今週のおすすめ記事(9月14日〜9月20日)

アゴラでは日々たくさんのニュースをお届けしていますが、「忙しくて全てをチェックしきれない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、今週の数ある記事の中から特に反響の大きかったトピックを厳選。政治・社会保障から国際情勢、ビジネスまで、いま知っておくべき記事を凝縮してピックアップ。週末の振り返りや、知識のアップデートにぜひご活用ください。

お知らせ

10月2日開講!アゴラセミナー 池田信夫「リベラルはなぜ敗北したのか」

10月からのアゴラセミナー「リベラルはなぜ敗北したのか」
2026年の総選挙で惨敗した中道改革連合は、年内に解散することを決めました。49人の国会議員のうち1人だけが残り、政党交付金11.7億円を受け取ることが批判を浴びています。民主党の流れをくむ「リベラル」な左翼勢力は、遠からず消滅するでしょう...

総選挙で惨敗した中道改革連合は、ついに解散へ。
かつて大学・新聞・論壇を支配した「戦後リベラル」は、なぜ選挙で負け続け、ここまで衰退したのか——。

安保闘争、平和憲法、民主党政権からトランプ、AfD、中道改革の崩壊まで、戦後80年の政治史を振り返りながら徹底分析します。

■ 10/2〜毎週金曜(全12回)

■ 19:00〜20:45(Zoomオンライン)

講師は池田信夫アゴラ研究所所長。「保守vsリベラル」という戦後の対立軸はもう終わったのか。

リベラルの敗北の原因と、その先に必要な改革を考えます。

申込はこちらから。

みなさまのご参加をお待ちしています!!

政治・経済・社会保障

日本のIT産業に残る多重下請け構造を、中世以来の請負・名主・親方制度に通じる産業構造として分析しています。大企業が人材を直接雇わず、下請けにリスクと労働を押しつける仕組みが、技能蓄積や賃上げを妨げてきた。日本病の根は雇用慣行だけでなく、古い請負構造にもあると論じています。

日本病のカルテ(11) 多重下請け構造は中世から始まった(池田 信夫)

日本病のカルテ(11) 多重下請け構造は中世から始まった
日本のIT産業に残る多重下請け構造は、単なる業界慣行ではなく、中世の荘園に見られた「職」の体系という重層的な分業構造に通じる。 この仕組みは戦後の製造業では系列取引として合理性があったが、ITでは人月商売を温存し、現場の技術者と意思決定者を...

沖縄知事選で保守系の古謝玄太氏が勝利したことを、玉城デニー県政への評価低下と経済重視の結果として分析しています。ただし沖縄県民の意識が一変したわけではなく、政府は辺野古推進だけでなく、沖縄への敬意と経済基盤整備を通じた信頼関係構築を目指すべきだと論じています。

外からみた沖縄知事選:日本政府は沖縄との信頼関係構築を目指すべき(岡本 裕明)

外からみた沖縄知事選:日本政府は沖縄との信頼関係構築を目指すべき
注目された沖縄県知事選は下馬評通り保守系の古謝玄太氏が革新系の玉城デニー氏を破り、県政交代となりました。なぜ古謝氏が勝利したか、既に様々なメディアがいろいろ分析しているのであえて私は触れません。ただ私はこれで沖縄県民の考え方が変わったわけで...

国保保険料を避けるため、実態の乏しい法人役員となって社会保険に加入する「国保逃れ」が、38社・1万1610人で確認された問題を報じています。立憲民主党福岡県連でも17人が法人役員として社保加入しており、維新批判がブーメラン化したと指摘しています。

「国保逃れ」38社で1.6万人:立民党福岡県連では17人が社会保険加入(西川 祐二郎)

「国保逃れ」38社で1.6万人:立民党福岡県連では17人が社会保険加入
国民健康保険料の支払いを避けるため法人の理事に就く「国保逃れ」について、厚生労働省は事業所の調査を行った結果、38社、1万1610人で「国保逃れ」が確認されたと発表した。立民党も「国保逃れ」立憲民主党福岡県連は2026年9月12日の常任幹事...

沖縄知事選で玉城デニー氏が敗れ、政府が沖縄振興予算を3000億円超に増額する方針を受けて、共産党の田村智子委員長が涙を流した問題を批判。辺野古事故で高校生らが亡くなった際の対応との落差を指摘し、何に涙を流すのかが政治家の姿勢を映すと論じています。

共産党 田村智子委員長が沖縄知事選敗北で大号泣:辺野古事故では泣かなかったのに(アゴラ編集部)

共産党 田村智子委員長が沖縄知事選敗北で大号泣:辺野古事故では泣かなかったのに
沖縄振興予算の増額報道に「こんな政治が許されるのか」日本共産党の田村智子委員長が14日の記者会見で涙を流した。沖縄県知事選で古謝玄太氏が玉城デニー氏を破ったことを受け、政府が2027年度の沖縄振興予算を3000億円超に増額する方向で調整して...

沖縄県知事選で大敗した玉城デニー氏が、翌日に登庁せず幹部会議も欠席したことを批判しています。記事は、選挙戦でのデマや違法疑惑、県政停滞、インフラ整備の遅れにも触れ、落選後の対応は8年間の県政運営の無責任さを象徴していると論じています。

玉城デニーは落選でへそを曲げて知事の仕事をサボる程度の輩でした(茶請け)

玉城デニーは落選でへそを曲げて知事の仕事をサボる程度の輩でした
沖縄県知事選で大敗し、琉球新報の記者にもキレてかかった大人げない66歳の玉城デニーですが、15万票差つけられた玉城デニーさん、登庁せず会議も欠席…陣営「本人の勝てる感覚と実態に差があった」【読売新聞】 沖縄県民は「県政刷新」を訴えた若きリー...

中道改革連合が分裂後も国会議員1人を残して存続し、来年以降も政党交付金を受け取ろうとしている問題を批判しています。実体を失った政党が税金を受け取る構図は、借金返済を名目にした「幽霊政党の錬金術」であり、制度の抜け穴をふさぐ必要があると論じています。

中道は来年も「受け子」1人を残して17億円? 幽霊政党の錬金術(平河 邦夫)

中道は来年も「受け子」1人を残して17億円? 幽霊政党の錬金術
中道改革連合が「幽霊政党」になろうとしている。中道は9月9日、立憲民主党出身議員が新党を結成し、公明党出身議員が公明党に戻る「分派」を決めた。所属議員のほとんどが出ていく。しかし党そのものは解散しない。国会議員をたった1人だけ残し、看板だけ...

こども家庭庁の概算要求が7.5兆円規模に膨らむ一方、出生数は減少を続けている現実を批判。子育て支援を増やしても、若者の所得不安、雇用、住宅、結婚減少という根本原因に届かなければ効果は薄い。少子化対策が原因と逆向きに進んでいると論じています。

こども家庭庁7.5兆円:少子化対策は原因と逆向きではないか(三塚 祐治)

こども家庭庁7.5兆円:少子化対策は原因と逆向きではないか
最近、X(旧Twitter)を眺めていると、こども家庭庁の予算をめぐってかなり荒れていた。出生数は減り続けている。それなのに、こども政策に使われる予算は増えている。さらに、こども家庭庁が2027年度予算の概算要求で過去最大規模となる約7.8...

愛子天皇論をめぐる10の論点を整理しています。女性天皇の可能性を否定しない一方、秋篠宮さま・悠仁さまへの継承順を変更するのは乱暴だと指摘。女系継承、旧宮家、女性皇族の結婚問題などを制度論から論じています。

愛子天皇の可能性についての「10大誤解」を斬る(八幡 和郎)

愛子天皇の可能性についての「10大誤解」を斬る
新刊『誤解だらけの皇位継承の真実』では、皇位継承問題を論じるに当たっての20誤解をあげてわかりやすく反論している。そこで、そのまたエッセンスを『愛子天皇』と『皇室典範改正』にわけて10問ずつに分けて紹介したいと思う。まずは、愛子天皇篇だ。①...

国債価格の下落、つまり利回り上昇が、国の借金への警戒感を示すサインだと平易に解説しています。インフレ、戦争によるエネルギー不安、財政拡張が重なれば、借り換え時の利払い負担は膨らむ。国債市場の変調は世界経済の不調の予兆だと警告しています。

易しく書きます、国の借金の話:国債価格の下落が予兆するもの(岡本 裕明)

易しく書きます、国の借金の話:国債価格の下落が予兆するもの
国債、つまり国が借金をすることですが、その価格が下がっている(=利回りが上がっている)ということは借金を引き受けてくれる人が少ないという意味です。金融の世界になじみがある人ならば国債や利回り、国債価格といった言葉は何の抵抗もなく受け入れられ...

沖縄知事選で敗れた玉城デニー氏が「勝っていたら沖縄は豊かになっていた」と語ったことを批判的に取り上げています。記事は、では現職としての8年間に何をしてきたのかと問い、基地問題に偏った県政運営や経済政策の実績不足が、有権者の判断につながったと論じています。

玉城デニー氏敗戦の弁「勝っていたら沖縄は豊かになっていた」:では8年間は何だったのか?(アゴラ編集部)

玉城デニー氏敗戦の弁「勝っていたら沖縄は豊かになっていた」:では8年間は何だったのか?
9月13日に投開票された沖縄県知事選で、前那覇市副市長の新人・古謝玄太氏(42)が、3選を目指した現職の玉城デニー氏(66)を大差で破り、初当選した。古謝氏は42万3124票を獲得し、玉城氏の27万6060票に約14万7000票の差をつけた...

財政再建は単なる増税や歳出削減ではなく、すでに発生した政府支出の負担を誰が、いつ、どう引き受けるかの問題だと整理しています。国債で先送りしても負担は消えず、インフレや円安という形で現れる。フリーランチは存在しないという前提で議論すべきだと論じています。

フリーランチのない世界で、財政再建を考える(島澤 諭)

フリーランチのない世界で、財政再建を考える
要点まとめ 財政赤字は負担を消すのではなく、将来へ先送りするだけである。 政府支出には必ずコストがあり、財政に「フリーランチ」はない。 経済成長は財政再建を助けるが、インフレによる名目成長とは区別が必要である。 増税を避けても、インフレによ...

沖縄県知事選で落選した玉城デニー氏が、その後も公務を欠席しているとして批判しています。任期満了まで知事としての責任は残っており、敗戦のショックを理由に県政を止めることは許されない。最後まで職務を果たす姿勢こそ公人に求められると論じています。

落選した途端に沖縄県の公務をサボり続ける66歳児ってどうなの?(茶請け)

落選した途端に沖縄県の公務をサボり続ける66歳児ってどうなの?
まずは昨日の記事のお詫びと訂正。すいません。蓮舫と書くつもりが辻元清美と書いてしまいました。そして訂正2。高市総理は参議院の人事には手を付けていないと改めて説明しています。松山会長に一任されていたとのこと。こちらも訂正いたします。参議院の人...

岩屋毅前外相が会長を務める日本国際貿易促進協会について、その設立経緯と中国共産党政権との関係を検証しています。日中国交正常化前から中国側の対日工作・友好団体ネットワークと結びついてきた組織であり、現代の日中関係でもその政治的意味を軽視すべきではないと論じています。

岩屋前外相が会長を務める対中友好組織の出自(古森 義久)(JFSS)

岩屋前外相が会長を務める対中友好組織の出自(古森 義久)
顧問・麗澤大学特別教授 古森 義久岩屋毅前外相が会長を務める対中友好団体の幹部連がこの9月下旬に集団で中国を訪問することが公表された。だがこの団体の出自を知ることが今の日中関係では極めて重要である。日本国際貿易促進協会(略称・国貿促)はそも...

国際・エネルギー

プーチン大統領の択捉島訪問を受け、北方領土問題の歴史的経緯を整理しています。国後・択捉を「千島ではない」とする日本政府の主張には弱点がある一方、ヤルタ秘密協定やソ連の軍事占領に正当性はない。返還要求は戦後処理の不公正を正す戦いだと論じています。

北方領土問題について一言(筆坂 秀世)(JFSS)

北方領土問題について一言(筆坂 秀世)
政策提言委員・元参議院議員 筆坂 秀世ロシアのプーチン大統領が8月13日、択捉島を訪問した。同氏が北方領土に足を踏み入れるのは初である。高市首相らが厳しい批判をした。これは当然のことだが、これで返還交渉が一歩でも動くということにはならない。...

欧米で保護主義や強権的な外交姿勢が強まる中、日本は同じ土俵で乱暴な国益競争に走るべきではないと説いています。自由貿易、法の支配、約束を守る姿勢を貫くことこそ、日本の信頼と外交力の源泉であり、小国的な賢さとしてのフェアネスが重要だと論じています。

欧米列強がきな臭くなっても日本はフェアネスを貫き通せ(岡本 裕明)

欧米列強がきな臭くなっても日本はフェアネスを貫き通せ
7月まで在カナダ日本国大使だった山野内勘二氏が最近寄稿した記事の中でバンクーバー朝日という1914年にバンクーバーで生まれた日系の野球チームの話があり、その中にこんな一説があります。「自ら(バンクーバー朝日)はラフプレーを禁じ、白人チームが...

ケネディセンターの名称にトランプ氏の名前を入れるよう求めた動きが裁判所に却下され、閉鎖騒動に発展した問題を報じています。文化施設を政治的功績の記念碑に変えようとする姿勢への反発は強く、公共文化と個人崇拝の境界が問われていると論じています。

ケネディセンター閉鎖:トランプの名前を入れろという要求を裁判所が却下(ダニエル グラント)

ケネディセンター閉鎖:トランプの名前を入れろという要求を裁判所が却下
米国を代表する文化施設、ワシントンのジョン・F・ケネディ・センターが閉鎖された。建物の老朽化や安全上の問題が表向きの理由だが、その直前には「ドナルド・トランプ」の名前を建物に刻むことを認めるかどうかをめぐって、トランプ大統領と連邦裁判所が激...

米シンクタンクの「第二列島線戦略」を手がかりに、米国が日本防衛への関与を後退させる可能性を論じています。第一列島線から距離を置く発想は、同盟の終わりではなく米国の負担軽減戦略であり、日本には自主防衛力の強化と同盟の再設計が迫られていると指摘しています。

アメリカは日本を見捨てようとしているのか(野口 和彦)

アメリカは日本を見捨てようとしているのか
要点まとめ 米国の「第二列島線戦略」は、日本を完全に見捨てる構想ではなく、日米同盟をより柔軟なパートナーシップへ移行し、日本に軍事的自立を求める発想である。 在日米軍、とくに沖縄の戦力縮小や「核の傘」の終了も視野に入り、日本は南西諸島防衛や...

ドイツでAfDを政治から排除しようとする動きについて、憲法学者ベーメ=ネスラー教授の警告を紹介しています。民主主義は都合の悪い勢力も選挙と議論で扱う制度であり、政党排除や監視強化が常態化すれば、守るはずの民主主義そのものを侵食しかねないと論じています。

AfD排除で進む「ドイツ民主主義の侵食」:ベーメ=ネスラー教授の警告(川口 マーン 惠美)

AfD排除で進む「ドイツ民主主義の侵食」:ベーメ=ネスラー教授の警告
憲法学者で、オルデンブルク大学教授のフォルカー・ベーメ=ネスラー氏のポッドキャストを見ていてショッキングだったのは、「近年、ドイツで進行していることを見て確信したのは、憲法は平和な時代には機能するが、困難な時代、不穏な時代、社会に断絶の起こ...

米国で共和党系州司法長官らが、ESG・脱炭素をめぐる金融機関や格付会社、監査法人、民間イニシアチブを独禁法や利益相反の観点から追及している動きを整理。日本ではほとんど報じられないが、ESGは「正義」ではなく、法的リスクを伴う制度問題になりつつあると警告しています。

米国で広がる「ESG成敗」:日本のメディアが報じない「気候カルテル」追及(藤枝 一也)

米国で広がる「ESG成敗」:日本のメディアが報じない「気候カルテル」追及
米国ではここ数年、レッドステート(共和党系州)司法長官らによるESG・脱炭素・気候カルテルへの追及が急速に広がっています。調査対象は、資産運用会社、銀行、議決権行使助言会社、格付会社、監査法人、CDP・SBTiなどの民間イニシアチブ、大手企...

炭素を単なる悪者として扱う脱炭素論に疑問を呈し、生命、食料、エネルギー、素材、土壌、産業を支える多面的な存在として捉え直しています。CO2削減だけを絶対視するのではなく、炭素の循環と利用を前提にした現実的な環境政策が必要だと論じています。

Revisit「脱炭素」:生命と文明を支える炭素の6つの顔(室中 善博)

Revisit「脱炭素」:生命と文明を支える炭素の6つの顔
要点まとめ 「脱炭素」が問題にしているのは炭素(C)そのものではなく、主に大気中のCO₂である。炭素は生命や物質を形づくる不可欠な元素であり、「炭素=悪」と単純化すべきではない。 炭素は、ダイヤモンドや黒鉛といった物性から、生命、エネルギー...

ビジネス・IT

沖縄知事選で玉城デニー氏が落選した直後、辺野古転覆事故をめぐる詳細報道が急増したことに疑問の声が上がっていると報じています。事故は選挙前から重大な問題だったにもかかわらず、投開票後に報道が相次いだことで、メディアの報道時期や政治的配慮が問われていると指摘しています。

玉城デニー氏落選直後に辺野古転覆事故の詳細報道が急増:「なぜ今?」メディアに疑問の声(アゴラ編集部)

玉城デニー氏落選直後に辺野古転覆事故の詳細報道が急増:「なぜ今?」メディアに疑問の声
9月13日に投開票された沖縄県知事選の直後、今年3月に発生した辺野古沖の船舶転覆事故をめぐり、テレビ各局が生徒や遺族の証言を相次いで詳しく報じた。事故から半年という節目ではあるものの、視聴者からは「なぜ選挙が終わった直後なのか」と報道時期を...

SBIがライブドアを買収したことで、20年前のライブドア事件やニッポン放送買収騒動を振り返っています。当時は新興IT企業による既存秩序への挑戦として大騒ぎになりましたが、現在は金融グループの一部に収まる形となり、時代の皮肉を感じさせると論じています。

SBI ライブドアを買収:20年前の騒ぎは何だったのか(西川 祐二郎)

SBI ライブドアを買収:20年前の騒ぎは何だったのか
SBIホールディングスは9月17日、ミンカブ・ジ・インフォノイド傘下のライブドアの全株式を75億円で取得することで基本合意した。ライブドアはライブドアニュースやライブドアブログなどを運営し、月間総利用者数は約1億人。SBIはこれを、金融とメ...

日本交通の川鍋一朗会長が、自動運転の導入でタクシードライバーを自然減させると述べたことを批判的に分析。人手不足対策に見えても、運賃収入は会社に残り、ドライバーの雇用や所得は縮小する。規制に守られたタクシー会社だけが利益を得る構図だと論じています。

日本交通の川鍋一朗会長「自動運転でドライバー自然減」:もうかるのはタクシー会社だけ(池田 信夫)

日本交通の川鍋一朗会長「自動運転でドライバー自然減」:もうかるのはタクシー会社だけ
2026年9月15日、タクシー配車アプリ「GO」、米Alphabet傘下のWaymo、タクシー大手の日本交通の3社が、2027年中に東京都内で国内初となる完全無人タクシー(自動運転レベル4)の商用運行を目指すと発表した。2027年の無人タク...

動画もどうぞ。

自動運転タクシーが普及しても、運転手の人件費が消えた分だけ料金が下がるとは限らないと指摘しています。規制や配車プラットフォーム、車両・システム維持費が残れば、利益は事業者側に集中する可能性があります。無人化の目的は企業収益ではなく、利用者の利便性と価格低下であるべきだと論じています。

運転手が消えてもタクシーは安くならない? 無人化で問われる「利用者の利益」(九条 丈二)

運転手が消えてもタクシーは安くならない? 無人化で問われる「利用者の利益」
2027年、東京で「運転手のいないタクシー」が走り始める。米Alphabet傘下のWaymo、日本交通、タクシー配車アプリGOの3社は9月15日、東京都内でレベル4の完全無人タクシーを商用化する方針を発表した。段階的に100台規模まで増やす...

東京とソウルのタクシー料金を公式データで比較し、日本の運賃がなぜ高いのかを制度面から分析しています。人件費や物価だけでなく、参入規制、台数管理、ライドシェア制限が競争を抑えている。自動運転時代にも、制度を変えなければ安くならないと論じています。

日本のタクシーはなぜこんなに高いのか:ソウルとの公式料金比較で見えた制度差(九条 丈二)

日本のタクシーはなぜこんなに高いのか:ソウルとの公式料金比較で見えた制度差
(前回:運転手が消えてもタクシーは安くならない? 無人化で問われる「利用者の利益」)日本のタクシー料金は、本当に高いのか。印象論ではなく、東京とソウルの公式料金を比べると、大きな差が見える。ソウル市では、仁川空港と市内を結ぶ外国人向け「In...

AnthropicのCEOがAI開発の減速や安全性確保を訴えたことを、米中を中心とする技術覇権競争の文脈で論じています。AIの能力向上は経済成長や軍事力に直結する一方、制御不能リスクも高まる。各社が競争を止められない中、安全規制と国家戦略の両立が問われています。

Anthropic CEOがAI開発の「減速」を要求:技術覇権競争の最前線(ダニエル グラント)

Anthropic CEOがAI開発の「減速」を要求:技術覇権競争の最前線
生成AIをめぐる競争が、これまでとは異なる段階に入った。米Anthropicのダリオ・アモデイCEOが9月、「We Must Pace the Frontier(フロンティアAIの進歩速度を調整しなければならない)」と題する論考を公表した。...

科学・文化・社会・一般・エンタメ

本田由紀教授の皇族差別発言をきっかけに、個別発言だけでなく、日本の大学教員の質や評価制度の問題を問うています。外部発信や政治活動に熱心な一方で、研究業績や国際的評価が乏しい文系教員もおり、大学人事と税金投入のあり方を見直すべきだと論じています。

東京大学 本田由紀教授の「皇族差別発言事件」でさらに議論されるべき問題(谷本 真由美)

東京大学 本田由紀教授の「皇族差別発言事件」でさらに議論されるべき問題
東京大学・本田由紀教授の皇族差別発言事件が大炎上していますが、議論の多くは本田教授の発言の意図に感情的に注力するものが多く、もっと「根源的な問題」に注目しない人が多い印象です。発言の意図よりも「根源的な問題」「根源的な問題」とは、本田教授を...

本田由紀氏の皇族「遺伝」発言をめぐり、北原みのり氏が「自分の加害性に向き合うべき」と説いたことを皮肉っています。草津町長事件で冤罪的な空気を広げた側が、他人には反省を求める姿勢に、リベラル言論の記憶喪失とダブルスタンダードが表れていると批判しています。

草津町長事件の北原みのりさんが他人事のように本田由紀さんを説教(黒沢 杏奈)

草津町長事件の北原みのりさんが他人事のように本田由紀さんを説教
AERA DIGITALで北原みのりさんが、本田由紀さんのX投稿について論じています。本田さんが「遺伝的要因のおそろしさ」などと投稿した問題について、北原さんは「私たちは強い言葉に酔ってはいけない」と説教しています。なるほど。強い言葉は人を...

AV女優の倉木華さんが亡くなったとされる件を受け、交際相手のホストによる暴力疑惑や金銭・支配関係が注目されていると報じています。SNSでは追悼と怒りが広がる一方、憶測も多く、警察の捜査と事実確認を待ちながら、若い女性を追い込む構造を問うています。

AV女優の倉木華さん自殺か:交際相手のホストに暴力疑惑(黒沢 杏奈)

AV女優の倉木華さん自殺か:交際相手のホストに暴力疑惑
AV女優として活動していた倉木華さん(25)が死去しました。所属事務所のティーパワーズは9月14日、「倉木華さんが逝去されたとの報せを受けました」と発表し、突然の訃報に「大きな悲しみとショックを受けております」とコメントしました。ただし、警...

犬を飼うことが健康や寿命に与える影響を、散歩による運動習慣、孤独感の軽減、生活リズムの安定から考察しています。犬との暮らしは医療効果そのものではありませんが、外に出る理由や世話をする責任が生まれることで、結果的に心身の健康を支える可能性があると論じています。

犬を飼うと長生きするというのは本当か?(内藤 忍)

犬を飼うと長生きするというのは本当か?
犬と一緒に暮らすと長生きすると聞くと本当にそうなのかと半信半疑だったのですが、科学的根拠や数値的なエビデンスもあるようです。2019年にアメリカ心臓協会(AHA)の学会誌 Circulation に掲載された約380万人分のデータを分析した...

育児では男の子の方が手がかかると言われがちですが、長期的には女の子の方が難しい面もあると指摘しています。友人関係、承認欲求、SNS、容姿への評価など、思春期以降の悩みは複雑化しやすい。性別で単純に決めつけず、それぞれ違う大変さがあると論じています。

「育児は男の子の方が大変」は逆が正しい(黒坂 岳央)

「育児は男の子の方が大変」は逆が正しい
黒坂岳央です。「男の子の育児は大変」。これは本当によく聞く話だ。男の子は暴れて手に負えないとか物を壊し、体力が底なしといわれる。その一方で、少なくとも幼児期から小学生の育児について、「女の子の方が大変」という話はあまり聞かない。だが本当にそ...

著名経済学者が示した不正確な図をめぐり、誤りそのものよりも、それを権威ゆえに擁護する周囲の姿勢を批判しています。学問は肩書きではなく、データと論理で検証されるべきであり、間違いを認めず権威で押し切る態度こそ経済学への信頼を損なうと論じています。

権威ある経済学者の間違った図を擁護する権威主義の経済学者たち(西川 祐二郎)

権威ある経済学者の間違った図を擁護する権威主義の経済学者たち
東京大学の山口慎太郎教授の著書『子育て支援の経済学』(2021年、日本評論社)に掲載されたグラフの誤りが、X上で一般ユーザーによって指摘され、訂正版が公開された(アゴラで既報)。ところが、この一件は単なる誤記の話で終わらなかった。指摘を受け...

長時間睡眠と死亡リスクの関係について、単純に「寝すぎが悪い」とは言えないと解説しています。9時間以上眠る人でリスク上昇が見られる研究はありますが、背景には病気、うつ、体力低下などが隠れている可能性もある。大切なのは時間だけでなく睡眠の質と日中の体調だと論じています。

睡眠時間が長すぎると寿命が縮むって本当?(瀬戸 まどか)

睡眠時間が長すぎると寿命が縮むって本当?
「睡眠不足は健康に悪い」。これは常識ですが、では睡眠は長ければ長いほど健康によいのでしょうか。実は、多くの研究では意外な結果が出ています。睡眠時間が短すぎる人だけでなく、長すぎる人も死亡率が高いのです。死亡率が低いのは7時間前後大規模な前向...

米菓の老舗・播磨屋本店が2027年3月末で廃業する方針を示したことを、同社独特の思想背景とともに紹介しています。商売より「地球革命」「人類救済」を前面に出してきた老舗が、事業承継やブランド売却ではなく自ら幕を下ろす姿を、皮肉を交えて論じています。

播磨屋本店『聖なる廃業』へ:おかきより人類救済を選んだ老舗(星野 ゆかり)

播磨屋本店『聖なる廃業』へ:おかきより人類救済を選んだ老舗
「朝日あげ」「はりま焼」で知られる米菓メーカー、播磨屋本店(兵庫県朝来市)が、2027年3月末で廃業します。直売店と通信販売をすべて終了し、事業譲渡も行わないということです。老舗企業の廃業と聞けば、人手不足や原材料高、後継者難を想像します。...

呉座勇一氏をめぐるオープンレター問題を、単なる個人批判ではなく、学界・言論界における集団的な制裁運動として振り返っています。なぜ呉座氏が標的になったのかを、当時のリベラル知識人の権力構造や「正義」の暴走から読み解き、今なお残る負の遺産を論じています。

オープンレターは伝説へ:なぜ、呉座勇一氏が標的になったのか(與那覇 潤)

オープンレターは伝説へ:なぜ、呉座勇一氏が標的になったのか
2021年4月に公表され、批判を受けて1年後に削除されたオープンレターが、今月(26年9月)ふたたび炎上している。初出から5年半も経ってなお、ここまでの大火を起こすさまは、もはや不発弾を超えて休火山のようだ。きっかけは東大教授の本田由紀氏に...

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