アゴラでは毎日10記事以上を配信しています。そんなにチェックしているヒマないよって方に、今週のおすすめ記事、PV数が多かった記事や話題の記事を中心にご紹介します。
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自民党派閥によるパーティー収入不記載事件で国民の政治不信が高まる中、岸田首相が派閥を解散するという驚きの強硬手段を表明しました。岸田派に続き、安倍派や二階派も解散することになりました。
今回の問題の本丸は政治資金規正法の改正であり、派閥解散はパフォーマンスに過ぎないとも。
『増税メガネ』『検討使』と揶揄され続けた岸田首相ですが、党内調整もなく派閥解散を断行したこの強烈な突破力を、今まで誰も無しえなかった日本の課題や停滞する政治の改革にいかすことができれば、後世に『大宰相』と言われる可能性もあると思います。今後の岸田首相の動向は要チェックです。
一方、日本共産党は、志位委員長が交代し、新委員長に田村智子政策委員長が起用されることになりましたが、党首選を主張した党員の除名処分に関しては非常に厳しい姿勢を示すなど、色々と物議を醸しているようです。
税金チューチュー、フローレンス問題をめぐる記事です。
生臭い政治系の記事に疲れた方にオススメする、グルメ・旅行の記事です。
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以降は、PV数上位記事のご紹介(ポイント内はChat GPTによる要約)です。
エンリコ・モレッティ氏の著書によると、収入を決める最大の要因は「住所」である。例えば、アメリカの工業都市に住む高学歴者よりも、イノベーション都市に住む高卒者の方が収入が高い。東京の山手線内で働く人は山梨県の奥多摩より収入が高い傾向にある。高額所得者が集まる地域では、彼らが利用するサービス業も増え、結果としてその地域で働く人々の収入が平均より高くなる。個人のスキルや資質よりも、住む場所が収入に大きく影響する。
ガーナ国籍のシアウ・ジョンソン・クワクが千葉市に生活保護の申請をしたが、千葉地裁はこれを却下。記事では、日本の国民健康保険が外国人にも適用されることや、生活保護法が日本国民を対象としていることを指摘し、外国人が日本の社会保障制度を利用することに対する問題を提起しています。特に、病気治療のために日本に来る外国人が増えることによるモラルハザードや、社会保障制度の悪用の可能性について議論しています。
日本の温室効果ガス排出量が減少しているが、その主な理由は産業空洞化によるものであることが指摘されています。2013年から2022年までのCO2排出削減の内訳では、76%が経済活動の低下によるもので、エネルギーの低炭素化と省エネは合計で24%に過ぎない。このことから、日本のCO2排出量減少が「順調」と言えるのか疑問視されています。