日本ではここ20年ほどの間に女性の様々な職業や分野へのへの進出がずいぶんと進みました。
私も女性ではありますが女性がほとんどいない職場で働いてきた上に、深夜や明け方にまで及ぶ仕事もしたことがあります。私のような氷河期世代では仕事において男女の違いはあまりないと感じている人は多いと感じています。

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しかしその一方で女性が様々な分野に進出してもどうしても女性では対応できない仕事というのがあります。

Deepak Sethi/iStock
例えば犯罪者と対応したり危険に遭遇したりするような仕事はやはり体力的に不利で体が小さい女性では対応できないのでどうしても無理なのです。
私がそれを実感したのはやはり海外で生活しているからです。
例えばイギリスが日本よりも多様化が進んでいるところで女性も日本よりはるかに様々な仕事をしています。
テロ対策を行う武装警官に女性がいます。武装警官と言うのはテロ通報があったら都市部だと10分とか15分以内に駆けつけ、アサルトライフルを持って完全に特殊部隊の装備をして対応に当たる人々で私も何回も遭遇したことがあります。
テロリストや危険な犯罪者と言うのは自爆テロを行う可能性が非常に高いですし、化学物質を持っていることもあるので大変リスクの高い仕事なのです。
しかし身長が180センチ以上ある体格の良い女性が、男性と全く同じ仕事をします。
また暴動やデモがあると鎮圧を行う機動隊や騎馬警官にも女性がいます。やはり体格が大変良い女性ばかりで180センチを超えるような方だらけです。ただし女性であるが故にターゲットにされ、馬から引きずり降ろされて内蔵を潰されたり、顔を破壊される人もいます。
駅員さんやバスの運転手も女性がいます。イギリスの公共交通機関の乗客には麻薬中毒患者や武器を持った人々がいます。ですからバスの運転手や駅員さんをやるような女性と言うのは武装警官のように大変立派な体格の人のみです。
日本では最近このような仕事をやっている女性の方もいるわけですが、若い人が多く本当に華奢な体格です。
多様化したほうが良いと言う声でそういった小さな女性でも配属しているのでしょうが、さらに多様性が進み暴力的な乗客やテロリストが増加した場合、彼女達は一般市民や乗客の安全を守ることができるのでしょうか?
またそのような華奢な警官やバスの運転手、駅員などは犯罪者のターゲットになると思われます。
おそらく彼女たちは性的な暴行を受けることもあるでしょうし、簡単に殺害されてしまうでしょう。
日本の多様性と言うのは表面的な部分ばかりに注目しています。従業員の命を守るとか実際に仕事ができるかどうかと言うところは見ていません。
日本社会はこれからどんどん変化していきます。表面的な多様性は結構ですが、どうか女性の身の安全を守るという観点も考慮していただきたいのです。そしてリスクが伴う仕事には男性以上の体格で相当な訓練を受けた人を配属して下さい。見た目や表面的な多様性の犠牲になるのは人命です。
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