【2025年】人気記事ランキングTOP10

2025年も残すところあとわずか。今年もアゴラをご愛読いただきありがとうございました。

年末恒例、2025年アゴラでアクセス数の多かった人気記事TOP10を紹介いたします。

gustavofrazao/iStock

2025年アクセス数 TOP10

1位:ガソリンの駆け込み給油をしてはいけない(黒坂 岳央)

ガソリンの駆け込み給油をしてはいけない
黒坂岳央です。 補助金縮小でガソリン5円程度値上げになるニュースが話題を呼んでいる。だがガソリン代が上がること自体が問題ではない。値上げ前の駆け込み給油で大行列を作ったことである。 歴史を学ぶことでわかるのは、人類がいかに歴史か...

2位:鈴木農水相の目玉政策「おこめ券」が自治体に拒否されJAへの利益誘導は失敗か(アゴラ編集部)

鈴木農水相の目玉政策「おこめ券」が自治体に拒否されJAへの利益誘導は失敗か
政府が物価高対策として推奨する「おこめ券」を巡り、自治体の反発が広がっている。配布事務の負担や費用対効果の低さに加え、政策全体の妥当性にも疑問が強まり、高市政権の経済政策への不信感を深める事態になっている。 政府は物価高への対...

3位:ハマると人生が破滅する「3つのS」(黒坂 岳央)

ハマると人生が破滅する「3つのS」
黒坂岳央です。 偉大なる投資家・ウォーレン・バフェット氏は「ハマると破滅する3つのLがある。Liquor=酒、Loan=借金、Love=恋愛だ」といった。 これをなぞらえて、筆者は「ハマると人生が破滅する3つのS」があると思って...

4位:水素は失敗すると分かっているのに…(松田 智)

水素は失敗すると分かっているのに…
豪州と欧州で停滞する水素プロジェクト 昨年11月のニュースだが、関西電力が丸紅などと豪州で計画していた水素製造事業から撤退するとの報が流れた。プラントや収支計画などの基本設計を詰める中で、製造コストが想定以上に高く、採算に合わないと判...

5位:Switch2を確実に手に入れる方法(金尾 泰之)

Switch2を確実に手に入れる方法
4月4日の拙稿「進化するSwitchが次に食い荒らすのは何処か」で紹介したNintendo Switch 2が市場に投入された。 結果、Switch2は初動4日で世界販売台数350万台に到達。社会現象となった初代Switchが...

6位:中国人は本当に日本の土地や不動産や水源を買いまくっているのか、実際に調べてみた(永江 一石)

中国人は本当に日本の土地や不動産や水源を買いまくっているのか、実際に調べてみた
ふと沸き起こった疑問・・・・ 「マンションのオーナーが中国人に変わったらいきなり賃貸料を値上げされた」 「中国人がマンションを買って規約違反の民泊をしている」というマスコミの報道がありましたよね。 先日はニセコで中国人が建築物を建てて...

7位:薪ストーブ地獄の始まりと顛末②(青山 翠)

薪ストーブ地獄の始まりと顛末②
2016年の初夏 2016年の冬から始まった連日連夜の煤煙地獄は、その年の5月中旬、汗ばむ季節まで続いた。 それまで地域を覆っていた濁って燻った重たい空気が消え去った。 近隣の家屋はやっと安心し窓を開き換気ができ、洗濯物を...

8位:職場で関わってはいけない40代の特徴(黒坂 岳央)

職場で関わってはいけない40代の特徴
黒坂岳央です。 若い頃、筆者は40代以降の中高年に対して、「立派な人も多いが、一方でどこか対応が面倒なタイプも一定数いる」と感じていた。そして、自らがその年齢になって、「なぜ面倒な中高年が生まれるのか」が実感をもって理解できるようにな...

9位:職場で言うと信用が消える「一発アウトなNG発言」(黒坂 岳央)

職場で言うと信用が消える「一発アウトなNG発言」
黒坂岳央です。 「発言」ほど誰でも気軽に出来て、あっさり人生を終わらせるものはない。たった一言がそれまで蓄積した信用を蒸発させてしまう危うさがある。そして本人は気づかないまま、相手から無言でレッドカードをされてしまう発言があると思って...

10位:地球温暖化が加速した原因は中国とインドの大気汚染の減少 (池田 信夫)

地球温暖化が加速した原因は中国とインドの大気汚染の減少
2024年の世界平均気温は1.6℃で、パリ協定の努力目標1.5℃を超えた。これについて日経新聞を初めとするマスコミは「脱炭素化の加速が必要だ」と騒いでいるが、それは逆である。脱炭素化で温暖化は加速するのだ。 24年の世界気温上昇1.6...

2025年のランキングは、黒坂岳央氏の記事がトップ10のうち4本を占める結果となりました。

1位の「ガソリンの駆け込み給油」をはじめ、3位の「人生が破滅する習慣」、8位・9位の「職場での処世術」など、インフレや先行き不透明な社会情勢の中で、読者の関心がマクロな経済論議よりも、いかに個人の生活や資産を守り抜くかという「生活防衛」や「自己衛生的」なテーマに強く向いた一年だったことがうかがえます。

政策面では、2位の「おこめ券」や4位の「水素エネルギー」など、政府の補助金行政や実現性の乏しい国策プロジェクトに対する批判的な論考が多くのアクセスを集めました。効果の薄いバラマキや、官製市場への納税者としての厳しい視線は、依然としてアゴラ読者の大きな関心事です。

一方で、5位の「Switch2」や7位の「薪ストーブ」の顛末記など、政治経済にとどまらない個人のライフスタイルや趣味に関する話題もランクインしており、硬軟とりまぜた多様な視点を提供できた一年でもありました。

2026年も、アゴラは聖域なき言論プラットフォームとして、皆様に価値ある情報と議論をお届けしてまいります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。