アゴラでは毎日10記事以上を配信しています。そんなにチェックしているヒマないよって方に、今週のおすすめ記事、PV数が多かった記事や話題の記事を中心にご紹介します。
政治・衆議院選挙
アゴラでは現在、衆議院選挙に関する原稿を募集しています。
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2024年の選挙イヤーにおいて、日本を含む多くの国で与党が厳しい状況に直面しています。特に、インフレや可処分所得の低下が国民の不満を生み、政権交代や与党惨敗の可能性が高まっていると分析。日本では裏金問題が自民党に打撃を与えており、所得が不十分な層の生活困窮が政権への大きな不満の原因となっていると指摘されています。
選挙の大局観:現政権を揺るがす国民へのインフレの厳しい仕打ち
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沖縄県の警備員死亡事故映像確認時、オール沖縄の議員たちが退席。映像が活動家の責任を示す内容だったため、検証を避けたとされています。
これがオール沖縄の程度:議会での警備員死亡事故映像確認時に全員退席
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石破首相の「アジア版NATO」構想は、インドやASEAN諸国から支持を得られず、米専門家も実現困難と断定。誤った政治用語の使用も批判されています。
世界から相手にされない「アジア版NATO」:実現可能なのか?
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蓮舫氏が衆議院選挙への不出馬を表明し、再び参議院選挙に出馬する可能性が話題となっています。現在は充電期間に入っているとのことです。
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石破首相がケネディ大統領の名演説を引用し、消費税引き下げを否定したことが批判されています。ケネディの「国のために何ができるかを問え」という言葉が消費税の議論に不適切に使われ、政策論としての一貫性に疑問が生じています。
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党首討論で社会保障問題がほとんど議論されなかったことを批判。維新と国民民主が医療費負担や消費税について提言しましたが、財源の問題が明確に示されていません。特に後期高齢者医療費の赤字が大きな課題として取り上げられています。
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社会保障危機を解決するために消費税率を20%まで引き上げる提案を議論。高齢者医療費や年金の赤字を埋めるため、消費税で社会保険料を代替することが提案されており、EU諸国の事例を参考にしています。
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野田佳彦元首相が保守派ではないと論じられています。特に、安倍元首相の追悼演説を利用して自己宣伝を行ったと批判されています。また、松下政経塾出身の政治家としての経歴も振り返り、野田氏の政治姿勢が問われています。
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立憲民主党の野田佳彦氏が「世襲制限」を公約に掲げ、世襲議員の制限を訴えている一方で、野党系無所属候補に対しては寛容な姿勢を示していることがダブルスタンダードとして批判されています。また、政治資金の世襲制限法案の人権侵害リスクも指摘されています。
立憲野田代表の世襲制限「世襲もないクリーンな国へ」の危険性とダブスタ
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自民党・公明党が総選挙に合わせて、補正予算を通じて年金生活者に10万円の給付金を提供することを批判。低所得の年金生活者を対象としたこの政策は、政治的な「買収」と指摘され、現役世代の負担が増す可能性が懸念されています。
自民・公明の「10万円給付金」は補正予算による年金生活者の買収
国際・エネルギー
「緑の党」はドイツやオーストリアで選挙ごとに支持を失い、環境問題が注目される中でも得票率が低下しています。国民との乖離が問題視されています。
“有権者離れ”に苦しむ「緑の党」:国民の関心と乖離する環境保護活動
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20世紀後半以降、人間活動による大量の淡水使用が気候に影響を与えていることが論じられています。灌漑や発電所の冷却によって蒸発した水が大気に放出され、北半球の降水量が増加したとされています。地球温暖化ではなく、人為的な「水蒸気排出」が主な原因とされています。
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ウクライナ戦争を「今日のウクライナは明日の東アジア」と比較するメッセージに対する批判を展開。特に、ウクライナへの支援が現実的な政策論に基づいていないと指摘し、日本の安全保障政策が具体性を欠き、「アジア版NATO」などの抽象論に終始していると問題視。また、「安全保障のジレンマ」が強調され、日本が中国との対立で不利な立場に追い込まれるリスクを警告しています。
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ドイツで発生した炭素クレジット詐欺について、日本企業が同様のリスクに直面しないよう警戒を促しています。炭素クレジットの市場には詐欺や不透明なプロジェクトが多く存在し、日本も無責任な「グリーンウォッシュ」に陥る危険があると指摘されています。
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カマラ・ハリス副大統領がメディア露出が増えるほど支持率が低下している現状が報じられています。特に、ハリスはフォックスニュースのインタビューで移民問題について質問をかわすなど、曖昧な回答が目立ち、信頼を失っていると批判。ハリスの発言は「支離滅裂」とも評され、今後さらに支持率が低下する可能性が指摘されています。
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14日に中国が台湾を囲む形で大規模な軍事演習を行ったことが報じられています。この演習は、台湾の頼清徳総統の「一つの中国」原則を否定する発言に対抗したもので、台湾侵攻への準備と見られています。中国は2027年までに台湾侵攻を完遂する可能性があるとされていますが、現時点ではその準備が整っていないと見られています。
中国が台湾を囲んで軍事演習:石破首相で中国に対抗できるのか?
社会・一般・科学・文化
ワコールが全顧客に向けた「合理的配慮」の接客指針を公開したところ、逆に女性客の安全が脅かされるとの批判が集まり大炎上。指針には性的少数者への配慮が含まれており、試着室の案内方法が問題視されています。
ワコールが「合理的配慮」の指針を示しただけで大炎上したのは誰のせい?
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セブン&アイの業績不振は「底上げ弁当」ではなく、北米事業の低迷や国内事業再編が原因。特に北米のセブンイレブン事業が収益減少の要因となっています。
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アニメ「火垂るの墓」がウクライナやパレスチナ問題と結びつけられ、戦争の無意味さが今でも人々の心に響くことが指摘されています。高畑勲監督の未発表作品「国境 BORDER1939」も取り上げられ、日本の戦争責任を描こうとした背景が紹介されています。
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アセモグルとロビンソンの著書『国家はなぜ衰退するのか』の批評です。著者の理論は「包括的な国が成功し、収奪的な国は失敗する」というシンプルな図式ですが、歴史の多くの事例を説明しきれていないと批判されています。さらに、民主化が経済成長に必須であるという主張には多くの反例があり、中国などの独裁体制下での経済成長も無視できないとしています。
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「極端主義」の台頭が、政党政治の個人化やSNS的な支配関係を助長。戦後文学の実存主義と現在の政治が重ねられ、極端な主張が中道政治を脅かすと警告しています。
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自民党本部前で火炎瓶を投げ、首相官邸に車で突っ込むテロ事件が発生。49歳の容疑者が逮捕され、動機の調査が進められています。
自民党本部に火炎瓶を投げ込み首相官邸に車で突っ込むテロ事件が発生
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ニューヨーク旅行での高級レストランやカジュアル店を紹介し、ホテル選びやクレジットカード、Wi-Fiルーターの準備など、海外旅行を快適に過ごすための実用的なアドバイスも。
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南房総市の富浦地区にある「原岡桟橋」が紹介されています。もともと魚の水揚げ用に大正時代に作られた桟橋で、現在は観光スポットとして人気があります。特に東京湾に沈む夕日が絶景として評判ですが、桟橋そのもののレトロな風景も魅力です。
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仮想通貨の起源が平安時代末期に遡る可能性を論じています。特に、平氏が宋から銅銭を輸入し、その価値を上乗せして流通させることで「通貨発行益」を得たと推測されています。これは現代の仮想通貨のように、物理的な価値を伴わずとも通貨として流通した例だとされています。
仮想通貨の始まりは平安時代!? 平氏の経済戦略に見る通貨の力