※編集部より:本稿は、八幡和郎さんの『坂本龍馬の「私の履歴書」 』(SB新書・電子版が入手可能)をもとに、幕末という時代を坂本龍馬が書く「私の履歴書」として振り返る連載です。(過去記事リンクは文末にあります)
私が一年の江戸遊学を終えて、
しかし、なにしろ、ペリー艦隊を来航の現場に居合わせ、
この貴重な経験のおかげと、そして、
剣術の修行の方は、
このころ、絵師の河田小龍先生の知己を得た。
万次郎は土佐清水の漁師だが、
私は河田先生の噂を聞き、予告もなしに訪ねて、「小龍さん、
この話を聞いて、私も感激して「
私がのちに勝海舟先生の弟子となり、
また、海援隊などで私を助けてくれた土佐人たちの多くは、
八月には容堂公が江戸の築地の下屋敷で建造させた洋式の軍艦が土
*本稿は「戦国大名 県別国盗り物語 我が故郷の武将にもチャンスがあった!?」 (PHP文庫)「本当は間違いばかりの「戦国史の常識」 (SB新書) と「藩史物語1 薩摩・長州・土佐・佐賀――薩長土肥は真の維新の立役者」より
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