2023年も残すところあとわずか。今年もアゴラをご愛読いただきありがとうございました。
大晦日恒例、アゴラでこの1年間(2023年1月1日~12月30日)にアクセス数の多かった人気記事TOP10を紹介いたします。
2023年アクセス数 TOP10
世界中でスマホが売れなくなった理由
黒坂岳央です。
グローバル、日本でのスマホの出荷台数が落ち込んでいる。
Counterpoint Researchによると、2023年のスマホ出荷台数は「過去10年間で最低」と発表。また、日本ではMM総研の2023年度上期の国内...
スマホは何年で買い換えるべき?
黒坂岳央です。
ニューズドテックが2022年8月に発表した「スマホの買い替え期間調査アンケート」によると、スマホの買い替えの声が見られた。その理由の57.1%が「スマホが高騰したから」で、「今のスマホで満足」が46.4%で2位。52....
3位:貧困世帯に3万円ずつ配る→その殆どは資産あっても年金暮らしの高齢世帯
貧困世帯に3万円ずつ配る→その殆どは資産あっても年金暮らしの高齢世帯
検討だけしていればいいのにこんなんやるか
こちら3月のNHK調査です。
岸田政権、完全に高齢者シフト
です。
高齢者の意向として「何も変えるな」「いまのままで逃げ切れればいい」というのが明確です。
原発...
家庭ゴミの量は貧しさと比例する
黒坂岳央です。
毎日新聞に興味深い記事を発見した。お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんがゴミ収集の体験を語られているのだが、「お金持ちエリアと庶民エリアとで家庭ゴミの出る量が違う」という。お金持ちエリアほどゴミは少ない、所得と家...
徳川家康・信康の娘とその子孫たち
「【どうする家康】嫡男・信康は切腹、家康は「残る子たち」をどう扱ったのか?」という記事を書いたがここで紹介したい。
家康には、11男5女がいた。そのうち夭折したのは、七男、八男と四女、五女である。この記事では、主として...
若い頃に逃すと後から取り返せない3つのこと
黒坂岳央です。
「若いということは素晴らしい」という言葉は本当によく聞く。これは別の角度からみれば、「年を取ってしまうともはや取り返しがつかない」とも言えるのではないだろうか?
筆者は社会的な記号としての年齢に縛られることはあま...
日本という「世界最高の楽園」はもうすぐ終わる
赤坂見附のサイゼリヤに行ってみました。グラスワインは税込100円。ワイン3杯とグリルドチキン(写真)などのお料理を4品注文して、会計はわずか1600円。今や新興国よりも安い価格です。
サイゼリヤは極端だとしても、円安によって日...
成田悠輔さんが「集団自決」発言でNYタイムズに登場
イェール大学の助教授なのに、なぜか日本のテレビに毎日登場する成田悠輔さんですが、とうとうNYタイムズの1面に登場しました。でも話題は学問的業績ではありません。
自動翻訳だとこんな感じ。
イェール大学の経済学助教授であ...
どんどんショボくなっていく航空会社ラウンジのサービス
国内旅行に出かけるために羽田空港にやってきました。いつも愛用している赤い航空会社の国内ラウンジを久しぶりに利用したのですが、コスト削減のためなのか、何とも味気ないサービスになっていました。
飲み物はコーヒーなどのソフトドリンク...
10位:「第3号被保険者」の廃止を連合が検討 専業主婦から批判が殺到
「第3号被保険者」の廃止を連合が検討 専業主婦から批判が殺到
連合の芳野友子会長が記者会見で「第3号被保険者の廃止要請を検討している」と発言して、波紋を呼んでいます。
働く女性を代表する芳野さんらしい発言ですが、賛否両論です。第3号被保険者というのは、サラリーマンの奥さんが年収130万円...
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今年のアゴラはまさに黒坂岳央氏の独壇場と言っても過言ではありませんでした。TOP10記事になんと4記事もランクイン。1位「世界中でスマホが売れなくなった理由」と2位「スマホは何年で買い換えるべき?」のスマホ関連の記事は、ちょうどiPhone新機種の発売時期と重なるタイミングでアクセスを伸ばしました。
ランキングを眺めていると、次第に貧しくなっていく日本社会の歪みに関する記事が注目を集めていました。
アゴラでは、以前より現役世代に重くのしかかる社会保障の問題をとりあげてきましたが、この問題に声をあげる野党がようやく現れたことは、2023年でもっとも注目すべき出来事だった気がします。
カテゴリ:社会保障
社会保険料の目的外使用の歴史に終止符を
「異次元の少子化対策」の財源は医療保険への上乗せが有力
こども家庭庁は、「異次元の少子化対策」の財源として、公的医療保険への上乗せを提案したとのことだ。
その理由として、公的医療保険への上乗せで、現役世代のみならず、企業から高齢...
老人医療無料化の生んだ「過剰医療」の呪いは消えない
大阪府に続いて東京都の小池知事も、高校を全面無償化する方針を決めた。これは「無償化」と銘打っているが、教育サービスが無料になるわけではない。公立・私立ともに学費は発生するが、それを納税者が負担するだけである。このようなバラマキは、ポピュリズ...
皆さんの健康保険料は一体どこに?負担は減らせる?
今後どのように社会保険料負担を抑えていくのかということを考える際に、まずは、現在みなさんが払っている社会保険料が一体どこに行ってるのかということを説明したいと思います。
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国民民主党代表・たまき雄一郎議員のYouTub...
惜しむべくは、野党からあがった社会保障改革の声は、12月に突如として巻き起こった、自民党・安倍派パー券裏金事件の騒動でかき消されてしまったことです。
2024年もアゴラでは、日本社会の歪みの最大の原因である社会保障の問題を、引き続き重点的に取り上げていこうと思います。
2023年もアゴラをご愛読いただき本当にありがとうございました。
それではみなさま、よいお年をお迎えください。