今週のおすすめ記事(5月5日〜5月11日)

アゴラでは日々多くの記事を配信しており、忙しい方にはすべてを追うのは難しいかもしれません。そこで、今週の特に話題となった記事や、注目された記事を厳選してご紹介します。

政治や社会保障を中心に、国際情勢やビジネス、文化に至るまで多岐にわたる内容を網羅。各記事のハイライトを通じて、最新のトピックを一緒に深掘りしましょう!

政治・経済・社会保障

ライドシェア解禁に強く反対してきた川鍋一朗氏が、突如として自動運転タクシーWaymoを推進し、厳しい批判を浴びています。自身が経営する日本交通がWaymoと提携したためと見られ、過去の発言との矛盾や利権構造への疑念が噴出しています。

ライドシェアを妨害している川鍋一朗氏が自動運転Waymo推しで大バッシング(アゴラ編集部)

ライドシェアを妨害している川鍋一朗氏が自動運転Waymo推しで大バッシング
日本でライドシェアの解禁を執拗に妨害してきた川鍋一朗氏(全国ハイヤー・タクシー連合会会長)が、一転してグーグルの自動運転Waymoを推して話題になっています。 皆さまにお願いこの夏休みはロサンゼルスかサンフランシスコでWaymoに乗っ...

日本の医療制度における「自己負担3割」は、見かけ上の低価格が需要を過剰に刺激し、限られた人材や資源(リソース)を一部に集中させると筆者は警告しています。自由市場のバランスを崩し、他分野の衰退を招く構造は「隷従への道」であり、制度の見直しが必要だと訴えています。

医療問題を考える:「リソースは無限ではない」(自由主義研究所)

医療問題を考える:「リソースは無限ではない」
前回の記事で、「ラーメン屋で自己負担3割で食べれたら、どうなるか?」という記事を書いたところ、たくさんの反響をいただきました。ありがとうございました。 感情論抜きで、日本の医療制度について考えてほしかったので、あえて、ラーメン...

消費税の5%減税は国債増発による財源確保が前提であり、これを日銀が引き受ければ「マネタイズ」によってインフレが加速し、実質的には「インフレ税」となると筆者は警告しています。短期的には減税でも、長期的には国民の購買力を奪う増税効果が生じるとしています。

消費税の5%減税は「インフレ大増税」になる(池田 信夫)

トランプは「インフレ増税」で政府債務を踏み倒す(アーカイブ記事)
トランプ大統領の「ビッグ・ビューティフル財政法」は10年間で5兆ドルの財政赤字を出す史上最大のバラマキだが、トランプ関税の影響とあいまってインフレが再燃している。そんな中でトランプはFRBのクック理事を解任した。 彼女は特にタ...

今週のVlogです。

消費税を減税または廃止し、社会保障費を維持したまま国債で穴埋めを続ければ、財政は急速に悪化し、最悪の場合10年以内にハイパーインフレに陥る可能性があると筆者は試算しています。持続可能な財政のためには、減税と歳出削減をセットで考える必要があると警鐘を鳴らしています。

社会保障を削減しないで消費税減税した時の日本の寿命(永江 一石)

社会保障を削減しないで消費税減税した時の日本の寿命
自民党がさすがに消費税減税を諦めた 世の中には日本が物凄い額の借金をしていると知らない人が6割以上います。(女性は7割) 実はこれは18歳の調査で、高校の公民で習っているはずなのにこれ。他の世代の調査はネットには全く...

東京都議・池川友一氏がシルバーパスの40%値引きを実現し共産党が成果を強調する一方で、現役世代からは「不公平」との批判が噴出しています。財源に限りがある中、世代間バランスを欠いた制度拡充は将来世代への負担増につながるとして、見直しの声が高まっています。

シルバーパスをさらに40%値引きした共産党に「現役世代の金で票を買うな」の猛批判(アゴラ編集部)

シルバーパスをさらに40%値引きした共産党に「現役世代の金で票を買うな」の猛批判
日本共産党の池川友一 東京都都議会議員(町田市)が、シルバーパスの負担軽減として40%の値引きを実現したと意気軒昂に報告ましたが、物価高だけでなく税金や社会保険料の負担に苦しむ現役世代の怒りの炎に油を注いでしまいました。 ...

参院選を前に石破首相に3000万円超の未記載献金疑惑が浮上しましたが、野党の支持が広がらない中で選挙戦は盛り上がりを欠いています。国民民主の支持上昇は組織の一体感と玉木代表の人柄によるものとされ、他党は指導力不足が目立ち、政治全体の停滞感が指摘されています。

盛り上がらない参議院選:文春に「闇献金」をすっぱ抜かれた石破首相(岡本 裕明)

盛り上がらない参議院選:文春に「闇献金」をすっぱ抜かれた石破首相
7月に行われる参議院選まで2か月程度となりましたが、あまり盛り上がる感じがしません。その中で最近、新田哲史氏の予想が週刊フジに掲載されています。新田さんの経歴は読売新聞記者から雑誌の編集長などを経ているのですが、池田信夫さんのアゴラの編集長...

石破茂首相が、支援者からの3000万円超の政治資金受領について政治資金収支報告書に記載がないと報じられた件で、本人は「全く事実無根」と否定しました。野党は説明責任を求めていますが、首相は適正処理を強調し、問題の拡大を抑えようとしています。

石破首相が「闇献金」疑惑を全面否定(アゴラ編集部)

石破首相が「闇献金」疑惑を全面否定
石破茂首相が、過去に支援者の男性から計3000万円超の政治資金を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあると、週刊文春が報じました。石破首相は報道内容を全面的に否定し「そのような事実は全くない」と述べました。 ...

消費税を5%に減税すれば、税収減を国債発行で賄うことになり、財政不安から国債価格の急落・金利上昇など「日本版トラスショック」が起きる可能性があると筆者は警鐘を鳴らしています。減税自体よりも、財源の不透明さと市場の信頼喪失が危機を招く要因になるとしています。

消費減税で「日本版トラスショック」は起こるか(池田 信夫)

消費減税で「日本版トラスショック」は起こるか
超長期国債の市場に異変が起こっている。売買の過半数が海外ファンドになったのだ。 日本の財政悪化リスクというストーリーで上昇する超長期債の利回り。背景に海外投資家の動きか ーー 日本の超長期債、売買の5割が海外勢 財政膨張を懸念 - 日...

国際・エネルギー

スペインと周辺国で発生した大停電は、送電会社が再エネを過剰に割り当てた判断ミスによる「人災」の可能性が高いと報じられています。政治任用で選ばれた電力経験のない経営トップへの批判が高まる中、政府の責任回避姿勢と再エネ依存のリスクが問われています。

スペイン大停電「人災」だった!? 送電トップは電力ド素人(白石 和幸)

スペイン大停電「人災」だった!? 送電トップは電力ド素人
大停電の責任は送電管理会社レッド・エレクトリカ社にあり 先月末、スペインとポルトガル、さらにフランスの一部を襲った大停電の原因について、調査が進められている。わずか5秒間で15ギガワット(すなわち1万5000メガワット)の電力が失われ...

ウクライナが昨年開始したロシア領クルスク州への侵攻は成果なく終了し、軍事的効果も薄いモスクワ攻撃の可能性が議論されています。ゼレンスキー大統領は停戦を拒否するロシアを非難しつつも、「ウクライナは勝たねばならない」という幻想に縛られたまま、攻撃姿勢を崩さず国際社会の懸念を招いています。

5月9日モスクワ攻撃はあるのか(篠田 英朗)

5月9日モスクワ攻撃はあるのか
昨年8月に開始されたウクライナのロシア領クルスク州侵攻は、軍事部隊の衝突としては終了した。ロシアは、ウクライナ側に8万人近くの死者を出したと主張している。欧米諸国が提供した兵器類の多数が鹵獲されていることは、映像資料で確かめられている。もち...

ドイツ政府が右派政党AfDを「極右」と認定し、憲法擁護庁を使って排除を進めていることに対し、国内外から法治主義の崩壊を懸念する声が上がっています。主要メディアも沈黙を保ち、言論の自由が制限される中で、政敵を潰す手法に民主主義の名が使われている現状が問題視されています。

封じられる野党、黙するメディア…ドイツは法治国家なのか?(川口 マーン 惠美)

封じられる野党、黙するメディア…ドイツは法治国家なのか?
なぜ、公共メディアも主要メディアも沈黙を保っているのか? 憲法擁護庁という名のいわば国内向けの秘密警察が、目障りで強力な政敵であるAfDを“合法的”に片付けてしまおうとしているのに、エリートメディアのジャーナリストたちは何も言わない...

インドがカシミール地方でのテロ事件を受け、パキスタン側の「テロインフラ」への軍事攻撃を実施しました。両国は核保有国であり、過去にも何度も武力衝突を経験しているため、今回の緊張の高まりがさらなる軍事衝突や核戦争への懸念を呼んでいます。

核保有国インドが核保有国パキスタンを攻撃:カシミール地方をめぐり(アゴラ編集部)

核保有国インドが核保有国パキスタンを攻撃:カシミール地方をめぐり
インドはカシミール地方をめぐり、パキスタンに対する軍事作戦を開始したと報じられています。インド政府は、パキスタンが実効支配するカシミール地域の「テロインフラ」を標的にしたと発表しました。 この攻撃は、カシミール地方の観...

ローマ・カトリック教会の新教皇に、米国出身のロバート・プレボスト枢機卿がレオ14世として選出されました。南米での宣教経験を持ち、前任のフランシスコ教皇の改革路線を継承する意向を示しています。シノドス(教会の共同体主義)推進を強調し、教会の刷新と社会的対話に力を入れる姿勢を明らかにしました。

米国人初のローマ教皇が誕生した:教皇名はレオ14世(長谷川 良)

米国人初のローマ教皇が誕生した:教皇名はレオ14世
バチカン市のシスティ―ナ礼拝堂で開かれた新教皇選出するコンクラーベで8日午後、4回目の投票で米国シカゴ生まれのロバート・フランシス・プレボスト枢機卿(69)が第267代のローマ教皇に選出された。米国人のローマ教皇選出は初めて。教皇名はレオ1...

ロシアが大祖国戦争の記念式典を開催し、自国の歴史的正当性を強調する一方、ウクライナや欧州諸国はナチスとの不可侵条約を批判するなど異なる歴史観を発信しています。筆者は、歴史認識の違いが外交や戦争の正当化に直結する現代において、「均衡」こそが戦争終結の唯一の現実的道だと主張しています。

第二次世界大戦から80年:歴史を味方につける戦い(篠田 英朗)

第二次世界大戦から80年:歴史を味方につける戦い
5月9日のモスクワにおける「大祖国戦争」戦勝記念式典に出席する世界の指導者に対して、ウクライナのゼレンスキー大統領が、安全が保証されないので欠席すべきだと発言したことで、波風が立った。ロシア政府が「テロ予告だ」と反発しただけでなく、スロバキ...

欧米では電気代高騰などから脱炭素政策への反対が広がり、主要国では推進派と反対派が拮抗しています。一方、日本では国会議席でも世論でも反対勢力がほぼ存在せず、年間30兆円の経済損失が懸念されるGX政策がほぼ無批判に進められている現状に、筆者は疑問を投げかけています。

【図解】オール与党で脱炭素万歳は今や日本だけ(杉山 大志)

【図解】オール与党で脱炭素万歳は今や日本だけ
先進諸国はどこも2050年ネットゼロ(CO2排出実質ゼロ)目標を掲げてきた。だがこんな目標はそもそも実現不可能であるのみならず、それを実現すべく実施された政策は電気代高騰などを引き起こして極めて不人気になり、移民問題に次いで重要な選...

2024年度、再生可能エネルギー発電事業者の倒産・廃業が過去最多となり、特に太陽光や木質バイオマスが打撃を受けています。FIT制度の見直しや燃料費高騰が影響し、倒産後には環境破壊や設備の放置といった負の遺産が残され、制度の抜本的見直しが急務となっています。

再生エネ発電の倒産が過去最多に:国民負担と環境破壊だけ残してバブルは崩壊(アゴラ編集部)

再生エネ発電の倒産が過去最多に:国民負担と環境破壊だけ残してバブルは崩壊
2024年度、再生可能エネルギーを主力とする発電事業者の倒産や廃業が過去最多となりました。法的整理された倒産件数は前年度の2倍となる8件、休廃業・解散を含めると52件にのぼり、再エネ市場の現実が露わになっています。中でも太陽光発電と木質バイ...

経産省は太陽光発電を燃料費削減策とするが、実際には太陽光の発電コストは火力より高く、経済的には損失が大きいと筆者は指摘しています。加えて、設備やバッテリーの多くを輸入に頼る現状では、燃料輸入減によるメリットも限定的で、日本経済にとって本当に得かは疑問視されています。

太陽光発電で化石燃料輸入が減ると日本は得をするって本当か?(杉山 大志)

太陽光発電で化石燃料輸入が減ると日本は得をするって本当か?
経済産業省は再エネ拡大を「燃料費の大幅削減策」として繰り返し訴えている。例えば2024年1月公表の資料では〈多大な燃料費削減効果を有する〉と強調した※1)。 2022年以来、未曽有の化石燃料価格高騰が起きたから、この局面では確...

ビジネス・IT・メディア

「学生の質が下がった」との声がある中、実際は大学進学率や大学数の増加、採用競争の激化などが背景にあります。企業はより多様な学生と接触する必要があり、評価基準や期待値も変化しています。学生の能力の低下ではなく、採用環境そのものの構造変化が違和感の原因とされています。

採用現場の違和感はどこから?大学と採用の構造変化とは(尾藤 克之)

採用現場の違和感はどこから?大学と採用の構造変化とは
「最近の学生は昔と比べて質が低い」―採用現場でこの言葉を聞かない日はありません。「考えられなかったような基本的な間違いをする学生が増えた」「簡単な計算問題も解けない学生が目立つ」という声もよく耳にします。 では、本当に学生の質は低下し...

日本の人手不足の背景には、過度な電子化や複雑な制度があると筆者は指摘しています。交通料金や業務システムなどをもっとシンプルで直感的にすれば、運用や保守の負担が軽減し、利便性や安全性も向上します。システムの簡素化こそが、労働力不足の根本解決策になると提言しています。

日本の空前の人手不足を解消するのは「シンプルな仕組み」(谷本 真由美)

日本の空前の人手不足を解消するのは「シンプルな仕組み」
日本は街中に必要がないのに、機械化したものや、毎回使用料を払うような「非合理的かつ無駄」なシステムが数多く存在しています。 例えば、交通公共機関はその典型です。 バスや地下鉄電車などは区間ごとにいちいち料金を払う仕組みが...

建築家・隈研吾氏の作品は「木の建築」として知られますが、実際は鉄骨構造や木目調の装飾が多く、本物の木ではないケースが目立ちます。意匠としての「木」の演出に批判もあり、建築に関わる自治体や発注者には、材料や構造の実態を理解したうえで判断する姿勢が求められています。

隈研吾建築「2棟のタワマン」も「2本の木」(関谷 信之)

隈研吾建築「2棟のタワマン」も「2本の木」
隈研吾氏の建築が、問題となっている。栃木県の「那珂川町馬頭広重美術館」は木材の劣化が激しく、群馬県の「富岡市役所」では、さびや塗装剥がれが確認され、隈氏の設計事務所が修繕費を負担する事態にまで発展している。 「木造建築」のイメージが強...

「静かな退職」は新しい現象ではなく、昔から存在する働き方の一つです。筆者は、このスタイルはAIの進化による業務代替の流れの中で不利になると警告し、成長や信用の蓄積を怠ると将来の職を失うリスクが高まると指摘しています。時間の使い方次第で明暗が分かれると述べています。

「静かな退職」で人生逃げ切れない理由(黒坂 岳央)

「静かな退職」で人生逃げ切れない理由
黒坂岳央です。 先日、TBS の朝の情報番組『THE TIME』に出演し、「静かな退職」について問われた。 【地上波テレビ番組出演】 2025年5月6日の早朝、TBSテレビのTHE TIMEというニュース番組に出演しました。 ...

近年、企業は高卒者の採用を増やしており、特に実務経験を早く積ませるジョブ型雇用の流れが背景にあります。筆者は、Fラン大進学は学費と時間を費やす割に就職で不利になるとし、高卒で早期に働く方が経済的・実務的に有利だと主張しています。学歴より実力や意欲が問われる時代に入っているとの見解です。

Fラン大と高卒、どっちが幸せなの?と思ったときに読む話(城 繁幸)

Fラン大と高卒、どっちが幸せなの?と思ったときに読む話
ここ数年、企業の高校卒業者に対する採用ニーズが高い伸びを示しているという記事が話題となっています。 筆者も関連してつぶやいたところ結構なレスがあって驚きました。皆さん相も変わらず学歴ネタはお好きなようで(笑) 高卒だとこういう大...

漫画家・小沢高広氏は、生成AIを背景やアイデア出しなどに活用する事例を紹介しつつ、ネームなど創作の核は人の役割だと述べています。著作権面ではグレーな部分も多く、「リスペクト」やガイドラインによる柔軟な対応が重要とされています。AIの進化により創作の裾野が広がる可能性がある一方、最終的には「選択と責任」がクリエイターに求められると強調しています。

漫画家による生成AI活用の最前線①(城所 岩生)

漫画家による生成AI活用の最前線①
4/11デジタルコンテンツ協会(DCAJ)ビジネスセミナー「漫画制作における生成AI活用の現状~2025年春~」(以下、「DCAJ講演」)で漫画家 小沢高広氏の講演をきいた。 セミナー資料は公開されていないが、2024年春には...

科学・文化・社会・一般

筆者が訪れたのは福岡の明太子博物館「ハクハク」。明太子の歴史や製造工程を見学した後、ふくやが提供する明太子の食べ放題セットを堪能します。多彩な味の明太子とごはんの相性は抜群で、塩分を気にしながらも何度もおかわり。明太子愛にあふれる一日を綴った、食と文化の体験記です。

福岡名物!明太子を飽きるほど食す。(ミヤコ カエデ)

福岡名物!明太子を飽きるほど食す。
福岡に異動すると決まったとき、ほとんどの会社の同僚から 「福岡いいっすねぇ~ 食べ物おいしいですよねぇ~」 と言われました。 もつ鍋にとんこつラーメン。確かに福岡にはおいしいものが多いです。 その中でも一番好きなのは...

厚労省は現在も「コロナワクチン後遺症」の存在を公式には認めていませんが、最新の調査では症状の長期化が報告されており、過去の報告と比較して表現が変化しています。医療現場では患者の声に十分な理解が得られておらず、今後の政策と認識の変化が注目されています。

コロナワクチン後遺症は存在するのか?(小島 勢二)

コロナワクチン後遺症は存在するのか?
厚労省のホームページに記載されているQ&A欄では、2025年5月2日においても、「コロナワクチン接種後に遷延する症状(いわゆる後遺症)が生じるのでしょうか」という質問に対して以下のように回答している。 現時点において、ワク...

筆者は、東京の首都高速道路が都市景観を損ね、街を物理的にも心理的にも分断していると指摘しています。シアトルや渋谷、日本橋の事例を挙げつつ、バンクーバーのような長期的視点に立った都市計画の重要性を強調し、日本も環境と人間中心の街づくりへ転換すべきだと訴えています。

首都高は都市計画において悪か?:街を醜くする最悪の構造物といえるわけ(岡本 裕明)

首都高は都市計画において悪か?:街を醜くする最悪の構造物といえるわけ
私がかつてシアトルに一時的に在住後、バンクーバーに移ってしばらくした頃、バンクーバーの不動産開発事業に絡み都市計画を様々な観点から学び、いろいろな方の話を聞いていたことがあります。その際、印象的だった話に「バンクーバーはシアトルの二の舞を避...

筆者は、マイルールは人生を豊かにする道具であるべきで、他人への押し付けや過去の経験に基づく偏見に縛られると生きづらさの原因になると指摘します。柔軟にルールを見直し、自分にも他人にも寛容であることが、より快適な人生につながると述べています。

人生を生きづらくするのは「間違ったマイルール」(黒坂 岳央)

人生を生きづらくするのは「間違ったマイルール」
黒坂岳央です。 「人生が生きやすくなるようなマイルールを持て」と言われる。この言葉自体はたしかに一理ある。だが、一方でマイルールを持つことで人生が生きづらくなるケースも非常に多いと思っている。 そのため、正直なところ「マイルール...

筆者は戦後日本が「母性社会」へと変化していった背景を、心理学や社会構造、文化的メタファーを通して分析しています。日本社会では包摂や空気を読む文化が強調され、個の自立や責任が曖昧になりやすい傾向があり、それが政治やメディアの無責任体質にもつながっていると論じています。

戦後の日本は、いかにして「母性社会」となったか:『江藤淳と加藤典洋』序文②(與那覇 潤)

戦後の日本は、いかにして「母性社会」となったか:『江藤淳と加藤典洋』序文②
エコーチェンバーという用語がある。同じ意見の人だけで集まり、「だよね~、だよね~」「当然でしょ!」と思い込みを増幅させあう様子を、こだま(エコー)の響く部屋に喩えたものだ。 男も女も、どの国の人でもエコーチェンバーにはハマりう...

明治33年創業の老舗「小木曽商店」が自由が丘に出店し、干物の魅力を再発信しています。素材と鮮度にこだわり、保存料不使用・手開きで仕上げた干物やアヒージョ、限定の銀鮭ハラス、爽やかなニューサマーオレンジなどが人気。オンライン購入も可能で、日本の伝統食の魅力を気軽に味わえます。

自由が丘に香る潮風の贈り物:干物の老舗「小木曽商店」(出口 里佐)

自由が丘に香る潮風の贈り物:干物の老舗「小木曽商店」
自由が丘の静かな通りに、昨年春、静岡・下田から、明治33年創業の老舗干物店「小木曽商店」がお店を出しました。白木の板に映える黒字の看板が、凛とした老舗の風格を漂わせ、通りかかる人の足を自然と止めさせます。 干物は、海の幸を太陽...