今週のおすすめ記事(6月23日〜6月29日)

アゴラでは日々多くの記事を配信しており、忙しい方にはすべてを追うのは難しいかもしれません。そこで、今週の特に話題となった記事や、注目された記事を厳選してご紹介します。

政治や社会保障を中心に、国際情勢やビジネス、文化に至るまで多岐にわたる内容を網羅。各記事のハイライトを通じて、最新のトピックを一緒に深掘りしましょう!

お知らせ

【7月4日開講】アゴラセミナー 池田信夫「人生100年時代:超高齢社会の制度と生き方」

日本は予想以上に急速な少子高齢化を迎えており、制度・政治・個人レベルでの抜本的対応が必須です。

7月4日開講のアゴラセミナー「人生100年時代:超高齢社会の制度と生き方」(全12回)では、これら複合的な課題にどう向き合い、長すぎる老後をどう生きるかなど、体系的に学べる機会となっています。

お申し込みはこちらから。

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アゴラセミナー「人生100年時代:超高齢社会の制度と生き方」
いま日本の100歳以上の人口は約9万5000人。団塊の世代が100歳になる2050年には、50万人を超えると予想されています。そのころ人口は約1億人に減るので、実に20人に1人が100歳以上という超高齢社会になるわけです。 こ...

政治・経済・社会保障

都知事選で票を伸ばした石丸伸二氏が設立した地域政党「再生の道」は、東京都議選に42候補を擁立したにもかかわらず、全員落選が確実となりました。党としての認知度不足や準備不足が響き、「候補擁立が目的だった」と石丸氏は語り、党自身が再生の岐路に立たされています。

石丸新党「再生の道」全員が落選で自身が再生の危機に(アゴラ編集部)

石丸新党「再生の道」全員が落選で自身が再生の危機に
石丸伸二氏は昨年の都知事選の勢いを受け、地域政党「再生の道」を設立し都議選に42人を擁立しましたが、議席獲得は困難な情勢です。 完全にハシゴ外された感ある。 写真のキャプション:会見で宙を見やる「再生の道」の石丸伸二代表 2025年...

小泉農水大臣は、新米が店頭に並ぶ9月までに備蓄米を流通させ、コメの小売価格を抑えようとしています。しかし、農協や民間集荷業者が高額概算金を提示し、価格引き上げ競争が激化。備蓄米販売のタイミングや用途についても混乱が生じ、現状では小売価格の高止まりは避けられない見通しです。

「あと2か月」小泉農水大臣はコメ価格を下げられるか(関谷 信之)

「あと2か月」小泉農水大臣はコメ価格を下げられるか
「8月中に、コメの小売価格を下げなければ」 小泉農水大臣が焦っている。新米が店頭に並ぶ9月まであと2か月。それまでに、備蓄米を流通させ小売価格を下げなければ、今後も高値が続いてしまう。だが、状況は芳しくない。 9月を待たず、高額...

最高裁が生活保護の減額措置を違法と判断したのを契機に、著者は生活保護と国民年金を一本化し、「負の所得税」方式を導入すべきと主張しています。保険料の未納問題や制度の歪みを改め、国庫負担を拡大しつつ公平性の高い所得再分配を目指す提案です。

生活保護と国民年金は「負の所得税」に統合すべきだ(池田 信夫)

「社会保険料6兆円引き下げ」を実現する具体策はこれだ(アーカイブ記事)
与党が参議院選挙で掲げた「一律2万円の給付金」という公約をまた撤回し、野党はガソリン減税を要求している。インフレが3%を超え、長期金利がリーマン・ショック以来の水準になっているというのに、与野党そろって財政赤字を増やすバラマキ合戦をやるのは...

動画もどうぞ。

公的保険や年金制度を“万が一”の備えに限定し、日常的な軽度医療や低所得者以外の部分は自己負担とすべきと提案しています。最低保障年金の税財源化や受給年齢引き上げなどにより、制度の持続可能性と世代間公平を重視しています。

自己負担と公的支援のバランスを取り戻し、子どもたちにも残せる医療年金制度を(音喜多 駿)

自己負担と公的支援のバランスを取り戻し、子どもたちにも残せる医療年金制度を
「民間保険と公的保険は違う」 社会保障制度を議論していると、よくこうした反論をいただきます。民間保険は自分で選ぶもの、公的保険はみんなで義務的に支え合うもの——確かに仕組みは違います。 でも私は、公的保険であっても“万が一に備え...

「国民年金だけで老後を過ごすと5500万円の不足」との報道を取り上げ、自営業者とサラリーマンの老後準備の違いを分析しています。自営業は年金以外の収入や資産形成で備える一方、サラリーマンこそ将来の社会保険制度の「流用」による影響でより危機感を持つべきだと指摘しています。

国民年金だけだと老後予算が5500万円不足するって本当?と思った時に読む話(城 繁幸)

国民年金だけだと老後予算が5500万円不足するって本当?と思った時に読む話
先日、TBSのNスタで放送された老後の必要資金に関する特集がネットでも反響を呼んでいました。 特に「国民年金のみで賃貸暮らしだと5500万円以上必要となる」という点が多くの人たちにグサグサ刺さったみたいです。 これ国民年金の賃貸...

団塊世代の後期高齢者化で医療費が急増しており、自治体による無料老人健診は延命措置や医療ひっ迫を助長すると指摘しています。そのため、定期受診者や要介護者を健診対象から除外し、公費支出を抑制すべきと提案しています。また、年間1兆円規模の隠れた支出を、有効な医療や介護へ再配分する必要性も訴えています。

老人無料健診を廃止して老人医療費削減適正化の突破口とせよ(五十嵐 直敬)

老人無料健診を廃止して老人医療費削減適正化の突破口とせよ
老人医療費の膨張と制度の限界 団塊の世代が後期高齢者となり、超高齢化がいよいよ本番である。老人医療費はうなぎ登り、国の税収約60兆円に対し国民医療費は40兆円を超えた。 医療費はインフラや教育のような国と国民に資産形成させ得るも...

昨年8月5日の「名もなき暴落」から1年を機に、著者は当時の日本市場の急落の背景を金融庁レポートや高速取引の急減、サーキットブレーカーの逆作用などから再検証しています。異常金利正常化や市場の脆弱さ、今後の再発防止策にも言及しています。

名もなき暴落から1年、日本市場を襲った「8月暴落」を再考する(濱田 康行)

名もなき暴落から1年、日本市場を襲った「8月暴落」を再考する
あの衝撃的な8月5日から、まもなく1年が経ちます。あの日、日本の株式市場に何が起きたのか――改めて振り返る時が来たようです。 今回は、かつて私のゼミにいたワタナベ君とともに、あの「暴落」の真相に迫ってみたいと思います。 金融...

国際・エネルギー

アメリカがイランの核施設を爆撃した行為を国際法違反と批判し、その背後にはイスラエルの戦争への関与があると指摘しています。トランプ前大統領の論理の矛盾や、日本政府が距離を置くべきとの主張も展開されています。

終わらないアメリカの国際法違反の軍事攻撃(篠田 英朗)

終わらないアメリカの国際法違反の軍事攻撃
アメリカが、イランの核施設とされるフォルドゥ、ナタンズ、イスファハンへの爆撃を行った。バンカーバスターを使用したと報じられている。これに対してイランは、高濃縮ウランは事前に移送済であったと述べたうえで、アメリカの国際法違反行為を糾弾し、国連...

2025年6月24日、トランプ前米大統領はホワイトハウス前で記者に対し、イスラエルとイランの停戦違反を「中東の癌」と呼ぶなど放送禁止用語を交えて強い批判を展開しました。自身のSNSでも「爆撃をやめろ」「パイロットを帰還させろ」とイスラエルに厳命し、これまでの“イスラエル支持”姿勢から一転して非難を強めました。

トランプ激昂、放送禁止用語でイスラエルを断罪(アゴラ編集部)

トランプ激昂、放送禁止用語でイスラエルを断罪
24日、ドナルド・トランプ大統領は、イスラエルとイランの停戦違反に対して強い怒りを示し、特にイスラエルに対する批判を強めました。 さらに注目を集めたのは、記者の前で放送禁止用語を交えて発言したことです。トランプ氏は、ホ...

米軍によるイラン3カ所の核施設への空爆を受け、イスラエルとイランは12日間の交戦後、停戦へと合意しました。初期被害評価では、地下核設備の破壊は限定的ながら、核開発計画には影響が出ており、再開も数年は難しいとの見方が示されています。

「12日間戦争」の停戦と米空爆の初期評価:イランの核開発計画は大きく後退(長谷川 良)

「12日間戦争」の停戦と米空爆の初期評価:イランの核開発計画は大きく後退
米軍が21日夜(日本時間22日午前)、イランの3か所の核施設を空爆したことは明らかになると、イスラエルのネタニヤフ首相は「まず『平和』ではなく、『力』があってその後『平和』が訪れる」という趣旨の自論を発言した。そして「歴史的転換点だ」として...

6月26日、イスラエルとイランの戦闘は一時停戦に至りました。記事では、トランプ大統領がその“綱渡り”の調停役として関与したとしつつ、停戦を「イスラエル勝利を称える物語」と「アメリカの国際法軽視を象徴する物語」という2つの視点から論じています。

イスラエル・イラン戦争の停戦をめぐる二つの物語(篠田 英朗)

イスラエル・イラン戦争の停戦をめぐる二つの物語
イスラエル・イラン戦争が、停戦に至ったようだ。薄氷の停戦だが、双方に弾薬の枯渇の可能性が指摘されていた中で、当面の戦争継続を見合わせた。これに対してトランプ大統領が一定の役割を果たしたことは、間違いない。ただしそれがどのような役割で...

民主党予備選でトランプ前知事支援の中道派クオモ氏を破り、進歩派のズォール・マムダニ州下院議員(自称「民主社会主義者」)が勝利しました。家賃抑制や市営バス無料化など大胆政策で若者・労働者層の支持を集め、市政治の作品に変化が表れています。

ニューヨーク市長選、急進左派候補が民主党予備選で勝利:民主党分裂選挙に(アゴラ編集部)

ニューヨーク市長選、急進左派候補が民主党予備選で勝利:民主党分裂選挙に 
2025年のニューヨーク市長選に向けた民主党予備選で、進歩派のズォール・マムダニ州下院議員が、かつての有力政治家であるアンドリュー・クオモ元州知事を破り、民主党の公認候補となりました。若き移民2世のマムダニ氏が、長年政界で影響力を持っていた...

秋田・能代沖などで計画された洋上風力発電において、三菱商事に続きENEOSリニューアブルも「資材高騰と円安で採算見通しが困難」と発表しました。三井物産も大型風車断念を余儀なくされ、国産洋上風力事業全体に逆風が吹いています。政府の過度な低価格入札戦略にも疑問が寄せられています。

洋上風力プロジェクトに黄信号:三菱商事に続いてENEOSにも逆風(尾瀬原 清冽)

洋上風力プロジェクトに黄信号:三菱商事に続いてENEOSにも逆風
秋田県八峰町・能代市沖の洋上風力も採算が厳しい 2021年6月16日付の地元紙『北羽新報』によると、洋上風力入札の第2ラウンドで秋田県八峰町・能代市沖の開発権を落札したENEOSリニューアブルエナジー(旧ジャパンリニューアブルエナジー...

2025年6月16‑17日にカナダで開催されたG7サミットは、トランプ大統領が途中帰国する異例の展開となりました。従来のエネルギー・温暖化に関する包括声明は見送られた一方、中国依存を警戒し重要鉱物の供給網強化を柱とした「行動計画」が採択され、安全保障と脱炭素の両立というジレンマの渦中にあることを浮き彫りにしています。

G7カナナスキスサミットとエネルギー温暖化問題(有馬 純)

G7カナナスキスサミットとエネルギー温暖化問題
トランプ途中帰国で異例のG7に 6月16-17日にカナダのカナナスキスで開催されたG7サミットは様々な面で異例のサミットとなった。トランプ大統領はイラン・イスラエル戦争によって緊迫する中東情勢に対応するため、サミット半ばで帰国した。サ...

政府やマスコミが「気候変動への異論」を根拠なく“フェイク”扱いし、環境省ページも旧資料の焼き直しだと著者は批判しています。気候モデルへの懐疑や異論排除の風潮は、科学ではなく宗教的プロパガンダだと警鐘を鳴らしています。

本当にフェイクなのは誰か? 異論を封じる「気候正義」が科学を壊すとき(松田 智)

本当にフェイクなのは誰か? 異論を封じる「気候正義」が科学を壊すとき
政府とメディアが進める「一方通行の正義」 環境省は「地球温暖化は起きていない」といった気候変動に関する「フェイク情報」が広がるのを防ぐため、20日、ホームページに気候変動の科学的根拠を紹介する特設ページを設けたそうだ。 環境省 ...

ビジネス・IT・メディア

NTTドコモがマネックス証券の過半数を出資し、将来は「ドコモ証券」になる可能性があります。創業時から関わった著者は、名称変更には賛成しつつも、ドコモの官僚的体質がサービスの先進性や迅速性を損なうことを懸念しています。ユーザー視点でベンチャーマインドの継続を強く望んでいます。

マネックスの名前が消えても「マネックスの先進性」は消えて欲しくない(内藤 忍)

マネックスの名前が消えても「マネックスの先進性」は消えて欲しくない
NTTドコモが住信SBIネット銀行を買収することになりました。同社は既にマネックス証券に対しても49%の出資をし(マネックスは51%の出資)、役員の過半を選任することになっており、マネックス証券はドコモの実質子会社になっているようで...

人生を豊かにする方法は「頑張って攻める」か「我慢して待つ」かの二択だと述べます。起業家は行動力で成果を掴み、サラリーマンや長期投資家は耐える力で定着を図る。自分の性格に合った戦略を選ぶことが重要と提案しています。

人生を変える2つの道「攻め」か「待ち」か?(黒坂 岳央)

人生を変える2つの道「攻め」か「待ち」か?
黒坂岳央です。 人生をより豊かに、より良くしたいと願う時、その方法は2つに大別できる。「頑張る」か「耐える(我慢する)」である。たとえば、貯金を増やすなら 頑張る…副業や残業をする 耐える…節約する このように同じ目的を...

2025年5月、東京23区の中古マンション平均価格が70㎡あたり1億8万円に到達し、初めて1億円台を突破しました。都心6区ではさらに高額で、新築供給減と富裕層需要が背景です。賃貸市場でも単身者向け家賃が10万円超と上昇が顕著で、都心の高騰状況が続いています。

東京23区のマンション、中古も「億超え」に:単身者向け賃料も急上昇(アゴラ編集部)

東京23区のマンション、中古も「億超え」に:単身者向け賃料も急上昇
2025年5月の東京23区の中古マンション平均希望価格は70㎡あたり1億88万円となり、初めて1億円を超えました。 築浅物件の売却が増え、価格上昇をけん引しています。都心6区では1億6341万円に達し、高額物件の供給が目立ちますが、流...

2025年5月時点で東京23区の単身者向け賃貸平均家賃が初めて月額10万円超となり、年収400万円未満では住むのが難しい状況になっています。家賃は収入の30%が限界とされ、税金や社会保険料も考慮すると、20代〜30代の若年単身者にとって居住環境の選択肢が狭まっていると論じられています。

年収400万円以下の単身者は東京23区に住めなくなる(内藤 忍)

年収400万円以下の単身者は東京23区に住めなくなる
日本経済新聞電子版の報道によれば不動産情報サービス会社が2025年5月時点で調査したところ、東京23区の賃貸マンション平均募集家賃価格は単身者向け(専有面積30平方メートル以下)物件で前月比0.7%アップの10万634円と初めて10万円を超...

タイ政府が2024年7月に導入した「DTV(Destination Thailand Visa)」は、デジタルノマドやスモールビジネス経営者を狙い撃ちした長期滞在ビザです。有資格者は申請から取得までわずか半月、費用も約20万円程度と非常に安く、タイ国内外で得た報酬をほぼ非課税とする抜け道も紹介されています。

タイDTVビザは稼ぐ能力のある人を外国から呼び込む戦略的なビザだ(小峰 孝史)

タイDTVビザは稼ぐ能力のある人を外国から呼び込む戦略的なビザだ
外国に住むためには、長期ビザが必要 日本のパスポートがあれば、ビザ無しで観光旅行に行くことができる国が多いので、ビザの必要性を忘れがちですが、「住む」となると、ビザが必要になってきます。 海外に住む日本人が取っているビザで最も一...

6月25日のフジ・メディア・ホールディングスの定時株主総会で、清水賢治氏が新社長に就任し、取締役11人が承認されました。一方、個人株主や野村氏らから不動産事業のスピンオフ要求やデジタル戦略への期待、堀江貴文氏との対話もあり、改革への期待と不信が交錯する内容となっています。

フジHD株主総会、改革への期待と不信が交錯:清水新社長体制が始動(アゴラ編集部)

フジHD株主総会、改革への期待と不信が交錯:清水新社長体制が始動
フジ・メディア・ホールディングス(HD)は6月25日、定時株主総会を開催し、会社提案の取締役11人が可決され、新社長に清水賢治氏が就任しました。 これにより、経営体制の刷新が行われましたが、一方で個人株主の間では、米投資ファンドのダル...

科学・文化・社会・一般

ウクライナ戦争に関して、メディアや専門家がしばしば「自己同一化」という感情に浸り、現実分析を見失うと戒めています。戦争に「寄り添う」姿勢は崇高ではなく「戦争のポルノ化」であり、冷静かつ長期的な視点で語られる本来の論壇が求められると訴えています。

ウクライナ浪漫派の耐えられない猥褻さ(與那覇 潤)

ウクライナ浪漫派の耐えられない猥褻さ
今年に入って2回、お会いした相手から「江藤淳のこの文章、いまこそ大事ですよね」と切り出されて、驚いたことがある。ひとりは『朝日新聞』で対談した成田龍一先生で、もうひとりはいまアメリカで取材されている同紙の青山直篤記者だ。 ...

駒込駅近くの「オステリア・セルヴァジーナ」は、南イタリア・プーリアの料理を本格的に味わえるレストランです。自家製チーズや薪火焼き仔羊、手打ちタリアテッレなど、素材にこだわった多彩な料理を提供し、食後にはホエイアイスやハーブティーで締めくくります。素敵な時間を過ごせるお店です。

南イタリア・プーリア料理を極める一軒、オステリア・セルヴァジーナ(出口 里佐)

南イタリア・プーリア料理を極める一軒、オステリア・セルヴァジーナ
出口里佐です。本日ご紹介するのは、駒込駅からほど近い場所に佇むレストラン「オステリア・セルヴァジーナ」です。 この日の午後、私は上野の東京文化会館でバーミンガム・ロイヤル・バレエ団による『眠れる森の美女』を鑑賞しました。 ...

2025年6月21日の横浜国立大学オープンキャンパスで、理工系「女子枠」説明時に「ガンダムは男の物」「ふにゃふにゃしたロボットは女性が思いつくかも」と発言され、SNSで「旧来のジェンダーバイアスが露呈」と批判が相次ぎました。大学側は「公式見解とは異なる」と説明しています。

ガンダムは男のもの!? 横国大オープンキャンパス女子枠説明に波紋(國武 悠人)

ガンダムは男のもの!? 横国大オープンキャンパス女子枠説明に波紋
オープンキャンパスでの説明にジェンダーバイアスと批判 横浜国立大学が2025年6月21日に開催したオープンキャンパスで行われた理工系学部「女子枠」に関する説明で、担当者からジェンダーバイアスを助長しかねない発言があったとして、SNS上...

「マルハラ(句点ハラスメント)」など若者文化に過剰に迎合する風潮に疑問を投げかけています。若者世代の価値観に学ぶ部分はあるものの、すべてに従うことが多様性とは言えず、文脈と場面に応じた判断が重要だと説いています。

若者世代に気を使いすぎる必要はない(黒坂 岳央)

若者世代に気を使いすぎる必要はない
黒坂岳央です。 昨今、メディアの記事やSNSの動画で「若者におじさん認定されるSNS作法」といったテーマをよく見かける。たとえば「LINEで長文は嫌われる」「。 は怒っている印象を与えるので控えたほうがよい」といったものだ。 こ...

AI時代に求められる働き方として“写生(ファクト重視)”か“空想(歴史・文脈重視)”かの再考が必要だと述べています。高浜虚子の俳句論を引用し、AIによる客観処理だけでは不十分とし、人間の主観や文脈を伴った思考の重要性を強調しています。

AIに負けない働き方は「高浜虚子」である。(與那覇 潤)

AIに負けない働き方は「高浜虚子」である。
教養動画サービス・テンミニッツTVにて、新しい講義の配信が始まりました! ずばり、タイトルは「AI時代に甦る文芸評論 江藤淳と加藤典洋」。 先日はヴァンス副大統領ら、トランプ周辺の反知性主義を理解するために「夏目漱石を...

「普通の人生」を望む人ほど認知の歪みから「普通」の基準が実態とずれていると指摘します。大学進学率や年収中央値に基づけば、一般的なイメージの「普通」は幻想であり、それを基準にすると不幸になりやすいと論じています。

「普通の人生」の難易度は普通ではない(黒坂 岳央)

「普通の人生」の難易度は普通ではない
黒坂岳央です。 「高望みなんてしていない、普通の人生を求めているのになぜ自分は普通すら手に入らないのか?」 このように漠然と思い悩んでいる人は少なくないだろう。このように思い悩む根本的原因は、「本人は普通だと思っていることがまっ...