今週のおすすめ記事まとめ(9月2日〜9月8日)

アゴラでは毎日10記事以上を配信しています。そんなにチェックしているヒマないよって方に、今週のおすすめ記事、PV数が多かった記事や話題の記事を中心にご紹介します。

自民党総裁選・政治

今月12日告示、27日投開票される自民党総裁選。裏金問題に端を発した派閥なき総裁選に注目が集まります。

アゴラでは現在自民党総裁選に関する投稿を募集しています。

【投稿募集】自民党総裁選に関するご意見・投稿を募集します。

【投稿募集】自民党総裁選に関するご意見・投稿を募集します。
岸田総理が来月の総裁選に出馬せず総理を退任すると発表し、自民党総裁選が動き出しました。現役閣僚や党三役も手を上げ、最近まれに見る混戦の様相です。 そこで今回、来月行われる自民党総裁選に関する投稿を募集します。 社...

小林鷹之氏は、若い世代の所得向上を目指し、社会保険料の負担軽減を提案しました。保険料削減の財源確保が課題となり、予防医療による医療費削減を提案していますが、実現には医療費の見直しが必要とされています。

小林鷹之氏も社会保険料の負担軽減に言及

小林鷹之氏も社会保険料の負担軽減に言及
自民党の総裁選に立候補を表明している小林鷹之前経済安保担当大臣は講演で、若い世代の所得向上のために社会保険料の負担軽減が必要だと述べました。小林氏は所得の伸び率よりも社会保険料の負担が増えている現状を指摘し、健康保険の利用が少ない人の保険料...

石破茂氏はBS番組で、株式売却益などの金融所得への課税強化を提案。しかし、主要候補者とは異なるこの主張が批判を浴び、最終的に撤回しました。

石破茂氏が金融所得課税強化に意欲を示してまたも撤回するはめに

石破茂氏が金融所得課税強化に意欲を示してまたも撤回するはめに
自民党の石破茂元幹事長がBSの番組で「首相になった際に株式売却益などの金融所得への課税強化を実行したい」と述べました。 当然ですが他の”主要”候補はそのような主張はしていません。 石破氏の政策選定のセンス...

茂木敏充氏が自民党総裁選への立候補を表明し、経済成長を最優先に「増税ゼロ」の政策を掲げました。また、政治改革や党改革に取り組み、政策活動費の廃止や政治資金パーティーへの課税も提案。

茂木敏充幹事長が総裁選出馬を表明:公約は「増税ゼロ」?

茂木敏充幹事長が総裁選出馬を表明:公約は「増税ゼロ」?
自民党の茂木敏充幹事長が記者会見で総裁選への立候補を正式に表明しました。 推薦人の確保に苦しんでいるという報道もありましたが無事出馬することができました。 茂木氏は「目標を掲げ、チームを束ね、結果を出す」という新...

河野太郎氏が提案する「解雇規制緩和」は、解雇時に金銭を支払う「金銭解決制度」を導入する内容です。この制度により、不当解雇裁判が減り、労働者と企業双方にメリットがあるとしています。

河野太郎氏提案の「解雇規制緩和」を解説する

河野太郎氏提案の「解雇規制緩和」を解説する
クビの専門家です。 「解雇規制緩和」と聞いて、もしかしたら「社長の一存で簡単にクビを切られる!」と心配している人がいるかもしれませんが、「解雇を受け入れる代わりに、労働者が金銭を受け取る『金銭解決制度』導入を検討」ってハナシで...

河野太郎氏は、自民党総裁選で「増税ゼロ」を掲げるも、インフレを利用して債務を減らし、国債を日銀に引き受けさせる方法が唯一の現実的解決策とされています。

「増税ゼロ」で社会保障の赤字をチャラにするたった一つの方法

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「増税ゼロ」で社会保障の赤字をチャラにするたった一つの方法
自民党総裁選に名乗りを上げた茂木敏充氏が「増税ゼロ」を公約して、話題を呼んでいる。その公約を読むと、「増税ゼロ」とは書いてあるが、その財源は防衛増税の中止などの非常識な話しか書いてない。 社会保障支出はあと15年で50兆円増える ...

小泉進次郎氏が自民党総裁選への出馬会見を行いましたが、内容は期待外れとされています。政策は他の候補と大差なく、社会保障やエネルギー問題についても具体策が乏しいと評価されています。

本命の小泉候補は「進次郎構文」の無難な出馬会見

本命の小泉候補は「進次郎構文」の無難な出馬会見(追記あり)
自民党総裁選の本命とみられている小泉進次郎さんの注目の記者会見が行なわれましたが、中身は期待はずれ。 小泉進次郎氏 総裁選立候補「できるだけ早期に衆議院を解散」 | NHK 政策活動費廃止 調研費の使い道公開 不記載議員の公認...

自民党総裁選出馬会見で、小泉進次郎氏に対する田中龍作記者の失礼な質問が話題となり、その返答があまりに劇的だったため「仕込みではないか」という疑惑が左派陣営から浮上しました。

田中龍作記者の小泉氏への質問が「仕込み」ではないかと左派から疑惑の目

田中龍作記者の小泉氏への質問が「仕込み」ではないかと左派から疑惑の目
小泉進次郎氏の自民党総裁選出馬会見で、左派であり「フリーランスの記者」である田中龍作氏が行った小泉氏への質問が失礼すぎると話題となりましたが、小泉氏の応答があまりに劇的だったため仕込みではないかという疑念が左派陣営を中心に沸き起こりました。...

与那国町長・糸数健一氏がワシントンで、中国の脅威に対する日本の抑止力の重要性を強調し、沖縄県知事・玉城デニー氏の辺野古移設反対姿勢を「法治の否定」と批判しました。糸数氏は日米同盟強化の立場を表明し、アメリカ側からも賛同を得ています。

与那国町長がアメリカで沖縄県知事批判

与那国町長がアメリカで沖縄県知事批判(古森 義久)
顧問・麗澤大学特別教授 古森 義久 日本防衛の最前線として自衛隊が駐屯する沖縄県与那国町の糸数健一町長が8月末、アメリカの首都ワシンントンで中国の脅威に対する日本側の抑止の重要性を説き、同時に沖縄県の玉城デニー知事が辺野古への移設工事...

河野太郎氏が「年末調整廃止・全員確定申告」発言を受け、国民の時間を奪う政策の愚かさを指摘しています。確定申告の手間や有料レジ袋、インボイス制度など、国民や企業に過度な負担を強いる政策は非効率であり、シンプル化が必要だと述べています。

国民の時間を奪う政策は害悪

国民の時間を奪う政策は害悪
黒坂岳央です。 先日、河野太郎氏は「年末調整を廃止して、すべての国民に確定申告してもらう」と発言したことで、多くの反発が巻き起こった。この発言の意図としては、マイナンバーで個人の所得情報の名寄せすることで、雑所得の経費以外は自動計算に...

エネルギー・環境

小石河連合のメンバーであった小泉進次郎氏、石破茂氏、河野太郎氏が、再エネ推進や脱原発を掲げたが、立場や方針が変わり、現在はそれぞれ異なる意見を持つ。特に石破氏の「脱原発」は現実味が薄く、空想に過ぎないとの批判がある。

小石河連合のその後:変節漢の脱原発空想

小石河連合のその後:変節漢の脱原発空想
バラバラになった小石河連合 ちょうど3年前の2021年9月、自民党総裁選の際に、このアゴラに「小泉進次郎氏への公開質問状:小石河連合から四人組へ」という論を起こした。 当時、小泉進次郎氏、石破茂氏、河野太郎氏は信条と気脈...

記事は、日本が主導するAZEC(アジア・ゼロ・エミッション共同体)が、アジア諸国の現実に即したエネルギー転換を目指す重要性を強調している。脱炭素化の道筋は国ごとに異なり、日本の技術やノウハウが貢献できると述べられている。

日本はAZECを通じて現実的なエネルギー転換論を主導せよ

日本はAZECを通じて現実的なエネルギー転換論を主導せよ
8月中旬、ジャカルタで第2回AZEC(アジア・ゼロ・エミッション共同体)閣僚会合が開催された。 AZECは脱炭素化を推進するアジア諸国による枠組みとして岸田首相が2022年1月の施政方針演説で提唱したものであり、日本の技術、制度、ノウ...

持続可能な航空燃料(SAF)が本当に「持続可能」かを疑問視しています。SAFはCO2削減効果が期待されるが、生産コストが高く、供給量も不足しており、バイオ燃料の製造過程でのエネルギー消費も問題視されています。

SAF(持続可能な航空燃料)は本当に「持続可能」な燃料なのか?

SAF(持続可能な航空燃料)は本当に「持続可能」な燃料なのか?
冒頭に、ちょっと面白い写真を紹介しよう。ご覧のように、トウモロコシがジェット機になって飛んでいる図だ。 要するに、トウモロコシからジェット燃料を作って飛行機を飛ばす構想を描いている。ここには"Jet Fuel from Cor...

2023年以降の地球の平均気温上昇は、CO2ではなく雲の減少による太陽光の吸収増加が原因とする論文が紹介されています。雲量の減少で地球の反射率が低下し、太陽光がより多く吸収されることで温暖化が進行しているとしています。

CO2ではなく雲の減少で気温が上昇しているという論文

CO2ではなく雲の減少で気温が上昇しているという論文
2023年からなぜ急に地球の平均気温が上がったのか(図1)については、フンガトンガ火山噴火の影響など諸説ある。 Hunga Tonga volcano: impact on record warming だがこれ...

国際

中国経済が負のサイクルに陥り、消費減少や経済自由度の制約が悪化要因となっていることを指摘しています。国内消費の低迷や富裕層の国外脱出などの問題が懸念され、カナダが中国製EVへの関税を導入する動きにも言及しています。

負のサイクルから抜けられない中国経済

負のサイクルから抜けられない中国経済
先日、「中国とどう対峙するか」というテーマを書いたばかりですが、その際にあまり取り上げなかった中国の経済面もどうも悪化の度合いが進んでいるように感じます。そのあたりを今日は考えてみたいと思います。 2008年のリーマンショック...

ドイツ東部テューリンゲン州議会選で極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が得票率約32.8%を獲得し、初めて州レベルで第1党となったことを報告しています。この結果は、戦後ドイツの政治に大きな転換点をもたらす可能性があり、連立政権の影響力低下が明らかになったと述べています。

AfD、テューリンゲン州で第1党に:戦後ドイツの転換点になるか

AfD、テューリンゲン州で第1党に:戦後ドイツの転換点になるか
予想されたことだが、1日に実施されたドイツ東部テューリンゲン州議会選挙で極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が得票率約32.8%を獲得し、2013年の結党以来、州レベルの選挙で初めて第1党に躍進した。AfDは同日実施されたザクセン州議...

ドイツ東部の2州議会選挙で極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が躍進し、ショルツ連立政権が崩壊の危機に直面していることが述べられています。AfDの支持者はもはや抗議票ではなく、意識的に極右を支持していることが指摘されています。

AfD支持者はもはや抗議票ではない:ショルツ連立政権の崩壊の危機

AfD支持者はもはや抗議票ではない:ショルツ連立政権の崩壊の危機
今月1日に実施されたドイツ東部の2州議会選挙の結果は極右「ドイツのための選択肢」(AfD)の歴史的な躍進となったが、同時に、ベルリンのショルツ連立政権の崩壊の危機が一段と現実味を帯びてきた。今月22日に実施されるブランデンブルク州議会の選挙...

プーチン大統領がモンゴルを訪問し、ICC(国際刑事裁判所)による訴追後初めてICC加盟国を訪れたことについて述べています。モンゴルの対応やウクライナの反応が注目され、国際法の適用やICC加盟国の立場が議論されています。

プーチン大統領のモンゴル訪問を見て:ICCとウクライナの苦境

プーチン大統領のモンゴル訪問を見て:ICCとウクライナの苦境
プーチン大統領がモンゴルを訪問した。「ノモンハン事件」85周年を記念する式典という機会に、ロシアの国家元首の存在が不可欠だっただろう。 ただし、国際社会の側から見ると、ICC(国際刑事裁判所)がプーチン大統領を訴追してから、初...

ハリス副大統領は、日本製鉄によるUSスチール買収に反対し、アメリカの鉄鋼産業が国内で運営されるべきと主張。労働組合の反発や政治的対立が買収の障壁となっています。

ハリス副大統領、USスチール買収反対:労働組合が抵抗勢力に

ハリス副大統領、USスチール買収反対:労働組合が抵抗勢力に
米国大統領選の勝敗を決める中西部の激戦州で遊説を行ったハリス副大統領は日本製鉄によるUSスチール買収が望ましくないと発言しました。 「アメリカ鉄鋼はアメリカが所有し、アメリカが運営するままであるべきであり、私は常にアメリカの鉄鋼労働者の背...

元米副大統領ディック・チェイニー氏が2024年大統領選でカマラ・ハリス氏に投票する意向を表明したことを報じています。チェイニー氏は共和党のタカ派として知られますが、トランプ前大統領への批判から民主党支持に転向したとされています。

チェイニー元副大統領がハリス支持を表明:共和党から放逐されるタカ派

チェイニー元副大統領がハリス支持を表明:共和党から放逐されるタカ派
ディック・チェイニー元副大統領が2024年大統領選はカマラ・ハリス副大統領に投票すると公言しました。 チェイニー氏はジョージ・W・ブッシュ政権の副大統領を2期8年務めたことで「悪名高い」ですが、歴代共和党政権でも主要閣僚を経験...

トラベル・社会・一般・科学・文化

筑波大学の東野篤子教授がSNSでの批判に対してコンプライアンス違反を否定された件を背景に、学問を修めた知識人がなぜネットリンチに加担するのかを考察しています。社会的属性による分類と盲信が、知的な議論を歪めていると指摘しています。

なぜ、学問を修めた「意識の高い人」がネットリンチに加わってしまうのか

なぜ、学問を修めた「意識の高い人」がネットリンチに加わってしまうのか
8月27日付で、筑波大学は所属する東野篤子教授のTwitter利用に関し、「コンプライアンス違反に該当するような事項は確認することができませんでした」(原文ママ)との回答を、ネットリンチによる被害を訴えていた羽藤由美氏に送付した。 ...

大谷翔平選手が「43本塁打・43盗塁」の快挙を達成したことを通じて、日本野球とメジャーリーグの違いを分析しています。日本野球の「はぐらかし戦法」に対し、メジャーは真っ向勝負で評価されるため、才能が伸びると指摘しています。

大谷「43発-43盗塁」で分かった日本野球のダメな理由

大谷「43発-43盗塁」で分かった日本野球のダメな理由
真っ向勝負を逃げる 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平(30)がメジャー史上初の「43本塁打、43盗塁」を達成しました。全国紙が一面トップの扱いをした快挙です。この調子が続くと、ベーブ・ルースをしのぐメジャー史上最高の選手という歴史的な...

iPhoneは毎年または2年ごとに買い替える方がコスパが良いと主張。新機種の性能やバッテリー寿命、中古価格の下落が少ない点がメリットとされています。

iPhoneは「毎年買い替え」が最強コスパ

iPhoneは「毎年買い替え」が最強コスパ
黒坂岳央です。 筆者は長くiPhoneユーザーである。昔は毎年、目を見張るような新機能や高性能化があってすぐにでも手に入れたい欲を刺激された。しかし、iPhoneに限らず最近はスマホの進化もある程度頭打ちになってきている。新機種はAI...

モーリス・ベジャール・バレエ団のジュリアン・ファヴロー氏が引退を表明し、芸術監督としてカンパニーを率いる決意を語りました。彼の最後の来日公演が注目されています。

ジュリアン・ファヴローが語る「ダンサー引退の決意とカンパニーの未来」

ジュリアン・ファヴローが語る「ダンサー引退の決意とカンパニーの未来」
2024年9月に3年ぶりの来日公演を行うモーリス・ベジャール・バレエ団(BBL)。この公演はプリンシパルのジュリアン・ファヴローが新芸術監督となって初の来日となり、同時に30年に渡ってカンパニーの重要な役割を担ってきた彼のダンサーとしての引...

長崎県平戸市の平戸城を紹介。平戸藩松浦家の居城で、貿易で栄えキリスト教も広がった歴史がある。現在は観光地として、歴史と景観を楽しめる場所です。

平戸城から世界の玄関口を眺める

平戸城から世界の玄関口を眺める
長崎県北部・平戸市に来ています。 平戸は平戸藩・松浦(まつら)家が長年居城としてきた平戸城をもとに開けた城下町です。 平戸城は平戸港を見下ろす小高い丘の上にあります。 海辺にあり、全国で猛暑日が続出する中にあっても...

福岡の新ランドマーク「福岡大名ガーデンシティ」を紹介。オフィス、ホテル、レジデンス、パークが一体化し、天神地区の再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の一環として誕生しました。

福岡の新ランドマーク:福岡大名ガーデンシティ

福岡の新ランドマーク:福岡大名ガーデンシティ
福岡を訪ねています。今回の九州旅行では一度行ってみたいところがありました。 それが天神地区のやや西にある大名町に昨年開業した福岡大名ガーデンシティ。天神地区の再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の目玉として、もとは大名小学校、...

北九州市折尾駅の歴史と再開発について紹介しています。折尾駅は筑豊本線と鹿児島本線が立体交差する珍しい駅でしたが、再開発により駅舎が新しくなり、歴史的構造が廃止されました。

折尾駅今昔散歩

折尾駅今昔散歩
今夏の九州旅行。本来であれば博多から新幹線で静岡まで帰る予定でした。 ところが台風7号が関東に来るかも、ということで東海道新幹線は早々に運休を発表。 新幹線はすべて新大阪までしか行かなくなりました。多くの方は旅行を速く切...