今週のおすすめ記事(5月12日〜5月18日)

アゴラでは日々多くの記事を配信しており、忙しい方にはすべてを追うのは難しいかもしれません。そこで、今週の特に話題となった記事や、注目された記事を厳選してご紹介します。

政治や社会保障を中心に、国際情勢やビジネス、文化に至るまで多岐にわたる内容を網羅。各記事のハイライトを通じて、最新のトピックを一緒に深掘りしましょう!

政治・経済・社会保障

30歳・月収30万円の会社員のケースでは、所得税と住民税の合計が約2.6万円に対し、社会保険料(企業負担含む)は約9.7万円と、税金の3倍以上にもなります。筆者はこの重い負担が現役世代の手取り減と経済停滞の原因だとし、「社会保険料の引き下げ=サラリーマン減税」こそが真の景気回復策だと訴えています。

月収30万円の会社員、本当の社会保険料負担は税金の3倍以上!?(音喜多 駿)

月収30万円の会社員、本当の社会保険料負担は税金の3倍以上!?
斎藤アレックス議員の事務所が興味深い分析をしてくださっていました。 \#社会保険料 を下げて、手取りアップを!/ 給与明細シミュレーションをしてみました! 滋賀県在住・30歳・会社員•月給30万円の場合 ■ 税金(所得税...

政府は厚生年金の適用拡大で約740万人のパート労働者を対象にし、手取りが最大30%減る懸念が出ています。背景には国民年金の赤字補填があり、「払い損」となる構造が問題視されています。筆者は、持続不能な現制度ではなく、抜本的な年金改革と現役世代の生活防衛こそが必要だと主張しています。

野党は740万人の「パート大増税」を許すのか(池田 信夫)

野党は740万人の「パート大増税」を許すのか
自民党は13日の総務会で年金制度改革法案を了承し、政府は16日にも法案を閣議決定して国会に提出する予定だ。法案の骨格だった「基礎年金の底上げ」には「厚生年金積立金の流用だ」との批判が強く、これでは参院選を戦えないと判断した。 「年収1...

河野太郎議員は、クルド系トルコ人が多く住む埼玉県川口市を視察し、難民制度の悪用や不法滞在問題に言及しました。仮放免の常態化がまじめな外国人にも不信を招くとし、入国管理の厳格化や査証免除の見直しを主張。また、中国人による運転免許切替問題にも対応強化を表明しています。

河野太郎氏がクルド系トルコ人らが集住する埼玉県川口市を視察(アゴラ編集部)

河野太郎氏がクルド系トルコ人らが集住する埼玉県川口市を視察
河野太郎衆院議員は、クルド系トルコ人らが集住する埼玉県川口市を視察しました。河野氏は、難民申請が却下されたにもかかわらず、人道的な理由で収容を免れる「仮放免」制度などについて、自身の公式ホームページなどで見解を述べており、大きな話題になって...

消費減税を赤字国債で賄おうとする動きに対し、筆者は金利上昇による国債の暴落と財政破綻のリスクを指摘しています。国債の利払いが膨張すれば国家財政が圧迫され、インフレと信頼低下を招く恐れがあります。ゼロ金利時代の感覚のままでは危険で、今こそ慎重な財政判断が必要だと警鐘を鳴らしています。

「金利のある世界」で消費減税すると国債バブルが崩壊する(池田 信夫)

「金利のある世界」で消費減税すると国債バブルが崩壊する
消費減税は政局の焦点になってきたが、世論調査では圧倒的に減税派が多い。どこの社でも6割を超え、特に気になったのは、NHKの調査では40歳未満で消費減税+廃止が75%と、圧倒的な支持を得ていることだ。 これはSNSの影響だろう。...

JA全中はコメの関税撤廃に反対し、自動車関税との引き換えに農業を犠牲にしないよう政府に要望しました。しかし、米価高騰や備蓄米の供給制限、流通の独占などが国民負担を増やしており、消費者との乖離が深刻です。筆者は農協の既得権益構造が価格高止まりを招いていると批判しています。

JA全中が赤沢大臣に「コメを守れ」と要望:国民を犠牲にする農協の厚顔(アゴラ編集部)

JA全中が赤沢大臣に「コメを守れ」と要望:国民を犠牲にする農協の厚顔
JA全中(全国農業協同組合中央会)の山野徹会長は15日、アメリカとの関税交渉について赤沢亮正経済再生担当大臣と面会し、農業を犠牲にするような交渉は到底受け入れられないと強く申し入れました。 国益はどこにあるか。 米の関税撤廃...

筆者は、米の価格高騰を理由に外国人観光客や輸出を批判する風潮に対し、「国粋主義の暴走」と強く非難しています。自給率維持ではなく、関税緩和・輸入拡大・海外生産といった柔軟な戦略こそが食料安全保障に有効だと提言し、日本社会の非合理な感情論に警鐘を鳴らしています。

米騒動で日本人の「狂った国粋主義」が暴走している(八幡 和郎)

米騒動で日本人の「狂った国粋主義」が暴走している
米の価格高騰について、外国人観光客が食うせいだからインバウンドを規制しろとか、外国に輸出するのをやめろとか言い、それでも輸入拡大には絶対反対という人が多い。 しかし、フランス人が外国ワインの輸入をゼロにしろとか、外国人観光客がフランス...

筆者は現在の政治に対し「古い政党や昭和的な派閥政治は時代遅れ」とし、参院選を機に政界再編の可能性を指摘しています。消費税や社会保障改革、資産の有効活用などに踏み込まない与党に代わり、責任ある野党が必要と主張。都議選がその前哨戦になるとしています。

参議院選で大激変は起こりえるか?:古い名前の政党が刷新される時が来た

参議院選で大激変は起こりえるか?:古い名前の政党が刷新される時が来た
日々さまざまな出来事や事象が社会、経済、政治に複雑に絡まりあっていく構図がより強くなってきました。これは政治、これは経済といった縦割りで将来を考えるという時代は過ぎ去り、あらゆる方面から検証しないと世の中の流れが読めない時代になってきている...

政府は「106万円の壁」を撤廃し、週20時間以上働くパートらを厚生年金の対象とする法案を閣議決定しました。企業規模の要件も段階的に廃止予定です。一方で、保険料負担による手取り減少が懸念され、特に低所得パート層には30%近い増税効果が生じる恐れがあります。人手不足や働き控えの悪化も懸念されています。

パートらの厚生年金加入拡大を閣議決定:手取りが大幅減少のおそれ(アゴラ編集部)

パートらの厚生年金加入拡大を閣議決定:手取りが大幅減少のおそれ
政府は16日、パートタイムなど短時間労働者の厚生年金加入を拡大することを柱とした年金制度改革法案を閣議決定し、国会に提出しました。 参照:パートらの厚生年金加入拡大 「106万円の壁」は廃止へ この法案では、いわゆる「1...

国際・エネルギー

第267代ローマ教皇に米国人ロバート・プレボスト枢機卿(レオ14世)が選出された背景には、教会内の保守・進歩両派の妥協候補としての立場や、バチカンで築いた広い人脈がありました。3回目の投票では38票だったにもかかわらず、4回目で100票以上に急増。名前の由来は社会正義に取り組んだレオ13世に敬意を表したものです。

米国人枢機卿が新教皇に選ばれた背景:どうして4回目の投票で大逆転できたのか?(長谷川 良)

米国人枢機卿が新教皇に選ばれた背景:どうして4回目の投票で大逆転できたのか?
コンクラーベの結果を後日、憶測し、推測することは余り生産的な仕事とはいえないが、ジャーナリストにはその非生産的なことにあえて時間を投入する気質の持主が多い。名探偵シャーロックホームズを愛する当方もその気質から抜け出すことができない一人だ。 ...

米国と中国は、互いに課していた追加関税を115%引き下げ、米中貿易摩擦の一時的緩和に合意しました。背景には経済界の圧力と財務長官の説得があり、トランプ政権の強硬姿勢が転換された形です。日本では、1971年の米中電撃接近「朝海の悪夢」が再来する懸念も指摘されています。

米中、追加関税115%引き下げで合意:「朝海の悪夢」がよみがえる?(アゴラ編集部)

米中、追加関税115%引き下げで合意:「朝海の悪夢」がよみがえる?
米国と中国は5月12日、スイス・ジュネーブでの閣僚級協議を経て、互いに課していた追加関税を115%引き下げることで合意しました。これにより、米国の対中関税は30%、中国の対米関税は10%に縮小される予定です。 ...

米中が関税引き下げに合意した背景には、米ベッセント財務長官と中国の何立峰副首相の冷静な交渉力がありました。トランプ大統領の強硬姿勢を調整し、実務で成果を上げたベッセント氏が実質的な勝者と筆者は評価。日本も出遅れず早期に交渉入りする重要性があると指摘しています。

笑ったのは誰?米中関税交渉:ベッセント財務長官のバランス感覚(岡本 裕明)

笑ったのは誰?米中関税交渉:ベッセント財務長官のバランス感覚
スイスで行われていた米中の関税交渉が終わり、その内容が公開されました。ポジティブ サプライズの感が強く、市場は安ど感に包まれている、そんな感じであります。今回の交渉は第一弾となり、双方が課していた91%部分を撤廃、24%部分を90日間施行停...

ウクライナ支援に訪れた仏・独など欧州首脳の映像から「コカイン使用疑惑」がSNSで拡散し、ロシアの報道官まで言及する事態に。筆者は、この騒動が西欧首脳の世論対策や演出の稚拙さを露呈したとし、軽いノリのアピールが戦争の深刻さと乖離してしまい、非西欧諸国の共感を得られないリスクを指摘しています。

仏・独首脳コカイン騒動から見えること(篠田 英朗)

仏・独首脳コカイン騒動から見えること
5月9日ロシアで大祖国戦争戦勝80年のパレードが行われた。約30カ国の国家元首・政府首脳が集まる大規模な式典となり、外交会議も多数開かれたようである。ウクライナは西欧諸国にあわせて第二次世界大戦終結を5月8日と設定してロンドンでのパレードに...

2025年4月、スペインとポルトガルで発生した広域停電は、太陽光・風力といった分散型電源の特性と系統の脆弱性が複合的に絡んで起きたと分析されています。電圧・周波数の異常変動や発電機の同期崩壊(脱調)によって、再エネインバーターが停止し、供給が一気に失われたことが原因とされ、日本でも同様のリスクがあると警鐘を鳴らしています。

イベリア半島大停電を読み解く:分散型電源時代の落とし穴(尾瀬原 清冽)

イベリア半島大停電を読み解く:分散型電源時代の落とし穴
1. イベリア半島停電の概要 2025年4月28日12:30すぎ(スペイン時間)イベリア半島にある、スペインとポルトガルが広域停電になりました。公表された資料や、需給のデータから一部想定も含めて分析してみたいと思います。データはENT...

筆者は、CO₂が地球温暖化の主因とされることに対し、分子分光学の視点から疑問を呈しています。CO₂による赤外線吸収は実際にはごく狭い波長に限られ、大半の赤外線は宇宙へ放出されていると主張。温暖化への影響はCO₂の温度や分子の運動エネルギーによるもので、CO₂の存在量そのものではないと論じています。

CO2は地表の赤外線をほとんど吸収しない!(中田 宗隆)

CO2は地表の赤外線をほとんど吸収しない!
先日、「今更ですが、CO2は地球温暖化の原因ですか?」という記事を寄稿した。 今回の記事では、その疑問に対して、物理化学の基礎知識を使ってさらに詳しく回答する※1)。 大気の温度は人類が放出する物質の温度で変化する 水に熱...

気候変動対策の根拠となる「気候モデル」は仮定と不確実性を多く含み、観測結果との乖離や過大なCO₂依存が問題視されています。筆者は、気候モデルを絶対視することで過剰な脱炭素政策が進み、社会・経済に深刻な負担を招いていると指摘。科学と現実のバランスを取った政策の再構築を求めています。

気候モデルの問題点と誤用リスク:脱炭素政策が社会にもたらした影響(室中 善博)

気候モデルの問題点と誤用リスク:脱炭素政策が社会にもたらした影響
気候変動対策を巡る議論は、IPCC報告書や各種の「気候モデル」が示す将来予測を前提として展開されている。しかし、その根拠となる気候モデルは、科学的厳密性を装いながらも、実は数々の構造的な問題点と限界を抱えている。 本稿では、気...

ビジネス・IT・メディア

「向いている仕事が分からない」という悩みに対し、筆者は40代までに自分の適性を明確にすべきだと説いています。天才でない限り、適性は知識ではなく「経験」でしか見つからないとし、若いうちに多くのことに挑戦して失敗から学ぶ重要性を強調しています。人生の軸を持つには試行錯誤が不可欠だという教訓が語られています。

40代までに終えるべき「人生の宿題」(黒坂 岳央)

40代までに終えるべき「人生の宿題」
黒坂岳央です。 SNSではよく「向いていない仕事はやめよう」「好きを仕事にしよう」という言葉が飛び交う。これは一理ある。特に経営者やフリーランスといった、自分で舵を取る働き方をしている人たちには刺さる考え方だろう。 だが一方で、...

ウォッカ市場でシェア1位のスミノフは、ライバルの値下げ攻撃に対し「値上げ」で対抗しつつ、中・低価格帯には新ブランドを投入する多層戦略で勝利を収めました。高級路線の維持と価格競争の両立を実現したこの戦略は、マーケティングの基本「STP(セグメント・ターゲット・ポジション)」に忠実に基づいたものでした。

スミノフのマーケティング戦略:ライバルの値下げ攻撃に、値上げで勝った理由(永井 孝尚)

スミノフのマーケティング戦略:ライバルの値下げ攻撃に、値上げで勝った理由
ライバルがいきなり値下げ攻撃を仕掛けて来た! こんな時は、実に悩ましいですよね。 「ウチも値下げすべきじゃないのか?」 こんな意見も出そうですが、老舗ブランドだったりすると昔からご愛顧いただいているお得意様がいたり...

ジャパンディスプレイ(JDI)は国内従業員の半数以上にあたる約1500人の削減を発表し、長年の赤字体質と3000億円以上の公的資金投入にもかかわらず業績改善が見られない状況です。今回の大規模リストラにより「日の丸液晶」政策の失敗が浮き彫りになり、次の巨額支援先であるラピダスへの懸念も高まっています。

国策液晶会社ジャパンディスプレイが大量リストラ:ラピダスが重なると心配の声(アゴラ編集部)

国策液晶会社ジャパンディスプレイが大量リストラ:ラピダスが重なると心配の声
ジャパンディスプレイ(JDI)は5月15日、国内従業員の半数を超える約1500人の削減を発表しました。対象は正社員と契約社員で、6月から8月にかけて希望退職を募る方針です。また、海外従業員も半減させる予定です。 参照:JDI、...

従来の富裕層(不動産・相続やスタートアップ経営)に対し、筆者は「自由度の高い稼ぎ方」で資産を築く“富裕層3.0”を提案。フリーランスやスモールビジネス経営者が、自由な働き方で安定収入を得る新しい富裕層像として注目されており、資産×移動の自由がこれからの豊かさの鍵になると説いています。

あなたにもなれる!世界どこでも自由に稼げる「富裕層3.0」とは?(小峰 孝史)

あなたにもなれる!世界どこでも自由に稼げる「富裕層3.0」とは?
今日は、「富裕層」の基準ががらっと一変するほど、視点をずらす提案をしたいと思います。 富裕層か否かの判断基準は「金融資産の保有額」 日本では、一般に、野村総合研究所が提示した基準で「富裕層」が定義されていますが、この基準では、「...

ネット上で企業がユーザーの注意を奪い合う「刺激の競争」が激化し、消費者の思考停止や不要契約などの被害が増えています。政府の調査会は、AIやダークパターンの悪用に警鐘を鳴らし、規制強化とともに、わかりやすい情報提供や解約のしやすさといった自主的な取り組みの重要性も強調しています。

「刺激の競争」が激化している…驚きのネット被害に政府懸念(國武 悠人)

「刺激の競争」が激化している...驚きのネット被害に政府懸念
急増するネットの「刺激」 スマートフォンが手放せない生活が当たり前となり、SNSや動画配信サービス、ニュースサイトなどが24時間いつでもアクセス可能になった現代。「ポチれば翌日には商品が届く」「興味のあるジャンルの動画を無限に視聴でき...

筆者は、備蓄米出荷の遅れに関する報道が一方的で、精米や袋詰めなど手間のかかる工程や契約違反による転売業者の存在を無視していると批判。農業政策の失敗やメディアと官庁の癒着構造、過去の規制改革潰しにも触れ、真の問題は情報の歪曲と既得権益の温存にあると訴えています。

備蓄米でも国民に歪めた情報を垂れ流すのが日本のオールドメディア(茶請け)

備蓄米でも国民に歪めた情報を垂れ流すのが日本のオールドメディア
オールドメディアどもが備蓄米の市場への出荷が遅いとかなんとか叩いていて悪者を作り上げてそこを叩かせようとするいつもの手口だなと思っています。 60kgの袋詰めならまだラッキー。 場合によっては1トンのフレコンバッグとかで納品され...

科学・文化・社会・一般

戦後80年を経た日本社会の「父性の喪失」と「母性社会化」を軸に、批評家・江藤淳と加藤典洋の思想的対話をたどりつつ、戦争による敗北とその後の日本人の心性変化を描いています。筆者は、歴史からの「逃避」ではなく、「共に彷徨うこと」に希望を見出し、批評の役割と文学の力を問い直しています。

国が亡び、父が消えたあと、人はどう生きるのか:『江藤淳と加藤典洋』序文③(與那覇 潤)

国が亡び、父が消えたあと、人はどう生きるのか:『江藤淳と加藤典洋』序文③
戦後80年の今年4月、特使として米国との交渉に臨む赤沢大臣が、トランプ大統領との対面に感動して「格下も格下」と自称し、MAGAキャップ姿の写真も撮られて、物議をかもす騒ぎがあった。 「謙遜するのは美徳」も、「だからって...

最新のゲノム研究では、日本人の約90%が弥生系である一方、父系を示すY染色体では縄文系が3040%と高い比率で見られています。筆者はその理由の一つとして、皇室や藤原氏、三河武士など支配層の父系が縄文系だった可能性を示唆。見た目は弥生系でも、父祖に縄文系が多く含まれていた可能性があると論じています。

日本人の9割は弥生人だが皇室は縄文系という可能性(八幡 和郎)

日本人の9割は弥生人だが皇室は縄文系という可能性
『誤解だらけの韓国史の真実 改訂新版』(清談社、2025年5月4日発売)の刊行を機にした、日韓関係史の基礎知識の第13回。 前回『殷の滅亡による民族移動で日本人と韓国人は生まれた』では、日本語と朝鮮語のルーツは、3000年前に殷王朝の...

筆者はゴールデンウィークに大分県別府を訪れ、名物の竹瓦温泉や別府タワーを巡り、鉄輪地区で「蒸し湯」や「地獄めぐり」を体験しました。温泉の歴史や景観だけでなく、過去に温泉が「地獄」と恐れられた背景にも触れ、別府の奥深い魅力と多様な表情を紹介しています。

別府 温泉・地獄めぐり(ミヤコ カエデ)

別府 温泉・地獄めぐり
今年のゴールデンウィークは大分県を旅しました。由布院から列車に乗ってやってきたのは別府。言わずと知れた日本を代表する温泉地です。 別府駅前で万歳している方は油屋熊八さん。愛媛県出身の実業家で別府で亀の井ホテルや亀の井バ...

富山大学准教授の滝谷弘(別名:奥村弘)容疑者が、風俗営業禁止区域でメンズエステ店を装って違法営業し逮捕されました。過去にはマルチ商法やクレジットカード詐欺での逮捕歴もあり、今回の事件はSNS型犯罪集団「トクリュウ」との関係も疑われています。大学側の管理責任も厳しく問われています。

違法風俗営業で富山大准教授が逮捕:「トクリュウ」で前科もあるのに大学教員?(アゴラ編集部)

違法風俗営業で富山大准教授が逮捕:「トクリュウ」で前科もあるのに大学教員?
富山県警は2025年5月10日、性風俗店の営業が禁止されている地域で、メンズエステを装って性的サービスを提供していたとして、富山市の「富山メンズエステKOMOREBI」の関係者3人を風営法違反の疑いで逮捕しました。 逮捕された...

筆者は8年前に地方へ移住し、「競争の少なさ」「足るを知る幸せ」「温かな人間関係」という3つの視点から田舎暮らしの魅力を語っています。都会の上昇志向や比較社会から解放され、身近な幸福を大切にする生活が心の豊かさをもたらしたと述べ、リモートワークの普及が移住のハードルを下げている現状にも触れています。

田舎暮らしが幸せに見える3つの理由(黒坂 岳央)

田舎暮らしが幸せに見える3つの理由
黒坂岳央です。 東京を離れ、地方移住をして8年が過ぎた。「地方移住は実際どうなのか?」という問いに、実体験をもとに答えたいと思う。結論から言えば、「想像以上に良かった」というのが筆者の実感だ。 地方移住というと、ネットやSNS上...

日本では運転免許学科試験が20以上の言語で受験可能ですが、他の先進国では不正防止や社会統合の観点から母国語のみが一般的です。筆者は、日本が不正取得や事故リスクへの対策を怠り、発展途上国の言語にも過剰対応していると指摘。制度の見直しと安全保障上の議論の必要性を訴えています。

日本だけが突き進む「外国語対応運転免許試験」の危うさ(谷本 真由美)

日本だけが突き進む「外国語対応運転免許試験」の危うさ
ここ最近、日本における外国人の運転免許証取得について注目が集まっています。 現在、日本では第一種・第二種・仮免許の学科試験がなんと20か国語で受験可能です。 対応している言語は以下のとおりです。 英語、スペイン語、ペルシャ語、...

新刊『江藤淳と加藤典洋』の刊行に際し、「批判」と「非難」の違いを説き、真摯な批評精神の重要性を訴えています。思想的対立や個人攻撃が横行する現代SNS社会に対し、過去の知識人の対話的姿勢を見習い、成熟した言論空間の再構築を呼びかけています。

言論人にとって「批判」とはなにか?『江藤淳と加藤典洋』刊行によせて(與那覇 潤)

言論人にとって「批判」とはなにか?『江藤淳と加藤典洋』刊行によせて
いよいよ本日(5/15)、新刊『江藤淳と加藤典洋』が発売になる。ヘッダーのとおり、上野千鶴子さんが、過分な帯を寄せてくださった。 ……と、殊勝なことを書くと「口先だけで、お前ホントは恐縮してないだろ?」とか絡む人が出てくるけど...