2018年記事ランキング・トップ10

アゴラ編集部

毎年年末恒例。「アゴラ」の記事で、今年1年間のアクセス数が多かった順に上位10傑をご紹介します。
(PV数は1月1日〜12月29日。グーグルアナリティクスでアゴラ本体、スマートニュース、グノシー版の専用ページを計測)

10位:池田 信夫『NHK「あさイチ」は不公平で無責任だ』(3月5日、183,303 PV)

原発を取り上げた「あさイチ」に竹内純子さんが出演。当時の出演者だったV6の井ノ原快彦さんが「怖い思い」や「金より命」の感情論を振りかざし、番組全体が竹内さんの“袋だたき”に様相になるなど客観性を欠いた構成に、NHK-OBでもある池田が苦言を呈しました。

9位:上田 令子『目黒虐待死さらに残酷な事実…警察との全件共有なくして根絶なし』(6月12日、194,483 PV)

東京・目黒で5歳の女児が両親からの虐待の受けて死亡した事件は社会的な反響を呼びました。この問題は、複数との行政機関、警察との間で虐待情報の共有が十分でなかったことも事件を防げなかった要因との指摘があり、上田令子都議は警察との「全件共有」を提唱しました。

亡くなった船戸結愛ちゃん:Facebookより

8位:池田 信夫『韓国人はなぜ90年代から日本を憎むようになったのか』(1月15日、203,933 PV)

韓国の前政権と結んだ合意が反故にされ、なんども蒸し返される慰安婦問題。韓国の粘着質な反日感情の歴史的な背景について、池田信夫が振り返りました。

7位:黒坂 岳央『カーリング女子の「韓国のいちごおいしい」発言の裏事情』(2月28日、235,507 PV)

平昌オリンピックでカーリング女子が「韓国のいちごおいしい」とコメントしたことがネット上で炎上。その背景にある、日本製のいちごの韓国流出問題について、フルーツビジネスを手がける黒坂岳央さんが解説。

6位:酒井 直樹『「韓国ダム」決壊で孤立のラオスに日本が救いの手』(8月26日、249,745 PV)

韓国資本がラオスで開発中のダムが決壊。仲介を申し出た中国の打診を断り、難渋するラオス政府に、日本政府が極秘で間接的にラオス支援に乗り出したという国連筋からの情報を、酒井直樹さんがスクープ。大反響がありました。

決壊したダムの完成予想図(セピアン・セナムノイ電力会社のホームページから)

5位:益満 寛志『723万円の水素自動車を“タダ”で購入。補助金半端ないって!』(9月14日、282,783 PV)

世界初の量産燃料電池車、トヨタのミライ。700万円を超える高額な車が、水素利用を推進する国と都と港区の補助金をフル活用すれば、破格の値段で購入できる「裏技」を紹介。益満さんによれば、港区内のトヨタ自動車の販売店では、記事が出てから数日で50台以上が飛ぶように売れるというリアルな反響を巻き起こしました。

4位:新田 哲史『眞子様結婚延期:新聞報道は“死んだ”と思う』(2月7日、412,753 PV)

来年の代替わりを前に、皇室では、秋篠宮家の眞子様と小室圭氏の結婚延期という激震が走りました。週刊誌や八幡和郎さんのネット記事がすでに先行し、国民の一定数が小室家のトラブルを知っていたのに、宮内庁記者クラブのメディアが黙殺し続けたこととのギャップを厳しく指摘しました。

日本経済新聞より

3位:池田 信夫『眞子様の婚約をぶち壊したNHKの「勇み足」』(2月9日、419,510 PV)

眞子様と小室氏の婚約ニュースはもともと、NHKのスクープがきっかけでした。その頃からの「勇み足」が結婚延期につながったと、NHK報道の内部構造を知るOBの池田信夫が指摘しました。

NHK「ニュース7」:NEWSポストセブンより

2位:八幡 和郎『小室圭母子の致命的欠陥は贅沢とたかり体質』(3月3日、491,137 PV)

1位:八幡 和郎『眞子様破談へ!週刊誌も小室圭氏批判一色に」(2月16日、1,091,612 PV)

一連の小室家のトラブルをめぐっては、八幡和郎さんが急先鋒の一人でした。日本の皇室や世界の王室事情に精通する八幡さんが週刊誌が発掘してきたニュースを鋭く分析。眞子様と小室氏の結婚問題は、とかくスキャンダラスになりがちなところ、八幡さんが皇室制度の観点から解説や提言をしたことで深掘りされました。

宮内庁サイトより

今年は「韓国」「眞子様結婚延期」が特に注目された1年となりました。いずれも新年は新たな展開を迎えるのでしょうか。そしてアゴラも10周年を迎えます。これからも果敢に国内外のさまざまな問題を、特にマスコミが報じない問題については積極的に取り上げていきたいと思います。2019年もよろしくお願いします。

2018年大晦日
アゴラ編集部  拝