アゴラでは毎日10記事以上を配信しています。そんなにチェックしているヒマないよって方に、今週のおすすめ記事、PV数が多かった記事や話題の記事を中心にご紹介します。
政治・衆議院選挙
アゴラでは現在、衆議院選挙に関する原稿を募集しています。
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石破首相が首班指名後に日米地位協定の見直しを公約しながら、所信表明演説で全く言及しなかったことが批判されています。石破氏の矛盾した言動や、国民の信頼を失う危険性が指摘されています。
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自民党は「裏金」事件に関連する議員の処分で、比例代表との重複立候補を認めない方針を表明。これにより党内から反発が起き、分裂の可能性が高まっています。
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立憲民主党が「物価目標0%超」を掲げ、他党や専門家から批判が殺到。金融政策に詳しくないとの指摘があり、インフレ目標2%に根拠がないことや、中立金利を新たな政策目標とするべきとの議論が提起されています。
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自民党総裁選で石破茂と高市早苗の対立が党内分裂を招く中、双方が妥協して協力態勢を組むべきだと提案。互いに譲歩し、挙党態勢を整えなければ、共倒れの危機が高まると指摘しています。
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石破茂総理の誕生が「アベ政治」と「反アベ政治」を共に終わらせると論じられています。石破氏はアベノミクスを完全に否定せず、慎重な経済政策を進める方針を示しています。外交では安保法制容認を重視し、対中包囲網を維持しながらも、より協力的な姿勢を打ち出す可能性があると指摘されています。
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安倍・岸田両氏の外交は安定していたが、石破首相の外交は言葉が伝わりにくく、交渉力に疑問があります。特にアジア版NATO構想やアメリカとの地位協定見直しに懸念が残ります。
石破茂首相は外交のかじ取りができるか?:安定していた安倍・岸田外交
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自民党の杉田水脈前衆議院議員は、比例単独出馬が難しくなり、次回衆院選への不出馬を党幹部に伝えました。彼女は2025年の参院選出馬を目指しているとのこと。
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新潟4区は収支報告書不記載問題や県の選挙区減少で混乱し、立憲民主党の米山隆一、自民党の泉田裕彦、鷲尾英一郎が出馬。特に泉田氏は裏金要求を告発し、腐敗と戦う姿勢が評価されていますが、地域の政治構造は複雑化しています。
田中角栄以来の政治腐敗を引きずる新潟4区の大混乱は日本政治の縮図
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共産党が次回衆院選に向けて216名の公認候補を発表し、140以上の選挙区で立憲民主党と競合することが報じられています。共産党の田村智子委員長は、立民との共闘が難しいとし、消費税廃止や最低賃金引き上げなどの公約を掲げています。
共産 田村智子委員長が衆院選で立民に対し140人超の刺客を発表
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自民党が「基礎年金の受給額底上げ」を公約に掲げる一方、厚生年金の加入者を増やし負担を拡大させることに対して批判が集まっています。現役世代は厚生年金の資金を国民年金の赤字補填に使われ、実質増税される構造が指摘されています。
国際・エネルギー
イスラエルがイランへの報復措置を実行する可能性について、ネタニヤフ首相が「狂人理論」を駆使しているかどうかが議論されています。狂人理論は、非合理的な行動を見せて相手を動揺させる戦略ですが、イスラエルがイランに対して技術的優位を保てるかは不透明です。ネタニヤフ首相が単なる「狂人」ではなく、戦略家であるかが試されています。
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2024年の米連邦議会選挙において共和党が引き続き有利な状況にあることが述べられています。上院では共和党が51議席を確保する見込みで、下院でも選挙区割りなどの影響で共和党が優勢です。民主党は接戦区をいくつか守る必要があり、厳しい戦いが予想されています。
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オーストラリアの太陽光発電が増加しすぎて、多くの日に発電能力の80%が無駄になっている現状が紹介されています。特に昼間の需要が少ない時間帯には発電の過剰供給が問題となり、メガソーラーの出力抑制が行われています。
太陽光発電の光と影:オーストラリアで発電能力の80%が無駄に
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イランがガザ危機の解決において重要な存在感を持っていると指摘されています。パレスチナ問題はもはやアラブ諸国だけの問題ではなく、イランやロシアを巻き込んだ世界的な対立の中心にあります。日本外交もアメリカへの配慮だけでなく、イランの影響力を無視できないとしています。
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中国広州で男が小学生2人と女性1人を襲撃し、女子児童が重傷を負いました。容疑者は逮捕され、命に別状はありませんが、日中関係の緊張が高まっています。外務省の危険レベルは「0」のままです。
中国 広州で小学生3人らが刃物で刺される:外務省の危険レベルは0のまま
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日本の防衛戦略「機動分散運用」を電力にも適用し、石炭火力発電所を分散配置して攻撃に備えることが提案されています。脱炭素政策で石炭火力を減らすことは防衛リスクとされています。
科学・文化・社会・一般
辻内琢也教授が「フクシマ型PTSD」という命名をしたことが福島県民への差別や偏見を助長し、批判を受けています。WHOの指針に反する命名であり、地名と病名を結びつける行為が問題視されています。著者は、この命名の撤回と謝罪を求めています。
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本居宣長の生涯や彼の思想が紹介されています。宣長は運命に抗う人物として描かれ、家業を継ぐことを拒否し、自分の意志で学問や結婚を選びました。また、「もののあはれ」という彼の思想は、男性的な強さではなく、繊細で共感的な美意識を大切にしたとされています。
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約7000年前に縄文人が海を渡り、無人だった朝鮮半島に上陸して定住したという仮説が紹介されています。朝鮮半島の古代人のDNAが縄文人とほぼ同じであることが確認され、考古学的な証拠からも縄文人が半島に移住した可能性が高いとされています。
古代史サイエンス:7000年前の朝鮮半島古代人は縄文人なのか?
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滋賀県大津市の石山寺は、紫式部が源氏物語を着想した場所として有名。大河ドラマ「光る君へ」で注目を集め、国宝の多宝塔や鐘楼などの歴史的建造物が見どころです。
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ドナルド・トランプの再選よりも、彼が支持者に「裏切られた」と感じさせた場合の危険性が指摘されています。トランプをカルト的に支持する人々が、暴動や新たな過激な政治家の台頭を引き起こす可能性が懸念されています。
トランプが「再選」するより、もっと恐ろしいことを彼が起こすとしたら
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ひろゆき氏が未払い賠償金を支払うために日本全国を旅するネット番組を開始。「普通に払え」との批判もある一方、法律改正で賠償金回収が強化された背景も解説されています。
ひろゆき氏『踏み倒した賠償金支払いネット番組』に「ふつうに払え」の声
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愛知県安城市のデンパークを秋に訪れ、季節の花々やハロウィンの飾り付けを楽しんだ様子が紹介されています。デンマークに由来する歴史的背景もあり、家族連れに最適な観光地です。