今週のおすすめ記事まとめ(12月4日〜12月10日)

今週は、政治と金をめぐる問題や少子化対策に名を借りたバラマキ政策の数々に、日本中が大騒ぎでした。政治家の皆さんは、いい加減真面目に仕事をしてもらいたいところです。

それでは、今週のおすすめ記事を、PV数が多かった記事や話題の記事を中心にご紹介します。

kanzilyou/iStock

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題に端を発し、自民党が、政府が大揺れの様相です。

安倍派幹部が総崩れ:塩谷・高木・世耕・萩生田・西村氏らも収入不記載の疑い

安倍派幹部が総崩れ:塩谷・高木・世耕・萩生田・西村氏らも収入不記載の疑い
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、松野博一官房長官以外の安倍派幹部5人にも、パーティーのキックバックを政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることがわかりました。 ここ5年間で1千万円超~約100万円の裏金の...

松野官房長官を更迭、後任調整へ:辞任ドミノの始まりか?

松野官房長官を更迭、後任調整へ:辞任ドミノの始まりか?
岸田首相は、松野博一官房長官を交代させる方針を固めました。事実上の更迭で、後任人事の調整を進める考えを示しました。 ■ 岸田首相は「役割果たしてから」と言っていましたが、一転して後任調整となりました。 ...

政治資金パーティーは自民党だけの問題なのか?

政治資金パーティーは自民党だけの問題なのか?
毎週木曜日夜9時から配信している#あだトーク。 12月7日の配信は、「政治資金パーティーは自民党だけの問題なのか?」と題して立憲民主党・井坂信彦衆議院議員と徹底議論します。 ■ 日本維新の会・衆議院大阪府第9選挙区...

少子化対策の名を借りたバラマキに皆さんご立腹の様子でした。

岸田政権が多子世帯の大学授業料を無償化へ:少子化対策が打ち出の小槌に?

岸田政権が多子世帯の大学授業料を無償化へ:少子化対策が打ち出の小槌に?
政府は3人以上の子どもがいる多子世帯について大学授業料など高等教育費を無償化する方針を示しました。2025年度から始め、大学や短期大学、高等専門学校などが対象で、所得制限は設けないとのことです。 ■ 子供が三人い...

岸田政権が打ち出した多子世帯の大学無償化!馬鹿も休み休み言え!

岸田政権が打ち出した多子世帯の大学無償化!馬鹿も休み休み言え!
政府が3人以上の子どもがいる多子世帯の大学授業料などを無償化する方針を固めたことが12月7日、報じられた。 この政策は、少子化対策の一環であるとのことだが、多子世帯の大学無償化を行なっても、少子化が改善していくとは思わ...

「大学無償化」はFラン大学を延命する社会的浪費

「大学無償化」はFラン大学を延命する社会的浪費(アーカイブ記事)
自民・公明と維新の協議で教育無償化の方向が打ち出され、維新の前原共同代表は「高等教育の無償化」を明言した。これは私立大学の学費もすべて税金で負担するという意味である。 維新が補正予算に賛成すると過半数になり、国民民主の減税案は骨抜きに...

お金の話といえば、こちらのエントリーも。富裕層のみなさんは気をつけてくださいね。

海外金融資産も税務当局に丸見えってホント!?

海外金融資産も税務当局に丸見えってホント!?
海外の銀行・証券会社で資産管理をしている方の中には、「海外に資産を置いておけば、税務署に気づかれないだろう」という意図の方もいるように聞きます。 海外に置いてある資産は、税務当局には情報が流れないのでしょうか? 海外資産の情...

富裕層の海外投資、暗号資産投資は税務当局に目をつけられている!

富裕層の海外投資、暗号資産投資は税務当局に目をつけられている!
納税していても、「本当はもっと払うべきなのに隠していますよね。」と言わんばかりに来る税務調査。 税務当局のリソース(人員、時間)には限りがありますから、一部を集中的に調査するのですが、どこに集中して調査するのでしょうか? 国...

以降はPV数上位記事のご紹介(ポイント内はChat GPTによる要約)です。

今後クレーマーは商品サービスを売ってもらえなくなる

今後クレーマーは商品サービスを売ってもらえなくなる
黒坂岳央です。 「原則、宿泊客は拒否できない」という法律が今年12月から変わった。改正旅館業法が施行され、カスタマーハラスメント(カスハラ)が繰り返す「迷惑客」に対して宿泊を拒否できるようになったのだ。 これを受けて宿側から「い...

2023年12月施行の改正旅館業法により、繰り返しカスタマーハラスメントを行う迷惑客の宿泊拒否が可能に。これは、労働者不足の中、マナーを守らない利用者がサービスを受けられなくなる社会へのシフトを示唆しています。

患者も見た目が9割。医師は「見た目」で態度を変える?

患者も見た目が9割。医師は「見た目」で態度を変える?
Aさんは診察に行きました。部屋は分かれているものの、前の患者さんの声が聞こえます。「最近、頭が痛くて」「体調が悪いんです」と患者さんが言うと、「そうですか、大丈夫ですから。薬を出しておきますから」との返答。どこか冷たい感じがします。...

この記事では、医師が患者の身だしなみに基づいて診察態度を変える可能性について論じています。身なりが乱れた患者に対しては医師が質問を少なくする傾向が、夜中に化粧をしてブランドバッグを持つ患者に対しては、医師が疑念を抱くことがあることも。これらの行動は医者の単なる怠慢ではなく、真剣に病気やけがを治そうとする結果、やむを得ずしてしまう行動でもあるのです。

「バルミューダフォン」にあったもう一つの道

「バルミューダフォン」にあったもう一つの道
2023年はバルミューダにとって苦難の年となった。 「当社は『高級』『アート性が高い』『革新的』とのブランド認知を持っている」 自社「ブランド」をこのように語ったのは、2年10か月前。 状況は大きく変わった。今期の売上高は...

2023年、バルミューダは売上高がピーク時の3割減となる苦境に直面。特に「バルミューダフォン」の失敗がブランド価値の低下に影響を与えた。この記事では、バルミューダが従来の成功事例から逸脱し、スマートフォン市場での挑戦が失敗に終わった理由と、異なるアプローチが可能だったかもしれない道を探求しています。