いよいよオリンピックが開幕します。
けれども、大会の開会前に表舞台から去って行った五輪関係者は、かつてなく多いようです。もう忘れ去られてしまった人物もいるので、編集部で整理してみました。
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2013.12 猪瀬直樹東京都知事 「徳洲会」グループから5000万円の資金提供問題で辞職辞任
2015.9 デザイナーの佐野研二郎氏 五輪エンブレム盗作疑惑で辞任
2016.6 舛添要一東京都知事 政治資金の公私混同疑惑で辞任
2019.1 竹田恆和JOC会長 賄賂疑惑で辞任
2020.8 安倍晋三首相 体調不良を理由に辞任
2021.2 森喜朗五輪組織委員会会長 女性蔑視発言で辞任
2021.2 橋下聖子五輪組織委員会会長 過去の不祥事で炎上も耐え抜く
2021.3 演出総合統括の佐々木宏氏(電通出身) 渡辺直美さんらに差別発言等で辞任
2021.7 開会式音楽担当の小山田圭吾氏 過去のいじめ発言雑誌記事で辞任
2021.7 絵本作家のぶみ氏 文化プログラムに任命されるも過去や発言がすごすぎて人知れず辞任
2021.7 式典ショーディレクターの小林賢太郎氏 過去のラーメンズ「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」で解任
2021.7 式典エグゼクティブプロデューサーの日置貴之氏(博報堂出身) 開閉会式コンセプトに「復興五輪」記載ゼロが波紋を呼んでいますが、今晩の開会式はどうなるのでしょうか?いろいろな意味で気になります。
また出てきた。今度は日置貴之の解任か?
橋本聖子会長驚き「入ってると思っていた」 発表文書に復興五輪記載なく https://t.co/i65EsZVBaS
— 池田信夫 (@ikedanob) July 22, 2021
選手やその周りの競技関係者にに特段の不祥事がないのは救いです。そういう点では、運営関係者の気の緩みはどこか他人事な印象を受けます。
今回の東京五輪では、不祥事による辞任は多めでしたが、7月に入ってから炎上件数が激増しています。どういった経緯で人選されていたのか、組織委から説明されることもなく、五輪は幕を閉じてしまうのでしょうか。組織委には、不透明な選考過程の説明を求めます。
東京オリンピックは今日いよいよ開幕です。開会式は午後8時からになります。どんな開会式になるかとても楽しみですね!