今週のおすすめ記事(2月24日〜3月2日)

アゴラでは日々多くの記事を配信しており、忙しい方にはすべてを追うのは難しいかもしれません。そこで、今週の特に話題となった記事や、注目された記事を厳選してご紹介します。

政治や社会保障を中心に、国際情勢やビジネス、文化に至るまで多岐にわたる内容を網羅。各記事のハイライトを通じて、最新のトピックを一緒に深掘りしましょう!

政治・社会保障

れいわ新選組が若年フリーター層に支持される理由を分析。山本太郎氏の「消費税が日本の貧困の原因」という主張は誤解を含み、実際の負担増は社会保険料が要因。消費税廃止は国債暴落とインフレを招く可能性が指摘されています。

れいわ新選組はなぜ若年フリーターに受けるのか(池田 信夫)

れいわ新選組はなぜ若年フリーターに受けるのか
このごろTikTokを開くと、必ず山本太郎の動画が出てくる。それもれいわ新選組の公式サイトではなく、匿名の支持者の投稿だ。大半は山本の街頭演説などを切り抜いただけだが、4万8000の「いいね」がついている。 おかげでフジ・サン...

財務省解体デモは「消費税をなくし、負担を企業・サラリーマンに押し付けたい層」が主導。れいわ新選組の政策も増税路線で、デモの本質は税負担の移転。単なる感情的な動きではなく、戦略的な狙いがあると指摘されています。

財務省解体デモやってる人達ってバカなの?と思ったときに読む話(城 繁幸)

財務省解体デモやってる人達ってバカなの?と思ったときに読む話
先日、SNSで“財務省解体デモ”なるものが話題となりました。 「は?」って思った人が大半でしょうけど、やってる本人達はいたって本気の様子。 はたして財務省をやっつけたとして、それで問題が解決するんでしょうか。というか、そ...

国民民主党・玉木代表は「外国人が90日滞在で高額療養費を受給できる」と指摘。しかし、就労や留学ビザ保持者の国保加入は国際的に標準的であり、誤解があるとの反論も。制度の不備改善が必要で、議論の精緻化が求められています。

「外国人の高額医療費受給」をめぐる議論の真相を解説(八幡 和郎)

「外国人の高額医療費受給」をめぐる議論の真相を解説
国民民主党の玉木雄一郎代表が2月15日、テレビの情報番組で、「高額療養費制度」について「外国人がわずか90日の滞在で数千万円相当の高額療養を受けられるのはおかしい」とし、「社会保険料は原則、日本人の病気や怪我のために使われるべきだ」と持論を...

自民・公明・維新が2025年度予算案に合意し、高校無償化を推進。維新はキャスティングボートを握りながら影響力を十分に行使できず、支持率が低下。前原誠司氏の動向も影響し、野党内の対立が深まる結果となりました。

自公維が合意し予算案が成立へ:前原氏は維新も壊してしまうのか?(アゴラ編集部)

自公維が合意し予算案が成立へ:前原氏は維新も壊してしまうのか?
石破茂首相(自民党総裁)、公明党の斎藤鉄夫代表、日本維新の会の吉村洋文共同代表は25日、2025年度予算案の修正で正式に合意しました。高校無償化や社会保険料引き下げで折り合いをつけ、年度内成立に道筋をつけました。 前原誠司共同...

自民・公明・維新の三党合意は「老人ポピュリズム」によるものと分析。維新は高校無償化で自民に迎合し、社会保険料削減案を撤回。国民民主との連携が崩れ、野党共闘が困難に。参院選は自民党が有利に進む可能性が高まっています。

誰も喜ばない三党合意の謎は「老人ポピュリズム」で解ける(池田 信夫)

誰も喜ばない三党合意の謎は「老人ポピュリズム」で解ける
世の中の複雑な出来事を一つの原因で説明する陰謀論は、頭の悪い人の特徴である。たとえばディープステートがウクライナ戦争を起こしたという類の陰謀論は今も世界にあふれ、トランプ大統領にも影響を与えているが、普通の人は信じない。 だが...

動画もどうぞ。

厚労省は「年収130万円の壁」対策として、パート従業員の社会保険料を企業が肩代わりできる特例を導入。財源は社会保険料から賄われ、正社員の負担増が懸念されています。社会保障の持続可能性を巡る議論が必要とされています。

パート従業員「年収130万円の壁」対策の財源は他の社員の社会保険料?(アゴラ編集部)

パート従業員「年収130万円の壁」対策の財源は他の社員の社会保険料?
厚生労働省は、パート従業員の社会保険料を中小企業が肩代わりできる特例について、企業が負担した保険料を全額還付する方向で調整を進めています。当初は8割の還付を想定していましたが、公明党の要望を受け、全額還付へと引き上げることになりました。 ...

公明党が提案する「年収の壁」対策は、複雑で副作用が大きいと批判されています。減税の恩恵が高齢者層に偏り、非課税世帯の増加を招く可能性が指摘されました。維新と国民民主党の連携が最後のチャンスと見られています。

「年収の壁」与党案(公明党案)は複雑すぎるし副作用がある(音喜多 駿)

「年収の壁」与党案(公明党案)は複雑すぎるし副作用がある
このやり方では、非課税世帯となる年金生活者が更に増えるだけなので、現役世帯にとってはむしろ増税。 減税案がここまで歪むとは。 想像の遥か下をゆき、いつも通りの票田買収バラマキと化しました。… pic.twitter.com/pFA...

国際・エネルギー

トランプのウクライナ停戦調停をミュンヘン会談の「宥和政策」と比較する見方に疑問を呈しています。実際には、宥和政策の問題点は領土割譲の強制であり、抑止力の欠如が戦争を招いたと指摘。冷静な分析が求められています。

ミュンヘン会談の教訓は本当にトランプ大統領を否定できるか(篠田 英朗)

ミュンヘン会談の教訓は本当にトランプ大統領を否定できるか
トランプ大統領によるロシア・ウクライナ戦争の停戦調停が本格化しようとしてきている中、「ウクライナは勝たなければならない」主義の方々が、トランプ大統領は、1938年ミュンヘン会談の「宥和主義」の過ちを繰り返そうとしている、と主張している。 ...

トランプの対露接近は「悪手」か「リアリズム」かを分析。米中対立を背景に、ロシアとの一定の関係維持が中国抑止に繋がるとする現実主義的視点がある。一方、プーチンへの妥協が台湾侵攻を招くリスクも指摘されています。

トランプの対露接近は「悪手」か?それとも「リアリズム」か?(野口 修司)

トランプの対露接近は「悪手」か?それとも「リアリズム」か?
トランプの対露接近と米中対立の戦略的ジレンマ トランプがプーチンに接近、一部妥協することで、習近平に「武力による現状変更は可能だ」と誤認させ、台湾侵攻の可能性を高めるリスクがあることは間違いない。ウクライナ支援を継続の場合、巨額の資金...

ドイツ総選挙で、キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)が第一党に返り咲き、首相交代が確実に。一方、極右政党AfDが議席を倍増し、移民政策への不満が顕在化。旧東西ドイツの経済格差が投票行動に影響を与えています。

ドイツ総選挙、「極右」AfDが大躍進:投票率は84%を記録(アゴラ編集部)

ドイツ総選挙、「極右」AfDが大躍進:投票率は84%を記録
23日に実施されたドイツ連邦議会選挙の結果、最大野党であったキリスト教民主・社会同盟が第一党に躍り出ました。与党は敗北を喫し、首相の交代は確実な情勢です。 選挙後は、キリスト教民主・社会同盟の党首であるメルツ氏が中心となり、与...

ドイツの選挙で、農業政策を重視する極右政党AfDが躍進。EUの有機農業政策やグリーンディールへの反発が背景にあります。農地転用規制や炭素税の撤廃を主張し、食料価格高騰に不満を持つ農家や都市部の有権者の支持を集めました。

ドイツ農民の怒りが選挙を動かした!AfDの政策が支持を集めた理由(浅川 芳裕)

ドイツ農民の怒りが選挙を動かした!AfDの政策が支持を集めた理由
ドイツの選挙で「慣行農業の支持」を公約に掲げたAfD(ドイツのための選択肢)が大躍進した。 急進的な有機農業移行策に反対する農家・農村部からの支持に加え、食料価格高騰と「脱炭素・グリーンディール」に辟易とした都市部からも票を獲...

国連安保理と総会でウクライナ戦争に関する決議が採択されました。安保理決議は戦争終結を求める内容で、アメリカ・ロシア・中国が支持。総会決議ではロシア非難が含まれるも、賛成国が減少し、国際社会の立場に変化が見られます。

ウクライナ情勢をめぐる国連安保理・総会決議(篠田 英朗)

ウクライナ情勢をめぐる国連安保理・総会決議
2月24日のロシアのウクライナに対する全面侵攻から3年を迎える日にあわせて、国連で二つの決議が、安保理と総会で採択された。 安保理決議2774は、3年間で初めてウクライナ情勢をめぐって採択された安保理決議だ。安保理が決議を出せ...

欧州の対ロ政策は「懲悪ファースト」に偏り、結果的に自国経済を弱体化させました。ロシア制裁は逆効果となり、物価高騰や極右勢力の台頭を招いています。国際秩序の維持よりも、自国の安定を優先すべきと指摘しています。

欧州はどこで間違えたのか:懲悪ファーストの陥穽(篠田 英朗)

欧州はどこで間違えたのか:懲悪ファーストの陥穽
トランプ大統領の就任から一カ月で、国際情勢は大きく変わった。その象徴が、ウクライナとロシア共和国の間の紛争の早期終結を要請する国連安全保障理事会決議2774だろう。 Resolution 2774 (2025) United ...

ゼレンスキー大統領はトランプ・バンス両氏との会談で、反プーチン姿勢を強調しすぎた結果、交渉が決裂。トランプは「未来志向の支援策」を求めたが、ゼレンスキーは従来の主張を繰り返し、米国のウクライナ支援が危機的状況に。

ゼレンスキー大統領はどこで間違えたのか:反プーチン・ファーストの陥穽(篠田 英朗)

ゼレンスキー大統領はどこで間違えたのか:反プーチン・ファーストの陥穽
ゼレンスキー大統領と、トランプ大統領・バンス副大統領の間のホワイトハウスにおける激しい口論の様子が、大きなニュースとなって世界を駆け巡った。 メディアはロシアが喜んでいる、と伝えている。他方、ゼレンスキーとの連帯を改めて表明し...

トランプはゼレンスキーを「独裁者」と批判した後、対話へ誘導する独自の外交戦略を展開。ユング心理学や説得術を駆使し、相手を心理的に追い詰める手法を用いる。停戦交渉を有利に進めるための計算された行動と分析されています。

トランプの“ヒール外交”:ゼレンスキーを揺さぶる心理戦(浅川 芳裕)

トランプの“ヒール外交”:ゼレンスキーを揺さぶる心理戦
トランプがゼレンスキーを「独裁者」と公然と罵り、世界が震撼したのも束の間、わずか10日後の2月28日、両者は首脳会談に臨む。一体何が起きているのか。 「私は平和を築く者として記憶されたい」と願うトランプは、従来の外交を覆す“平...

トランプ・ゼレンスキー首脳会談は激しい口論の末、決裂しました。ウクライナ支援の見返りとしてアメリカが資源管理を要求し、ゼレンスキーが拒否。交渉決裂で米ウクライナ関係は悪化し、ロシアが有利な状況になっています。

米ウクライナ首脳会談、トランプ、ゼレンスキー両大統領が口論の末に決裂(アゴラ編集部)

米ウクライナ首脳会談、トランプ、ゼレンスキー両大統領が口論の末に決裂
ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、ホワイトハウスでトランプ米大統領と会談しましたが、冒頭から激しい口論となり、予定されていた資源権益に関する協定の署名を見送りました。共同記者会見も中止され、異例の決裂となりました。 ゼレ...

柏崎刈羽原発の再稼働が、テロ対策施設(特重)の審査遅延により2029年まで延期。特重は原子炉運転とは無関係だが、規制委員会の審査体制の問題が影響。安全審査と運転の分離、規制委員会の効率化が必要と指摘されています。

なぜ原子炉と無関係な「テロ対策」で柏崎原発が止まるのか(池田 信夫)

なぜ原子炉と無関係な「テロ対策」で柏崎原発が止まるのか(アーカイブ記事)
東電の柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼動がテロ対策などを定める特重(特定重大事故等対処施設)の審査で遅れ、再稼動は2029年まで延期される見通しになりました。この特重とは何でしょうか。2019年8月11日の記事の再掲です。 特重は原子...

トランプ政権は、CO2を汚染物質とみなす「危険性認定(EF)」を撤回し、化石燃料規制を緩和する方針。CO2の温暖化影響は限定的との主張があり、エネルギー政策の転換が進行。法的課題もあり、最高裁の判断が鍵となります。

米国、CO2を汚染物質とみなす「危険性認定」の撤回へ(室中 善博)

米国、CO2を汚染物質とみなす「危険性認定」の撤回へ
トランプ大統領は就任初日に発表した大統領令「Unleashing American Energy – The White House」において、環境保護庁(EPA)に対し、2009年のEndangerment Finding(危険性...

ビジネス・IT・メディア

伊藤詩織氏のドキュメンタリー映画がアカデミー賞候補となる一方、無許可映像使用の問題で国内批判が高まっています。欧米では#MeTooの象徴として称賛されるが、日本では「攻撃者」と見なされ、評価の分裂が深まっています。

伊藤詩織の「二つの顔」:破滅へのカウントダウン(久美 薫)

伊藤詩織の「二つの顔」:破滅へのカウントダウン
伊藤詩織が監督したドキュメンタリー「Black Box Diaries」が第97回米アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされ、受賞の下馬評が高まっている(授賞式は2025年3月2日)。 彼女は性暴力被害者としての経験を実名...

伊藤詩織監督の映画がアカデミー賞候補となる一方、無許可映像使用が発覚し批判が拡大。元弁護士との対立や訴訟問題も絡み、日本国内では評価が低迷。#MeToo運動の象徴だった彼女の立場が揺らぎ、時代の転換点と分析されています。

#MeToo な季節の終わり(與那覇 潤)

#MeToo な季節の終わり
3/3(現地時間では前日)に発表される米国のアカデミー賞では、伊藤詩織監督の作品が長編ドキュメンタリー部門の候補になった。ところがご存じのとおり、日本での評判はいま、きわめて悪い。 性暴力の被害を訴えてきた彼女が、裁判...

日本のメディアはウクライナやガザ問題に「飽きる」傾向があり、一定期間話題にした後は放置。これは、日本人が社会問題を心理的に処理し、「解決した」と錯覚するため。歴史的・文化的背景が影響していると指摘されています。

なぜ日本のメディアは、ウクライナにもガザにも「飽きる」のか(與那覇 潤)

なぜ日本のメディアは、ウクライナにもガザにも「飽きる」のか
5月に戦後日本についての歴史書を出すが、その次は「令和日本」の最大の課題である、堕落した専門家が振り回す社会の分析を書籍にする予定だ。温厚なぼくとしては「他人の悪口」で本を売りたくないが、穏当にことを済ませる試みを妨害し、嘲笑ってく...

楽天は5年ぶりの営業黒字を発表しましたが、株式評価益による影響が大きく、本業の儲けとは言えません。自己資本比率は低く、社債の格下げも進行。自己評価と市場評価の差が大きく、経営の安定には時間がかかる見込みです。

楽天「黒字」という自己評価、「格下げ」という他者評価(関谷 信之)

楽天「黒字」という自己評価、「格下げ」という他者評価
楽天の営業利益が5年ぶりに黒字化したという。 楽天モバイルの「客単価(ARPU)」は3019円と、目標値の3000円を突破(※)。モバイル事業全体でも「23億円の黒字化(EBITDA)」を達成(※)。そして、グループ全体の「営業利益」...

日産自動車は経営迷走が続き、坂を転がり落ちる状況にあります。ホンダとの提携案や経営陣の交代も不透明で、アメリカの格付け機関は同社を投機的レベルに格下げ。日本の自動車産業全体の変革と淘汰が避けられないと指摘されています。

いばらの道は続く:坂を転がり落ちる日産自動車の行方(岡本 裕明)

いばらの道は続く:坂を転がり落ちる日産自動車の行方
セブンイレブン買収案件、日鉄のUSスチール案件、そして日産自動車の行方、これが日本の3大迷走案件かもしれません。セブンは昨年の8月にカナダのアリマンタシォン クシュタール社からの買収意向の提案がなされていたものです。日鉄のUSスチール買収は...

三井住友銀行は2026年から年功序列を全廃し、職務に応じた給与制度へ移行。30代管理職の給与は最大2割増、ベテラン層は減給の可能性も。中堅社員の適応が課題で、氷河期世代が不利になるとの懸念も広がっています。

三井住友銀が「年功序列全廃」で中堅社員はどうなる?(アゴラ編集部)

三井住友銀が「年功序列全廃」で中堅社員はどうなる?
三井住友銀行は、2026年以降の報酬制度について新たな案をまとめました。従来の年功序列による給与制度を見直し職務に応じた給与体系へと改めます。これにより、30代前半で管理職に就く社員の給与を最大2割引き上げる一方で、勤続年数が長くても職務や...

Windows 10のサポート終了後、スペック不足でWindows 11へ移行できないPCは、Ubuntuを導入することで再利用可能。動作が軽く、ネット検索や動画視聴に適しており、新規購入せずに有効活用できる選択肢として紹介されています。

10月終了のWindows10を有効活用する方法(黒坂 岳央)

10月終了のWindows10を有効活用する方法
黒坂岳央です。 2025年10月でWindows10はサポート終了となる。一部の機種はWindows11へ移行することができるものの、システム要件を満たしていない機種は移行ができない。 また、裏ワザを使えば半ば無理やり以降できる...

科学・文化・社会・一般

長崎ランタンフェスティバルを訪れ、唐人屋敷の四堂巡りを体験。赤いロウソクを奉納し願いを祈る伝統を紹介。新地中華街や湊公園では華やかなランタンが彩り、幻想的な光景が広がる。祭りの魅力を存分に楽しんだ旅の記録。

長崎ランタンフェスティバル・唐人屋敷四堂巡りへ(ミヤコ カエデ)

長崎ランタンフェスティバル・唐人屋敷四堂巡りへ
2月11日 建国記念の日。わたしは長崎の町を歩いていました。 この日長崎に来た目的は、2月12日まで開催されていた「長崎ランタンフェスティバル」に来たかったから。知人の間で話題になっていて一度訪ねてみたいと思っていたのです。 ...

ミャンマー国境の詐欺拠点で数千人が監禁され、詐欺行為を強制されていました。タイ軍が摘発し、約2,285人を救出。背景には中国系マフィアと国境警備隊の癒着があり、オンラインカジノも資金源の一つと指摘されています。

ミャンマー国境の一大詐欺拠点で何があったのだろう?(岡本 裕明)

ミャンマー国境の一大詐欺拠点で何があったのだろう?
タイとミャンマーの国境に近いミャンマー側のジャングルの中にこつ然と現れる住宅開発地、そしてカジノホテルらしき建物群。そこに中国系マフィアグループの巨額資金が投入され、数千人から1万人近くの外国人が監禁、軟禁され、詐欺をやらされていた…、これ...

『Dr.スランプ』は当初、則巻千兵衛博士が主役として構想されました。しかし、編集者の鳥嶋和彦の意向でアラレが主役となり、ギャグ漫画としての魅力が強化されました。結果的に、鳥山明の代表作へと成長しました。

【鳥山明・一周忌】主役は博士?「Dr.スランプ」誕生の知られざる攻防(久美 薫)

【鳥山明・一周忌】主役は博士?「Dr.スランプ」誕生の知られざる攻防
昭和55年、ペンギン村に突如として現れた少女――則巻アラレ。「ドクタースランプ」とあだ名される、AHOな天才博士の手によって完成した彼女は、超人的な力と無邪気すぎる性格で博士を、そして住民たちを毎回混乱に陥れる。「彼がなぜアラレを作ったのか...

日本人は「不安遺伝子」の影響で将来に過剰な備えをしがちですが、若い時期の経験や挑戦の方が重要と指摘。不安を解消するための過剰な蓄財は人生の可能性を狭めるため、老後不安よりも現在を大切にすべきと論じています。

「不安という名の人生コスト」は非常に高く付く(黒坂 岳央)

「不安という名の人生コスト」は非常に高く付く
黒坂岳央です。 日本人は、世界的に見て「不安を抱きやすい国民」として知られる。これは単なる噂レベルの話ではなく、科学的に証明されていて日本人の多くが「不安遺伝子」と言われる「セロトニントランスポーター遺伝子」のS型を持つことで知られる...

山形の肘折温泉を訪れ、豪雪の中で温かいおもてなしを体験。泉質は塩化物泉で湯冷めしにくく、歴史ある温泉街の雰囲気も魅力。旧肘折郵便局や共同湯「上の湯」などを巡り、温泉街全体の高いホスピタリティを感じました。

豪雪の山形・温泉もおもてなしもあったかかった肘折温泉(ミヤコ カエデ)

豪雪の山形・温泉もおもてなしもあったかかった肘折温泉
今年は雪が多く、寒い冬になりましたね。弘前では史上最も積雪が多くなったのだとか。雪がなさすぎるのも夏に水不足になったりして問題なのですがありすぎても除雪が大変で困ってしまいます。 そんな今年の冬、山形新幹線に乗って新庄...