今週のおすすめ記事(3月3日〜3月9日)

アゴラでは日々多くの記事を配信しており、忙しい方にはすべてを追うのは難しいかもしれません。そこで、今週の特に話題となった記事や、注目された記事を厳選してご紹介します。

政治や社会保障を中心に、国際情勢やビジネス、文化に至るまで多岐にわたる内容を網羅。各記事のハイライトを通じて、最新のトピックを一緒に深掘りしましょう!

言論アリーナ

トランプとゼレンスキーの会談は決裂し、トランプはウクライナへの軍事支援打ち切りを示唆。ゼレンスキーは停戦を拒否し、交渉は難航。ウクライナ国内の不安定さが交渉をさらに複雑にし、日本の対ロ外交にも影響を与える可能性があります。

混迷を極める世界情勢。国際政治学者の篠田英朗さんにお話をお伺いしました。

【言論アリーナ】トランプ・ゼレンスキー会談の決裂でウクライナ情勢はどうなる 篠田英朗×池田信夫

【言論アリーナ】トランプ・ゼレンスキー会談の決裂でウクライナ情勢はどうなる 篠田英朗×池田信夫
首脳会談が決裂し、トランプ大統領が軍事支援の打ち切りを示唆するなど、ウクライナは不穏な情勢になってきました。停戦協定はどうなるのでしょうか。日本政府は態度を決めかねていますが、日米同盟にはどんな影響があるのでしょうか。 【出演】 篠...

政治・社会保障

日本の医療保険制度は現役世代の負担が重く、手取りの減少につながっています。特に高齢者医療への支出が増加しており、今後の財政負担が懸念されています。改革として、自己負担の引き上げや無駄な医療費の削減が必要と指摘されています。

現役世代の手取りの浪費先:医療保険改革入門(Murasaki@論文解説お兄さん)

現役世代の手取りの浪費先:医療保険改革入門
「手取りを増やそう!」というスローガンを掲げる政治家や経済評論家は多くいます。 しかし、実際に現役世代の手取りを増やすには、税負担や社会保険料の見直しが欠かせません。その中でも特に大きな負担となっているのが 「医療保険料」 で...

厚労省は零売薬局の規制を強化し、医療用医薬品の小売りを制限しようとしています。医師会の圧力により薬価が低く抑えられ、湿布などの処方が開業医の収入源となっているため、規制には財政負担削減の意図があると指摘されています。

厚労省はなぜ「零売薬局」を敵視するのか(池田 信夫)

厚労省はなぜ「零売薬局」を敵視するのか
この記事が話題になっている。病院で処方されるOTC類似薬が安いのは、保険適用のせいだけではなく、薬価そのものが市販薬より大幅に安いためだという。これが事実だとすると、10割負担でも病院で処方してもらったほうがいいことになるが、本当だろうか。...

関東37自治体で水道料金が大幅に値上げされ、一部では40%増に。水道管の老朽化が原因とされるが、行政の設備投資不足が影響。市民の負担増に批判が集まり、インフレや賃金停滞と相まって生活への影響が深刻化しています。

水道料金40%値上げはインフラ維持を怠ってきた当然の帰結か?(アゴラ編集部)

水道料金40%値上げはインフラ維持を怠ってきた当然の帰結か?
日本のインフラは老朽化の問題に直面しており、その影響の一つとして下水道管の破損による道路の陥没が発生しています。特に深刻なのは水道管の老朽化であり、その対応策として「水道料金の値上げ」が相次いでいます。 水道は公営のため安く据え置いて...

財務省解体デモが話題となる中、筆者は問題の矛先は政治家に向けるべきと指摘。財務省は政権の方針に従う立場であり、過去の財政政策の責任は歴代の政治家にある。国民は政治家に対して直接責任を問うべきだと主張しています。

財務省解体デモより、まず政治責任を問おうよ(西村 健)

財務省解体デモより、まず政治責任を問おうよ
1000人を超える「財務省解体デモ」が話題になっている。 おいおい解体は行き過ぎだろ~。彼ら・彼女らも役割の中で一生懸命頑張っているのだから、問題を単純化しすぎだよ~、財務省ができることって限定的だし、問題解決の方法はそこではない!と...

国民民主と維新がガソリン減税を前倒しする方針を決定。しかし、インフレ時の減税は物価上昇を加速し、財政赤字を悪化させると批判されています。パリ協定の目標にも反し、参院選対策のポピュリズムと指摘されています。

インフレの最中にガソリン減税を主張する国民民主と維新は国民の敵(池田 信夫)

インフレの最中にガソリン減税を主張する国民民主と維新は国民の敵
ガソリン減税(暫定税率の廃止)を今年4月に前倒ししろという国民民主党の主張に、維新が賛成する方針を決めた。 吉村代表、呼びかけありがとうございます。 私たちとしては物価高騰に苦しむ国民のために、来年度から速やかにガソリン減税を行うべ...

石破首相は退職金課税の見直しを検討。現在の制度は長期勤続者を優遇し、人材の流動性を妨げると指摘。一方、増税への反発も強く、老後資金への影響が懸念される。公平な税制改革が求められています。

石破総理の「退職金課税」提言は正しい?:退職金が労働市場を停滞させる(アゴラ編集部)

石破総理の「退職金課税」提言は正しい?:退職金が労働市場を停滞させる
石破茂首相は参議院予算委員会で、退職金課税の見直しについて「拙速にはしないが、慎重なうえに適切な見直しをすべきだ」と述べました。現在の制度では、同じ会社に長く勤めるほど退職金課税の控除額が大きくなり、有利になる仕組みとなっています。 ...

維新の吉村代表は高額療養費制度の負担引き上げに「反対」と発言したが、同党は衆議院で引き上げを含む予算案に賛成していた。この矛盾が指摘されており、党の整合性や有権者への説明責任が問われています。

維新は高額療養費制度負担引き上げ予算案に「賛成」したのに吉村代表は「反対」?(アゴラ編集部)

維新は高額療養費制度負担引き上げ予算案に「賛成」したのに吉村代表は「反対」?
日本維新の会の吉村代表は7日の取材で、政府が「高額療養費制度」の患者負担引き上げを見送る方向で検討していることについて、「見送る方針には賛成」との考えを示しました。また、「以前から申し上げている通り、上限引き上げには反対であり、その考えは変...

国際・エネルギー

ウクライナ問題を巡り、アメリカとロシアが接近し、欧州と対立する状況が浮上。トランプはウクライナ鉱物資源の利権を求め、欧州は不信感を募らせる。欧州内でも意見が分裂し、国際秩序の再編が進む可能性が指摘されています。

ウクライナをめぐる世界の軋み:米露大国が接近し欧州と対立する想定外(岡本 裕明)

ウクライナをめぐる世界の軋み:米露大国が接近し欧州と対立する想定外
ウクライナ問題はどうやら別の意味で台風の目になるのかもしれません。素直に講和して停戦なり終戦なりになると思いきや、アメリカとロシアが接近し、アメリカは欧州と対立関係になる、こんな様相はトランプ氏が大統領になる前は全く想像ができませんでした。...

トランプ政権の評価は二分されており、彼の強みは決断力と共和党の掌握力。一方で、独断専行がマネジメントの破綻を招くリスクも。彼の政策は「中低所得層への寄り添い」が軸であり、アメリカの保守的価値観を反映しています。

トランプ劇場をどう見るか(朝比奈 一郎)

トランプ劇場をどう見るか
1. トランプ政権の強みと弱み トランプ政権が成立してまだ一か月強。 既に世界を大きく揺り動かしているが、その評価については世界を二分しているようだ。 卑近な事例だが、昨晩、青山社中フォーラムを開催し(元経済安保大臣の小林...

欧米で極右支持が拡大する背景には、「リベラル貴族」と呼ばれるエリート層の傲慢さがあると指摘。移民政策の推進で庶民の生活が圧迫される一方、特権階級は恩恵を享受。一般市民の不満が極右支持を増加させたと論じています。

欧米で「極右」支持者を増やす原因を作った「リベラル貴族」とは(谷本 真由美)

欧米で「極右」支持者を増やす原因を作った「リベラル貴族」とは
北米や欧州では「極右」を支援する有権者が続々と増えていますが、マスコミの多くは支援者である有権者を非難するばかりで、ここまで支援が広がった原因が何だったのかと言うことを無視しています。 先進国で台頭する「リベラル貴族」の傲慢さが今の状...

トランプの停戦圧力に対し、ヨーロッパは混乱しつつもゼレンスキーを支援。しかし、ウクライナ支援の継続には限界があり、「ウクライナは勝たねばならない」主義は揺らいでいる。日本の対ロ政策にも影響を与える可能性があります。

漂流する「ウクライナは勝たなければならない」主義(篠田 英朗)

漂流する「ウクライナは勝たなければならない」主義
トランプ大統領が推進するロシア・ウクライナ戦争の停戦交渉の圧力に対して、ヨーロッパは混乱気味だ。 2月28日のオーバル・オフィスにおける「口論」の後、ゼレンスキー大統領を擁護する姿勢を、ヨーロッパ諸国指導者が次々と打ち出した。傷心気味...

小国の外交戦略は大国の覇権争いに影響を与え、紛争の火種となることがある。日清・日露戦争やウクライナ紛争も、小国の立ち回りが要因の一つ。安定した国際秩序を築くためには、小国の行動にも責任が求められると指摘されています。

小国の「火遊び」は大国の野望と同じように平和の脅威となる(八幡 和郎)

小国の「火遊び」は大国の野望と同じように平和の脅威となる
「大国に小国が飲み込まれるのを良しとしないので絶対にウクライナ支持」とウクライナ紛争について主張する者がいる。また、「朝鮮半島は古代から大国の狭間で痛めつけられた」と語る半島の住民もいる。 しかし、小国が地域の秩序を乱すことは多い。小国が...

韓国の尹錫悦大統領が戒厳令を巡り内乱首謀罪で起訴されたが、ソウル地裁は拘束の取り消しを決定。弁護側は「勾留期限が過ぎていた」と主張し、釈放が見込まれる。韓国国内では弾劾訴追への違和感も広がっています。

韓国・尹大統領の拘束取り消し決定:ソウル地裁が認定、釈放へ(アゴラ編集部)

韓国・尹大統領の拘束取り消し決定:ソウル地裁が認定、釈放へ
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による戒厳令をめぐり、韓国のソウル中央地裁は7日、内乱首謀罪で起訴された尹氏の拘束の取り消しを認めました。 これにより、尹大統領は釈放される見通しです。裁判所の決定を受け、尹大統領側は「韓...

洋上風力発電は再生可能エネルギーの主力と期待されるが、実際には発電量の変動が大きく安定性に欠ける。風力発電を増やしても火力発電が不可欠であり、再エネだけでは電力供給を維持できないと指摘されています。

「太陽任せ」よりもさらに頼りにならない「風任せ」(尾瀬原 清冽)

「太陽任せ」よりもさらに頼りにならない「風任せ」
1. 洋上風力発電は再エネ発電の救世主だったはず?? 図1は、東北電力エリア内の2025年1月31日の太陽光発電と風力発電の実績値(30分間隔)です。横軸は24時間、縦軸は発電量(MW)です。太陽光発電の発電量は赤線で示します。太陽の...

三井住友フィナンシャルグループ(FG)が脱炭素の国際枠組み「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」から脱退。米銀の離脱が続く中、邦銀でも初の事例。今後、日本の脱炭素政策や金融業界に大きな影響を与える可能性があります。

三井住友FGの脱炭素枠組み脱退が日本の潮目を変える決定打になる(藤枝 一也)

三井住友FGの脱炭素枠組み脱退が日本の潮目を変える決定打になる
三井住友FG、脱炭素の国際枠組み脱退へ 邦銀にも波及 三井住友フィナンシャルグループ(FG)が脱炭素をめざす金融機関の国際的な枠組みから脱退することが4日、わかった。野村ホールディングス(HD)も同様の検討を進めている。トランプ米...

ドイツ総選挙でCDU/CSUが第一党に返り咲き、極右AfDが第二党に躍進。SPD・緑の党は大幅に議席を減らしました。新政権はエネルギー政策の見直しを模索も脱炭素目標は維持。今後、国民の不満がAfDをさらに伸ばす可能性があります。

ドイツ総選挙とエネルギー温暖化政策(有馬 純)

ドイツ総選挙とエネルギー温暖化政策
2月のドイツ総選挙においてフリードリッヒ・メルツ氏が率いるCDU/CSU(キリスト教民主同盟、キリスト教社会同盟)が勝利(得票率2021年時24.2%→28.5%)を収める一方、現政権を構成するSPD(社会民主党)(25.7%→16...

経済・ビジネス

ラピダスへの10兆円投資は、高度成長期の「開発主義」の延長と批判されています。政府主導の産業育成は過去に多く失敗しており、収穫逓減の段階では非効率。官僚機構の既得権維持が背景にあり、政策転換が必要と指摘されています。

ラピダスは田中角栄のかけた「開発主義の呪い」(池田 信夫)

ラピダスは田中角栄のかけた「開発主義の呪い」
西村康稔氏が産業政策(たぶんラピダスを念頭に置いて)の意義を訴えている。 日本経済の大きな課題は潜在成長率の低迷です。その最大の要因は諸外国と比べても投資が不足している点にあると考えています。構造的な民間の貯蓄過剰を解消し民間投資を引...

起業・副業に向かない人の特徴として、①営業ができない、②指示待ちの姿勢、③リスクを取れない、④完璧主義すぎる点を挙げています。これらは後天的に克服可能であり、学習や行動によって成功に近づけると指摘されています。

起業・副業に向かない人の4つの特徴(黒坂 岳央)

起業・副業に向かない人の4つの特徴
黒坂岳央です。 昨今は空前の独立・副業ブームである。 「収入を増やすために副業をしたい」「独立して稼いでいきたい」という願望を持つ人は多い。だが、現実的にこの生き方には適性が求められる。向いていない特徴を持つ人もいるが、それは「...

chocoZAPは月額2,980円の低価格ながら、無人店舗・小規模設計・多様なサービス展開で高い営業利益率を実現。会員数も増加し、退会率が低い。累積投資回収期間が短く、収益性の高いビジネスモデルとして注目されています。

RIZAPグループの逆襲①:chocoZAPの強み「高い営業利益率」(井上 真義)

RIZAPグループの逆襲①:chocoZAPの強み「高い営業利益率」
chocoZAPの快進撃が続いている。2022年7月にchocoZAPブランドとして開始以降、2023年8月に国内フィットネスジム会員数No.1になってからもその勢いが止まらない。店舗数・会員数ともに上昇が続いている。 ...

富士通は2025年度から新卒一括採用を廃止し、通年で職務や専門性に応じた採用を実施。ジョブ型雇用を定着させ、新卒と中途の区別をなくす方針。新卒年収は550万~700万円、高度専門職は1000万円超の可能性があります。

富士通、新卒一括採用を廃止:終身雇用の終焉でシニアはどうなる?(アゴラ編集部)

富士通、新卒一括採用を廃止:終身雇用の終焉でシニアはどうなる?
富士通は2025年度から、新卒採用の一律の処遇や採用時期を廃止し、通年で職務や専門性に応じた採用を行う方針を発表しました。新卒と中途の区別をなくし、「ジョブ型」人事制度を定着させる狙いです。 むしろこれまで専門性のある...

科学・文化・社会・一般

フランスの香水文化と「オート・フレグランス・カンパニー(HFC)」の特徴を紹介。HFCはファッションと融合した香水を創造し、イラストから着想を得て香りを調合。新作「ピンク・ムーン」は華やかで深みのある香りが特徴です。

人生のシーンを香りで彩る「オート・フレグランス・カンパニー」の世界(加納 雪乃)

人生のシーンを香りで彩る「オート・フレグランス・カンパニー」の世界
香水が日常に深く溶け込んでいるフランス。女性のみならず男性も、特別な日はもちろん普段から、香水を軽く纏うフランス人は多い。「香水をつけずに外出するのは、自分が裸のようでちょっと恥ずかしい」という言葉を耳にしたことも1〜2度ではない。...

ベルリンの和食レストラン「Sticks’n’Sushi」を訪問。デンマーク発の寿司チェーンで、モダンな雰囲気の店内。寿司や串焼きを楽しみ、音楽家にも人気の店と判明。価格は高めだが、本格的な味わいが魅力と評価されています。

ベルリンの和食体験:ピアニスト・角野隼斗さんも訪れたSticks’n’Sushi(出口 里佐)

ベルリンの和食体験:ピアニスト・角野隼斗さんも訪れたSticks'n'Sushi
出口里佐です。 2月、今年最初のヨーロッパ旅行を満喫しました。訪れたのはウィーン、パリ、そして最終地ベルリン。旅の終盤には、さっぱりした料理が恋しくなり、ベルリンで和食を探すことに。幸運なことに、宿泊先のホテルから徒歩4分の場所に評判...

「くまモンを見ずに熊本旅行ができるか」を検証。県境から1時間以上くまモンを避けたが、上熊本駅で遭遇しゲームオーバー。熊本の至る所にくまモンが存在し、完全に避けるのは不可能という結果に。地域のシンボルとしての影響力を再認識しました。

【検証】くまモンに会わずに熊本旅行はできるのか。(ミヤコ カエデ)

【検証】くまモンに会わずに熊本旅行はできるのか。
わたしは交通系Youtuberの番組をよく見ます。 中でも一番好きなのは、西園寺さん。実はわたしの息子もYoutuberの端くれで西園寺さんと一緒に仕事をすることがあるので親近感を持っています。 西園寺さんは企画力が抜群で日本全...

JASRACは音楽教室からの著作権使用料徴収を巡る訴訟で、最高裁の判断を受け、年間受講料の2.5%ではなく、中学生以下100円・高校生以上750円とする合意に至った。音楽教室側に有利な結果となり、JASRACの影響力低下が示唆されています。

JASRACから「子どもは1人年間100円」の使用料合意を勝ち取った音楽教室(城所 岩生)

JASRACから「子どもは1人年間100円」の使用料合意を勝ち取った音楽教室
最高裁まで争われたJASRACの音楽教室からの使用料徴収問題については、2022年の最高裁判決で先生の演奏からのみ徴収が認められたため、使用料をいくらにするかの交渉が行われていたが、子どもは1人年間100円とすることなどで決着した。

夏目漱石は、自らの知性が精神的負担を生むことを理解していなかったと指摘。現代の反知性主義とSNS依存にも共通する要素があり、学問や知性の価値が過小評価される要因を示唆。漱石の作品から現代社会を読み解く試みが論じられています。

トランプとバンスを予見した夏目漱石(與那覇 潤)

トランプとバンスを予見した夏目漱石
お世話になってきた教養動画サービス「テンミニッツTV」にて、3/2から新しい講義の配信が始まりました! 今回の番組タイトルは、反知性主義の時代に「いま夏目漱石の前期三部作を読む」。 約10分ごとに区切った講義が毎週日曜...

山形県の上山温泉を訪問。上山城や武家屋敷など歴史的な街並みを散策し、温泉の由来となった「鶴の休石」も見学。温泉は塩化物泉で湯冷めしにくく、旅館では地酒やワインも楽しめる。小さな町ながら魅力の多い温泉地です。

いで湯に抱かれた城下町:山形県・上山温泉(ミヤコ カエデ)

いで湯に抱かれた城下町:山形県・上山温泉
2月中旬、今年は雪が多い山形県を旅しました。 山形県は温泉の多い県です。有名どころでも蔵王、銀山、肘折、天童、赤湯。各自治体ごとに温泉地があると言っていいほど温泉が湧き出ています。 私は山形県内の温泉は結構訪ねたことがあ...

平賀源内と杉田玄白は親友だったが、玄白は『解体新書』を完成させ、源内は多方面に手を出し過ぎて失敗。蘭学発展に貢献したのは、地道に努力を続けた玄白だった。継続的な努力の重要性を示す歴史的事例として論じられています。

平賀源内と杉田玄白の明暗はどこで分かれたか(呉座 勇一)

平賀源内と杉田玄白の明暗はどこで分かれたか
現在(2025年)放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう」で言及があったように、平賀源内と杉田玄白は親友だった。源内が亡くなった時、玄白は私財を投じて墓碑を建てたほどである。 二人の交流の始まりは明確でないが、源内主催の物産会(全...