがよい」と語る。前者の死人は肉体の寿命が尽きた人間であり、文字通り人間の五感が機能しなくなった人間だが、後者は肉体の死とは関係なく、葬式に集まった人々を指している。イエスは別の個所で神の愛の下に生きる人間は「たとえ死んでも生きる」(「ヨハネによる福音書」)と主張している。

イエスは生前、少なくとも2人の死人を蘇らせた。ラザロであり、会堂司の娘だ。2人とも肉体的には死んでいたが、家族の神への信仰ゆえに生き返ったというのだ。この場合、肉的な蘇生だろう。
イエス自身も十字架に亡くなり、3日後、復活した。イエスの復活に対し、肉体復活か、それとも霊的復活かでキリスト教会では見解が分かれている。新約聖書の記述を読む限り、イエスは時空を超えて行動しているから、イエスの復活は霊的なものと受け取るべきだろう。「死」に2通りの概念があるように、「復活」にも2通りの現象があると受け取れるわけだ。

人は永遠に行きたいと願う。病があれば、それを治癒し、健康体で生き続けたいと願う。現在の再生医学はその願いを追及している。イエスの復活の恩恵を受け霊的復活を体験する信者たちも、やはり肉的復活への願望を消去することはできないのが、偽りのない人間の姿かもしれない。

肉的な死は避けられないだろう。人間の肉体も自然の鉱物、要素で構成されている。時が来れば消滅する。それでは人間の精神、愛してきた人への想いなどは肉体の死と共に消滅するだろうか。この問いへの答えは科学の発展をもうしばらく待たなければならないだろう。いずれにしても、霊的な世界の解明が待たれる。

興味深い点は、人間の人生で重要な愛、空気などは不思議と不可視的だということだ。全ての人間が共有できるように不可視的な存在となっている。愛が可視的だったら、独裁者か大資産家が買い占める恐れが出てくる。

幼虫が蛹となって成熟し、脱皮して蝶となって飛び立つように、人間も肉体という衣を脱いで、時空を自由に飛び交うことができる世界に入るのではないか。その意味から、「死」は終わりではなく、新しい世界への出発となる。悲しい葬式ではなく、新しい出発を祝う歓送会となるわけだ。

今年も「死者の日」がくる。欧州のローマ・カトリック教会では来月1日は「万聖節」(Allerheiligen)」、2日は「死者の日」(Allerseelen)だ。教会では死者を祭り、家族は花屋で花を買い、亡くなった親族の墓に参る。

ハムレットではないが、死んだ世界から戻ってきた者はいない。死者はもはや肉体世界に戻る必要はない。死者を憂いなく新しい世界に飛び出させてあげることこそ、まだ生きている人間の使命ではないか。


編集部より:このブログは「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2017年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 02:30:22 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:30:22 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029068.html 安倍首相率いる与党が大勝、海外メディアはこう伝える http://agora-web.jp/archives/2029068.html

第48回の衆院選挙では、自民党と公明党の与党が3分の2以上を確保する大勝に終わりました。海外メディアは、選挙結果について1)安倍政権が経済政策、北朝鮮問題への対応で信任獲得、2)憲法第9条の改正に前進も世論は慎重、3)野党は希望の党が大敗――などを軸に伝えています。米国をはじめとした海外メディアの第一報は、以下の通り。

●日本の安倍政権、衆院選の勝利で3選へ地盤固め(Japan’s Abe Cements Hold on Power With Election Win)―WSJ

→安倍首相は経済政策と北朝鮮への脅威をめぐる自身の舵取りを国民投票で問い、強力な信任を獲得したと報道。安倍首相は1947年に日本国憲法が施行されて以来初の改正に挑むとし、70周年の節目となる2017年5月に「2020年の改正を目指す」との発言を取り上げた。ただし朝日新聞の世論調査を掲げ改正は非常に困難とも報道し、自民党以外に投票したという有権者の声を記事の終わりに紹介。

●日本の安倍晋三、衆院選で大勝し選挙実施リスク報われる(Election Risk Pays Off for Shinzo Abe of Japan as His Party Appears to Win Big)―ニューヨーク・タイムズ紙

→衆院選での大勝を報じつつ、テンプル大学でアジア研究学科のジェフリー・キング教授による「安倍の謎」発言を取り上げる。キング教授によれば、安倍首相は「有権者に不人気で、特に政策が人気なわけではなく、指導者として評価されていないにも関わらず、選挙で勝利できる」ことが謎だという。一方で、スタンフォード大学のアジア太平洋研究センター研究副主幹を務めるダニエル・スナイダー教授が「目の前に恐ろしい脅威が存在し、自分なら対応できるとのメッセージを安倍首相は効果的に伝えた」と分析したとも報道。自民党に投票した有権者の言葉を記事末に取り上げ、与党としての信頼感が有権者の支持を集めたと伝えている。

●安倍晋三、日本の指導者として最長記録に近づく―Shinzo Abe just moved closer to becoming Japan’s longest-serving leader―クオーツ

→安倍首相が2018年9月の自民党総裁選で勝利すれば、首相在任日数記録を更新する可能性があると報道。なお戦後における首相の在任期間が3年に満たなかった首相の数は、24人に及ぶ。

なお在任日数1位は第11代首相の桂太郎氏(2,886日)、2位は第61代首相の佐藤栄作氏(2,798日)、3位は第10代首相の伊藤博文氏(2,720日)。安倍首相は4位で2,100日を超えています。

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(作成:My Big Apple NY、出所:Quartz/Atlas

●安倍、衆院選の勝利を経て平和主義憲法の改正を推進へ(Abe to push reform of Japan’s pacifist constitution after election win)―ロイター

→衆院選の大勝を受け、2012年12月に始動した安倍政権は2018年9月の自民党総裁選での勝利を盤石とさせ、2021年までの長期政権に突入する見通しと報道。一方で小泉進次郎筆頭副幹事長の「国民は我々に飽きが来ている」との発言を伝えたほか、憲法改正については公明党が支持するか不透明と指摘。

●安倍、衆院選で力強い信任を獲得(Shinzo Abe secures strong mandate in Japan’s general election)―英ガーディアン

→北朝鮮への強硬路線と憲法改正に向け強い信任を得たと伝えたほか、安倍首相による「あらゆる選択肢を有する」との米国と歩調を合わせた発言を紹介し軍事行動も辞さない構えと報道。トランプ米大統領の11月5~7日の訪日予定を報道することも忘れない。憲法9条の改正については日本国内で世論が分かれ、安倍政権が行動を起こせば中韓の怒りを買うと明記。

●日本の与党、野党分裂の最中に衆院で3分の2を獲得(Japan’s ruling camp wins two-thirds majority in lower house election amid opposition splitting-up)―新華社

→安倍首相率いる与党が3分の2以上(super majority)を獲得する大勝を飾ったと報じ、首相による「勝利に対し謙虚に向き合っていきたい」との発言を紹介。憲法改正への意欲も伝えた。立憲民主党に対しては、選挙2週間前の政党発足にも関わらず希望の党の失速を手掛かりに有権者の厚い支援を得たと指摘。台風21号の猛威に直面し投票率低下が予想されながら投票率は2014年衆院選の52.66%を上回り、期日前投票は過去最高の2,100万人と有権者の20.1%で過去最高を記録したと伝えた。

――個人的には人づくり革命や消費税引き上げにも、触れて欲しかったですね。特に人づくり革命は2兆円の対策を表明済みで、安倍首相も勝利を受け「しっかり公約を実行する」と明言していました、経済政策、構造改革の一環としてもう少し注目されてよい気がするのですが、そもそも“人づくり革命”の英語表記すら定まっていない気がします。10月13日にリリースされた世界銀行・IMF総会の黒田総裁による演説でも、“人づくり革命”の英訳が見当たりません。キャッチ―な言葉を駆使すれば、SNSで拡散して話題を呼べそうなんですけどね。ちなみに、以下は黒田総裁の演説内容です。

日本語「・・また、人生100年時代を見据え、幼児教育・高等教育の負担軽減や、リカレント教育の拡充を通じて人材の質を高めていくこと(「人づくり革命」)の二つに取り組んでいきます。持続可能で包摂的な成長を実現するためにも、引き続き、政府・日銀が一体となって、あらゆる政策手段を総動員して、アベノミクスを一層加速していきます。」

英訳We will therefore upgrade our investment in human capital, including through reducing the financial burden related to early childhood as well as advanced education, and championing recurrent and life-long education. With a view to achieving sustainable and inclusive growth, the government will accelerate Abenomics by all policy tools—monetary, fiscal, and structural—in cooperation with the Bank of Japan.」

WSJ紙などは、日銀総裁人事やカジノを含む統合型リゾート(IR)導入などを取り上げても良かったのではないでしょうか。全般的にNHKの報道を焼き直ししているだけの側面は拭えず、日本の情勢を英語で発信できる情報ソースの必要性を痛感した次第です。

(カバー写真:Dick Thomas Johnson/Flickr)


編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2017年10月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。

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Mon, 23 Oct 2017 02:30:13 +0000 Mon, 23 Oct 2017 02:30:13 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029013.html 「ネットはフェイク」とケンカを売る新聞業界 http://agora-web.jp/archives/2029013.html 新聞週間に合わせて日本新聞協会は第70回新聞大会を開催したが、白石興二郎会長(読売新聞グループ会長)のあいさつは首を傾げさせるものだった。白石氏は次のように話している。

各社がこれまで積み重ねてきた正確で多様な報道によって新聞の信頼度が維持されている日本でも、ネット上には真偽不明の情報が現れ、拡散され続けています。今年の新聞週間の代表標語には、「新聞で見分けるフェイク知るファクト」が選ばれました。確かな取材で真実を見極めて国民に提示するのは報道本来の役割にほかなりませんが、これまでにも増して報道の力を発揮し、読者からさらに厚い信頼を得ていかなければなりません。

新聞の信頼は維持されているだろうか。ネットには真偽不明の情報があふれているだろうか。新聞でフェイクが見分けられるのか。

新聞通信調査会による『第9回メディアに関する全国世論調査(2016年)』は「新聞は2008年度調査開始以来最低の信頼度得点となった。」と指摘している。業界べったりの調査会でも信頼度低下に言及せざるを得なかったのだ。白石氏はあいさつの中で「無読層は40代にも広がりつつあります。」と言っているが、新聞協会の統計でも購読数の減少が続いている。信頼の低下が無読化に結びついているのではないか。

ネット上の真偽不明の情報がフェイクニュース問題の焦点だろうか。トランプ大統領が指摘するのは既存メディアの偏向であり、こちらが本質ではないのか。わが国でも既存メディアによる「報道しない自由」を批判する意見が多数ネット上に出ていることを白石氏が知らないはずはない。

朝日新聞大阪版は『声欄』に新聞週間にちなんだ投稿を掲載した。表題を並べると次の通り。「社説に共感、投票前に熟読中」「庶民の味方、もの言い続けて」「校閲すごい、一番のきょう味」「読み手意識、投稿で作文学ぶ」「日本と世界、行く末見つめる」。なぜ、朝日新聞の報道姿勢を批判する声は掲載しないのだろう。『声欄』全体が「お手盛りの自画自賛」のフェイクでなければよいのだが。

白石氏はあいさつの中で消費税率引き上げ時には新聞に軽減税率を適用するように求めている。新聞には公共的な役割があるというのが軽減税率の理由である。しかし、新聞に対する信頼の低下という現実を経営者が直視しないのであれば、軽減税率の適用など論外である。

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Sun, 22 Oct 2017 21:30:46 +0000 Sun, 22 Oct 2017 21:30:46 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029040.html http://agora-web.jp/archives/2029027.html http://agora-web.jp/archives/2028962.html http://agora-web.jp/archives/2029010-2.html http://agora-web.jp/archives/2029009.html
http://agora-web.jp/archives/2029061.html 朝食不要論はあってもやっぱり朝食をとった方がいい理由 http://agora-web.jp/archives/2029061.html

こんにちは!肥後庵の黒坂です。

昔から続いていて、いつまでも終わらない争いの一つに「朝食は必要か?不要か?」という議論があります。必要派と不要派の理論はそれぞれ正しく感じるので、「結局、朝食はいいの?悪いの?」とあなたは迷われているかもしれませんね。私が両者の主張を見ていて思うのは、「お互いに朝食のメリット・デメリットを声高に主張するだけで話し合いになっていない」ということです。

さて、私の持っている結論を先にいうと「朝食はやっぱり食べるべき」と考えています。この記事を最後まで読んで頂ければ、あなたも朝食必要派になっていることでしょう。

朝食不要派3つの主張

朝食は不要だと主張する人たちはこういいます。「現代人は栄養が足りており朝食を食べる必要がない。元々人類は今のように3食食べていなかったが、エジソンがトースターを売るために主張した“一日3食食べましょう”から習慣が始まったに過ぎない」「現代は食べ物に囲まれており、朝食まで食べてしまうと胃腸は休む暇がない」「排泄に適した朝の時間を朝食が阻害する。」

なるほど、どれもなかなか説得力がありますね。一つずつ見ていきたいと思います。

<主張.1>朝食を食べなくても十分栄養が足りている

エジソンは自らを性能の良いエンジンに例え「余計なガソリンは食わない」といったのは有名な話です。エジソンのエピソードを引き合いに出す人は、まさに「朝食は余計なエンジンにあたる」と考えているわけです。近年は栄養失調や飢餓に苦しむ人は減り、逆に食べ過ぎによる肥満や栄養過剰で病気になってしまう人の方が増えていますからこうした意見が出てきてもおかしくはない気がします。

<主張.2>朝食を食べると胃腸は休む暇がない

こちらは消化に関する話ですね。動物は消費エネルギーの約40%を消化に使っていると言われるほどで、食べたものを処理することには膨大なエネルギーを要します。肉は消化するまでに12-24時間もかかるというデータもあり、肉をモリモリ食べると胃もたれをしてしまうのは当然の話ですね。夜遅く食べた後に寝て、朝起きてまた食事をすると胃腸は24時間フル稼働で休む暇がないというのが、彼らの主張です。

<主張.3>朝食は排泄を阻害する

「排泄にもっとも適したタイミングは朝」と言われており、朝食を食べることでそれを阻害してしまうという議論もありますよね。本来は排泄するためにエネルギーを向けるべき時に、胃に食べ物が入ってくることで排泄のじゃまをしてしまうという話です。「なんだよ。やっぱり朝食は不要じゃないか」「朝食不要派の理屈はどれも筋が通っていて、とても必要だと思えない」そのように感じたでしょうか?

多くの人が持っている朝食イメージは「糖質とスイーツ」

多くの人は「朝食といえば糖質とスイーツ」というイメージを持っています。朝食は手軽さ、食べやすさこそが優先されるべきで、その質は昼食や夕食ほど重要視されていないことがほとんどです。

現代人は多くの食べ物に囲まれており、手軽に好きなものを口に入れることができる環境に身をおいています。朝食を食べるために街に繰り出せば、山のように食の選択肢があることに気付きます。コンビニではパンやおにぎり、お惣菜がありますし、24時間営業のファーストフードではハンバーガーやホットケーキ、牛丼や立ち食いそば、カフェにいけばベーグルやサンドイッチにマフィンなどなんでもあるじゃないですか?

でもお店にずらりと並べられた星の数ほどある選択肢の中で、栄養たっぷりで朝から食べるべき朝食はどれほど存在するでしょうか。例えば今、私が色々と並べたこれらの朝食は、どれもこれも糖質やスイーツばかりです。ご飯などの炭水化物は消化に8時間要すると言われますが、朝からガッツリと糖質を取れば、それだけ内蔵に負担がかかるのは当然と言えます。街にはたくさんのお店があっても、その中からビタミンやミネラル、酵素を豊富に含んだ「生食」の朝食メニューを提供しているお店はあまり見かけません。

多くの人が持っている「朝食」のイメージの多くは、糖質やスイーツではないでしょうか?朝食不要派は「朝食なんて消化に悪いし、排泄のじゃまになる」と口を揃えますが、それは「朝食=糖質・スイーツ」というイメージに対していっているように私には思えます。

朝食は「質>量」でとればいい

私は食事を「質>量」と考えることが重要だと思っています。これは「食べるか?食べないか?」ではなく、「何をどのくらい食べるか?」ということを考える方が重要だということです。朝食もそれと同じです。私からのオススメしたいのは糖質やスイーツを食べるのをやめ、野菜や果物をたっぷり頂くという提案です。

「主張1.朝食を食べなくても十分栄養が足りている」という主張はたいていカロリーのことを指しています。確かに極度のダイエッターなど特殊ケースを除き、カロリーが不足した日本人はほとんどいません。また、日本人の栄養は「全体的に過剰、不足」ではなく、「偏っている」と言われることが多いと考えています。例えば塩分に含まれるナトリウムを考えてみてください。「日本人はナトリウム過剰で、普通に食事をしていたら不足にならない」と言われており、その逆に以下に塩分の摂取を控えるか?に主眼が置かれています。その反面で「亜鉛・鉄分・カルシウム」などは日本人の欠乏しがちな3大ミネラルといわれており、その他に野菜や果物不足によるビタミン・ミネラル欠乏があります。私はこうした不足したビタミンやミネラルを「朝食に野菜や果物を食べることで栄養補給をしましょう!」といいたいですね。

「主張2.朝食を食べると胃腸は休む暇がない」「主張3.朝食は排泄を阻害する」についても「食べるか?食べないか?」ではなく、「何を食べるか?」が重要です。これに対する答えは「野菜や果物」だと思いますね!消化に要する時間は肉が12-24時間、炭水化物が8時間と言われているのに対し、果物は40分、野菜は2時間前後で済んでしまうので胃腸に負担をかけず、食物繊維がたっぷりで快便に一役買ってくれます。

あなたは一日の内で野菜や果物をどれだけ食べているでしょうか?「そう言われてみればほとんどないな」と思われるなら、ぜひ朝食を野菜・果物を食べる機会にするといいでしょう。朝食不要派3つの主張はいずれも糖質や甘いものを朝から食べ過ぎることの害を指していることが多いのですが、はたして彼らは栄養豊富な野菜・果物を朝食に食べることに異議を申し立てられるでしょうか?私はこれからも朝食必要派として、メッセージを出していきたいと思います。

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Sun, 22 Oct 2017 21:00:50 +0000 Sun, 22 Oct 2017 21:00:50 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029060.html バロンズ:ダウ、最高値更新の真の立役者とは? http://agora-web.jp/archives/2029060.html

バロンズ誌、今週のカバーはネットでのビジネスを支配するテクノロジー株にスポットライトを当てる。フェイスブックやアマゾン、アルファベットなどテクノロジー株は前週の最高値更新に十分貢献した。おかげで、S&P500は年初来で16%上昇するなかで2%ポイント、過去3年間の上昇率44%のうち5%ポイントを占める。こうした3社がどこまで米株に寄与するかは、米欧の規制当局次第だ。例えばアルファベットの検索エンジン、グーグルは欧州におけるパソコンとモバイルのオペレーティング・システム(OS)のうち、90%を占めるため欧州委員会が精査に着手している。これに加えて米連邦取引委員会(FTC)からの調査も、こうした3社の解体を連想させるようになった。グーグル・ベンチャーズの元最高経営責任者(CEO)は、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)主催のテクノロジー・カンファレンスで「シリコン・バレーの夕陽が沈んでも驚かない」と発言したが、この3社は今後どうなるのか。詳細は、本誌をご覧下さい。

当サイトが定点観測するアップ・アンド・ダウン・ウォールストリート、今週は米株高を取り上げる。抄訳は以下の通り。

米株上昇、真の立役者とは?—What’s Really Driving This Stock Market Higher?

災難が起こった日に祝い事が起きるのは珍しいが、今の米株相場はまさにこれに当たる。ダウは2017年10月19日、508ドルも急落したブラック・マンデーの30周年記念を迎え、23,000ドル超えの最高値を更新。同週は456.91ドル(2%)上昇して取引を終えた。ちなみにS&P500は米大統領選直前の2016年11月7日からこれまで3%も下落することなく22.9%上昇し、90年代半ば以来の長期トレンドをたどる。

なぜダウが上昇するのか。大きな違いはその株価の算出法であり、S&P500その他の指数と違って時価総額のウェイトによって決定するのではなく、株価によって変動する。例えばボーイングは株価が高い銘柄であり、年初来で70%も上昇し10月20日には264.75ドルで終了、ダウを押し上げた。上昇率3位と4位のビザ、マクドナルドはそれぞれ年初来で38%高を遂げているが、10月20日のビザの株価が107.55ドルに対しマクドナルドは166.30ドルで、ダウの寄与度でみるとビザはマクドナルドの3分の2でしかない。

逆にゼネラル・エレクトリック(GE)は年初来で25%下落しているが、10月20日時点での株価が23.84ドルなだけにダウの押し下げ効果は軽微である。

ダウ、心理的節目超えのクロニクル
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(出所:CNBC

米株高に財政と金融、両面の政策から追い風が吹いてきたことが、足元の好調ぶりの主因と言えよう。米上院は19日夜遅く、10年間で財政赤字を1.5兆ドル拡大させる2018年度(2017年10月〜18年9月)予算決議案を可決した。これで民主党の支持を必要とせず、上院での単純過半数で年内が無理でも年明け早々に予算案を成立させる確率が高まった。

税制改革の内容についても、議論は柔軟に進んでいるように見える。ライアン下院議長は高所得者層向けに税区分を設け3区分から4区分とする案に言及(筆者中:共和党の提案は12%、25%、35%、4区分の場合でも現行の39.6%以下となる場合も)した。共和党が2018年の中間選挙で勝利するにあたって、医療保険制度改革(オバマケア)の代替案移行に失敗した後なだけに税制改革はどうしても纏めなければならない。そのためには、反対意見が多い州や地方税の税控除を維持する上で妥協案を見出す必要があるのだろう。

米株相場にとって、法人税引き下げは株高の柱である。RBCキャピタル・マーケッツのエコノミストは、S&P500構成銘柄の法人税・実効税率が27%のところ、法人税20%への引き下げは同構成銘柄の利益を1株当たり10.50ドル押し上げるという。株価収益率(PER)見通しが19倍であることを踏まえれば、S&P500を200ポイント上昇させる公算だ。10月20日までの相場でどこまでこの上昇が織り込まれたか、それこそが問題と言えよう。

トランプ米大統領による米連邦準備制度理事会(FRB)議長の指名が、山場を迎えている。足元ではジェローム・パウエルFRB理事が最右翼と目されているが、フォックス・ニュースのインタビューでトランプ米大統領自身はスタンフォード大学のジョン・テーラー教授も候補の一人と語った。その他、イエレンFRB議長に対しても「彼女が大変好きだ」と述べたという。

ホライゾン・インベストメンツのグレッグ・バリエール主席ストラテジストが「金融政策の面でイエレンFRB議長のクローン」と呼ぶパウエルFRB理事の議長就任は、ウォール街で熱望されている。パウエルFRB理事は金融政策について言及する機会は非常に少ないが、イエレンFRB議長の運営してきた金融政策を支持してきたも同然だ。ムニューシン米財務長官の支持も得ており、仮に指名された場合、共和党議会で承認は容易だろう。

イエレンFRB議長の任期満了を2018年2月3日に控え、世間はトランプ米大統領が自身でFRB議長を指名したいと考えている。イエレンFRB議長が民主党であることはネックであり、金融規制の継続を主張していることも共和党の意見と相反する。

テーラー元財務次官は、Fedの緩和政策に異論を唱えてきただけに保守派から支持されてきた。ただし、同氏は政策金利を成長率など経済指標の変数で測るテーラー・ルールの生みの親だ。同氏のFRB議長就任は、Fedの緩和寄りの政策で上昇をたどってきた米株には懸念材料となる。

その他の候補としてケビン・ウォーシュ元FRB理事、そしてゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)議長が挙げられる。ウォーシュ元FRB理事の議長就任は難しいとされ、コーンNEC議長はバージニア州シャーロッツビル事件でのトランプ米大統領批判が仇となり指名への可能性が低下した。

ワシントンのリサーチ会社ビーコン・ポリシー・アドバイザーズは、パウエルFRB理事の議長就任、テーラー元財務官のFRB副議長就任、あるいはその逆が考えられると分析。両氏とも、どちらであっても指名を受諾する公算が大きいという。

トランプ米大統領が誰を指名しようとも、12月12〜13日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25bpの利上げを行うのはほぼ確実で、市場は83.6%の確率を見込む。資産圧縮も、継続する見通しだ。

金融政策が大きく変化する時は、恐らく次の金融危機まで待たねばならないのではないか。ABのダグ・ピーブルス最高投資責任者(CIO)は、日銀や欧州中央銀行(ECB)など中央銀行が与えてきたプット・オプションは、次のFRB議長が終止符を打つ予想する。

過去の金融危機や波乱を振り返ると、1987年10月19日のブラック・マンデーはアラン・グリーンスパンFRB議長(当時)が就任してわずか2ヵ月後のことだった。その後を継いだベン・バーナンキFRB議長(当時)の場合、就任後2年でリーマン・ショックが直撃した。今回、新しいFRB議長の誕生で何が起こるのか、少なくとも米国株式市場は警戒しているように見えない。

——下馬評では9月頃に注目されたケビン・ウォーシュ元FRB理事は、すっかり存在感を失ってしまいましたね。ただ筆者は、義父がエスティ・ローダー創業主の次男で、共和党の巨額献金者でトランプ米大統領とはペンシルベニア大学から50年来の付き合いであるロン・ローダー氏なだけに、FRB理事として返り咲くかあるいはFRB副議長に指名するウルトラCの可能性も残っていると考えています。このローダー氏が世界ユダヤ人会議の議長で、中東政策についてトランプ米大統領に助言しているとの噂もあり、足元のイラン核合意への立場やユネスコ脱退の理由をみると、どうもこの方の影響が強いように見えます。義父という強いパイプを持つウォーシュ氏、地味に戦略政策フォーラムで唯一個人で名を連ねてましたよね。

(カバー写真:My Big Apple NY)

パウエルFRB理事の誕生は、変化を求めない金融市場には大歓迎されるでしょう。ロイター調査では回答したエコノミスト40名のうち半分が同氏が指名されると予想していました。これまで金融政策について目立った発言がないなかで、金融規制緩和支持派である点はポイントが高い。また、10月13日に就任した銀行規制担当のランダル・クオールズFRB副議長とカーライル・グループ時代が被っているという事実もあり、金融規制緩和と金融政策で連携プレーを見せる期待も膨らみます。

テーラー元財務官の場合、タカ派に振れるとの見方が根強いですよね。しかし、面談で自身を「低金利派」と呼び、何かにつけて米株高を喧伝するトランプ米大統領の評価を得た事を踏まえれば、必ずしもテーラー・ルールに基づいた政策運営を行うか定かであはりません。意外に柔軟な政策運営を進めてくるのではないでしょうか。

果たしてトランプ米大統領が誰を指名するのか、目が離せません。


編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2017年10月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 21:00:48 +0000 Sun, 22 Oct 2017 21:00:48 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029078.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029057.html あのプロ野球ドラフト1位選手!引退と引き際について http://agora-web.jp/archives/2029057.html 450/350

写真は元永知宏氏

プロ野球もCSが佳境に差しかかっている。今年のセリーグ最下位はヤクルトだった。ヤクルトを弱小だと考えている人が多いと思うが、セリーグでは巨人に次ぐ強豪として知られている。日本一の回数は、巨人に次いで2位の7回を数えている。2006年、ヤクルトに鳴り物入りで入団した豪腕投手がいた。増渕竜義(鷲宮高)である。

プロ9年間で157試合登板、15勝26敗29ホールド、防御率4.36という成績を残した。まだ続けられるにも関わらず、ユニフォームを脱いだ。ドラフト1位の豪腕はなぜ、27歳で見切りをつけたのか。今回、『敗者復活 地獄をみたドラフト1位、第二の人生』(河出書房新社)の中でその全貌が明かされた。早すぎる引退に迫る。

著者、元永知宏(以下、元永氏)の略歴を簡単に紹介する。大学卒業後、“ぴあ”に入社。関わった書籍が「ミズノスポーツライター賞」優秀賞を受賞。その後、フォレスト出版、KADOKAWAで編集者として活動し、現在はスポーツライターとして活動をしている。野球界が抱えるタブーに果敢に斬りこむ、元永氏4作目の作品である。

イップスを治せる医者がいない

プロ野球ではドラフト1位の選手が鳴り物入りで入団しながら、プロの厚い壁に跳ね返されることは珍しくない。

プロに入ってから3年間さまよっていたときには抜け出せたのに、今回は出口が見えなかった。2013年は5試合に登板し、0勝に終わった。防御率は6.75。次シーズン開幕直後にトレードが決まった。増渕は次のように語っている。「自分自身がわからなくなって、イップスになってしまいました。満足にピッチングができなくなりました」。

野球における「イップス」とは、もともとボールをコントロールできていたプレイヤーが自分の思うように投げられなくなってしまうことを指す。故障をきっかけに発症することもあるが、ほとんどは心因性だと言われている。心が体の動きを邪魔してしまうのである。最近だと、阪神の藤波投手がイップスではないかと話題になった。

「僕の場合、右ひじを痛めたということが少し影響していると思います。故障した箇所を意識しすぎ、コントロールを考えすぎて、自分の本来の腕の振りがわからなくなってしまいました。フォーム自体は変わっていません。ただ、腕の振り方、力の入れ具合が・・・。ピッチングの感覚をなくしてしまったのです」(増渕)。

どこにボールがいくのか、わからない。野球少年のころから何も意識せずにできていたはずなのに、ボールを投げることが怖くなっていた。イップスは、プロのコーチでも完全には治せないと言われている。増渕は「ピッチングの感覚」を取り戻すために、ネットに向かって投げるネットスローを繰り返していた。

「直接的な原因は思い浮かびません。バッターにぶつけたことでもない。でも、気にしすぎてキャッチボールもおかしくなりました。相手の胸にしっかり投げようとして『あ、抜けそう』と思って、指にひっかけすぎたことがあります。きっかけといえば、それです。その負のイメージが頭に残ってしまったのだと思います」(増渕)。

肩やひじを故障したのなら、専門の医者のところに行けばいい。臨床例なちいくらでもある。ところが、イップスを治してくれる人はどこにもいなかった。メンタルが原因なので、メンタルトレーニングにも通院したそうだ。しかし、メンタルがよくなっても「ピッチングの感覚」を取り戻すことがどうしてもできなかった。

2014年は1軍登板なし。2015年には再びスリークォーターに戻しが、1軍のマウンドに立つことはできなかった。戦力外通告を受けユニフォームを脱ぐことになる。

増渕をイップスに追い込んだ試合

sanspo.com

プロ1年目で初勝利。4年目に中継ぎで20ホールドをマークし、5年目に先発投手として7勝を挙げた27歳の投手の早すぎる引退。イップスとの戦いに敗れ、増渕はユニフォームを脱ぐことになる。望めば、獲得する球団はあっただろう。プレイに固執するならば多くの選択肢があったらが、増渕は決意を変えることはなかった。

イップスの原因は誰にもわかっていない。しかし、ヤクルトフアンとして、増渕を見ていた私には、ある試合がきっかけになったように感じている。

それが、「巨人VSヤクルト戦のあるプレー」ではないかと考えている。3回裏、1アウト2塁、2ストライク2ボールから投じた第5球。李承燁(イ・スンヨプ)の打球はポップフライと思われた。増渕もアウトを確信しマウンドを降りようとしていた。ところが、ぐんぐんと勢いを増しレフトスタンド最前列に飛び込んだ。

これは別名「ドームラン」と命名されている。東京ドームでは、ホームランが出やすいことから、「ホームラン→ドームラン」と命名されているのである。事実、上原浩治と宮本慎也の対談で、上原は「名古屋ドームと東京ドームのHRは価値が違う」と語り、宮本も「チョコンとバットに当たっただけでHRになる」とも述べている。

この試合がきっかけとなり、豪腕が鳴りを潜めた(迷いが生じた)ように感じている。相手打者が、李承燁とはいえ、増渕の人生のなかで、このようなホームランを打たれたことは無かったはずである。なお、本書は元永氏が取材などをおこない、それらの証言を元にまとめている。また、本記事用に本書一部を引用し編纂している。

参考書籍
敗者復活〜地獄をみたドラフト1位、第二の人生』(河出書房新社)

尾藤克之
コラムニスト

<第3回>アゴラ出版道場開催のお知らせ
ネットから著者デビュー!第3回「アゴラ出版道場」11月4日開講。お待たせいたしました。商業出版を目指す著者志望者を対象にした第3回「アゴラ出版道場」を、11月4日から開講します(12月16日まで隔週土曜、全4回)。

お問い合わせ先 info@agorajp.com

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Sun, 22 Oct 2017 21:00:46 +0000 Sun, 22 Oct 2017 21:00:46 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029061.html http://agora-web.jp/archives/2029062.html http://agora-web.jp/archives/2029043.html http://agora-web.jp/archives/2029038.html http://agora-web.jp/archives/2029045.html
http://agora-web.jp/archives/2029062.html オーラってあるのか ⁉︎ http://agora-web.jp/archives/2029062.html

週末に出身高校の関東地区の同窓会があり、幸いにも出席することができました。
雨風にかかわらず多くの同窓生が集まり、母校の絆の強さを改めて認識することができました。

二次会で、同級生数人が集まって話をしていた時、某君が次のようなことを言いました。

昔、たくさんの人達が集まる会で受付を頼まれた。集まる人の中にかの王貞治氏が含まれていて、とりわけ気を使うように指示された。たくさんの人達が次々とやってくる中でどうやって王貞治氏を見つければいいか思案にくれていたが、全く杞憂に終わった。王貞治氏はオーラのようなものを発していて、遠くから見てもすぐにわかった。

そこから「オーラ談義」で盛り上がりました。
あれこれ勝手な意見が噴出しましたが、まとめると概ね次のような結論に達しました。
今から振り返って、過去、短期間の人気で終わってしまったアイドルや芸能人たちは近くにいても一般人とあまり変わらなかった(つまりオーラを感じなかった)。

もっとも、若い人の中にも強いオーラを感じる人はいるので年齢だけが問題なのではない。
かの吉永小百合さんからは神々しくて近づきがたいようなオーラを感じた。

酔った上での勝手な雑談なので、どこまで信憑性があるかわかりません。ただ、私なりに整理すると、一つの道を極めるくらい努力というか修練を積んだ人には独特の雰囲気があり、それを私たちはオーラと呼ぶのでしょう。

そして、それは年齢には関係なく、その人の努力や修練に左右されるのではないかと。
私の経験でも、法廷で対峙する相手方弁護士の先生の中には、やたらと存在感のある方がおられました。
その方よりも年上であっても、全く存在感を感じない先生がたくさんいました。「存在感=オーラ」とすれば、間違いなくその先生はオーラを放っていました。

大組織のトップに立った人の中には、全くオーラを感じない人もいれば、接したすべての人々がオーラを感じるような人がいます。
大企業の創業者や強いリーダーシップで企業を成長させた人たちが、後者であるように思えます。

以前、「人生は長さではなく密度だ」と書いたことがあります。

人生は”長さ”よりも”質”だ

おそらく、オーラを身につけることができるか否かは、年齢ではなくその人の歩んできた密度ではないでしょうか?

中には「自分は、持っている」と公言する人もいますが、自称はあまりアテになりません。
「この人からオーラを感じた」という方がいらっしゃったら、是非ともお教えいただければ幸いです。


編集部より:このブログは弁護士、荘司雅彦氏のブログ「荘司雅彦の最終弁論」2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は荘司氏のブログをご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 21:00:36 +0000 Sun, 22 Oct 2017 21:00:36 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029059.html 瀬戸内ジャムズガーデンに行ってきたよ http://agora-web.jp/archives/2029059.html 山口県周防大島の瀬戸内ジャムズガーデンをご存知でしょうか?

藻谷浩介さんのベストセラー「里山資本主義」の中で、
●人口減少が続く周防大島で、
●地域のこだわりの果物を使い、
●高付加価値で雇用を生み出す

ということで、絶賛されました。

数年前に読んでから、一度行きたい!と思っていたのですが、念願かないました。

IMG_5952

宝石のようにジャムが並びます。

地元瀬戸内の柑橘などが、ふんだんに使われています。

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海を眺める窓、木の香りあふれる床、アトリエ。

センス良く、王道を追求している感じです。

同じく里山資本主義で絶賛された広島県庄原市の和田芳治さんの文字付きカボチャも、なさりげなく置いてあります。

→ 和田芳治さんのエコストーブで炊いたご飯がすごく美味しい!

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少し見ただけで、ただジャムを売っているだけではなく、地域の文化、情報の拠点になっていることがよく分かります。人が集まり、魅力と収益が更に高まるのではないでしょうか。

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自慢のプリンに、こだわりのジャムをたっぷりのせていただきました。

美味しい!

No jam,No life.

僕の毎日はパンとジャムから始まります。
いいジャムを食べると、いい1日になります。

瀬戸内ジャムズガーデンのジャムをいただき、さぁ出発です。

ホームページは、こちら

もっと知りたい!
和田芳治さんのエコストーブで炊いたご飯がすごく美味しい!

汗をかかない日本は嫌いだ!(逆手塾・和田芳治さん講演)

藻谷浩介さんが語る「事実確認の習慣がないという生活習慣病」

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今年のForbesJapanで、瀬戸内ジャムズガーデンの松嶋匡史(まつしまただし)さんと共に、日本を元気にする88人に選ばれました。

<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 21:00:35 +0000 Sun, 22 Oct 2017 21:00:35 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029055.html 【更新】いま大きな政府か将来もっと大きな政府か http://agora-web.jp/archives/2029055.html きょうの総選挙は自公で2/3を維持しそうで、小池百合子氏の逃亡した希望は惨敗、「劣化社会党」の立民が野党第一党と、政治は退化してしまった。これで憲法改正は視野に入ったが、それより大きな問題は、日本の政治にまともな選択肢がないことだ。8月の記事の図を更新すると、今の対立軸はこんな感じだろう。


日本には小さな政府を志向する保守政党がないという傾向は、今度の選挙の公約でますますはっきりした。消費税を予定通り上げる(一部は流用する)自民党と、それに全面的に反対する野党という対立は、世界的にみると珍しい。アメリカでも医療保険や減税をめぐって対立が繰り返されているように、大きな政府か小さな政府かが主要な対立である。

日本でそういう対立が成り立たないのは、国債発行の歯止めがなくなったからだ。今までは社会保障支出の赤字を「社会保障関係費」と称して一般会計で埋め、それを国債でファイナンスすることによって給付を増やすことができた。社会保険料の負担も増えて税を上回ったが、「痛税感」がないので政治的には容易だった。

しかし状況は変わりつつある。厚生年金の事業者負担は、法人税を払っていない赤字企業にもかかるので財界の反対が強まり、厚生年金保険料の増加は18.3%でいったん止まる。今後は健康保険や介護保険の負担が大きくなるだろう。日本は国民負担率が6割を超える世界最大級の政府になるのだ。

日銀は徐々にテーパリングを始めたので、国債の増発は困難になってきた。社会保険料が上げられなくなると増税しかないので、現実には小さな政府という選択肢はなく、可能なのは今も将来もほどほどに大きな政府か、それとも今は小さく見えるが将来はるかに大きな政府かという選択である。

消費税の増税に抵抗してきた日本国民は後者を選択したが、それが正しいかどうかは彼らの時間選好率(現在の消費を未来より好む率)と金利の関係に依存する。あえて世代間の差を無視すると、永遠にゼロ金利で時間選好率が大きいと、今すべて消費して将来そのコストを払うことが合理的だ。

安倍政権はそれに近いが、金利が上がると国債(名目政府債務)を償還する財源(金利で割り引いたプライマリー黒字の現在価値)が足りなくなり、物価が上昇して調整される。つまり

 物価水準=政府債務/税収の現在価値

というのがFTPLである。ここで政府債務を社会保障給付に置き換え、税収に社会保険料を含めると、金利が上昇すると右辺の分母が小さくなり、左辺の物価が上昇する。これは均衡条件なので、いつ実現するかは不明だが、いずれ税負担が限界に達すると、金利と物価が上がることは避けられない。

つまり与党も野党も社会保障給付を減らさない状況での国政選挙は、負担の大小ではなく、そのタイミングの選択に過ぎない。だが政府債務(社会保障給付)の水準を選ぶことはできるが、金利上昇のタイミングを選ぶことはできない。日銀が財政ファイナンスを続けても、含み損を蓄積するだけだ。選挙後に、局面が変わることもありうる。

追記:維新は「消費税の増税延期」を主張したので、第1象限に移した。

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Sun, 22 Oct 2017 12:30:56 +0000 Sun, 22 Oct 2017 12:30:56 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029078.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029058.html 総選挙結果の日本一早い分析と解説(速報版) http://agora-web.jp/archives/2029058.html

台風による投票率の低下で、20時現在の議席予想の信頼性がいつもより低いので、あまり先走った解説は難しいが、とりあえず、NHKの20時現在の議席予想を前提にした分析です。

安倍首相の立場はふたつの意味で強化される。ひとつは、公示前の予想と比して圧倒的に良い結果だったことである。もうひとつは、希望の不振により石破氏らがそれと連携して行う揺さぶりができなくなったことだ。

ただし、安倍首相は森友・加計、とくに森友について損切りをすべきだ。昭恵夫人の軽率な行動や、誰が悪いかはともかく、安すぎる払い下げ価格について謝らないと国民の不信感は解消できない。加計も何も悪くないにせよ、今後、国民の不信を持たれないように交友関係のルールをつくるとかしないと収まらない。

希望が不振で立憲民主が第二党になりそうなことは、自民党がさしあたっての議席数への配慮から希望攻撃を優先し、石原慎太郎氏のように枝野氏を称賛するなどした結果である。しかし、この結果のために、日本の政治は55年体制に逆戻りし、政権は安泰だが、憲法改正も含めて大胆な改革は難しいということになるだろう。

小池氏は、とりあえず、東京都知事としての実績を上げるために全力をあげ、それを梃子に再起をはかるしかない。その場合に、橋下氏がどういう役割をはたすか注目。

旧民進党は、希望の党・立憲民進党・無所属がそれぞれの立場でとりあえずは行動すべきだ。選挙結果が悪かったと言って、すぐに離合集散するのでは、選挙の結果を否定することになる。

今回の選挙の経緯をもって、旧民進党系統の人々が、将来に於いてどのようにして政権を担えるか考えないで行動するのはやめたほうがよい。

共産党は共産党であり続けるのかどうかの岐路に立つだろう。

立憲民主党は、立憲主義を掲げるなら、国民の政権選択の結果を厳粛に受け止めるべきだ。選挙で多数を得たものを国民の代表として認めることこそ、立憲主義の一丁目一番地だ。選挙で示された国民の意思を、本当の国民の意思とは違うとかいうのは、ボリシェビキ的な理屈であって、立憲主義への反逆だ。

台風襲来時の小池不在は政変のきっかけになるかも。別に小池知事がいたほうがいいとも思えないが、知事を辞めさせるなんてどんなのでも口実になる。もっとも、自民党都連が自分たちの復権のために火を付けたら、知事は立憲民主にとられたなんて馬鹿な事になりかねない。浅慮はやめたほうがよい。

憲法改正については、それをしたいなら、大連立をすすめる。 公明党や旧民進党の多くの部分の反対するような改正は国民の分断を招くし、国民投票でどうなるか分からない。政争の具にして良いことは何もない。

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Sun, 22 Oct 2017 11:05:26 +0000 Sun, 22 Oct 2017 11:05:26 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029065.html
http://agora-web.jp/archives/2029056-2.html いよいよ衆院選!投票率から見る市川市の有権者と選挙 http://agora-web.jp/archives/2029056-2.html いよいよ第48回衆議院総選挙の投開票日を迎えました。

台風上陸と重なり、全国で投票率の低下が予想されています。

こうした中で、地元である市川市の状況について、この機会に投票率から少し考えてみたいと思います。

 

図表1: 市川市における投票率の推移(衆院選)

 

市川市における衆議院総選挙の投票率は、ここ数回は毎回下がっていく傾向にあり、2005年時に62.74%だった投票率は、2009年に63.38%と上がったものの、2012年には57.49%、2014年には49.91%まで下がってしまいました。

こうした傾向の中、今回は投票日に台風が重なり、どうなってしまうかのかと心配になります。

 

図表2: 市川市における投票率と国平均との差の推移(衆院選)

 

こうした市川市内における投票率も国全体の投票率の推移と比較してみて見ると、市川市内の傾向もよりはっきりと見えてきます。

国の投票率より千葉県の投票率が低く、その千葉県の投票率よりも市川市の投票率が低く、市川市内の投票率では、常に市中央部から南部にかけての5区部分より、北部の6区部分の方が投票率が高くなる傾向にあります。

国の投票率とそれぞれの投票率の差で見ていくと、千葉県、市川市全体、市川市の5区部分投票率はほぼ同じ傾向を示しているのに対して、6区部分の投票率については、国の投票率との差をどんどんと詰めて、前回の2014年の衆議院総選挙においてはほぼ同じ投票率になっている事も大きな特徴と言えます。

ちなみに前回の衆議院総選挙において市川市内で最も投票率が高かったのは、市川地域ふれあい館の61.46%、逆に最も低かったのは富美浜地域ふれあい館の38.79%でした。

面白いのは、「投票率が低い」と揶揄されることの多い市川市内における投票率でも60%以上の高い地域もあり、またその差は22.67%にも上るということでしょうか。

市内にも様々な地域性がありますが、こうした投票率などにもその地域の特性が出ているのかもしれません。

 

図表3: 市川市における投票率の推移(市長選)

 

国の投票率に比べて、常に低い市川市の投票率ですが、それでも衆議院総選挙における投票率はまだまだ高い方だとも言えます。

今回の投票率がどの程度になるかはまだ分かりませんが、2005年からこれまでのデータで見ると、国の平均62.19%に対して、千葉県平均は59.80%、市川市平均が58.38%、市川市部分の5区平均は57.57%、6区平均は60.36%ですが、一方で11月に予定されている市川市長選挙などは同じ2005年からこれまでのデータで市川市全体の平均が25.44%、市川市内の6区部分の平均でも29.27%、5区部分に至っては24.15%という有様です。

今回の衆議院総選挙における投票率も心配ではありますが、その先、11月26日投開票予定の市川市長選挙についても今から関心を高めていただきながら、少なくとも衆議院同様の市川市民の皆さんに関心を持ってもらえる様にしてもらえればと思ったりしています。

 

図表4: 市川市における10代の投票率(2016参院選)

 

こうして書いていくと悲観的な話が続きますが、市川市の中にも明るい話題もあります。

投票率という視点から考えた際に挙げられるその一つが10代の投票率です。

2015年の公職選挙法の法改正によって「18歳選挙権」が実現しました。

この「18歳選挙権」を実現したのが高橋亮平である事はこれまでも話をしてきたところですが、初めて「18歳選挙権」によって実施された2016年の参議院選挙の際、市川市では市全体の投票率が51.38%(県内37位)だったにも関わらず、18歳の投票率は56.74%(県内14位)、19歳の投票率も47.49%(県内18位)と高く、中でも18歳の投票率と全体平均の差は、むしろ18歳の方が5.36%も高いという極端な結果になりました。

「投票率が低い」と言われるこの市川市においては、今回の衆議院選挙においてもこの18歳、19歳といった若い世代の投票率についても注目です。

「選挙と言われてもあまり関心が湧かない」と思われる市民の皆さんも多いかとは思いますが、是非皆さんの生活にとっても大きな影響を受ける問題だと共有していただければと思っています。

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Sun, 22 Oct 2017 07:00:59 +0000 Sun, 22 Oct 2017 07:00:59 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029065.html
http://agora-web.jp/archives/2029053.html 衆議院選挙を、各党の中小企業振興政策を比較・読み解きます http://agora-web.jp/archives/2029053.html 今日・投開票を迎える衆議院議員の総選挙。各政党からは公約やマニフェストが出されていますので、中小企業振興、という観点でチェックをしてみたいと思います。主たる争点とはなっておらず、中小企業振興、という切り口でのまとめ記事もあまりないようなので。

台風も接近し、各地天候も荒れ気味だと思いますが、ぜひご参考にしていただきつつ投票所に足を運んでみてください。

なお、中小企業・地域経済振興といっても、技術開発や大企業向けの支援、消費税や法人税など税制や教育に至るまで当然関連してきます…とは言え福祉政策や新幹線などインフラ整備なども厳密に全部のせてると全然比較にならないのでw、直接的に中小企業振興政策について言及されている部分に主に注目していきますね。また、各党の政策集PDFからのコピペで、変なスペースなどがはいったままの部分もあります。気になるところは多少修正したりもしましたが、見づらいのはご容赦ください。

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<結論>
やはり政権与党と、野党との間には記載されている政策の具体度が随分とちがうことがわかります。以下の通り各政党の中小企業振興策に関連する部分をコピペしましたが、自民党・公明党が圧倒的にボリュームが多いのです。政権を担い、実際に運営する側とそうでない側では、具体度が異なるのは当然…とはいえ、具体策がしめされていないのは不安感を生むかもしれません。

また、マニフェスト全体にしめる中小企業振興策の割合も大きく異る印象です。例えば、立憲民主党の政策パンフレットには中小企業振興施策については記載がなく、共産党・社民党も憲法改正や安全保障といった問題により多くをさかれています。ただ、社民党が地域再投資法や中小企業向けの法人税の引き下げなどを明記していたののはオリジナリティあるように目が引かれました。

全体としてみると、「生産性の向上」や「働き方改革」「女性の活躍」といった取り組みが多く記載されている印象を受けました。

▼自由民主党

1.経済再生
<生産性革命>
・「起業大国」を目指し、産学官及び金融機関の連携による中長 期の成長資金の供給拡大を含め、産業の新陳代謝と「ユニ コーン・ベンチャー」創出に向けた取り組みを加速します。
・中小企業・小規模事業者の円滑な世代交代・事業承継に資 するよう、税制を含め徹底した支援を講じます。

<女性活躍>
・女性の新しいキャリア・ステージの形である起業を支援し ます。女性起業家向けの情報発信、資金調達への支援、 ロールモデルの充実、両立支援のための取組など、女性の 起業ステージに応じた伴走型の支援を実現します。
・これまで女性の活躍が少なかった自動車関連や建設業分 野において、女性も働きやすい職場環境の整備や業務の 魅力発信等を行い、就業者数の大幅増を目指します。
<経済再生>
・未だアベノミクスの恩恵を十分に実感できていない地方の 隅々まで暖かい風 を 届 け る べ く 、ロ ー カ ル ・ アベノミクス を力強く推進します。 成長の果実を、大企業から中小企業・小規模事業者まで行 き渡らせるため、適正なコスト転嫁を図るなどの環境整備 を進めます。
・起業者が活動しやすいビジネス環境を整備するため、会社 の設立登記手続の迅速化を図ります。
・地域経済におけるバリューチェーンの中心的な担い手であ る「地域未来牽引企業」とその取引群に対し、あらゆる支援 を 重 点 投 入 す る (全国2000社程度) な ど 、「地域への未来投資」を 拡 大 し 、今 後 3 年 程 度 で 投 資 拡 大 1 兆 円 、G D P 5 兆 円の押上げを目指します。

2.地方創生・農林水産・中小企業
<地方創生>
・「地 域 経 済 牽 引 事 業 」の 推 進 、地 元 特 産 品 の 開 発 ・ 販 路 拡 大 へ の 支 援 、観 光 客 を 呼び込む観光地域づくり等によるローカル・アベノミクスの実 現 、生涯活躍のまちの推進、 地域 住 民等が良好な環境の形成や地域の魅力向上に取り組むエ リアマネジメントを含む自立するまちづくりの推進等を更に進めます。
・地域経済を支える建設業・運輸業・造船業等の経営基盤の 強化とともに、それを支える人材の確保・育成を推進します。
・全世代型社会保障の推進、地方創生や地域の実情を踏ま えたきめ細かな単独事業の実施などに対応するため、地方 一 般 財 源 を 安 定 的 に 確 保 す る と と も に 、引 き 続 き 地 方 分 権 の推進を図ります。
・自治体と大学が連携し、地域経済の活性化に資するローカ ル ・ イ ノ ベ ー シ ョ ン を 推 進 し 、中 小 企 業 ・ 商 店 街 振 興 、産 品 の販路拡大等を通じて、地域の事業者の収益と住民の所得 の向上を図ります。
・地方への移住や、地域との多様なつながりの創出、首都圏 大 学 の 地 方 サ テ ラ イ ト キ ャ ン パ ス の 設 置 、農 山 漁 村 で の 体 験型交流を促進します。企業誘致と併せて雇用力のある地 域密着型企業の立ち上げを支援し、都会から地方へのしご との流れを作ります。 人口が急減し、農林水産業、商工業等の地場産業の担い手 が消滅しつつある地域について、ワークシェアリングの手法 を活用しつつ、社会保険にも加入し、地域の担い手を確保す る事業体を応援する枠組みについての検討を進めます。

<中小企業>
・地域経済の主役である中小企業・小規模事業者が直面す る 、人 手 不 足 、マ ー ケ ッ ト 縮 小 な ど の 課 題 に 対 し 、起 業 の 活 性化、地域の強みや魅力を活かした商品開発や海外展開 を 含 め た 販 路 開 拓 、人 材 育 成 、人 材 投 資 の 推 進 、I C T ・ I o T 導入支援の強化など生産性向上の取組みなどを通じ、中小 企業・小規模事業者の成長、発展を促進します。とりわけ小 規 模 事 業 者 に は 手 厚 い 支 援 を 行 い ま す 。ま た 地 域 コ ミ ュ ニ ティを支える商店街の自立を積極的に支援します。
・支援機関によるサポート制度や固定資産税の軽減措置等 を活用することにより、中小企業・小規模事業者の設備投 資を促進します。手続きに関しても引き続き簡素化に取り 組みます。
・中小企業・小規模事業者の収益力の向上と地域に根付い た価値ある事業の次世代への承継のため、承継の準備段 階から承継後まで切れ目のない支援を集中的に推進しま す。その際、事業承継税制の様々な要件を拡充するなど、 税 制 を 含 め た 徹 底 し た 支 援 を 講 ず る と と も に 、M & A を 通 じ た事業承継の支援を進めてまいります。
・働き方改革で求められる対応や必要性について、中小企 業 ・ 小 規 模 事 業 者 に 対 す る 周 知 徹 底 を 図 る と と も に 、都 道 府 県 や 商 工 会 ・ 商 工 会 議 所 が 連 携 し 、働 き 方 改 革 に 取 り 組 む中小企業・小規模事業者に対するよりきめ細やかな充実 した支援を行います。
・地域の支援機関や専門家、よろず支援拠点などを通じて 「ものづくり・商業・サービス補 助金 」 、「 小 規 模 事 業 者 持 続 化補助金」などの施策を地域の隅々まで行き渡らせるとと も に 、商 工 会 ・ 商 工 会 議 所 へ の「 伴 走 型 補 助 金 」な ど を 通 じて中小企業・小規模事業者へのきめ細かな支援を行い、ローカル・アベノミクスの実現を図ります。
・下請取引のあり方を改善し下請企業の適正な収益を確保 するため、主要業界で策定された自主行動計画の実行を求 め て い く と と も に 、策 定 業 種 の 拡 大 を 図 り ま す 。ま た 、独 占 禁止法や下請代金法の運用の徹底・強化を図ることにより 不当行為の取締りを進めます。
・金 融 機 関 が 、 中 小 企 業 ・ 小 規 模 事 業 者 に 寄 り 添 い 、「 ひ と 手 間 か け て 育 て る 」金 融 の 機 能 を 十 分 に 発 揮 す る こ と が 重 要 であるため、借り手側からの意見も聞きながら、経営者保証 に 依 存 し な い 資 金 繰 り の 徹 底 を 図 る と と も に 、信 用 保 証 制 度の見直しなどを進めます

▼公明党

(2)長時間労働の是正・同一労働同一賃金など、働き方改革の実現
●中小企業・小規模事業者の働き方改革 を支援するため、労働時間の短縮や勤務 間インターバル制度導入への助成金を大 幅に拡充します。また、最低賃金を持続的 に引き上げるため、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、業務改善助成 金等を大幅に拡充します。
(3)成長戦略で日本を元気に
●わが国の町工場が持つ世界トップレベ ルの技術力が支える航空・宇宙や海洋等 の研究開発を推進し、中小企業・小規模事 業者の力を最大限引き出します。
(5) 中小企業を強力にバックアップ
●下請け等の取引条件の改善について、 継続的にフォローアップ調査を行うとと もに、適正取引とするための「下請ガイド ライン」や価格交渉の際に中小企業・小規 模事業者が活用しやすいパンフレット等 について周知徹底するなど実効性の向上 を図ります。特に、荷主や発注者からの影 響をより強く受ける自動車運送業や建設 業における取り組みを強化します。また、 下請取引に関する「自主行動計画」や「業 種別ガイドライン」の策定業種の拡大や 内容の充実に取り組みます。
●海外展開をめざす中小企業・小規模事 業者を支援するため、「新輸出大国コンソ ーシアム(官民連携組織)」を機能させ、 海外ビジネスに精通した専門家による総 合的かつきめ細やかな支援体制を構築し ます。
●地域の活力を支える中小企業が魅力を 発揮し、次世代へしっかりと事業承継で きるよう、必要な支援策を講じます。
●中小企業・小規模事業者等の経営力強 化を図るため、「よろず支援拠点」や「事業 引継ぎ支援センター」の相談体制を強化 します。また、専門的な知識を持った相談 員の派遣等を通じた経営力向上計画の作 成や省エネ投資等の支援を行うとともに、 企業の「稼ぐ力」の強化に取り組みます。
●中小企業・小規模事業者が地域の中核 企業となるよう、M&A によるマッチング 強化、設備投資の補助の拡大などで事業 再編を促進します。

●中小企業等の生産性向上のため、IoT、ビッグデータ、AI 導入を支援します。ま た、ムリ(設備や人への過負担)・ムダ(原 価を高める要素)・ムラ(仕事量・負荷のバ ラつき)の削減を行い、付加価値の高いサ ービスや効率的な業務の運営が行えるよ う、ICT 専門家派遣による ICT 投資や ICT 人材育成などの支援を強化します。
●女性・高齢者の活躍を後押しするため、リカレント教育や、シニア向けの企業説 輸出促進等に向け、その導入、取得のための取 明会等を充実し、誰もが働きやすい環境を整備するとともに、女性・高齢者の人材 育成とスキル向上を進めます。

▼希望の党

3.中小企業に希望を ~人手不足と公的負担に苦しむ中小企業を徹底支援~
• 中小企業は雇用を通じて地域社会に大きな貢献をしている。正社員雇用を増やした中小企業の社会保険 料負担を免除する「正社員化促進法」を制定し、正社員で働ける社会を目指す。
• 若者を苦しめるブラック企業について、残業、休暇、給与などに関する要件を明確化し、該当企業の 名前を公表することにより、「ブラック企業ゼロ」を目指す。
• 地域社会の持続性を確保し、中小企業の人手不足を解消するため、国と職種を限定して外国人労働者の 受入れを拡大する。
• 金融機関に対し「経営者保証に関するガイドライン」の徹底を図ることにより、一定の要件を満たせば 経営者などに個人保証を極力求めず、保証債務履行時に保証人に一定の資産を残すことを認めていく。

▼維新の会

(5)中小企業対策
●中小零細企業が、親会社を含めた大企業との取引で契約通りの支払い等を受けられるようにする。 地方における「下請けいじめ」等を防止するため、独占禁止法の優越的地位の濫用禁止規定や、 下請け代金支払遅延等防止法を、厳格に運用する。
●中小零細企業に対する交際費課税を軽減する。
●災害復興時に地元の中小零細建設業の利活用が必要なことから、国の出先機関の発注する公共工事では、 当該地域の中小零細企業の受注割合は5割程度を目途とする。

▼立憲民主党

特に記載なし

▼日本共産党

4地域経済の再生─ 大都市と地方、大 企業と中小企業の格差を是正します
日本経済の根幹である中小企業を応援します
中小企業基本法が 1999 年に改悪され、まが りなりにも掲げていた中小企業と大企業の「格差 是正」が投げ捨てられました。「市場まかせで生き残れば経済は強くなる」という政策のもとで中小企業の淘汰がすすみ、423 万あった小規模事 業所は、4 分の 1 が減りました。賃金は、中規 模事業所(従業員 30 人~ 99 人)で大企業の 6 割、小規模事業所(同 5 人~ 29 人)では 5 割 という大きな格差があります(製造業、常用)。
─ 中小企業を日本経済の根幹にふさわしく振興 します。大企業と中小企業との公正な取引のルー ルを確立し、中小企業で働く人の賃金格差を是正 します。
─ 「選別と淘汰」でなく、中小企業全体を視野 に入れた振興・支援策に転換し、国の中小企業予 算を 1 兆円に増額します。

▼社民党

▶中小企業は経済を牽引する力、社会の主役
○「中小企業憲章」を国会で決議します。中小企業支援策を増額し、中小企業を底上げする政策へと 転換します。
○中小企業への課税強化に反対し、中小企業の法人税率(租税特別措置により15%に軽減)を恒久的 に11%に引き下げます。円滑な事業承継のために、事業承継税制を拡充します。
○日本版「地域再投資法」を制定します。

▼日本のこころ

五.我が党は、経済の成長戦略を推進し、個人所得の向上を図り、豊かな社会を実現すること及び社会基盤(インフラ)の強化を徹底して推進することを目指す。
(3)異次元の財政政策を出動し、個人消費の拡大による経済活性化を図る。
(4)投資効果の高い公共事業の拡大を図り、老朽化した社会資本の更新・ 高度化を図ることにより、経済の活性化・効率化を目指す。
(5)1人当たりの生産性の向上を図る。
(6)経済成長を阻害してきた岩盤規制を打破するとともに、不必要な諸手続 等の簡素合理化を図る。

台風も接近し、各地天候も荒れ気味だと思いますが、ぜひご参考にしていただきつつ投票所に足を運んでみてください。

秋元祥治
NPO法人G-net理事(創業者)・OKa-Bizセンター長

ではでは。
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▼NPO法人G-net 理事(創業者)
岐阜市吉野町6-2 ブラザービル2F http://www.gifist.net
▼内閣府 地域活性化伝道師/岐阜大非常勤講師
早稲田大社会連携研究所招聘研究員
慶應義塾大学SFC研究所所員
—————————————————–
※本ブログの内容は私個人の見解であり、所属団体を代表するものではありません。


編集部より:この記事は、秋元祥治氏のブログ 2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「秋元祥治(岐阜・G-net・OKa-Biz)の活動日記」をご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 03:30:44 +0000 Sun, 22 Oct 2017 03:30:44 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029078.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html
http://agora-web.jp/archives/2029054.html 選挙カーに乗ってみた 候補者はなぜ同じ言葉を連呼するか http://agora-web.jp/archives/2029054.html

亡き父は、選挙速報が大好きで、珈琲とタバコを完璧に準備し、ずっとテレビにかじりついて見る人だった。私は幼い頃、選挙ごっこが好きで。4歳くらいの頃にはタスキをかけて、近所を「よろしくお願いします」と連呼してまわった。街宣車に乗るのも夢だった。・・・あれ、選挙カーって言うんだっけ。

立憲民主党候補の応援のため、選挙カーの上で演説するという稀有な機会が。この貴重な体験を共有しよう。

1.お立ち台に登るのは、なかなか怖い
→車の後ろについているハシゴで登るのだが、決して大きなものではないので、登るだけでちょっと怖い。やや不安定。この登る様子で有権者に不安を与えてしまうことも。鳥越俊太郎が都知事に立候補したのは、もはや都民にとっても、本人にとっても黒歴史として忘れられているが、見ていた人によると、ハシゴを登る様子がやや不安定で、老人感、病人感が半端なく、不安になったとのこと。

さらに上に登ってからが怖い。普通に大きな車で、その上に乗るので、自分の視点は4メートルくらいの高さになる。プロレスでトップロープから場外に飛ぶ人の怖さがよくわかった。

2.スピーカーの数でも差が
→今回、準備期間が足りなかったことなどもあり、選挙カーはスピーカーが前2発、後ろ2発の4発。本当は前後4つずつの8発が理想なのだとか(演説でも触れていた)。

なお、ライブ会場のようにモニタースピーカーがあるわけでもなく。いつもハウリングに気をつけなくてはならない。だから、選挙カーの手すりの前にせり出すようにして演説をする。これもまた、怖さを増幅。

お立ち台での音と、外の音は違う。自分の声が届いているか不安になり、ますます声が大きくなる。

3.分かりやすく、情熱的に話さなくてはならない
→オーディエンスは熱心な支持者もいれば、通りがかりの人もいる。ましてや前述したように、音響が良いわけではない。普段の講演や講義とは違う。小難しいことは言えない。わかりやすく、フレーズが残るようにしないといけない。

そうだろうなあと最初から意識しており。私は今回、「民主主義を、取り戻す」というフレーズを何度も言うことにしていた。

また、目の前にオーディエンスがいることもあれば、道路を挟んで見ている人もいるので、やはり腕を振り上げる、拳を振り下ろす、様々な方向を見る、手を振る、指で数字を示すなど、わかりやすいアクションが必要。

よく選挙は、政党名、名前、キーとなる政策(安全保障、消費税、原発に対してイエスかノーかなど)を連呼する場、連呼合戦でどうなのかという声もあるわけだが、そうなってしまう理由がちょっとわかった。

・・・でも、高揚感あったよ。

さて、これから東京に飛んで投票。選挙行こうね。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 03:00:30 +0000 Sun, 22 Oct 2017 03:00:30 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029052.html 吉良家の方が上杉家より格上だった http://agora-web.jp/archives/2029052.html

上杉謙信像(上杉神社蔵、Wikipedia:編集部)

「系図を知ると日本史の謎が解ける」(青春新書)で扱った大名家のなかで、系図をたとっていくと面白いもののひとつに上杉家がある。

上杉家は藤原一族の公家である観修寺重房が、宗尊親王が鎌倉に下って将軍となったとき行動をともにした。丹波の国で上杉荘をもらったのが名の起こりである。

それが、室町時代に関東管領の地位を得たのは、足利尊氏の生母が上杉家出身だったからである。鎌倉時代にあって、足利氏は北条氏から正室を迎え、尊氏の祖母も正室も北条氏だが、尊氏の父の正室は男子を持たなかったので、側室の子である尊氏が跡を継いだ。

関東管領の上杉氏は、何系統にも分かれたが、最有力は群馬県を本拠とした山内上杉氏である。しかし、北条氏に押されて越後に移り、自らの分家である越後上杉氏の家老だった長尾家の謙信を養子にした。長尾家は桓武平氏だ。

上杉謙信にとって生涯最良の日は、1561年に鎌倉鶴ケ丘八幡宮で関東管領への就任を宣言したときであろう。だから、関ヶ原の戦いのとき、上杉家の本当の狙いは関東だったと思うし、だからこそ。家康は上杉を恐れた。
米沢藩三代目藩主綱勝の正室媛姫は三代将軍家光の庶弟である保科正之の息女であったから、もしこれが跡継ぎを産んだら上杉家の立場は盤石となるはずだった。

この奥方は異母妹が加賀の前田綱紀に輿入れすることに決まった祝いということで実家を訪れた。ところが、媛姫の生母が、自分の子供でない妹が我が上杉家より格上の加賀前田家に縁づいたのを妬んで、毒を盛ったのだ。怪しいと感じた妹のお付きの女性が機転を利かして御膳を入れ替え、なんと媛姫が死んでしまった。

のちに、綱勝は公家の四辻家から富姫を継室に迎えたのだが、跡継ぎが出来る前に綱勝が急死した。このころ、大名は病に倒れてから養子を決める「末期養子」も認められるようになっていたが、急な病気で七転八倒していたので、末期養子を決めることすらできなかった。

そこで、お家断絶が原則だったのだが、将軍の叔父だった保科正之が、自分の側室の不始末で媛姫が死んだことも跡継ぎがいなかった理由だったので責任を感じて、法を曲げて救済するように横車を押して、領地半減を条件に吉良上野介の二歳の子だった綱憲を四代目とした。

吉良家にとっても、一人息子だったし、そもそも、官位からいえば、吉良義央は従四位上(島津・伊達並み)で上杉綱勝は従四位下だから吉良の方が上なのである。

だから、吉良が上杉に自分の子を養子に押しつけて乗っ取ったというのはおかしい。自分の一人息子を格下の妻の実家救済のために差し出したという美談である。だから上野介は上杉に対して、強気だったし、幕閣の実力者だったから利用価値もあった。そこで、上杉家におねだりもしたし、上野介の「無理をしても家格を落とさないでやせ我慢する事が生き残る道」という助言を受け入れて、酷い財政難になった。

このように、江戸時代の大名の石高と官位はまったく一致しないので、大きい大名が偉いわけではない。また、大名の家臣同士でもそうだ。上杉家でも家臣筆頭は、格の上では甲斐の武田氏である。

初代景勝の正室菊姫が武田氏から迎えられていたので、その弟で客分となっていた武田信清は、上杉家の高家筆頭という客分格として待遇され家内最上席を与えられて存続した。

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Sun, 22 Oct 2017 02:30:49 +0000 Sun, 22 Oct 2017 02:30:49 +0000 http://agora-web.jp/archives/2028913-2.html http://agora-web.jp/archives/2028890.html http://agora-web.jp/archives/2028781.html http://agora-web.jp/archives/2028725.html http://agora-web.jp/archives/2028711.html
http://agora-web.jp/archives/2029050.html 【映画評】斉木楠雄のΨ難 http://agora-web.jp/archives/2029050.html 映画「斉木楠雄のΨ難」オリジナル・サウンドトラック

PK学園に通う高校生、斉木楠雄は、テレパシーやサイコキネシス、透視、テレポートなど多彩な超能力を持ちながら、普通に生きることを望み、その才能を隠して高校生活を送っていた。斉木の周囲は、斉木のことが気になってしかたない自意識過剰の美少女や、バカすぎて思考が読めない同級生など、変な奴ばかり。毎年恒例の一大イベント、文化祭を迎え、同級生たちがトラブルを巻き起こす中、気が付けば、たかが文化祭で地球滅亡の危機が迫っていた…。

超能力を持っているため次々に災難に巻き込まれてしまう高校生・斉木楠雄の高校生活を描く学園コメディ「斉木楠雄のΨ難」。ちなみに、Ψ難は“さいなん”と読む。原作は、独特の世界観でファンが多い麻生周一の人気ギャグ漫画だ。漫画の実写映画化への出演が続く山崎賢人が、予告編ではそれすらも自虐ネタにしながら、ピンクの髪にピンクのアンテナ、緑のサングラスという笑撃のルックスで怪演している。主人公・斉木楠雄は、感情は表に出ず、せりふもほとんどなく(よくしゃべるがほぼ心の声のナレーション)、変人揃いのクラスメイトに手を焼きながら、人知れず地球の危機を救ったりしているのだ。山崎賢人が今まで演じてきた、繊細で心優しい美少年や、ツンデレキャラの学園の王子様とは真逆の役柄だが、福田組初参戦ながら、存在感を示している。

「銀魂」のやりたい放題を見たせいか、福田雄一監督にしては、ギャグのはじけっぷりがおとなしい気がするが、それでも橋本環奈、新井浩文、吉沢亮の“銀魂”参加組のおふざけは健在。特に、天下無敵の美少女・照橋心美の過剰な自意識演出のバカっぷりには、橋本環奈の今後の女優生活が心配になるほどだ。彼女を見た男子が、そのあまりの美しさに思わず発する擬音が「おっふ」。これが繰り返されていちいち爆笑を誘う。誰からも干渉されない静かな生活を望むのに、気が付けば宇宙規模の大事件が発生し、地球を救うハメになる斉木楠雄。この無駄なスケール、まったくやれやれ…である。どこまでも笑いだけを追求する福田監督らしい快作コメディだ。
【60点】
(原題「斉木楠雄のΨ難」)
(日本/福田雄一監督/山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、他)
(おバカ度:★★★★☆)


この記事は、映画ライター渡まち子氏のブログ「映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評」2017年10月21日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は公式Twitterから)。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 02:30:46 +0000 Sun, 22 Oct 2017 02:30:46 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029047.html ビットコインと円との大きな違い http://agora-web.jp/archives/2029047.html 円は日本の法定通貨である。国は法定通貨を定めることで、その通貨を「決済手段として使う権利」が定められる。通常、国はひとつの法定通貨を有している。法定通貨が持つ、この「決済手段として使う権利」は「強制通用力」と呼ばれる。日銀券を用いて支払いを行った場合には、相手がその受取りを拒絶することができないという「法貨としての強制通用力」を持っている。

現在、日本で使うことのできるお札は22種類ある。この「使うことができる」ということを「強制通用力がある」と言い、日銀券は日銀法で法貨として無制限に通用すると定められている。ただし、補助貨幣などの貨幣には一定の制限があり、硬貨の場合は「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第7条」により、同じ硬貨は20枚まで強制通用力を有していると定められている。

強制通用力を認められた貨幣による決済は、額面で表示された価値の限度で最終的な決済と認められ、受け取る相手側はこれを拒否できない。つまり、日本国内で円を使う場合に、日銀券は制限なく使用できる。反対に強制通用力の無いものでは、決済を拒否できることになる。

日本における通貨の「円」とビットコインなどの仮想通貨などとの大きな違いは、この通貨の強制通用力の有無ということになろう。さらに法定通貨と強制通用力で守られた「通貨」は交換力が保証される。つまり流動性が保証される。これに対して仮想通貨はこういった交換力の保証がない。

法律で守られていないビットコインと法定通貨である円が、もし同じような利用価値を有することになるとなれば、日本の国民が法律を遵守することがなくなり、法律というかそれを制定する国への信用度が極度に低下する場合となろう。

いまの日本では日銀が国債を異常な規模で購入していようが、いまのところ国や国債、そして円に対する信認は非常に強い。日本国債の利回りが低位で推移し続けているのも国への信認が背後にあり、それは国の法律に守られた円に対する信認が強いことも示している。

また、日本国内での商取引が極めて閉鎖的であることで、円の使い勝手が良いことなどがあり、国際的に流動性の高いドルなど他の通貨がそれほど流通していない要因となっている。日本の物価が安定していることで、円の価格変動リスクが極めて少ないことも大きく影響していよう。

これに対してビットコインなどは極めて価格変動リスクが大きいこともあり、投機的な利用はさておき、通貨として利用が日本国内で拡がることは現状は考えづらいのである。


編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 02:30:44 +0000 Sun, 22 Oct 2017 02:30:44 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029078.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029046.html 韓国は日米の重要な同盟国だ http://agora-web.jp/archives/2029046.html 韓国日刊紙中央日報は18日、トランプ米大統領のアジア歴訪を報じ、「なぜトランプ大統領の訪韓日程が1泊2日と短いのか」という韓国メディアの不満、恨み節を紹介している。簡単にいえば、「わが国はトランプ大統領を国賓で招いたのにもかかわらず、日本で2泊3日の日程と長いのに……」というのだ。韓国に対する理解を持とうと努力している当方にとって、韓国メディアの論調には、少しやりきれなさを感じた。

▲トランプ大統領が訪韓時に演説する韓国国会(韓国国会の公式サイトから)

▲トランプ大統領が訪韓時に演説する韓国国会(韓国国会の公式サイトから)

韓国メディアに通じた記者なら、「何も新しいことではないよ。韓国人は常にに日本を意識し、それより悪い状況だったら、いろいろと理屈をつけて不満を爆発させる」と説明してくれるかもしれない。それにしても、トランプ大統領の短い日程が本当に「コリアパッシング」(韓国素通り)を意味するのだろうか。少し、考えてみたい。

トランプ大統領は来月5日、訪日を皮切りにアジア歴訪に向かう。そのスケジュールはハードだ。ホワイトハウスが公表した日程によると、5日、2泊3日の日程で日本を訪問。その後、7日から隣国韓国を1泊2日で訪問。8日には中国訪問に向い、習近平国家主席と会談する。トランプ氏のアジア歴訪のハイライトだろう。その後、10日にはベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席し、12日にはフィリピン入りして東南アジア諸国連合(ASEAN)創設50周年の記念行事に参加し、米ASEAN首脳会議にも出席するといった具合だ。

米大統領のアジア歴訪日程を見ると、「なぜ韓国では1泊2日の短い滞在か」、「米大統領は韓国の戦略的地位の重要性を理解していない」、「米国のコリアパッシングではないか」といった韓国側の不満はあまり説得力がない。大統領の日程がハード過ぎるからだ。
トランプ氏の訪韓日程をみると、25年ぶりの米大統領の国賓訪問らしく、文在寅大統領と首脳会談、国会で演説も入っている。北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威が高まってきている時期だけに、米国側が同盟国・韓国に最大限の礼を尽くしていることが分かる。

それでは「なぜ日本で2泊3日の日程なのか」という反論が生まれてくる。トランプ氏の日本滞在日程も韓国と同様、1泊2日とすべきか、韓国でも2泊3日の日程とすべきではないか、といった主張が出てくるだろう。問題は、トランプ氏の訪韓が1泊2日と短いことではなく、トランプ氏の訪日が2泊3日と訪韓日程より長いことだ、ということが分かる。

韓国の国民は今年6月末の文大統領の訪米を想起すべきだろう。当時、聯合ニュースは「トランプ大統領は韓国大統領の訪米に対し、破格の待遇で最高のもてなしを準備している」と報じ、韓国国民の自尊心をくすぐったほどだ。

以下、聯合ニュースの記事を再読してほしい。

「文在寅大統領はワシントン・ホワイトハウス前にある迎賓館に宿泊。初訪米でブレアハウスに3泊以上宿泊するのは文大統領が初めて。これは米国政府が文大統領を手厚くもてなすという意味だ。トランプ大統領が外国首脳夫妻を招き、ホワイトハウスで歓迎夕食会を行うのは文大統領が初めてとなる」

文大統領はワシントンのゲストの時、破格の待遇で歓迎された。今回はホスト国としてトランプ大統領の訪韓時には歓迎したい、という思いが強いだろう。ゲストに対し最善を尽くすのが韓国人気質だからだ。その意味で、今回はトランプ氏の韓国滞在時間が余りにも短いことは残念だろう。

北の核実験、ミサイル発射で朝鮮半島はかってないほど緊迫している。一方、米韓両国には難問が少なくない。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題だけではない。北朝鮮との対話路線に拘る文大統領に対して、ワシントン側には不信感があるかもしれない。一方、韓国内では反米感情が依然強い(「トランプ氏の『破格の待遇』は高価?」2017年6月30日参考)。

韓国は国際社会の重要なパートナーだ。日本や米国にとっても韓国は同盟国だ。そして日米韓の結束が最も求められている時を迎えている。ゲストに対する韓民族のもてなしの暖かさを少しでも知っている日本人なら韓国民の心意気を忘れることはない。韓国民は自信をもってほしい。韓国民の誇りが日本人の喜びとなり、日本人の良さが韓国民の誇りとなるような日を迎えたいものだ。


編集部より:このブログは「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 02:30:34 +0000 Sun, 22 Oct 2017 02:30:34 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029049.html 「一人一列一品目」人気直売所の工夫 http://agora-web.jp/archives/2029049.html 僕が住む愛媛県には、全国的に有名な人気直売所がたくさんあります。

例えば、
●NHKの「食の架け橋」大賞などを受賞した「さいさいきて屋」(今治市)

●運営協議会が、今年度、「豊かなむらづくり全国表彰事業」で内閣総理大臣賞を受賞した「内子フレッシュパークからり」(内子町)

などの直売所には、連日、遠方からもたくさんのお客さんが訪れます。

そして、今日紹介するのが、JA周桑の「周ちゃん広場」(西条市)
毎日、朝9時の開店とともに、店内はお客さんでいっぱい。

≪人気直売所の工夫≫
●どんな野菜もその日に持ってくる。残った野菜は、かぼちゃでも、ニンジンでも、ジャガイモでもなんでも必ずその日に持って帰る。

ことを徹底して、直売所ならではの圧倒的な鮮度を実現しました。

そして、「周ちゃん広場」の特長的な取組が、こちら。
●「一人一列一品目」。

そのため、1件の農家が、たくさんの商品を販売して収益を上げるためには、より多くの種類の野菜を作らなければなりません。

その結果、例えば、同じナスでも、一般的な秋ナスだけでなく、イタリアナス、インドナス、トルコナスなどの珍しいナスが並ぶことになり、お客さんはここでしかないものを選ぶ楽しさを満喫することができます。

また、農家にとっても多様な品目を作ることは、手間がかかりますが、収益が安定するとともに、人気のトレンドをつかむことができます。

小さいことは、面白い。

かつて大分県では「一村一品」を通じて、たくさんの全国的なブランドが生まれましたが、小さな個々の農家にとっては価格の変動を受けやすい「一村一品」よりも、「一人一列一品目」による多品種栽培の方が収益を上げやすいのかもしれません。

ぜひ、皆様も新鮮な珍しい野菜を探しに、「周ちゃん広場」へ

もっと知りたい!
地方創生のヒントが全てここにある!『小さい農業で稼ぐコツ』(西田栄喜著)

ぽんぽこらんど~青い​レモンの島から誠実な​商いを追求する~

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<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2017年10月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 02:30:29 +0000 Sun, 22 Oct 2017 02:30:29 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029048.html 世界の「フラット化」で得られること、失うこと http://agora-web.jp/archives/2029048.html

ホーチミンで不動産の視察をしています。都市化が急速に進んでいるベトナムですが、特に大都市の中心部で開発が加速しています。

写真は数年前に日本人投資家に紹介し、最近完成したコンドミニアムです。欧米風のエントランスで、建物の中で一見しても一体どこの国に来ているのかわかりません。高級住宅エリアに建設された物件で、インターナショナルスクールの近くにある人気物件です。

建設中の時に視察に来た数年前は、周りは果物や雑貨を売る露店があふれ、舗装されていない道路は雑然として、ローカルな雰囲気が強く漂っていました。

今回完成した物件を見に来ると、コンドミニアムの前には果物を売っているお店が相変わらずありましたが、大通りにはファミリーマートやセブンイレブンなど、コンビニエンスストアが新店舗をオープンしていました。

ここ数年ベトナムにも外資が次々進出し、マクドナルドやスターバックスが当たり前のように存在します。日系企業でも、高島屋をはじめ、大戸屋、丸亀製麺、すき家などが進出し、駐在している日本人には喜ばれているようです。

新興国が成長し、都市化が進めば進むほど、先進国とのギャップが解消され、街並みが似てきます。言われる「フラット化」と呼ばれる現象です。

グローバルな企業が新興国の成長と共に現地に進出し利便性が高まれば、世界どこでも均一なサービスが受けられるようになります。これは新興国の人たちにとっては大きな魅力です。その一方で、その国の独自の文化や懐かしい情景は消えていきます。

ベトナムもこれからさらに経済成長が続けば、バイクの数が減り車社会に変わっていくはずです。さらに鉄道網の整備が進めば、公共交通機関で行き来する人が圧倒的になっていくかもしれません。

バンコクでも屋台の数が徐々に減っていき、大手ショッピングモールなどに現地の人が流れていると聞きます。これから行くプノンペンでも、トゥクトゥクと呼ばれるバイクで引く荷台型の車両が移動手段の主流ですが、そのうちにタクシーが当たり前になっていくことでしょう。イオンのショッピングモールも人気で、日本の田舎街と変わらない情景になってきました。

どこに行っても同じホテルやレストランがあって、それぞれの国の独自性が消えていけば、旅の魅力はその分減ってしまいます。先進国の人間のエゴかもしれませんが、それぞれの国の独自の文化や古くからある建物は、観光資源としてこれからも無くならないで欲しい。成長するホーチミンの街並みの変化を見ながらそんなことを考えました。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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Sun, 22 Oct 2017 02:30:06 +0000 Sun, 22 Oct 2017 02:30:06 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029043.html 潮汕で全国ブランドの牛肉鍋が生まれたなぞ http://agora-web.jp/archives/2029043.html 福建と接する広東省の潮汕地方で生まれた、牛肉鍋(牛肉火鍋)が中国各地でヒットしている。牛の部位を細かく分けたことと、網の中で熱湯にわずかにさらすしゃぶしゃぶのような食べ方が受けているようだ。

先日、「日中文化コミュニケーションの授業で1年生が中国の地方食文化について研究発表をした。当初は日本料理と中華料理の比較をしようとした。だが、「和食」はユネスコの無形文化遺産に登録されるほど明確なとらえ方ができるのに対し、中華料理は地方色が強すぎ、とてもひとまとまりにはできない。そこで、中国の地方料理、特に地元である広東料理と潮汕料理の比較を試みた。

題して、「食は広州にあり、味は潮汕にあり(食材広州、味在潮汕)」。言葉を比べれば、広州を中心とするエリアは広東語を話し、同じ広東省でも福建に接する潮汕地区は台湾でも話される閩南語に近い。食もまた同じで、潮汕料理は福建料理に近い。生活に密着した食文化は言葉とも深くつながっているのだ。

広東料理が「ニワトリがなければ宴席にならない(無鶏不成席)」と言われるように、潮汕料理は「海鮮がなければ宴が開けない(無海鮮不成筵)」と言われる。内陸と沿海の地理的条件が料理にも影響を与えている。味付けも広東料理は醤油がメーンだが、潮汕料理は潮を中心にさまざまな調味料を加えるのが特色だ。広東料理も味付けが濃くなく、日本人の口にも合うが、潮汕料理はもっとあっさりしている。

そこで話題となったのが、なぜ潮汕地区に牛肉鍋が生まれたのか、という起源に関する疑問だった。

海鮮が中心で、もともと牛肉を好んで食べる地区ではない。市場に行けば一目瞭然だ。海産物が多く、肉は豚とニワトリがほとんどで、牛肉を売っている店は一つか二つぐらいしかない。しかも授業では汕頭出身の学生が、もともと仏教信仰の篤い土地で、しかも、牛は農耕用の貴重など動物だったので、牛を殺す習慣はなかった、と教えてくれた。両親や祖父母はあまり牛肉を食べないという。これには他地域の学生も大きくうなづいていた。日本の農村と同様のタブーがあったのだ。

こう考えてくると、潮汕発の牛肉鍋はどうも改革開放以来のメニューらしい。だとすると「潮汕牛肉火鍋」といっても、地元特産とは言いにくい。亜熱帯地域なので、なぜ鍋料理なのかという疑問も湧く。

考えられるのは、潮汕が東南アジアやオセアニアに多い華僑のふるさとなので、海外から食文化が持ち込まれたのではないか、という推論だ。こちらの方が説得力がある。ニュージーランドでの留学から帰ってきたばかりの学生が、現地には潮州出身者が多く、潮汕料理のレストランでは潮汕方言が飛び交っていた、と議論に加わった。さまざまな意見が飛び交い、みんなでネットまで検索したが、結局、適当な答えは見つからなかった。懸案課題として残った。

それにしても話題が「食」になると、教室が一気ににぎやかになる。だが食を通じて、歴史や地理、言語を身近に感じることができる。文化を考察する上では、重要な切り口なのかも知れない。和食に対する関心も非常に高く、しばしば質問攻めに遭う。

不思議なことがあるものだ。授業が終わると、広告専攻の女子学生二人が訪ねてきた。卒業課題の作品として、写真や絵を中心に、食文化に関する本をデザインしたいので、参考意見を聞かせてほしいとのことだった。二人とも広東省の香港に近い佛山出身だ。食と宗教のかかわりにも関心があるという。すかさず、「『なぜ潮汕に牛肉火鍋が生まれたのか』というタイトルで、食の起源を探る内容にしてはどうか」と提案した。

「食は広東にあり」とはよく言ったものである。


編集部より:この記事は、汕頭大学新聞学院教授・加藤隆則氏(元読売新聞中国総局長)のブログ「独立記者の挑戦 中国でメディアを語る」2017年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、加藤氏のブログをご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 21:00:52 +0000 Sat, 21 Oct 2017 21:00:52 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029038.html 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも前向きに http://agora-web.jp/archives/2029038.html 先日もブログで私の婦人科系の病態について少し触れましたし、SNSでも書かせていただきました。

私は『多嚢胞性卵巣症候群』という排卵障害を診断されています。
婦人科検診には多くの皆さんに行くように働きかけている私ですが、先日、私も卵巣(左右両方)に排卵障害を診断されました。

多嚢胞性卵巣症候群は卵巣の中でできる卵胞の発育が遅く、ある程度の大きさになっても排卵されずに卵巣内に多数の卵胞がたまってしまう疾患でして、生殖年齢にある女性の5%にみられ、不妊原因の20%程度を占めるとの報告もあります。

原因ははっきりとは解明はされていませんが、現在のところは内分泌異常、糖代謝異常、生活環境のストレスなどがあげられています。

釈由美子さんや山本モナさんなど、この病態を告白しながらも妊娠をしていますし、多くの方が自然妊娠をしていますので、同じ診断をされている女性はあきらめずに治療に励んでもらいたいと思います。

私はPMS(月経前症候群)が酷く、婦人科に行ったところ、多嚢胞性卵巣症候群が重症化(以前も診断されていました)していることがわかり、日々のストレスや食生活を気を付けてはいたものの、やはり
ショックでした。

私はこの仕事をしていると否が応でも「早く結婚して子供産みなさい」と言われることが少なくありません。

また政治の世界はものの見事に男性社会で、更に一部の政党の一部の議員が大きな力を持っているということは言うまでもありません。

私がこの世界に入ってとても驚いたことは、民間企業では有り得ないような「作り話」や「デマ」「嘘」の噂話が異様に横行しており、嘘だとわかっていても上から言われればクロもシロにしてしまう、シロもクロにしてしまう世界であるということでした。

人の口には戸が立てられないので、印象操作のための嘘を人に吹き込んだり、本人に確認せずに吹聴したところで、私・本人と直接接している市民や県民が本当の私を知っていれば良いので、私自身は
くだらない政局やデマに一切かかわらずに、勝手に言わせておくしかありませんので、地道に地域の課題を解決していくことにだけ徹するようになりましたが、きっと心のどこかで私も人間なのでストレスがたまっていたのだと思います。

やられたらやり返す、敵を嘘やヤジで攻(口)撃する位でないと務まらないという政局的な政治にはうんざりしています。

いわゆる一般の、普通の感性を持った人、普通に傷つく人、普通におかしいことをおかしいと思う人、そういう国民感覚を持った人が
政治をやるべきだと私は思っています。

なぜなら私たちは国民の気持ちに寄り添い、政策を実行していくことが仕事だからです。
政治家が人の痛みをわからないことや自分は権力を持っているなどという勘違いや偉ぶりからおかしな方向に進むんだと思うんです。

もちろん、私はここまで独自路線を突っ走ってますし、確かにメンタルは強い方だと思いますが、そういう中で、信頼できる方々に支えられながら政治の仕事ができているということに心から感謝しています。

一方で、やはりここ数年、この政界に身を置いていて、ストレスが急激にたまっていたことは事実です。

自分の中で政治家としてがむしゃらに働いてきたとはいえ、
もっと夜の会合を控えていれば、とか、冷やさなければ、とか
あのときこうしていれば、ああしていれば、病院行ってれば・・・・とか
自分の身体を一番に考えられなかったことは大きな反省点です。

特定の政党に属せず、まさに一切にしがらみを排除しての無所属の活動で選挙において皆様に押し上げていただいているので、日々の駅頭や活動は責任感と義務という意識のもと、全力で行っていますが、活動の中で自分の身体に対して丁寧ではなかったのかもしれません。

私のようにまるで男性のように表では気張って、頑張っていても、女性は目に見えない悩みを抱えています。
本当の意味の「男女共同参画」を政治の世界で実践していく上で、私にしかできないことがあるんじゃないかな、と思い始めています。

今後、この排卵障害と付き合っていく上であきらめなくてはならないことや苦しいことも経験するかもしれない中で、同じように悩む女性のサポートをしたり、あるいは里親制度や特別養子縁組などを異なる観点からアプローチしたり、不妊治療の助成制度の改定や、それこそ男性にはなかなか理解できない心の問題など、女性特有の諸課題の解決をしていくことが大切だと思っています。

子育て施策に関しても「子どもがいないからわからないわよ」と言われることもありましたが、逆に産まれてきたすべての子どもたちに幸せになってもらいたい、ともっと重要視するようになりました。

多嚢胞性卵巣症候群でも自然妊娠して出産されている人はたくさんいます。

私も自分のことをきっかけに痛みがわかる一人の女性として、女性が抱える様々な悩みを汲み取り、一人でも多くの女性が笑顔になれるように努力をしていきたいと前向きにとらえています。


編集部より:このブログは千葉県議会議員、水野ゆうき氏のオフィシャルブログ 2017年10月20日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、「水野ゆうきオフィシャルブログ」をご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 21:00:47 +0000 Sat, 21 Oct 2017 21:00:47 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029045.html ガツンと「叱る」と折れる部下。だったらホメればいい http://agora-web.jp/archives/2029045.html

写真は参考書籍書影より

アゴラでは、「出版道場」という出版ニーズに応えるための実践講座を年2回開催している。その影響もあり、著者や出版社から献本されることが非常に増えている。良著と思われるものを記事にしているが、今回は、『自分をほめる習慣』(すばる舎)を紹介したい。著者は、人材コンサルタントの原邦雄(以下、原氏)である。

キャプチャーのように、「うさぎ」の写真を使った表紙が印象的な本である。うさぎを使用する本は滅多にないので理由を考えてみた。あるペット屋のHPに、うさぎは感受性が豊かで、人の声を聞き分けると書かれていた。そのため、「ほめる」「しかる」が大切だとのこと。この本のテーマは「ほめる」。それに関連付けをしたものと推測した。

「ほめる」ことで自己を見つめなおす

――原氏によれば、人の悩みは、大きく分けて3つのカテゴリーがあるという。「人間関係」「仕事·お金」「健康」の3つになる。これらの悩みは自分をほめて「自己肯定感を高めること」によって、ある程度の解決が可能になるそうだ。

「この3つは、すべての人が大なり小なり悩みとして抱えています。自分をほめることでセルフイメージを高めていけば、これらも自然と解消されます。『人間関係』についての悩みは、残りの、『仕事·お金』『健康』にも大きく影響します。人間関係の悩みが解消されると、他にも良い影響を及ぼします。」(原氏)

「人間関係の悩みを解消するうえで、大切なスキルのひとつに『感情のコントロール』があります。人は感情の生き物です。どれだけ冷静でいようと思っても、相手のちょっとした言葉や振る輝いにイラっとしてしまったり、悲しい想いをしたり、逆に気遣いがすごく嬉しかったりするものです。」(同)

――ここで、推奨する方法は、「自分の感情を押し殺し常に笑顔でいるべき」とか「どんな理不尽にも耐え忍ぶ力を身につける」というものではない。つまり、感情をコントロールしてネガティブな意識を消し去るというものではない。

「むしろ、感情を出したいときは出していいのです。怒らなければいけないときは怒る、悲しんでもいいときは思い切り悲しむ、喜んでいいときは全力で喜ぶ。怒りや喜びの感情に振り回されて誰かと付き合うのではなく、『ここは怒りに入れよう』『今は喜びに入れよう』『悲しみに入れよう』というコントロールです。」(原氏)

「感情のコントロールができるようになるためには、『自分の軸』が必要になります。『そんなものない』と思うかもしれません。今はそれが隠れてしまって見えなくなっているだけ。『ほめる習慣』が身につけば見つけることができます。」(同)

――本書でいう、「ほめる」とは、自分が「自分はかけがえのない存在なのだ」ということに気づくことにある。日本人にはネガティブな人が多い。「自分のことをほめるなんて」と思う人もいるだろう。しかし、自己肯定感を高めることで自らを客観視することが可能になる。ポジティブシンキングはの手法としては間違えてはいない。

「自分をほめる」という切り口について

2000年以降、多くの会社で成果主義人事制度が導入された。しかし、社員のマインドは疲弊し漠然とした不安が蔓延した。その後、社内活性化プログラムの一つでEQ( Emotional Intelligence Quotient)がブームになる。当時、私はEQを専門的に研究する機関に所属していたが、ここはEQ理論提唱者が認可した世界唯一の機関になる。

その後、EQブームは収束していったが、新たな理論が台頭してくる。本書の「ほめる」という切り口は、EQ理論で解釈することが可能である。私的自己意識、楽観性、セルフエフィカシーなどの素養が該当する。心理学用語や素養は難解で一般性を持つものではないが、本書の、「ほめる」は平易で誰にでもわかりやすい。

「ほめる」だけでは問題は解決しないが、自分をほめることで自分と向き合い、自らを客観視する作業はセルフマネジメントを高めるには効果的である。

また、「ほめる」スキルは、マネジメントにも効果を発揮する。やる気がなさそうな部下を目の前にすると、長所を見つけるのは難しいという人もいるかも知れない。しかし、いまの人は、ガツンと叱ると折れてしまう。さてどうしたものかと悩む管理職は多い。部下を成長させるには、適切に「ほめる」ことが効果的である。

本書で、述べているように、感情をコントロールして「ほめる」ことの効果は高い。頭ごなしに「叱る」と部下は凹む。頭ごなしに、ほめても、部下は凹まない。相手の感じ方によるが、ちょっと言葉が、マネジメント効果を高める契機になるかも知れない。もちろん、自分の意識を高める方法として「ほめる」を使用することも効果的である。

参考書籍
1日1ほめで幸運を引き寄せる 自分をほめる習慣』(すばる舎)

尾藤克之
コラムニスト

<第3回>アゴラ出版道場開催のお知らせ
ネットから著者デビュー!第3回「アゴラ出版道場」11月4日開講。お待たせいたしました。商業出版を目指す著者志望者を対象にした第3回「アゴラ出版道場」を、11月4日から開講します(12月16日まで隔週土曜、全4回)。

お問い合わせ先 info@agorajp.com

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Sat, 21 Oct 2017 21:00:45 +0000 Sat, 21 Oct 2017 21:00:45 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029061.html http://agora-web.jp/archives/2029057.html http://agora-web.jp/archives/2029062.html http://agora-web.jp/archives/2029043.html http://agora-web.jp/archives/2029038.html
http://agora-web.jp/archives/2029028.html アルコールは脳に悪い?それでもお酒は飲んでいいと思う http://agora-web.jp/archives/2029028.html

こんにちは!肥後庵の黒坂です。

「最近、お酒は体にいいとか、悪いとか色んな話を見かけるけど結局どっちなんだ!?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか?「酒は百薬の長」「酒に十の徳あり」ということわざが昔からあります。「アルコールは適量をキープできるなら体にいいのだが、飲みすぎると毒になる」なんて言われてきて、それが正しい情報だと長らく信じられてきました。

ですが、そんなお酒の健康効果に冷水を浴びせるような話がイギリス・スタンフォード大学の発表した研究結果によってもたらされました。彼らは「お酒は少量でも脳に影響がある」と主張しています。

※研究結果は次のURL先に詳細が掲載されています(英語)。

Moderate alcohol consumption as risk factor for adverse brain outcomes and cognitive decline: longitudinal cohort study. BMJ

これは「お酒=毒」といっているのと同じであり、私を含めてお酒好きの人には耳が痛い話ですよね?ですが私は「それでもお酒は大いに飲むべき」と心から思います。なぜ脳に悪いと言われてしまったのに飲むべきだと考えるのか?今回はそんなお話をしたいと思います。

ワインでも日本酒でもビールでも等しくNG

「お酒は健康に良くない」という今回のような研究結果があちこちで発表されるようになるちょっと前まで、お酒の健康効果ばかりクローズアップされていましたよね。「赤ワインに含まれるポリフェノールには美肌効果がある」「ビールは血流が良くなるから脳卒中などの予防になる」「日本酒はアミノ酸が豊富に含まれているので、美肌にいい」ちょっと調べてみるとお酒の原料ごとの健康や美容効果がわんさか出てきます。

しかし、こうした「お酒はこんなに健康にいい!」というネット記事のいずれも、この記事を書いている3年ほど前の2014年以前が最終更新日となっていることが多いことに気づきます。気のせいかもしれませんが、2015年に「私の血はワインでできている」と公言するほどのワイン好きで知られていた川島なお美さんがガンで亡くなられ、同じタイミングでフランスの国立がんセンターが「赤ワインはガンになる」との発表がありました。その頃から「お酒に適量はない。とにかく1滴でもダメ」といったアルコール有害記事が広まり始めたようにも見えます。

特定のお酒がダメなのではなく、アルコール自体が脳に悪いと今回の研究結果で言われているわけですから、ワインだろうが焼酎だろうがウイスキーだろうがなんでも健康に悪い、ということになるでしょう。

健康は極端に走りすぎないことが大事

こうした記事を目にした時、多くの人の反応はざっくり2つに分かれます。「健康に悪いならもうお酒は飲まない」「別に気にしないよ。お酒はおいしいからこれからも飲む」というお酒から離れてしまう人と、別に気にしないという人です。気をつけなければいけないのは、「もうお酒は飲みたくない」と安易に考えをひっくり返してしまう人たちです。なぜかというと記事の情報を一方向からしか見ることが出来ていないからです。そうした人は往々にして白か?黒か?と極論に走りがちです。

例えば私のように赤ワインが大好きな人がいたとしましょう。その人が今回の記事を目にして「お酒は全部脳に悪いのか!なになに?心筋梗塞の原因?発がん性物質?認知症の原因?怖い!もう大好きなワインを飲むのはやめる!!」と考え、逆に赤ワインを持ち上げる記事を目にした時には「赤ワインに含まれるポリフェノールは、ぶどうをそのまま食べるよりもワインで飲むほうが吸収率が高いのか~。血液もサラサラになるしいいことづくめだな!今後もお酒はワイン一択!」と全面的に支持する、こんな具合に反応しがちです。

でも世の中にあるお酒の健康効果に関する全ての情報を見ることは不可能ですし、健康はまだまだブラックボックスだらけで定説をひっくり返すような研究結果の発表は今後も続いていくでしょう。たまたま目にした記事で極端に肯定・否定と考えが飛び回ってしまうのでは、おいしいものや健康の本質から遠ざかってしまうでしょう。

究極的には水ですら飲みすぎると体に悪いのですから、何が悪いか?いいか?という極論で考えるべきではありません。問題は往々にして分量によることがほとんどです。

見落とされがちなアルコールのメリット

最近、今回の研究結果のような「お酒による健康への悪影響」についての記事や発表が多いように感じます。それだけこれまで分からなかった部分に光が当てられているということですから、これは喜ばしいことですよね。アルコールが脳に悪いということはおそらく間違いないでしょうし、ガンや認知症とも深い関係があると言われるとお酒好きとしてはいかにも肩を落としたくなるような話じゃないですか。

それでも私はお酒にはたくさんのメリットがあって、今後も愛飲するべき対象だととてもポジティブに捉えています。間違っても「ああ、今飲んでいるお酒は体にわるいんだよなあ」などと罪悪感の中、お酒のグラスを傾けるべきではないと思います。私が考えるお酒を飲むメリット、それは栄養面ではなく、「精神面」についてです。

お酒が思考力を鈍らせるのは研究結果ソースを出さなくても、多くの人に理解されている事実でしょう。飲酒運転の取り締まりが厳しいのは判断力などを鈍らせて事故を起こす確率を上げてしまうことが明らかだからです。ジャッキー・チェンさんの「酔拳」という映画ではないのですから、お酒を飲んで何らかの能力がパワーアップするなんてないと思っています。お酒を飲むと思考力や身体能力は落ちる、ということです。

ここ!まさにこのポイントこそがお酒の「プラス」だと強く考えています。私はお酒を飲むととても陽気になります。社交の場では元々フレンドリーですが、お酒を飲むとそれがかなり促進されます。言い方を変えれば私はお酒を飲むとかなりバカになります(笑)。お酒を飲むまではかっちりと固い雰囲気でやり取りをしていた人と、お酒の席でバカ話をしたり、共通の趣味の話で大いに盛り上がったことでその後胸襟を開いたやり取りができる仲になった経験が何度もあります。これはお酒の力がなかったら絶対に成し得なかったことです。お酒が思考力を鈍らせ、何もしていないのに気分が高揚するという「“脳”力低下」があったからこそ、楽しい気持ちになって良好な関係を築くことが出来たと思っています。

人間関係構築を一役買ってくれ、楽しい気分にしてくれるならそれは大きいメリットではありませんか?

影響が出ない範囲であればOK

「お酒は体に悪い」なんて言われても気にすることはありません。そんなことは昔から分かりきっていたことで、要するにお酒の悪影響が出ない範囲の適量に留めればいいわけじゃないですか?

お酒に限らず、お菓子でも、タバコでも嗜好品はだいたい少量から健康に悪いものが多いですよね?でも一口でもお菓子を食べると糖尿病になるわけではないですし、1本タバコを吸ったから即ガンになるわけでもありません。重要なのはやっぱり「適量」ということで、一生の内で取り返しがつかない病気になってしまうほど体に入れなければ何の問題もないと思います。「酒はやっぱり適量なら飲みましょう」というのが私の結論です。

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Sat, 21 Oct 2017 21:00:37 +0000 Sat, 21 Oct 2017 21:00:37 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029039.html 地方は住みやすいか? http://agora-web.jp/archives/2029039.html

よく「地方は住みやすい」と言う人がいます。
もちろん、純粋に当人の主観であれば、異議を唱える余地はありません。ただ、地方にも東京にも住んだわが身としてできるだけ客観的に比較検討し、「地方の活性化策」を述べてみたいと思います。

まず、「地方は物価が安い」とよく言われますが、この指摘はアテになりません。
地方にいても買い物はコンビニやスーパー、はたまた全国展開の量販店なので価格差はありません。ユニクロのフリースを、地方では安く売っているということはありませんから。

家賃はたしかに地方の方が安いですが、驚くほど安いわけではありません。
2LDKの平均家賃で比較すると、八王子市が9.21万円であるのに対し、(私が二度ほど赴任した)高松市は6.14万円です。

月に3万円も違いません。スペースが狭くなれば家賃格差はますます縮小します。
家を建てる場合の土地の価格には(場所にもよりますが)大きな違いがあるでしょう。
しかし、上モノである建物を全国展開のハウスメーカーに注文すれば、単価は全国どこでも同じなので(土地建物全体で考えれば)驚くほどの違いは出てこないはずです。

通勤時間は(総じて)地方の方が圧倒的に短く、マイカー通勤ができる場合も多いです。
ただし、人事異動で県内の別の地域に移動させられたりすると、単身赴任を覚悟しなければならないこともあります。三重県在住の私の友人で、尾鷲と熊野に転勤になった2人は、いずれも単身赴任しました。

リアル店舗のボリュームや多様性では、地方は圧倒的に劣位にあります。擁する人口が少なく、地元企業の賃金がやすいので、東京で激戦をしているラーメン店すらあまりなく、ファッション関連のリアル店舗はほとんどありません。

もちろん、規模の大きな地方都市であればそれなりにあるでしょうが、都会には遥かに及びません。

賃金や福利厚生は、東京の大企業と地方の中堅中小企業の間には天と地ほどの開きがあります。
私が長銀の高松支店に赴任していたとき、女性行員が結婚しても子供ができても退職しない理由を尋ねると(当時は全国的に寿退社が普通でしたが、長銀高松支店の女性行員の約9割が既婚者でした)、「夫の給料が私より遥かに低いので到底辞められない」とのことでした。
「地場産業で30年近く働いて退職金が20万円だった」という話も耳にしたことがあります。

子育ては、地方の方が圧倒的に楽だと感じます。
マイカー通勤で場所的範囲も狭いので、帰宅時に幼稚園にすぐに迎えに行けます。
幼稚園バスの運行距離も短くて、子供たちも楽です。実家の両親が健在であればさらに便利です。

結論的に言えば、大企業の支店や支社(もしくはそれと同レベルの企業)に勤務して高級好待遇で働き、リアル店舗のボリュームや多様性に目をつむれば、地方の方が快適な生活ができると考えます。
とりわけ、子育て世代にとっては利便性が高いでしょう。

このように考えると、現時点での地方活性化の最大の問題は「賃金と待遇」に尽きるようにも思えます。
であれば、既存の地場産業を「ふるさと納税」で延命させるより、いっそ規制緩和特区をどんどん作って大企業の誘致や成長企業の拠点にした方が賃金が高くなって若者も集まりやすくなると考えます。

以上、さして経験が豊富でもない私の主観も多々混入しているので、多くの方々のご意見をいただければ幸いです。

本当にあったトンデモ法律トラブル 突然の理不尽から身を守るケース・スタディ36 (幻冬舎新書)
荘司 雅彦
幻冬舎
2016-05-28

編集部より:このブログは弁護士、荘司雅彦氏のブログ「荘司雅彦の最終弁論」2017年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は荘司氏のブログをご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 21:00:21 +0000 Sat, 21 Oct 2017 21:00:21 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029044.html 核保有で高まる北朝鮮崩壊の可能性 http://agora-web.jp/archives/2029044.html

北朝鮮政府サイトより:編集部

野生のサルを捕獲する方法は,意外に簡単である。
捕獲網箱にリンゴを入れておけば、猿が手を入れてリンゴを握っている時、簡単に捕獲する。
リンゴを手放すと手が網箱から抜けられ自由になるはずなのに、最後までリンゴを手放さないサルの愚かさを利用して簡単に捕獲する。

北朝鮮が核を放棄しない理由は72年間3代孫まで執権してきた長期政権を守るためである。
チャウシェスク、フセイン、カダフィの長期政権は、核を持ってないから崩壊したと北朝鮮は教訓に受け止めている。これが核を手放さない最大の理由である。

しかし、長期政権を守る為の核が逆に北朝鮮政権を倒す恐れがある。
北朝鮮指導層はこう言う危険性を自覚しているのか?疑問が増幅される。彼らも愚かではないからだ。

現代戦は全面戦ではなく、限定的な局地戦とピンポイント精密打撃が特徴である。北朝鮮が万が一、対南攻撃火遊びを犯した場合は、金正恩も終わりという事実をよく知っているはずだ。だから、大規模な火遊びは犯さないと考えられる。結局は,国際社会の制裁と米国の圧力に北朝鮮が頭を下げて譲歩する可能性が出て来る。

トランプ大統領の過激な威嚇発言は外交、安保、情報補佐陣のコンサルティングに基づいた、計算された心理戦の一環だと考える。

北朝鮮特権層と社会に戦争恐怖心と焦りを植え付けるためであろう。
北朝鮮特権層が「このままでは金正恩と一緒に我らも共倒れる危険性がある」「金正恩を除去しなければならない」と言う世論が拡大するだろう。だから米国は最大の制裁と圧力を強めていると考える。

このような状況で、北朝鮮が危険水位ぎりぎりの冒険に踏み切る場合、米国は第2の真珠湾攻撃及び第2の9.11テロとして受け止めるだろう。

米国は、北朝鮮が危険水位を超える挑発を行った場合、軍事行動のチャンスとして受け止めると考える。
しかし、北朝鮮への消滅攻撃はあくまでも最後のオプションだろう。

米国は大規模な軍事行動より、ピンポイント空爆や精密打撃で北朝鮮指導部を除去する斬首作戦を優先順位に設定していると考えられる。

筆者の軍情報分析経験に照らしてみれば米国の軍事行動に北朝鮮の反撃は難しいと考えられる。
マティス国防長官の発言通りに,ソウルと東京,在韓米軍家族に被害が届かない軍事行動が出来る。
それを可能にするのが、情報大国,アメリカの情報収集資産である。
すなわち、偵察衛星、U-2機、グローバルホーク無人機、グレーイーグル(暗殺用無人機)及び通信傍受と人間情報を綿密にクロスチェックしながら、北朝鮮の動きを24時間リアルタイムで監視する。米国の軍事行動•意思決定は済みだと考える。米国が対北軍事行動に踏み切る時期は北朝鮮が核弾頭ICBMを実戦配備する来年半ばだろう。米國が軍時行動を実行するかどうかは,北朝鮮の出方次第である。

北朝鮮が核保有に拘る最大の目的が体制保護だが核が逆に体制崩壊を招く可能性が高まっている。
北朝鮮のエリート支配層が体制安全を守るために、賢明な選択肢を取るように期待したい。北朝鮮のエリート支配層は愚かではないからだ。

(拓殖大学客員研究員・韓国統一振興院専任教授、元国防省北韓分析官)

※本稿は『世界日報』に掲載されたコラムに筆者が加筆したものです。

韓国左派の陰謀と北朝鮮の擾乱
高 永喆
ベストセラーズ
2017-03-25
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Sat, 21 Oct 2017 21:00:04 +0000 Sat, 21 Oct 2017 21:00:04 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029040.html 喋れない人と喋る方法、マニュアル大公開 ‼︎ http://agora-web.jp/archives/2029040.html

口文字マニュアル

Facebookでマニュアル欲しい人と聞いたら、反響あったので掲載します。
ポイントは簡単なことです!

〜〜〜

普段のコミュニケーションは「恩田が声を発してそれを介助者が復唱する」という方法が、現在メインの方法です。
(例:恩田「タオル」介助者「タオル」 恩田「かけて」介助者「かけて。わかりました」)

声が聞き取りづらい時や恩田が疲れている時など、復唱ではコミュニケーションが取りづらい時に使用するのが、「口文字」と言われる手法です。

○基本手順
・復唱では聞き取れないと判断したら介助者は「口文字でいきますよ」と宣言し、確認する。

・介助者は「あ・い・う・え・お」と母音を読み上げていく。
・患者は自分が伝えたい母音に来たら、1回頷く。
・介助者は、母音を横の段に読んでいく。
(例:い・き・し・ち・に…)
・患者は自分が伝えたい文字に来たら、1回頷く。
*濁音(がぎぐげご・ざじずぜぞ等)の場合は2回、
半濁音(ぱぴぷぺぽ)の場合は3回頷く。
・介助者は、次の文字を読み取る。

以上を、本人が文字を伝え終わるまで繰り返します。

○特殊ルール
*小さい「っ」や「ゅ」等は、文脈で判断する。
*「ん」は、患者が「ん」の口をする。
*「を」は「お」、「は」は「わ」で代用する。
*介助者は、慣れない内はメモをとる。

よくある失敗

・メモを取るのに必死で、1回頷いた瞬間にメモに視線を落とすが
実は2回頷いていた(頷きの見落とし)。
→きちんと動作が終わるまでしっかりと見届けてから、メモを取ってください。

・先読み(例えば「あ・か」まで聞き取った時点で「あかり、ですか?あかね、ですか?」と介助者が先に聞いてしまう事)をして、途中でめちゃくちゃになる。
→基本的には、途中で意味がわかった(と思った)場合でも最後まで文字を聞くようにしてください。本人がとても急いでいる場合などは状況によります。

・文章が終わったかどうかわからない。
→終わったかな、と思ったら「終わりですか?」と聞いてください。

・文字を言うスピードが一定じゃない。早すぎ遅すぎ。
→スピードが途中で変わると、頷くタイミングをはずしてしまいます。何度も口文字を行なう間に、皆さんが読みとりやすく恩田も頷きやすいスピードを探してください。

 

株式会社まんまる笑店
代表取締役社長
恩田聖敬
onda0510@icloud.com(直通)

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恩田聖敬が社長を務める
株式会社まんまる笑店ホームページ


この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2017年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 21:00:00 +0000 Sat, 21 Oct 2017 21:00:00 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029042.html 立憲民主党の軍師は誰だったのか?選挙後の朝日新聞の暴露記事に期待 http://agora-web.jp/archives/2029042.html 選挙中は多種多様な業務の裏方に回ってあれやこれやと忙殺されておりました。この間、タイトルで持ち上げた朝日新聞様をこき下ろしまくった拙著『朝日新聞がなくなる日 – “反権力ごっこ”とフェイクニュース』(ワニブックス)がおかげさまで重版したと思いきや、気がつけば選挙戦最終日の深夜、もうまもなく選挙関連のブログ投稿には制限がかかります。

で、公示後、まったく原稿を書かないまま投票日を迎えるのもなんかと思い、もはや選挙情勢が見え見えになった中での選挙戦振り返りか、もう一つ、立憲民主党の躍進の立役者は誰なのか、どちらのテーマで書こうか迷った末に、PV取れそうなのが後者かと思った次第で、このグダグダの選挙戦にふさわしい、グダグダの記事で締めたいと思います。

今回の解散総選挙、自分なりにネーミングするなら「大山鳴動選挙」「枝野焼け太り選挙」のどちらかを挙げておりますが、立憲民主党の躍進の分析は、この選挙戦後、徹底的に進められるでしょう。しかし、当初から民進党時代から明らかに変わったのはネットを使った選挙戦が非常にうまくなったことです。前回、野党第一党首でありながら東京1区で落選し、今回おそらく復活当選するであろう海江田さんがネット選挙解禁時に「私は毛筆をこよなく愛す」などと、のたまったほど、旧民主党時代からの民進党アナログカルチャーは絶望的でした。

一方の自民党は、2009年の下野後、政権奪回のためにネットを駆使したメディア戦略をしっかり磨き続け、以前も書きましたように、プロ野球のペナントレースでいえば20ゲーム差くらいの差がついていたわけですが、民進党が分裂し、ある種、小池・前原陣営に排除された方々の立憲民主党結党は、せいぜい左派の同情票を集める程度かと思っておりました。ところがどっこい、小池さんが出馬せず、おときた砲の炸裂などもあって希望の党は自滅。「反安倍」の受け皿として、立憲民主党が大躍進したのは周知の通りです。

巧みなネット戦術が目を引いた立憲民主党(ツイッターより)

急な結党、選挙資金もなさそうな状況にあって、さてはてどうなるやらと思いきや、ツイッターアカウントが急造にもかからず、フォロワー数は全政党トップに躍り出てマスコミの話題に。さらに、新宿など各種の定番の街頭スポットで動員をはるかに超えてそうな集客に成功。カラー、動画などクリエイティブも一体どうなってんだという感じのオサレ感を演出。そのコミュニケーションスタイルは、アメリカ大統領選のサンダース、イギリス総選挙のコービンらの左派躍進を意識したような感じ。

珍しく我が宿敵のバズフィードの記事を褒めますが、旧来型のスタイルと明らかに違うのはこの分析をみてもよくわかる。

【#衆院選】立憲民主党の街頭演説はなぜ「SNS映え」するのか 自民党と比べると… 

海江田アナログ文化をすっかり忘れさせる、鮮やかな手法に、保守系界隈からは津田大介さんらの暗躍を疑う意見もありましたが(笑)、全体的にセンスが若く、明らかに過去の民進党の中枢にはいなかった新ブレーンの出現をうかがわせます。

一応あちこちに聞きまわったところ、あぁ、なるほどというペルソナが浮上。まだ裏を取りきれてないので、いまのところは、私のオンラインサロンで来週月曜夜の定例討議で語り合おうかと思っている段階ですが、とりあえず、その関係者の一人とみられる人物は朝日系のリベラルメディアにインタビューを受けて立憲民主党支持を意気揚々と公言しておりまして、その記事に書いてあることと、ここ最近の立憲民主党のキャッチコピーがかなりオーバーラップしているのは、偶然にしては出来過ぎと感じるところもあります。

まあ、選挙戦が終わってから正解はでてくるでしょうが、立憲民主党の担当記者の間ではすでに公然の秘密なのでは(私は違うルートから仄聞したが)。「立憲民主党の軍師は誰だった」問題は早晩、朝日新聞あたりのリベラルメディアが探し出し、とりあえず、本物は温存しておいて、インスタ映えしそうな人を記者の前に差し出し、絶賛記事を書き、選挙ドットコムがさらに専門的に検証した記事を出し、一通りバズったあとで、文春か新潮あたりかの砲撃でその方のスキャンダルがぶちまけられ、阿鼻叫喚という未来予想図が脳裏に浮かびます。

そういうわけで、久々に緩めの「です、ます調」でなぐり書いてみました。あすは東京も暴風雨にまみれる予報のとことで、徒歩数分の投票所に雨中特攻、さっさと行って帰ってきて、あとは家でゴロゴロ、この選挙戦中に撮り溜めしたテレビドラマ、「ドクターX」やら「直虎」やら「陸王」でも見ますかね。東京1区住民の私は選択肢に難渋して選挙区は白紙、比例は某党に入れるかあたりで悩んでおります。

ひとまず、私の選挙区ではありませんが、アゴラ執筆陣の前職のみなさまのご当選を心よりお祈りいたします。ではでは。

※おかげさまで重版しました。

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Sat, 21 Oct 2017 14:00:57 +0000 Sat, 21 Oct 2017 14:00:57 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029065.html
http://agora-web.jp/archives/2029041.html 白票は望ましくないけれど、白票にだって意味はある http://agora-web.jp/archives/2029041.html こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

いよいよ明日は投票日です。総選挙最終日だというのに、私は過日にお知らせしたダンスの発表会(^^;)

本番は撮影禁止なので映像がないのですが…練習の光景はもう1回載っけておきます。

ストリートダンスは雨でも狭い場所でもできるし、親子や夫婦でも楽しめる最強の趣味の一つです。

過去記事:ストリートダンスとは、我ながら良い趣味を選んだ【雑談】 

小学校でもヒップホップダンスが必修になったことですし、夫婦や親子の絆を強めるため、スポーツの秋にダンスを始めるのはいかがでしょうか?!


(終了後のチームショット)

さて、Twitterにこんな投稿をしたところ、

「議員が白票を呼びかけるとは何事か!」
「白票なんて現政権と既得権益を追認するだけでもってのほかだ!」

などのご意見を多数いただきました。


まずこれは、白票を投じに行ってほしいという意味では勿論ありません。

選択肢の中からベターを選んで、誰かの名前を書く方が、たしかに望ましいと思います。しかしながら、

「どっちか少しでもマシな方を選べなんて言われたって、どっちも無理なんだよ!!

というケースが現実に存在するのが、我が国の選挙です。。

そういう時に投票に行くこと自体を放棄するくらいなら、白票でも投じに行った方が大きな意味がありますよ、というのがこの投稿の趣旨になります。比例代表もありますしね。

「白票なんて、現行の政権を追認するのと同じだ」

という意見については、とんでもないことです。現行政権を認めるのなら、政権与党の候補者の名前を書きますよ。

白票というのは、選挙には行くし、投票したい意思もあるのに、入れたい人がいない。現状に対するこの上ない「否定」の意思表示です。

こちらの方が指摘するように。これは確かに目先の選挙では力を発揮しないかもしれませんが、その後に大きな意味を残すことになります。

また、若年層にとっては世代別の投票率を上げておくというのも、大きな意義の一つです。

ギャル男でもわかる政治の話
おときた駿
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016-06-16

 

拙著「ギャル男でもわかる政治の話」のコラムでも、そのあたりのことを掲載しました。

これを機会の該当部分を載っけておきますので、ぜひご一読をいただけますと幸いです。

そして未読の方はぜひ、こちらの本を購入してから投票へ!!?

【16限目:解説コラム】

「白票・棄権票」にも、立派な意味がある

この本の中で「選挙にいこう!」という言葉は飽きるくらい出てきたわけだけど、どれだけ考えても誰に入れればよいかわからないよ!という人がいるかもしれない。できる限り誰かを選択するのが望ましいことは言うまでもないけれど、最悪の場合、白票(棄権票)を投じるだけでも選挙に行く意味はある。なぜなら、世代別の投票率が上がるからだ

高齢者向けにばかり予算や政策が向けられるのは、何度も言うように若者が選挙に行かないため、政治家が若年層を軽視していることに最大の原因がある。若者の投票率が上がってくれば、政治家たちは「お、若者たちに向けてもアピールしないと、選挙で当選できないぞ!」と感じるようになって、その行動が変わってくる可能性が高い。だから白票でも、投票率のアップという形で政治参加ができるわけだね。

仕事や遊びに忙しい若い人たちには、ぜひ「期日前投票」をオススメしたい。いまは投票日ではなくても、選挙開始日の翌日からいつでも投票できる。「選挙って、あの家に送られてくる投票券が必要なんでしょう?」と思っているかもしれないが、実は必要ない。口頭で確認するから、身分証すらなくてもオーケーだ。

選挙を棄権するくらいなら、手ぶらでふらっと期日前投票所にいって、自分の名前でも書いて投票してこよう。不謹慎だと怒られるかもしれないけれど、これも立派な社会貢献・政治参加の方法の一つなんだ。

というわけで、とにかく明日は選挙へGo!

とはいえ、天候とお足元にはくれぐれもお気をつけて…。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年10月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 12:00:56 +0000 Sat, 21 Oct 2017 12:00:56 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029037.html 議員の権能を行使でき、選良たる人を。 http://agora-web.jp/archives/2029037.html 衆院選一色の、12日間でしたね。当選ファーストの国政政局に振り回され、地域住民も地方自治も地方議会も置き去りです。「多岐にわたる地域課題。政府・国政の動向を伺い翻弄されモタモタしている暇は一瞬もない!自由・自主・自立の精神のもと早急に“地域のことは地域が決める”足場を組みなおさねば!」と、前回の衆院解散日の2014年11月21日に、私は地域政党自由を守る会を立ち上げたのです。複雑な思いを抱えつつ、今回はどのような選挙にも関わっていないことから調査・議会活動に専念し、事務所撤退に伴う後処理に追われてましたところ、しまい込んでいた祖母から贈られた祖父の蔵書を発見しました。

『地方自治の話』前田多門

冒頭の「はしがき」に
「地方自治なんていふことは、日本では余り人気のある題目ではない、その癖一念緒経費から見ると、いまでは地方自治体の仕事の分量は、国全体のそれとひってきするやうになつた。」とあります。なにやら漱石の「坊ちゃん」の始まりのようです。前田多門氏は、後藤新平の秘書をやっていたということですから東京都を作り上げた創設メンバーだったのでしょう、全体にわたって軽妙な文体と的確な視座、簡潔な指摘にお人柄がしのばれます。

この本では当時選挙権のなかった「婦人公民権問題」については「自治体の最も力を注ぐ仕事はたいてい夫人とのその利害や苦労を共にして居るのである。」とし、その必要性を説いてます。祖父は、日本で初めての全盲(中途障がい)の地方議員(茨城県行方郡麻生町議会議員)でした。昭和5年(1925年)に地方自治を憂いていたとは、祖父とお姐のまさに地域を守る100年戦争であります。

カバーから取り出すと手製の装丁の紙に

「過去ノ因縁ハ現在ノ果トナリ現在の悪劫ハ未来ノ果トナル
障道ノ因縁恐ルベシ」
(お姐語約:過去にしてきたことが現在の結果となり、今している悪行は未来に形となって現れる。
言行不一致、利己主義、義や感謝のない行為がもたらす因縁は恐ろしいものだ)

と、祖父の一筆が遺ってました。祖父の政治家の後輩には、後にロッキード事件で有罪判決を受ける橋本登美三郎氏や、自民党額賀派会長額賀福四郎氏の父親がいました。祖父は、失明をしながらも地方議員を続け、貧しい農家や漁師の生活を憂いながら62歳で亡くなりました。このタイミングでこの言葉に出逢うとは、まさに因縁めいたものを感じます。

これから、再選される議員も初当選される議員もおいでだと思います。権力欲ではなく愛こそを原動力とし、惻隠の情を持ち、感謝を忘れぬ、何より自由を大切にし、そして議員としての権能を最大限に活かし、市井に慎ましく暮らす人々のために汗をかいて頂きたいと切に願うものであります。皆様の地元のそのような候補がいることを祈っております。

そんな思いでインタビューに応えたものを了承を得て、以下転記いたします。ぜひご一読ください。

議員の権能フル活用を都政新報10月13日付記事

9月20日の都民ファーストの会の総会時に文書質問や委員会・資料要求を禁止すると役員から言われ、スイッチが入った。

当然、資料要求は可能と考え、総会前の財政委員会で要求、それが政調会で問題となり、政調会長から「資料要求は与党だからしない」という話があった。私は「地方議会に与党も野党もないはず。」と反論したが、「第一会派なので職員から資料は、もらえる」という答えが返ってきた。

文書質問に対しては、「財政委所管外の各課題につき質問の機会を」と求めたが、政調会長には「質問を当該委員会部会に渡せば良い」と一蹴された。文書質問は個々の議員の問題意識に基づき、一般質問等に生かすことが可能で、都民ファがやろうとしていることは目的と違う。「古い都議会を新しく」と掲げているのに、議員の調査権を奪うこと自体が逆行している。会派内から変えようと提案しても「駄目」と突き返され、変えられなかった。会派に所属しているから、(中から変えていけばいいという意見もあるが、その)エネルギーは、即都民に還元できる調査活動などに使った方がいいと判断した。すぐに区切りをつけ、苦渋の選択である離党を決断するに至った。

質問を落とされたこともある。青木あすなろ建設が産業廃棄物を不法投棄して都から指名停止処分となり、第3回定例都議会で議案を取り下げたことに質疑の準備をしていたが、会派で「質疑はしない」ことが決まった。「与党だから」「都側が取り下げたからあげつらう必要はない」という理由であった。小池知事鳴り物入りの入札改革を進める中、自ら疑義を質すことこそが、最大会派の役割であり、都政の健全運営のために率先して議員の権能をしっかりと活用すべきなのではないか。

都民ファ新人議員のポテンシャルは高いのに、彼ら彼女らは「物言えば唇寒し」のように感じているように思う。議員の職責は職人のように、質問を練り上げること。新人の議員も、文書質問や資料要求を行わないことがあるべき議員像と思わず、適宜調査権も質問権も行使してほしい。

改選後の都民ファは抑制が増えて、大変苦しんだ。改選前、一般質問は当時の代表(現特別秘書、特別公務員)に渡し、馴染まぬ内容等「×」を付けられたが、資料要求も文書質問も行っていた。しかし、改選後は、都民や知事に良かれと思った会派運営が、結果的にブラックボックス議会の焼き直しになった。民進・自民出身役員の経験値で会派を運営しているので、今後もその仕組みを変えられるとは思えない。

知事との向き合い方は是々非々。私が昨年の知事選前に小池知事から「支援してほしい」と要請を受け、応援した。引き続き、東京大改革は進めていく。知事に直接訴えたい案件があれば、質疑等を通じて伝えていきたい。知事との関係性も期待も、全く変わらない。

【お姐総括!】
水を飲むときに井戸を掘った人を忘れない。絶対に忘れない!

この言葉は記者会見の時にも引用した大好きな、そして自分を戒める言葉です。
井戸を掘った人を裏切ったり、それどころか水も飲まさず後ろから斬り付け井戸に葬り去るような、そのような恐ろしいことが、ことに政治の世界では起こってはいけません。そんなことをすれば「障道の因縁」に陥ることになると、祖父の遺伝子が私のなかで叫んでおるのです。

☆お姐、江戸川区民から多数今回の投票行動の相談が来て大変だったな!国政はもうしょうがない、地方政治をまかせた!☆

上田令子 プロフィール

東京都議会議員(江戸川区選出)、都議会会派「かがやけTokyo」、地域政党「自由を守る会」代表、
白百合女子大学を卒業後、ナショナルライフ保険(現ING生命)入社後、以降数社を経て、起業も。2007年統一地方選挙にて江戸川区議会議員初当選。2期目江戸川区議会史上最高記録、2011年統一地方選挙東京都の候補全員の中で最多得票の1万2千票のトップ当選。2013年東京都議会議員選挙初当選。2014年11月地域政党「自由を守る会」を設立し、代表に就任。2015年3月地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)を設立し、副代表に就任。
上田令子の世直しプロジェクト

地域政党「自由を守る会」
地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)
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Sat, 21 Oct 2017 10:30:40 +0000 Sat, 21 Oct 2017 10:30:40 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029065.html
http://agora-web.jp/archives/2029035.html ジャンヌダルクは火あぶりにしてはいけない http://agora-web.jp/archives/2029035.html

都庁サイトより:編集部

お天気のせいもあってなんだか盛り上がらない総選挙だ。しかし今回の総選挙はあのへたれの(モリカケすらろくに追及できなかった)民進党がついに解体され、健全な野党勢力形成のきっかけになるという意義があると思う。功労者は枝野さん、前原さん、小池さん、そして松井さんだろう。なんだかんだ言ったってリスクをとって小さくてもアンチ自民の政党を旗揚げする政治家を私は尊敬する。

それにしても民主党(民進党)の解体は遅すぎた。我が国は不良債権の処理に時間がかかり過ぎる国だが、”政治的不良債権”の処理でも時間がかかり過ぎた。あれだけの失政をしでかした民主党が名前を変えただけで居座り続け、安保法制でも経済でも外交でも”霞が関安倍連合政権”に対するオルターナティブを打ち出せなったのは、まことに残念だった。それがようやく、すっきりしそうだ(ちなみに私は政党間の健全な緊張関係の欠如を問題視。安倍さんの政策のすべてに反対するわけではない)。

それにつけても良かったのは小池さんの排除の論理と枝野さんの登場である。小池さんの排除の論理発言は、選挙戦術的には失敗だったといわれる。確かにそうかもしれない。だが安全保障のような大事な政策をうやむやにした野党第一党ができ、政権を取ってしまっていたらもっと大変なことになっていただろう。言い方が上から目線だとか、排除される人たちが可哀そうといった情緒論は横に置き、コトの本質をみれば、あそこで排除の論理がでてきたのは、むしろ誠実な政治姿勢というべきではないか。

それに対して誠実に対応した枝野さんも立派だし、前原さんも素晴らしい。国有地の契約経過すら隠し続ける政権与党のスタンスに比べれば、政治姿勢をはっきりさせ、国民に嘘はつかないという彼らの姿勢は、立派ではないか。

小池都政の業績

小池さんは、急に批判され始めた。一部にみられる人格攻撃はよくないが、政治姿勢への激しい批判自体は私はある意味、当然の展開だし健全だと思う。なぜなら希望の党を作った時点で、彼女は現政権へのパワフルな挑戦者となった。ご自身が総理になるか否かはさておき、自治体の長たる知事から国政上の挑戦勢力(政敵)となった。ならば、既得権益勢力から敵視され、誹謗中傷されるのは当然だろう。メディアも厳しくチェックする。

たまたま私は橋下さんとも長く仕事をしてきたが、例の慰安婦発言の時もそうだった。メディアも与党も手のひらを返したように厳しい橋下バッシングを行った。だが橋下さんはそれに耐え、鍛えられ、政治家としてさらに大きく成長していった。

今回の小池さんもおなじことだろう。民主主義国家のマスコミは権力に対し、理不尽であり、容赦ない。マスコミが手のひらを返すように小池バッシングをしたのは、(個人的には残念な展開だったが)大きな意味では健全な反応といえるのではないか(もっとも、政治評論家や長老の発言を見ていると女性総理誕生の可能性への反発、男の嫉妬、女性へ偏見のようなものも混じっているような気がするが、それも通過儀礼として飲み込んだだうえで・・)。

ところで小池さんは、マスコミがいうようなメディア使い、魔法使い(サリー)なのか?確かに話は上手だ。しかし、もとキャスターだから当たり前である。機を見るに敏?それが何か?いったい悪いことなのだろうか。どんと構えた、はくさいのような政治家を好む向きがおられるはわかるが、いまどき、わが国の政治家は機敏でなければ困る。世界は邪悪にできている。ふつうの日本人のようなお人よしでは世界と渡り合えない。機敏な女性政治家が増えるのは日本にとって良いことではないか?あの「排除の論理」も実は政治的誠実さ、プロの矜持の表れであり、そもそも批判すべき発言か大いに疑問である。

こうしてみると今起きている事の本質は、小池さんのことが好きか嫌いか、でしかない気がする。要はステキと感じるか、イヤな感じと思うか。

こうした情緒的要素をさておき、小池都政の評価を客観的にやってみるとどうなるか。
私は極めて高い点数をつけていいと思う。

そもそも都政は大混乱にあった。過去2人の知事が続けて辞めた。しかも政治とカネの問題がらみで、任期を全うせずにやめた。そして真偽はさておき、都議会与党(当時)のドンにまつわる疑惑報道が相次いだ。五輪の建設費の膨張問題、豊洲市場へのの5800億円にも上る投資への疑惑など、都庁は疑惑のデパートだった。

小池さんはこうした疑惑を解明したいと選挙公約で宣言し、実際に就任後、大車輪の働きでこの2大問題の解明に取り組んだ。

その結果、豊洲の地下には汚染水がたまっているという驚きの実態が判明し、安全問題が露呈。ぎりぎりセーフのところで開場延期が決まった。もし、小池さんが知事でなかったらたいへんな事態に陥っていただろう。開場後に問題が露呈するという大混乱が未然に防げてしみじみよかったと思う。

オリンピックの会場見直しも同様だ。調べてみたら国際水泳連盟の会長ですら座席数が多すぎるという杜撰なプールの建設計画を見直した。IOCですら「高すぎる、何かおかしい」と明言するほどの豪華施設がどんどん建設されようとしていた。

それに待ったをかけ、見直しをさせるのは並大抵の仕事ではなかった。なにせ2020年夏という期限が切られている。国際競技団体との折衝も必要だ。調査チームは「このままだと3兆円越えすらあり得る」という調査結果を世界に発信した。知事と調査チームはギリギリのタイミングだったがIOCと直談判し、国際世論にもリスクを訴えかけた。そして、ついに総費用の抜本見直しにこぎつけたのは知事就任後、わずか3か月後のことだった。

こうした見直しの動きを都民は支持、、都議選では都民ファーストが圧勝した。こうした経緯を思い出すにつけ、「表層的な小池人気の崩壊」だの「話がうまいだけ」だのと批判するのは愚かな見方に過ぎるとわかるはずだ。

要は、小池さんが知事に就任していなければ都政は、ますますの大混乱に陥っていた。豊洲市場は機能停止し、当然、五輪の準備も遅れたはずだ。そうした危機を短期間にうちに封じ込め、課題を白日のもとに晒した小池氏の業績は大きい。たぶん、ジャンヌダルクのような役割を果たしたといってよい。

もちろん、こうした急な見直しの経過に疑問符をつける人たちもいる。しかし、多くは見直しの過程で既得権益を失った人々である。あるいは単に改革ということの実務的意味がわからない批評家、そして改革であれ何であれ、深く物事を考えたくない、毎日平和に暮らしたいだけの一部の議員や職員である。

真の改革に波乱はつきものである。波乱万丈、いろいろなことが起きるし、失敗もある。だが、その担い手を批判するのはよくない。そこには進歩は生まれない。

だから私はいいたい。前原さんも枝野さんも小池さんも松井さんもみんなえらい。現状維持を脱し、失敗してもいいからリスクをとった彼らを私はリスペクトしたいと思う。


編集部より:このブログは都政改革本部顧問、上山信一氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)のブログ、2017年10月21日の記事を転載させていただきました。転載を快諾いただいた上山氏に感謝いたします。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、上山氏のブログ「見えないものを見よう」をご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 10:00:18 +0000 Sat, 21 Oct 2017 10:00:18 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029034.html ともに、前へ歩みを進めるために 選挙戦最終日、皆様へのお願い http://agora-web.jp/archives/2029034.html

明日、22日は投票日です。丁寧に選挙の論点と将来ビジョンを提示することで、47万人の福山市民、1億2000万人の国民の皆様の納得のもと、ともに前へ歩みを進めていきたいと思って活動してきました。直接お会いできた方もそうでない方も、多くの方に応援いただいて12日間活動することができました。本当にありがとうございました。

前回の選挙では投票率が下がるなか、初回を超える10万1809票をいただき、国政における景色は大きく変わりました。官僚・政治家に対する影響力に変化を感じ、まさに、皆様の声が力になることを実感した2年9ヶ月でした。すでに多くのご協力をいただいていますが、引き続き、一人でも多くの方に「小林史明を宜しく!」とお声かけいただければとても力になります。宜しくお願いします。

今回、選挙年齢が18歳以上に引き下げられての初の衆院選であり、家族こども連れで一緒に投票所に入れるようになった初めての衆院選です。昨年の参院選で初めて投票に足を運んだ若者に、「なぜ投票に?」と質問したところ、7割が「両親が投票に行っていたから」と答えたそうです。地域と国の将来を考える次世代を育てるためにもご協力宜しくお願いします。まだ知らない方も多いので、投票に行く意義も含めて下記ブログをお友達にも共有いただけたら嬉しいです。

衆院選で初めて投票する10代20代の皆さんに伝えたいこと

どうぞ宜しくお願いします!

※尚、本人によるネット選挙活動は本日0時をもって終了となりますが、23時59分までSNSで拡散いただくことは可能です。是非お友達へ拡散をお願いします。

【※注意喚起】18歳未満の選挙活動、こちらの画像を紙に印刷して配布・電子メール、ショートメッセージでのメール送信、本日23時59分以降の「シェア」や「リツイート」は公職選挙法で禁止されておりますので、ご注意ください。


編集部より:この記事は、総務政務官、小林史明氏(自由民主党)のオフィシャルブログ 2017年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林ふみあきオフィシャルブログをご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 10:00:05 +0000 Sat, 21 Oct 2017 10:00:05 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029033-3.html 「自民と立憲民主」の関係は「米国とIS」に似てる http://agora-web.jp/archives/2029033-3.html

自民党、立憲民主党の政策パンフレットより:編集部

石原慎太郎氏の枝野礼賛に典型的に見られるように、自民党が希望の党を怖がるあまり立憲民主党の飛躍を許したのは残念だ。あとで後悔すると思う。それは、アメリカがソ連の敵だということで、アフガニスタンを舞台にアルカイーダやタリバンを育てたとか、シリアでアサド政権の敵の敵だと思ってISの伸長に機敏に対処しなかったのに似ている。

敵の敵は味方というのはある程度は真実だが、油断するとたいへんなことになるし、現実的な話し合いが可能なライバルをつぶすことにもなる。

立憲民主党の問題は、菅直人内閣のときの、枝野官房長官、福山官房副長官、長妻厚労相、辻元補佐官などが中枢メンバーであることよりも、彼らが民主党内閣の政権運営、原発事故対応などについて反省せず開き直っていることにある。

立憲民主党の伸長を国民が選ぶとすると、民主党内閣と彼らの震災への対応を誉めることと同義であるということを分かってのことだと自覚すべきだ。民進党のなかでそれなり正しく反省している人たちはほとんど希望の党に移ったのである。

このことを一人でも多くの有権者が知ることを望むばかりだ。私は第一次安倍政権をあまり評価しなかった。しかし、第二次安倍内閣はかなり評価している。その主たる理由のひとつは、第一次内閣のときの不手際をかなり正しく反省し、活かしているからだ。

ある議論の場で、小池百合子は嘘付きだという人がいたので、カイロ大学で鍛えられたのか、明確な嘘までは言わない、ただし、相手に思い込みをさせたり誤解を利用したりしているだけだろうといったら、結構、皆さん賛成していただけた(笑)。

今回の誤算は、交渉相手の前原民進党代表が、自分では思い込みも誤解もしていないのに、ころっと騙されたがごとく、党内に言い、あまりにも自信ありげなので、党内ももしかしてそうなのかもしれないと舞い上がったことにある。

私はむしろ、小池氏に同情的だが、民進党の人たちの、甘っちゅろいいい加減さを計算に入れなかったのは、小池氏の身から出た錆だ。

森友・加計については、この選挙で争点になったということであれば、選挙で勝てばある程度は禊ぎになる。少なくとも野党はさんざんこの問題を取り上げてきたからだ。しかし、安倍首相は全く取り合わなかったわけでもないが、消極的だったから、ある程度は禊ぎになるが、完全に終わりにもできないというあたりが公平なところだ。

ところで、森友事件を国会で取り上げて、安倍首相の「関与していたら辞める」という答弁を引き出した福島伸享氏(希望)が茨城でやや劣勢。そもそも森友問題は不手際は事実であり、プチスキャンダルとしたは認めざるを得ないが、辞めるとかいう問題にはなり得ないのに、この福島代議士の質疑に対して総理が余計なことをいったのでおおごとになった。また、そこで陳謝などして火を消さなかったので、疑惑ですらない加計問題に飛び火した。

しかし、その最初の一撃の功労者の福島氏が苦戦というのはなんとも不思議。これで負けたら、横綱相手に金星をとったのに、勝ち越しできなかったので殊勲賞取れなかった平幕力士になってしまう。国民もいったい、森友・加計を大事だと思っているのか、どうでもいいと思っているのか、さっぱり分からない。

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Sat, 21 Oct 2017 07:00:24 +0000 Sat, 21 Oct 2017 07:00:24 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029065.html
http://agora-web.jp/archives/2029032-3.html 9月の債券、海外投資家は押し目買い http://agora-web.jp/archives/2029032-3.html 20日に発表された9月の公社債投資家別売買高によると、都銀は1兆1532億円の売り越しとなり、それに対して海外投資家は2兆4042億円の買い越しとなっていた。海外投資家は6月、7月と買い越し額は1兆円を割り込んでいたが、8月は3兆円近くの買い越しとなっており、9月はそれよりは買い越し額は縮小していたとはいえ、存在感を示した格好となった。

8月の都銀は小幅買い越しとなっていたが、9月は1兆円を越す売り越しとなり、同時に発表された国債の投資家別売買高をみると中期ゾーンを9050億円、 超長期ゾーンを2357億円売り越していた。これに対して海外投資家は中期ゾーンを1兆8317億円、長期ゾーンを4557億円買い越していた。

公社債投資家別売買状況の下記データは、全体の数字と短期債の数字となっているため、短期債を除く債券のデータについて全体から短期債を引いた。ここには国債入札で購入した分や日銀の国債買入分は入っていない。

公社債投資家別差し引き売買高
注意、マイナスが買い越し
単位・億円
()内は国債の投資家別売買高の超長期・長期・中期別

都市銀行 11532(2357、816、9050)
地方銀行 -35(674、-231、850)
信託銀行 -4208(-2913、1061、-1079)
農林系金融機関 -2722(-2512、284、20)
第二地銀協加盟行 312(364、-114、0)
信用金庫 -1643(-562、306、40)
その他金融機関 -1366(-259、-218、60)
生保・損保 -4227(-3647、41、14)
投資信託 -477(151、306、-430)
官公庁共済組合 -262(-212、2、0)
事業法人 -473(-57、1、0)
その他法人 -925(-188、-39、90)
外国人 -24042(-967、-4557、-18317)
個人 241(-34、26、4)
その他 18967(7153、-5340、21058)
債券ディーラー 415(-5、931、-460)

9月の全体の国債売買高は201兆円程度となり、6月の212兆円以来の200兆円台を回復した。中期ゾーンの売買高は7月に35兆円程度と一時的に落ち込んでいたが、8月、9月と50兆円台を回復させている。

9月の債券相場は米債が年内利上げ観測の強まりなどから下落トレンドとなり、円債も同様に下落した。この間に都銀などは利益確定売りを急いだようだが、海外投資家はしっかり押し目買いを入れていたようである。


編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2017年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 06:30:47 +0000 Sat, 21 Oct 2017 06:30:47 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029078.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029031-2.html 今回、たまき雄一郎に投票しようか迷っている皆さんへ http://agora-web.jp/archives/2029031-2.html

玉木氏Facebookより:編集部

みなさん、こんにちは。
たまき雄一郎です。

今回の選挙については、まるで最近の天気のように、視界不良でどんより重苦しい空気を感じた人も多いと思います。

突然の解散、そして希望の党や立憲民主党の立ち上げ、まるで混乱に混乱でこたえるかような政局の動きに、皆さんは戸惑いを感じておられるのではないでしょうか。

そして、連日、メディアは希望の党などの野党バッシング。
逆に、安倍政権批判はすっかり鳴りを潜めています。
しかし、この選挙は、問題山積の「安倍一強政治」を打破し、新しい政治の流れをつくる大事な選挙なのです。

なぜ希望の党なのか

今回、私は希望の党で選挙を戦う決断をしました。
この決断に関して、皆様にご心配をおかけしたことは申し訳なく思っています。
多くの方から疑問やお叱りのことばをいただきました。

「このまま玉木に、希望の党に投票してもいいのだろうか?」
「小池新党に入ったが、ひとつもいいことは聞こえてこない。大丈夫か?」
「そもそも、なぜ希望の党に入ったのか?」
「無所属で出ればよかったのではないのか?」
「小池党首のもとで力を発揮できるのか?」

ごもっともなものばかりで、私を応援、そして心配してくださっているからこその言葉だと、みなさんのお気持ち、本当にありがたく思っています。

前原代表の決断が新しい流れを作った

まず、皆さんにご理解いただきたいのは、小池代表ばかりが注目されがちですが、今回の新党の流れを現実にしたのは前原代表の決断です。
前原代表は、自民党に対抗できる政権担当可能な政党を作り上げるために、捨て身の決断をしました。

正直なところ、当初期待していた形にはなっていないでしょう。
しかし私は、今回の動きが、新しい政治の流れをつくり出し、希望の持てる政治につながる第一歩だと、前向きに捉えたいと思います。

新党への批判は、ほとんど党首への個人攻撃のようになっていますが、目を向けていただきたいのは、本格的な党の活動は、これからスタートするということです。

しかも、その顔ぶれは、2009年の政権交代の時のような新人ばかりではなく、政治の経験を積み、政権を担う用意のある政治家が集まっています。
いわば、政治のプロ集団です。

そして今、仲間たちはそれぞれ、自民党に匹敵する実力政党になるんだとの決意を持ちながら、厳しい選挙を必死で戦っています。
自民党も何十年もかけて今日の勢力を築いてきました。希望の党にも、どうか少し時間をください。

無所属では数の力に対抗できない

無所属で出ないのかという声もいただきました。自分の選挙結果だけを考えれば、無所属で出る方が有利だったかもしれません。

しかし、無所属では、当選後の国会活動に制約が出てしまいます。法案を提出したりする場合にも、まとまった人数が必要なのです。一匹狼では限界があります。

それに、戦う相手は巨塔の自民党です。自民党は大きな母体勢力があるからこそ、政治を動かしていけるのです。数の力には、数で対抗することも必要です。

また、安保法制への対応など、政策的に矛盾する行動ではないかとの質問も多数いただきましたが、私の考えは、安保法案を審議していた頃と何も変わっていません。

一方、民進党はリベラルから保守まで幅広い意見があり、バラバラとの批判も常に受け続けました。
希望の党では「寛容な保守」という思想の近い仲間が集まっていることから、民主党、民進党時代よりも、政策議論や実行をスピーディに進められると思います。

党内がまとまりやすいからこそ、結束して自民党を脅かす勢力になっていけます。
私は、希望の党の中でも、民主党、民進党時代と同じように、党の中心で政策議論を引っ張っていくつもりです。

二大政党制の布石

そして何よりも、希望の党は、私がかねてより訴え続けてきた、二大政党制への布石なのです。
北朝鮮、高齢化、人口減少、年金問題、これから困難な課題に直面したとき、多様な意見をぶつけあい、喧々諤々(けんけんがくがく)の議論ができる成熟した民主主義が必要です。
今回の新党の動きは、政権交代可能な二大政党制につながる萌芽であり、これを着実に育てていかなくてはなりません。

私は万年野党をやるつもりはありません。希望の党こそ、現実的に政権政党の核になれる集団なのです。

今回、自民党に投票する、あるいは投票を棄権するということは、結局、安倍政権のままでいい、現状維持でいいと認めることです。
突然の解散の大義もないのに、あたかも自分たちで支持を盛り返したかのような自民党の態度ですが、自民党は何にもしていませんし、変わっていません。

選挙が終われば、また、不透明な政治が再開されるでしょう。そんなことを延々と続けさせていいのでしょうか。

「寛容な保守」の実現に向けて

私が理想とする政治家は、「寛容と忍耐」を訴えた、郷土香川県出身の大平正芳元首相です。
私は、今回の動きを基にして、堂々たる「寛容な保守」の政治を実現していきます。

これまで3期当選させていただいた原動力は、ひとえに政治家、たまき雄一郎に対する皆さんの力強い「希望」の力でした。

「いまは野党だけれども、この人は将来、国を背負ってくれる」

そう言って励まされ、育てていただきました。
その期待に応える責任が私にはあります。

どうか、今一度、たまき雄一郎を国会に送ってください。
皆さんの「希望」を、引き続き、私に託してください。

心からのお願いです。


編集部より:この記事は、衆議院議員・玉木雄一郎氏の公式ブログ 2017年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はたまき雄一郎ブログをご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 06:30:10 +0000 Sat, 21 Oct 2017 06:30:10 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029032.html 希望・民進・立憲…野党再編の正しい経緯と勘違いはこうだ http://agora-web.jp/archives/2029032.html

大混迷した野党再編(小池、枝野両氏の画像はWikipedia)

突然の解散、そして、希望への民進合流発表から立憲民主党の創立という嵐のような激変があったが、この一連の流れを投票日を前に総括したい。というのは、あまりにも、誤った理解をしている人が多いからだ。

戦後の憲政の常識では、衆議院の任期半ばを過ぎれば、ほどほどのところで解散するのが常識となってきた。むしろ野党が解散を要求し、政府はできるだけそれを引き延ばしつつ、相対的に有利なタイミングで解散してきたのである。

大義のない解散はいけないとか、解散権は制限されるべきとかいう議論は、学者の間はともかく、政界の常識としてはないに等しかったから、そういう言い方はルールの勝手な変更だ。

それでは、なぜ、今年の解散はないといわれていたといえば、森友・加計事件の不手際で内閣支持率が落ち、回復を待ちたかったからだ。一方、小池新党の創立が予想される中で、早くしたいという気分もあった。

そこへ、ようやく内閣支持率が回復し、朝鮮半島情勢は、トランプ来日まで大きく動かないがそれ以降はどうなっているか分からない、小池新党は準備できてないが加速しつつあるので、公明党に打診したら反対もなかったという絶好のタイミングが訪れたので、解散したというだけのことだ。憲政史のなかで何も非常識な事はないし、森友・加計隠しでもない。

目標については、前2回の総選挙は、与党にとって出来すぎであり、定数減などを考えれば、民進党が30くらい増加し、自民党が40くらい減らすくらいなら、自民党にとって不都合な結果ではなかった。

だから、安倍首相は勝敗の分かれ目は、自公で233、つまり、自民党が85減くらいを目標といったし、本音で言えば、自民党で過半数、つまり、50減なら万々歳だった。さらに、比較第一党なら、敗北とまで冷えない。ところが、マスコミがそれでも議席数が減少したら退陣すべしとかいったのだが、これは、論理性に欠けた、ためにする議論だった。

小池氏が知事になった段階で、自民と和解すれば、五輪後に有力な首相候補になれた。しかし、双方ともそれを選ばなかった。となれば、小池氏が新党を設立するのは論理的だった。それは、五輪後の政権取りをというなら今回は30~40で十分だった。ところが、小池氏は来年の総選挙を想定し、そこで、政権取りを模索していた。ところが、突然の解散でそれは無理になった。

一方、民進は蓮舫時代の都議選のときから、小池知事に擦り寄って、一体化を狙っていた。民進党を解党するか連合するのかはともかく、政権復帰のためには、小池知事を首班候補にするしかないというのは、かなりコンセンサスに近かった。政策について、小池知事のタカ派的、新自由主義的傾向と民進党が合致するはずないが、政権欲のためには、折り合いはつくと決め込んでいたのだが、小池知事はこの点については、譲らない姿勢を崩したことはない。

しかし、突然の解散のあと、事態は急変する。民進・自由・社民・共産の選挙協力の話はあったが、迫力はなかったし、前原自身が気が乗らなかった。小池新党は候補者が集まらない。そのなかで、小池新党に細野らが民進党を離党して独自に合流し始めた。

そこで、小池新党と民進党が合流するというウルトラCとなった。これは良さそうなアイディアだったが、根本的な矛盾は、政策的にも党運営でも小池としては、民進党と対等以上の主導権を確保する必要があったのは当然だ。また、東京などですでに希望の候補者がおり、これを外せなかった。

そこで、候補者の選別と、従来の民進党の政策との決別は合流の当然の前提だし、資金を持ってくることや、連合の支援を全面的に持ってくるのは、当然の前提だった。

それでも、希望独自の候補者は足りなかったから、小池は維新の協力を確保して、その代償に大阪では民進の候補者を排除した。また、日本のこころの中山恭子を党内に迎え、自民党の石破茂や野田聖子に思わせぶりな秋波を送った。

一方、前原は、そのキャラクターから、都合が悪いことは、半ば分かっていても、深く考えずに、あいまいに言葉にせずに逃げる習癖がこれまでもあったし、今回もそうだった。候補者の選別と、従来の民進党の政策との決別など論理的に考えれば明白だったのに、全員の公認をめざすというような曖昧な言葉で逃げた。

そして、候補者の選別と、従来の民進党の政策との決別が当然なことは他の民進党議員にとってもよほど馬鹿でない限りは分かるはずだったが、彼らもスルーした。

それは、外されるのが、現職国会議員についてはなんとかしてもらえるか、最悪でも10人以内ですむと思っていたのだと思う。元職や新人の運命など両院議員総会のときには考えない。

こうした段階で希望に参加しないといったのは、逢坂氏だけで、偉いと思う。ほかの議員は、これで生き残れるとよろこんでいたではないか。最左派の阿部知子氏だって、原発ゼロならいいとか、私はリアリストとかいってたし、枝野氏も菅直人氏もよく似たものだった。

ところが、小池は選挙後の党運営を考えて、もっと広汎な排除を要求した。小池の立場からすれば当然だ。そして、この要求を受けての調整を前原はしなかった。私はいくらでも知恵は出せたと思う。

たとえば、党には入れないが、推薦はするとか、選挙区がかち合うなら、比例で遇するとか、比例との重複立候補を認める候補と認めない候補を分けるとか、いろいろある。東京や大阪の新人はお国替えして、比例での当選可能性ありと説得しても良かったもよかった。もちろん、民進の資金で金銭的に始末を付ける事も出来た。ひとことでいえば、不満の分断が可能だったのである。

ところが、前原氏らは曖昧にして諦めるのを待った。また、連合と協力して、収めどころを模索すべきだった。たとえば、排除した中に連合がどうしてものめない候補だっていたから、それは救済してくれと小池と交渉する事も可能だったはずだったがしなかった。

そこで、選挙難民が大量に出て、それが立憲民主党としてまとまることになってしまった。もしかして、前原としては、そういう形で、厄介払いできたのは成功と思った可能性もなくもないが、それにしては、数が多すぎて、日本人の判官ひいきをわき上がらせてしまった。そして、ある意味で人がいい前原らは、彼らの「変節」(彼らもほうしんに賛成していたこと)をといいつのってイメージダウンを図ることもしなかった。

そのために、希望が立憲に負けそうという馬鹿な事になった。

それでは、小池百合子は出馬する気はあったのか?単純にいえば、政権獲得可能性があるとみたら出馬したと思う。そもそも、他人を首相にするためにこんなことしない。ただ、小池自身も可能性が低いと思っていたのだろう。だから、出ないといい続けた。

私は、小池は過半数を目標にするというべきでなかったのだと思う。目標は、自公が過半数割れだが、そうなっても、共産抜きで野党が過半数を取るのは難しい。したがって、そのときは、大連立にせよ、少数与党政権にせよ、過渡期的な政権になると思うので、その場合の首班になるつもりはない。過半数をとる政権がなかったら、短期でもういちど解散になると思うので、そのときは出馬するとでもいうべきだっただろう。

ところが、もし、自分が首相になれるほど躍進する可能性がゼロではないという欲が出て、出馬を否定しつつも、なんとなく含みを残したから変なことになった。

ただし、若狭氏の「次の次」発言が正しかったのかといえば、そうではない。2段階政権論とか格好の良いものにしなかったのが悪いのである。

「現実問題として、私たちが過半数を取れるのは現実的でない。したがって、今回は自公の過半数割れを目標にして、安倍一強を解消するのが目標だ。過半数をとる勢力がないとき、政権のあり方は、話し合いになるのは当然だ。また、参議院で私たちが少数であることも忘れてはならない。そういう意味では、自民党の少なからぬ人たちも納得できる人であることが現実的だと思う。安倍さんは排除するのか?それは、北朝鮮情勢がこういうときだから、それほど長い期間でなく、確実に退陣引退していただけるという約束で、森友・加計問題についても我々が納得できるけじめを付けていただけるならありえなくもないが、安倍さんのほうが嫌なんでないでしょうから、その意味で、現実的でないと思う」

とでも言えば良かったのではないかと思うがどうだっただろうか。

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Sat, 21 Oct 2017 02:30:50 +0000 Sat, 21 Oct 2017 02:30:50 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029065.html
http://agora-web.jp/archives/2029029.html マクロン大統領の書きかけの「小説」 http://agora-web.jp/archives/2029029.html 誤解していたのかもしれない。ロスチャイルド家系の名門銀行から政界に飛び込み、大統領にまで這い上がった青年を当方は「銀行マンから大統領になったポピュリスト」という程度でしか理解していなかったが、その青年は英雄と物語を愛し、ひょとしたら本人もその世界の住人ではないかと思えるほどだ。政治家のイメージは全く感じさせない。青年はフランスのエマニュエル・マクロン大統領(39)だ。

マクロン大統領との単独会見を掲載する独週刊誌シュピーゲルの表紙

フランス大統領への見方が変わった直接のきかっけは独週刊誌シュピーゲル(10月14日号)の8頁に及ぶ同大統領との単独会見だ。マクロン大統領は資本主義の先端を走る一流銀行から大統領府に入ったラッキーな青年というより、ドラマを愛し、それを創造していく若き芸術家の姿を彷彿させるのだ。シュピーゲルは「僕は傲慢ではないよ」という見出しでマクロン氏の顔写真を表紙に掲載している。

大統領府には1匹の雄犬がいる。ネモ(Nemo)と呼ぶ。ラテン語ではノーボデイ―を意味する。捨犬や猫をお世話する動物ハウスからネモを譲り受けてきた。マクロン氏曰く、「彼(ネモ)は動物ハウスからフランス大統領府のエリゼ宮殿の住人となったんだよ。考えられない人生の激変だね。もちろん、ネモ自身はそんなこと考えていないと思うがね」と笑いながらいう。

マクロン氏は自身を「どん底の世界にいたネモを最高の宮殿の住人に引き上げた神のような存在」とは考えていない。彼はそのネモの人生の激変にあたかも第3者のように驚きと感動を覚えて見つめているのだ。

インタビューの最後に、「今夜、宮殿内でコンサートが行われるが、貧困地域の子供たちと宮殿職員の家族200人余りを招いている。彼らは宮殿でコンサートを聴くことなどなかっただろう。宮殿に住む恩恵を他の人々と共に分かちあえればうれしいね」という。

マクロン氏の上記の2つの話は受け取り方次第では「マクロン氏はなんと傲慢な人間だろうか。自分を何と考えているのだろうか」という印象を持つかもしれないが、シュピーゲルの記事を読んでいくと、そうではないことが理解できる。マクロン氏自身には「自分がそのドラマを演出した」という自覚が余りないからだ。彼は自分の人生も含め、ドラマに惹かれ、感動しているだけなのだ。

マクロン氏は会見では、「勇気」とか、「野心的」という言葉を多発する。「野心的という言葉は絶対、謙遜を意味しない。謙遜を意味するのなら、僕は野心的でありたいとは思わないよ」と説明。ドイツのメルケル首相への人物評価の中でも、「彼女は能力のある政治家だ」「勇気ある指導者だ」と指摘する。「勇気ある政治家だ」と他国の指導者を褒める政治家はあまりいないだろう。

勇気、高貴な気質は中世時代の貴族たちが憧れた気質だ。マクロン氏自身は、「自分は中流階級出身だよ」というが、その気質はどこか中世貴族の王子のような雰囲気がある。

マクロン氏は、「現代には英雄や物語が必要だが、メディアはそれらに強い不信感があり、ことごとく崩していくのは残念だ」という。フランス大統領という地位についても、「政治的、技術的意味合いより、象徴的な意味が重要だ。国民は政治的英雄、指導者を必要としている。カトリック教国のフランスの国民の思考世界は垂直的だ。その点、プロテスタントのドイツ国民とは異なる。フランス人は常に上からの指示を待っている。それを受けると、従う。もちろん、国民はその英雄を、時が来れば追放し、新しい英雄を探し出す」という。

マクロン氏のデスクの引き出しの中には書きかけの3つの小説の原稿が入っているという。「いつかは完成させたいね」という。「時間が許せば、毎晩本を読んでいるよ」という。代表作「素粒子」が日本語にも翻訳され、最新作の「服従」で話題を呼んだフランス作家ミシェル・ウエルベック(Michel Houellebecq)氏の本にも通じている。ドイツ人作家でノーベル文学賞を受賞したギュンター・グラスの作品を読んでいる。音楽では「やはりモーツアルトが好きだ」という。

約70分間のインタビューの中には政治的テーマにも答えているが、会見記事を読んだ後、印象に残るのはマクロン氏の物語の世界だ。「大統領府の生活にも慣れてきた。家族たちも最初は戸惑いもあったが、今は普通の生活といった雰囲気になってきた。宮殿にも住む人がいた方がいい」という。

ブリジット夫人と1週間に1度、じっくりと顔を合わせるぐらいで超多忙の日々だ。「僕は今、旅行が多い。世界至る所を訪問しているよ」という。フランソワ・オランド前大統領は毎日、早朝4時に目を覚まし、スマートフォンで情報をチェックした後、再びベットに入る生活をしていたというが、後任者のマクロン氏の生活は物語の世界を生き、旅に出かける日々だ。

マクロン氏への批判の声も上がってきた。当人はそれを気にしていない。政治では非常に現実的な対応をする。メルケル独首相を尊敬し、「助け合いながら欧州の刷新を実施していきたい」という。

第1期の任期5年が終わった頃、マクロン氏の世界は変わっているだろうか。いずれにしても、大統領職を終えた後もマクロン氏の人生は長い。書きかけの小説を完結する時間は十分ある。


編集部より:このブログは「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2017年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 02:30:46 +0000 Sat, 21 Oct 2017 02:30:46 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html http://agora-web.jp/archives/2029072.html
http://agora-web.jp/archives/2029026.html 総選挙:憲法改正の「カギ」を決めるのは、アナタです! http://agora-web.jp/archives/2029026.html 衆議院総選挙の投開票日が22日に迫りました。

世論調査結果の「ややリード」などの曖昧な表現の読み方については17日のブログで書きましたが、今回の総選挙では新聞各社の世論調査の時期が少しずつずれていたことやテレビも独自の世論調査を毎日のように報じていて調査結果の報道がいつもより多いような気がします。

2017/10/17『【誰でもわかる】世論調査はココをコウ読めば当選確実はわかります!』

さて、こうした報道や直接、手元に届く生のデータから議席予想をズバリ!

自由民主党の270議席超え、公明党の34議席確保は間違いなく、すなわち自公・与党は300議席を超えて233の過半数を大きく上回る見込みです。
したがって政権交代は100%なく、政権交代に至らずとも与党が大きく議席を減らして政治が大動乱に入ることもありません。

一方の野党側は、希望の党からソデにされた立憲民主党が、理念や政策はともかく”スジが通っている”と受け止められ勢いを増しています。
世論調査のアナウンス効果も出ていて、序盤から中盤にかけての好調が伝わったことで保守系の”安倍晋三さんに少しお灸を据えなきゃ票”が希望の党ではなく立憲民主党に流れ、またそもそも反安倍票の社民党・共産党の票も流れ、終盤にかけてさらに伸びていると考えられます。
その反動で希望の党は劣勢です。

こうなると、自公・与党で3分の2=310議席を超えられるか?が大きなポイントです。
改選後の国会では各法案や予算審査、消費税など山ほど議論すべきことはありますが、間違いなく今までと違うのは「憲法改正」が議論の中心になることです。
自民党は今回の選挙公約で「憲法改正を目指します」と明記していますし、安倍晋三・総裁(首相)は「自衛隊の明記、教育の無償化など」具体的な提案をしています。

憲法改正が国会で最大の政治課題として横たわるわけです。
自公が憲法改正を発議できる3分の2を超えればあらゆる法案審査などについてもイニシアチブ・主導権を握る国会になりますが、逆に3分の2を少しでも下回れば憲法改正のためには希望の党や日本維新の会の協力を得なければならず、逆に希望・維新がカギを握る国会構成になるわけです。

いずれにしてもこれを決めるのは、有権者=あなた!です。


編集部より:この記事は、前横浜市長、前衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2017年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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Sat, 21 Oct 2017 02:30:46 +0000 Sat, 21 Oct 2017 02:30:46 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029083.html http://agora-web.jp/archives/2029080.html http://agora-web.jp/archives/2029076.html http://agora-web.jp/archives/2029074-2.html http://agora-web.jp/archives/2029075.html
http://agora-web.jp/archives/2029025.html 「裏切られた」と言うの、もうやめません? --- 天野 信夫 http://agora-web.jp/archives/2029025.html

期待を寄せていた政党や政治家だったのに、期待はずれで後悔した。私たちにはよくあることです。8年前の民主党政権がその典型でした。

今度の選挙で同じ過ちを繰り返さないために、私たちは何を基準に投票したらよいのでしょう。「あれもできる、これもできる」を主張する政党や政治家にはもう騙されません。そんなに何でもうまくいきっこないことは私たちも学習しました。

政策の是非で選びたいところですが、憲法改正も消費税も原発もあいにく本当のところはよく分かっていません。専門家でも意見が割れるものを、素人の私たちが十分に理解できるわけがないのです。なんとなく自分の意見だと思い込んでいる意見は、多分、属している集団か購読している新聞の意見でしょう。

政策で選べないなら人柄で選ぶという手もありますが、政治家の人柄なんて「なんとなく」しか分かりません。国民に不人気なこと負担を強いることを率直に語る政治家がまずは信用されますが、それとて安心はできません。国民に負担を強いて、その犠牲の上に特定の集団への利益を図ろうとしている場合だってあるかもしれないからです。

他党のことを離合集散だ野合だと、あきれたふり怒ったふりをしても、そんなのこれまでお互い様です。自分の立場や当選を考えない政治家はいない、という無理からぬ前提に立てば、真に国民や国家の将来を優先させる政党や政治家を探すのは、存外難しいことではないでしょうか。

私の結論です。憲法改正も消費税も原発も必死になって勉強して、どの政党の主張が真に国民や国家の利益になるのか自分なりの結論を出す。もしそういう勉強する暇がなければ、その政治家の人柄の善し悪しで判断する。それも無理なら、その政党の政策が自分個人の当面の利益に合致するかどうかで判断する。それもよく分からなければ、今度も「ふわ~っとしたムード」で投票する。そして選挙の後しばらくして、もしまた期待はずれの結果になったとしても、けっして「裏切られた」とは言わない。「また間違えた」と言う。

私たちは何度間違えても再び期待してしまう存在のようです。

天野 信夫
無職(元中学教師)

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Sat, 21 Oct 2017 02:30:30 +0000 Sat, 21 Oct 2017 02:30:30 +0000 http://agora-web.jp/archives/2029027.html http://agora-web.jp/archives/2028754.html http://agora-web.jp/archives/2028672.html http://agora-web.jp/archives/2028671.html http://agora-web.jp/archives/2028601.html