アゴラでは毎日10記事以上を配信しています。そんなにチェックしているヒマないよって方に、今週のおすすめ記事、PV数が多かった記事や話題の記事を中心にご紹介します。
政治
27日行われた衆議院選挙の結果、自民党が191議席、公明党が24議席の215議席で、過半数の233議席を下回りました。一方、立憲民主党は98議席から大幅に増やし148議席でした。また、国民民主党は選挙前の4倍に当たる28議席を確保し大躍進しました。
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特別国会の召集が11月11日以降に延期され、与党が過半数を割ったため開催が難航。立民の野田代表は国民民主や維新と連携し政権獲得を狙い、国民民主の玉木代表は総理指名で他党支持も検討しています。
首相指名の特別国会は11日以降に:「第2次野田内閣」や「玉木首相」の可能性も(アゴラ編集部)
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衆院選で国際問題が議論されず、著者は日本の政治家や官僚の狭い視野に懸念を示しています。れいわ新選組は唯一中東問題で意見表明も具体策不足が課題と指摘。
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自民党が過半数割れで石破首相の続投が難航。党内対立や公明党の不振により、次期首相候補に茂木氏や林氏が浮上し、政界再編や経済への影響が懸念されています。
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与党の大敗で石破おろしの可能性が高まり、非自民連立政権の構想も浮上。焦点は野田氏による社会保障と税制改革で、社会保険料の消費税代替や最低保障年金が検討されています。
政権交代して第2次野田内閣で「社会保険料と消費税の一体改革」を(池田 信夫)
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総選挙で与党が過半数割れ、与野党が伯仲し、1970年代の「保革伯仲」に似た状況に。経済停滞と個人化が進むなか、小政党が躍進し、タレント政治家の増加が懸念されています。
2024総選挙評:なにが「保革伯仲」を再来させたか(與那覇 潤)
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自民党の裏金問題で共産党が注目される中、衆院選で共産党の議席が減少し、立憲民主党やれいわ新選組が躍進した背景が論じられています。共産党は平和安全法制の廃止を主張していますが、日米同盟維持への影響から国民の支持が得にくい状況です。共産党が国際問題に関心を持ちながらも、憲法に関する硬直した姿勢が若年層への訴求力を欠く要因となっています。
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自公と維新が医療費負担増で大敗し、立憲や国民が躍進。多くの国民は財政赤字の原因を「無駄遣い」と捉え、社会保障改革を支持せず、ばら撒き政策を求めています。
なぜ自公と維新は大敗し、国民は大勝したのか:身も蓋もない解析結果(永江 一石)
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石破首相が連立を模索する中、非自民連立政権の可能性が浮上。政策調整や参議院での「ねじれ」問題から、成立しても短命に終わる可能性が高いとされています。
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自民党、国民民主党、公明党が予算編成や税制改正について協議を進める方針を決定。国民民主党は政策ごとの協力を重視し、メディアの「部分連合」という表現を否定しています。
自公と国民の3党が予算編成や税制改正で協議を開始(アゴラ編集部)
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最近の選挙結果を「パワハラする側 vs パワハラに抗議する側」の視点で捉える意見が紹介されています。著者は、特に共産党が「パワハラ的な体質」として見られ、改革を求める世論とずれがあると分析しています。また、若い女性候補の台頭により、これまで左派に偏っていたジェンダー議論が変化し、実務的な政治が求められていると指摘。共産や従来の左派政党の体質が時代遅れと捉えられている現状を論じています。
「パワハラする側(共産含む)」vs「パワハラに抗議する側」という選挙の見方(倉本 圭造)
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国民民主との部分連合が協議され、国政の麻痺防止が目的とされていますが、石破首相の基盤が弱く、党内保守派の退陣要求も続いています。
国民民主との『部分連合』は次善だがやむを得ない理由(八幡 和郎)
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国民民主党の年収の壁対策は、壁を178万円に引き上げる提案ですが、高所得者が恩恵を受けやすくなります。根本的には所得控除廃止と税額控除導入が必要とされています。
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国際
衆院選で自民党が過半数割れとなり、米国メディアが日米安全保障の停滞を懸念。野党の防衛増税反対により防衛予算の再考が必要となり、日本の防衛強化が遅れる可能性が指摘されています。米国も選挙を控え混乱が懸念されています。
米国が「自民過半数割れ」を懸念:日本のことを心配している場合か?(アゴラ編集部)
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北朝鮮の「暴風軍団」数千人がロシア戦線に投入され、補助任務を担当。これにより北朝鮮はウクライナ侵攻の共同実行国とみなされ、戦争犯罪としての責任追及の可能性が高まっています。
ロシアの救世主か?北朝鮮の軍事支援はどのような影響力を持つのか(藤谷 昌敏)
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ワシントン・ポスト紙が大統領選の推薦をしないと発表し、25万人超が解約。方針変更はオーナーのベゾス氏の意向とされ、バイデン政権のテック企業圧力も影響とされています。
25万人超がワシントン・ポスト紙を解約:ハリス氏の支持表明せず(アゴラ編集部)
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ICCの赤根所長は、イスラエル高官の訴追をめぐる圧力を批判。米国は制裁措置を検討中で、逮捕状が出ない場合、アフリカ諸国の反発も予測されています。
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労働党政権は年金受給者支援削減や献金者優遇で批判を受け、党内分裂が表面化。補佐官の高額給与も報道され、首相の指導力が疑問視されています。
ビジネス・IT・メディア
衆院選で「裏金」報道が選挙結果を左右し、有権者の政策判断が阻害されたと批判。収支報告書不記載の一部が偏向的に報道され、世論を動かしたと指摘しています。
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FIRE志向の若年層に対し、筆者は仕事の価値を「育成」として捉え、充実感をもたらすと主張。自身の経験から、労働をやめるのではなく、適した仕事での幸福を勧めています。
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サラリーマン社長の増加が企業の成長余地を狭めていると批判しています。イーロン・マスク氏や柳井正氏のような創業者型リーダーが生み出す「技術創造の精神」を持たないと、企業は社会への貢献意識を失い、金銭面ばかりを重視するようになると述べています。
ビジネスの着眼点:サラリーマン社長の増加が無くした「会社の伸びしろ」(岡本 裕明)
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親子の海外移住は、子供の英語力を自然に高め、帰国後の受験でも優位に立つ効果があると紹介。大学受験で英語力が高得点につながり、上位校合格のチャンスも広がります。
お子様と一緒に海外へ!節税以上の「バイリンガル教育」のメリットとは(小峰 孝史)
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新型Mac miniは、M4チップで軽量・高性能を実現し、動画編集やAIにも対応。コンパクトかつリーズナブルで、Appleファンやミニマリストに好評です。
アップル信者が新型Mac miniを絶賛する理由(黒坂 岳央)
科学・文化・社会・一般
パリのレストラン「プルニエ」で、シェフ・ヤニック・アレノによる洗練された魚介料理とカヴィアを提供。アール・デコの内装と共に、古きパリの優雅な雰囲気を堪能できます。
パリの名門レストラン「プルニエ」:ヤニック・アレノが導く革新の美食空間(加納 雪乃)
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焼津市で鰹節たっぷりの卵かけご飯が楽しめる「やなぎやカフェ」を訪問。周辺の港町散歩や富士山の眺望、温泉「くろしお」もおすすめし、焼津ならではの穏やかな観光を紹介しています。
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闇バイト加担を防ぐには、SNSでの仕事に応募しない、運営情報の確認、不自然に良い条件の仕事に警戒心を持つことが重要とされています。
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高知県教育委員会によると、2025年度小学校教員採用試験で合格通知を出した280人中204人(7割以上)が辞退しました。教職の厳しさや、他自治体の「すべり止め」としての受験が背景にあるとされています。県は追加合格者を発表し、12月にはさらに約40人を対象とした二次募集を実施予定です。
高知県の教員採用試験合格者280人のうち204人が辞退(アゴラ編集部)
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ロンドンで『不思議の国のアリス』を鑑賞し、ラオス料理を楽しんだ筆者は、ナショナルギャラリーでカナレットの作品を堪能。美術館が無料で利用できるロンドンの魅力を紹介しています。
ぶらり欧州の旅:ロンドン前編 ロイヤルバレエ、ラオス料理、ナショナルギャラリー(出口 里佐)
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東京湾の猿島はかつての軍事要塞の遺構が観光名所となり、ツアーで歴史を学びながら散策が楽しめます。「ラピュタ」に似た景観で、平和の尊さを感じられる場所です。
東京湾で戦争の歴史を静かに語る:横須賀・猿島(ミヤコ カエデ)