今週のおすすめ記事(5月19日〜5月25日)

アゴラ編集部

アゴラでは日々多くの記事を配信しており、忙しい方にはすべてを追うのは難しいかもしれません。そこで、今週の特に話題となった記事や、注目された記事を厳選してご紹介します。

政治や社会保障を中心に、国際情勢やビジネス、文化に至るまで多岐にわたる内容を網羅。各記事のハイライトを通じて、最新のトピックを一緒に深掘りしましょう!

言論アリーナ

今年は戦後80年ですが、天皇や夫婦別姓など積み残した小さな問題が、いまだに片づかない。この背景には、社会を「家」のイメージで見る日本人の習性があるのではないでしょうか。

新刊「江藤淳と加藤典洋 戦後史を歩きなおす」の著者で、評論家の與那覇潤さんにお話を伺いました。

政治・経済・社会保障

石破首相が「日本の財政はギリシャより悪い」と発言し、国内外で波紋を呼びました。長期国債の売りや金利上昇が起こり、識者からは比較の不適切さや市場不安を招くリスクが指摘されています。通貨主権の有無よりも「政府への信頼」が財政の持続性を左右するとの見解が強調されています。

石破首相「日本の財政はギリシャより悪い」が国内外に大きな波紋を広げる(アゴラ編集部)

石破首相「日本の財政はギリシャより悪い」が国内外に大きな波紋を広げる
2025年5月19日、参議院予算委員会で石破茂首相は、日本の財政状況について「間違いなく極めてよろしくない。ギリシャよりも悪い」「金利がプラスに転じており、財政状態は良くない」と発言しました。消費税減税の声が高まる中、石破首相は赤字国債によ...

石破首相の「日本の財政はギリシャより悪い」発言に対し、専門家らは債務の大きさだけでなく金利や経済基盤、通貨主権の違いを考慮すべきと批判。日本は現時点で信認があり財政運営は可能ですが、将来的な金利上昇や社会保障負担増が大きなリスクだと指摘されています。

日本の財政は「ギリシャよりよくない」のか(池田 信夫)

日本の財政は「ギリシャよりよくない」のか
石破首相の「日本の財政はギリシャよりよくない」という発言が話題になっている(3:00〜)。 我が国の財政状況は間違いなく、きわめてよろしくないと。ギリシャよりもよろしくないという状況でございます。そして税収は増えているけども社会保...

参院選を前に、筆者はすべての政党が「減税ポピュリズム」やバラマキ政策に偏り、財政破綻への対策を示していないと批判しています。AIに試算させた結果、れいわ・参政党は15〜17年で財政破綻に至る恐れがあり、維新の会が最もリスクが低いとされました。社会保障改革が不可避であるにもかかわらず、どの党も正面から議論していない現状に警鐘を鳴らしています。

どの政党も減税やバラマキばかりでヤバすぎて参院選で投票するアテがない(永江 一石)

どの政党も減税やバラマキばかりでヤバすぎて参院選で投票するアテがない
どの政党も減税やバラマキばかりでヤバすぎるなう 参院選が近づいてきました。 しかし・・・・減税ポビュリズムばかりで投票する先がない!! こちらにも書いたのですが 今や日本の財政破綻は秒読みでお先真っ暗・・...

都心部で空室が続く中でも再開発が進む現状を、筆者は「実需なき再開発」として厳しく批判しています。特に湾岸部の不便さやテナント誘致の困難、高層ビル偏重の都市計画の非効率性が問題視されます。公共性を欠いた再開発は、結局は利権主導で進められていると指摘されています。

見識と利益なきオフィスビル再開発(清谷 信一)

見識と利益なきオフィスビル再開発
1年超空室ビル、都心で急増 3年で12倍、再開発で飽和感 湾岸部の苦戦鮮明 日経新聞 こんなことは素人でも分かる話です。コロナによるリモートワークの普及は想定外だったでしょうが、その後も続々と建築が続きました。 ますます...

日本の長期金利が急上昇し、国債価格が下落する中、石破首相の「財政はギリシャより悪い」発言や国民民主党の消費減税政策が火種となり、国債バブル崩壊への懸念が強まっています。金利上昇による利払い費の急増や、地銀の評価損リスクなど、金融危機の引き金となる可能性が高いと筆者は警告しています。

国債バブルが崩壊すると国民民主バブルが崩壊する(池田 信夫)

世界史上最大の「国債バブル」は終わった(アーカイブ記事)
日経平均は13日に4万3274円と史上最高値を更新した。1989年のバブルを上回る水準だが、株式市場には36年前の熱気はない。国債市場に不気味な動きがあるからだ。 国債は12日に10年物が2年ぶりの未達に終わったあと、13日の5年物国債入...

石破首相が「コメ5kgを3000円台にする」と宣言したものの、実際には現価格からわずか5%の値下げにすぎず、具体策も不明です。背景には農水省やJAによる利権構造と流通制限があり、米価高騰は政策の問題とも言われています。夏の参院選を前に、コメ問題は大きな政治争点となっています。

石破首相「コメ5キロ3000円台を実現しなければ責任を取る」の無責任(アゴラ編集部)

石破首相「コメ5キロ3000円台を実現しなければ責任を取る」の無責任
石破茂首相は5月21日の党首討論で、コメの店頭価格(5キロ)について「3000円台でなければならない」と述べ、一日も早い実現を目指す姿勢を示しました。 国民民主党の玉木雄一郎代表が価格引き下げの具体策と責任の所在を問うと、首相...

立憲民主党が提案する年金法案は、国民年金の赤字を厚生年金積立金で補う内容で、筆者はこれを「年金ネズミ講の延命」と批判しています。現行制度では今後も現役世代の負担が増え続け、根本的な制度改革、特に最低保障年金や民間の年金制度参入が不可欠だと訴えています。

年金法案を改悪して「ネズミ講」を延命しようとする立民党(池田 信夫)

年金法案を改悪して「ネズミ講」を延命しようとする立民党
自民党も見送った厚生年金積立金の流用を立民党が提案して、年金改悪法案をさらに改悪する修正協議が行なわれている。この奇怪な法案の背景には、年金というネズミ講がボロボロになっている現状がある。 「100年安心」のはずの年金が20年で破...

自民党と立憲民主党は、厚生年金の積立金を使って基礎年金を底上げする法案で合意しました。就職氷河期世代の救済が目的とされますが、会社員の保険料を国民年金の不足補填に充てることに批判が集中。現役世代の負担増や財産権侵害への懸念、将来的な増税への布石とも指摘されています。

自公・立民が基礎年金の底上げで合意:財源は会社員の厚生年金から流用(アゴラ編集部)

自公・立民が基礎年金の底上げで合意:財源は会社員の厚生年金から流用
自民党は、政府提出の年金改革法案について、立憲民主党の修正案を受け入れる方針です。修正案は、厚生年金の積立金を活用して基礎年金の給付を底上げする内容で、特に就職氷河期世代の低年金を防ぐ狙いがあります。 これは厚生年金積立金を国民年金に...

国際・エネルギー

米中関税の影響で在庫過多や供給の偏りが発生し、アメリカ経済は不均衡な状況にあると分析しています。株式市場の一時的な回復にもかかわらず、消費の先食いや景気後退の可能性が残るとし、リセッションは完全に回避されたとは言えないと警鐘を鳴らしています。

アメリカ経済は「喉元」を過ぎたのか?:関税問題で大いに揺さぶられた株式市場(岡本 裕明)

アメリカ経済は「喉元」を過ぎたのか?:関税問題で大いに揺さぶられた株式市場
トランプ氏は神様か、ペテン師か、はたまたチャレンジャーか、単なる夢追い人なのか、私の頭の中ではさまざまなケースが思い浮かびます。もちろん、今、確固たる答えには行きついていません。ただはっきりしていることは氏は非常に行動派であり、失敗を恐れず...

イスラエルの軍事作戦により、ガザ地区では封鎖と攻撃が続き、飢餓や大量の死者が出る深刻な人道危機が発生しています。筆者はこの事態をホロコーストや奴隷貿易にも匹敵する「人類史の汚点」とし、現代の国際社会が無力であることに絶望を述べています。

人類史の汚点としてのガザ危機(篠田 英朗)

人類史の汚点としてのガザ危機
1月19日のトランプ政権発足の前日に成立していたガザをめぐるイスラエルとハマスの停戦合意は、当初から脆弱で一時的なものであると見られていたとおり、早い段階で崩壊した。3月下旬からはイスラエルの「オズと剣」作戦が開始され、ガザ全域で大規模な空...

CNN記者らの新著が、バイデン大統領の認知機能低下とその隠蔽を暴露。俳優ジョージ・クルーニーを認識できなかったエピソードや、再選時の車椅子使用検討、がん発表のタイミングへの疑念が紹介され、政権の透明性と継続可能性に大きな疑問が投げかけられています。

やっぱりバイデンはボケていた!:「暴露本」に全米が震撼(アゴラ編集部)

やっぱりバイデンはボケていた!:「暴露本」に全米が震撼
最近、バイデン前米大統領の健康状態や政権運営に関する暴露本が話題となっています。CNNのアンカーであるジェイク・タッパー氏とアクシオスの記者アレックス・トンプソン氏による新著 『Original Sin: President Bid...

日本人と韓国人が互いをどう見るかは、世代や地域で大きく異なります。韓国の近代史教育や日本統治時代への評価、日韓関係の認識も時代とともに変化しています。特に高齢世代は統治時代の教育を受けた影響があり、若年層は反日感情を背景にした教育を受ける傾向が強いと筆者は分析しています。

日本人も韓国人も世代によって互いを見る目がこんなに違う(八幡 和郎)

日本人も韓国人も世代によって互いを見る目がこんなに違う
『誤解だらけの韓国史の真実』(清談社)を題材に深田萌絵さんと関西弁トークをした。ただし、私は京都にいたので電話出演。ライブでスマートフォンをマイクにかざしながらという原始的なやり方。 韓国・朝鮮の話になると、世代間で、また、生...

トランプ米大統領が、ロシア・ウクライナの協議をバチカンで行う意向を示したことを受け、バチカンの調停役としての可能性が注目されています。しかし、ロシア正教会のキリル総主教が戦争を支持している現状では、教皇庁の仲介は象徴的な役割にとどまり、実質的な成果は期待しにくいと筆者は見ています。

バチカンはロシア・ウクライナ間の調停役が務まるか(長谷川 良)

バチカンはロシア・ウクライナ間の調停役が務まるか
トランプ米大統領は19日、ロシアのプーチン大統領と2時間余りの電話会談後、欧州のメルツ独首相、マクロン仏大統領、スターマー英首相らに会談の内容を報告し、「ロシアは現時点では停戦交渉を願っていない」と断言する一方、「ロシアとウクライナの間で協...

米フロリダ州で「気候工学(ジオエンジニアリング)」を犯罪とする法案が可決され、雲の種まきや太陽放射管理(SRM)が規制対象となりました。日本ではCDR(CO₂除去)技術が推進される一方、リスクや倫理面の議論が不十分です。筆者は、日本も気候工学全体を正しく理解し、国際的ガバナンスに参画すべきと主張しています。

フロリダ発、気候工学禁止法の波紋:日本はどう向き合うべきか(室中 善博)

フロリダ発、気候工学禁止法の波紋:日本はどう向き合うべきか
2025年5月、米国フロリダ州で画期的な法案が可決された。議会は、気候工学(ジオエンジニアリング)や天候改変行為を犯罪とする法案「SB 56」を通過させ、違反者には最大5年の懲役と10万ドルの罰金が科される見通しだというのである。法...

ヨーロッパ諸国は再生可能エネルギーを積極導入していますが、実際には送電網の連携やフランスの原子力電力に依存しており、単独では安定供給が困難です。日本は島国で電力の融通ができないため、単純比較は不適切であり、地政学や制度の違いを踏まえた議論が必要だと筆者は訴えています。

データが語る欧州の電力脆弱性:日本と何が違うのか?(尾瀬原 清冽)

データが語る欧州の電力脆弱性:日本と何が違うのか?
2025年4月28日にスペインとポルトガルで発生した停電以降、ヨーロッパの発電状況を確認できるサイト「Energy-charts」を時折チェックしています。そこで気づいたことがあります。 NetZero推進派の人たちがよく言う...

ドイツでは高額な教会税を嫌い、多くの人がキリスト教から離れていますが、今後はそれを上回るカーボンプライス(炭素税)の負担が求められます。筆者は、気候変動対策が「信仰」に似た構造を持ち、実感しにくい“ご利益”のために人々が継続して負担を受け入れられるのか、疑問を投げかけています。

教会税を払いたくないドイツ国民が炭素税を負担するか?(手塚 宏之)

教会税を払いたくないドイツ国民が炭素税を負担するか?
新ローマ教皇選挙(コンクラーベ)のニュースが盛り上がる中、4月30日付の「現代ビジネス」に川口マーン恵美さんが寄稿された記事「ローマ教皇死去のウラで~いまドイツで起きている『キリスト教の崩壊』と『西洋の敗北』」を読んでいて、これは!...

ビジネス・IT・メディア

富岡市役所の木材劣化問題を例に、隈研吾氏の建築が抱える課題が指摘されています。にもかかわらず依頼が絶えない理由は、地元産木材を多用する設計が国の「木材利用促進」政策と合致し、行政や公共事業と親和性が高いためです。ブランド力と政治的ニーズが相乗効果を生み続けているとされています。

なぜ隈研吾事務所への仕事依頼は絶えないのか?(関谷 信之)

なぜ隈研吾事務所への仕事依頼は絶えないのか?
建築家・隈研吾氏が手掛けた「群馬県 富岡市役所」の外装木材の腐朽が指摘されている。 隈研吾氏設計の市役所 7年で劣化 富岡市役所は2018年に竣工、キャッチフレーズは 「市民と共に進化する安全安心な100年庁舎...

40〜50代は収入が安定する一方、支出や将来不安が増える時期です。筆者は、資産形成には「守り」(生活防衛資金)と「攻め」(投資運用)の明確な分離が必要だと説きます。詐欺や投資リスクに注意しつつ、分散投資と知識への自己投資を重視する姿勢が、長期的な安定につながると述べています。

お金持ちの人が知っている「守り」と「攻め」の戦略(尾藤 克之)

お金持ちの人が知っている「守り」と「攻め」の戦略
人生の折り返し地点を過ぎた40代、50代。キャリアでは実績を積み、収入も安定してきた一方で、子どもの教育費や親の介護など、責任と出費は増すばかり。さらに、老後の「2000万円問題」がメディアを賑わせ、将来への不安も募る年代です。 ...

経営思想家・倉本圭造氏と「識学」代表・安藤広大氏の対談では、「社員に寄り添う」よりも「組織の規律と責任の明確化」が重要だと主張されます。上司と部下の役割を線引きすることで、情報がスムーズに上がり、組織の強さと社員の自律が両立できると説いています。

【対談・前編】『社員に寄り添う経営』は間違っている??(倉本 圭造)

【対談・前編】『社員に寄り添う経営』は間違っている??
「経営コンサルタントで思想家」の倉本圭造です。 今回は突然なんですが、特別企画として、株式会社「識学」の代表取締役社長である安藤広大氏との対談企画をお届けさせていただきます。 「株式会社識学」は、一般的な知名度はまだそれ...

フジテレビは株主ダルトンの役員提案を全面否定し、独自候補で株主総会に挑む構えを見せました。これは株主との対立が深まる中、過半数の支持を得られる見通しがあることの表れとされます。背景にはメディア事業の構造的課題や、不動産事業の扱いをめぐる対立があり、ダルトンの戦略や勝算にも疑問が残ります。

フジテレビ問題は新局面入りか?:ダルトン案の否定が意味するもの(岡本 裕明)

フジテレビ問題は新局面入りか?:ダルトン案の否定が意味するもの
フジテレビ問題に動きが出てきそうです。6月25日の株主総会までひと月強となる中、フジ側が株主総会に向けた次期取締役候補を発表、ダルトンからの株主提案を真っ向から否定した形になっています。 フジメディアホールディングスは3月27...

日本企業では、終身雇用を守るために「常に人手不足で残業対応」が前提となっており、繁忙期でも新規採用をせず、今いる社員で乗り切る体制が根付いています。これにより、有給が取りづらく、過労死も発生するという構造的問題があると筆者は指摘。解決には終身雇用制そのものの見直しが必要だと主張しています。

日本企業ってなぜ人が足りないくらいがちょうどいいの?と思った時に読む話(城 繁幸)

日本企業ってなぜ人が足りないくらいがちょうどいいの?と思った時に読む話
先日、リストラ計画を発表した際のパナソニック社長の「人は足りないくらいでちょうどいい」という発言が話題となりました。 筆者もそれに関連して以下のような投稿をしたら予想以上の反響がありましたね。 これ昔ながらの日本企業のやり方...

東京都心の大型オフィスビルで空室率が急増しており、3年間で長期空室の面積が12倍に。特に湾岸エリアで顕著で、交通アクセスの悪さや利便性の差が影響しています。一方、大手町など中心部は満室状態。供給過剰の懸念が高まる中、再開発の在り方が問われています。

東京都心の商業ビルの空室率が上昇?:二極化か乱開発の末路か(アゴラ編集部)

東京都心の商業ビルの空室率が上昇?:二極化か乱開発の末路か
東京都心部では大型オフィスビルの空室が増加し、供給過剰の兆しが見え始めているそうです。日本経済新聞の調査によると、2024年には空室率20%超の長期空室ビルの面積が3年前の12倍に増えました。 東京23区の大型ビルの賃貸面積は...

筆者は、男性が幸福を感じやすい要素として「社会への貢献」「家族を守る責任感」「自己実現」の3つを挙げています。自分の能力を活かし、他者に価値を提供することで深い満足感を得る傾向があるとし、人生の目的を「誰かのために生きること」と捉える視点が男性の幸せに直結すると論じています。

男性の幸せな人生は何で決まるのか?(黒坂 岳央)

男性の幸せな人生は何で決まるのか?
黒坂岳央です。 それなりに人生を生きていると「幸せな人生の形」にも男女差が現れるという本質が見えてくる。 当然、性差より個人差の方が圧倒的に強いファクターであることは認めつつもざっくり大枠として「男性の幸せな人生は何で決まるのか...

ソニーが冬の賞与を停止した背景には、グローバル企業としての制度の違和感や、成果主義へのシフトがあると筆者は分析しています。賞与は本来給与を抑える手段として企業に都合よく使われてきた一面もあり、今後は成果配分型や年収ベースの支給に移行する可能性が高まっています。

冬の賞与を止めたソニーの物語ること:日本の賞与システムへの違和感(岡本 裕明)

冬の賞与を止めたソニーの物語ること:日本の賞与システムへの違和感
初めて社会人になった時に頂いた給与とその数か月後に支給されたであろう夏の賞与、皆さんにはどちらが印象に残っていますか?初めての給与は育ててくれた親に恩返しをするといった美談もありますが、ネットを覗くと親へのプレゼント相場なるものがあるようで...

昭和の「定年後はのんびり暮らす」という常識は終わり、一生働くことが現実的な時代になっています。年金制度の限界や人口減少により、高齢者も労働を続ける必要があり、スキルや市場価値の維持が重要です。働き方も「就社」から「就職」へと変化し、パラレルキャリアやAI活用が新たなチャンスを生むと筆者は前向きに捉えています。

定年退職が終わり、一生働く時代の生き方(黒坂 岳央)

定年退職が終わり、一生働く時代の生き方
黒坂岳央です。 「老後は引退してのんびり暮らすのが当たり前」という時代は終わった。SNSでは「定年退職後もコンビニやファーストフードで働く高齢者はかわいそう。政治家が日本経済をダメにした!」といった意見も見受けられるが、これは現状を正...

科学・文化・社会・一般

筆者はサイゼリヤの低価格と高品質のバランスを高く評価しつつ、都心部の店舗閉店はコスト増への対応不足と指摘します。そこで「サイゼリヤ・プレミアム」といった新業態を提案し、価格を上げて価値を高めた店舗展開で新たな顧客層を開拓すべきだと主張しています。

サイゼリヤは閉店よりも「プレミアム化」で業容拡大を(内藤 忍)

サイゼリヤは閉店よりも「プレミアム化」で業容拡大を
自宅から徒歩15分ぼどにあるサイゼリヤに出かけました。もっと近くにもう一店舗あったのですが、繁盛していたにも関わらず突然閉店してしまいました。 今回初めて入ったお店もたくさんのお客さんで賑わっていました。広いお店ですが、スタッ...

宮崎県日南市をドライブし、「サンメッセ日南」で世界で唯一公式に復刻が許可されたモアイ像を見学。さらに都井岬では、江戸時代から続く半野生の御崎馬に出会い、自然と文化の豊かさを実感しました。青い海、美術作品、野生動物に触れる、非日常を満喫する旅の記録です。

モアイと野生の馬に出会う日南ドライブ(ミヤコ カエデ)

モアイと野生の馬に出会う日南ドライブ
サンメッセ日南 会社のメンバーと日南ドライブをしています。 青島を観光したのち車を南に走らせて日南海岸へ。向かった先は「サンメッセ日南」というレジャー施設です。世界でイースター島とここにしかない「モアイ像」を観に行くためです。 ...

難病の子どもを育てる親の孤立や不安に寄り添い、「居場所」の重要性を伝える本書では、20年先を見据えた子育ての道のりが具体的に紹介されています。支援法整備が進む一方、心の支えや仲間との出会いが希望を生み、情報は安心につながると筆者は力強く訴えています。

孤立から希望へ:難病の子と家族の『居場所』を考える(尾藤 克之)

孤立から希望へ:難病の子と家族の『居場所』を考える
「もう、この子と一緒に笑える日は来ないのかもしれない」 病院のベッドで眠る娘の小さな手を握りながら、大澤裕子さんは何度もこの思いと向き合いました。妊娠中に長女の重度心疾患を告知された大澤さん。出産後も入退院を繰り返す闘病生活が...

筆者は、日本女性学会で起きた「分科会報告書」への異議申し立てが、トランス擁護派による組織的な乗っ取りの一環であり、学問の自由を脅かすと警鐘を鳴らします。署名活動に外部の一般人を巻き込み、意見の封殺が進む様子は、戦前の民間による言論弾圧と類似すると指摘しています。

ある “学会乗っ取り” の背景:トランスジェンダリズムは「戦前の右翼」である(與那覇 潤)

ある "学会乗っ取り" の背景:トランスジェンダリズムは「戦前の右翼」である
今月の頭に、トランスジェンダリズムがダミーサークル化する動きについて報告した。「トランス女性は100%の女性なので、生物学的な性差を考慮せず、女性専用の施設を当然に利用できる」とする主張は、本場だった英米でも公的に否定されてメッキが...