※編集部より:本稿は、八幡和郎さんの『坂本龍馬の「私の履歴書」 』(SB新書・電子版が入手可能)をもとに、幕末という時代を坂本龍馬が書く「私の履歴書」として振り返る連載です。(過去記事リンクは文末にあります)
山内容堂公と言えば、土佐の殿様として大政奉還などに活躍された
安政5年に彦根の井伊掃部頭直弼公が大老となり、
この島津斉彬公は容堂公にとっても恩人である。
順序から言えば、豊資公の末子として、のちの第15代豊範公がお
もちろんこうした経緯は幕府も知っていた。だが、
幸いにも前藩主である豊煕公の正室は島津斉彬の妹でおられたので
だが、ペリーがやって来たのを機に、
*本稿は「戦国大名 県別国盗り物語 我が故郷の武将にもチャンスがあった!?」 (PHP文庫)「本当は間違いばかりの「戦国史の常識」 (SB新書) と「藩史物語1 薩摩・長州・土佐・佐賀――薩長土肥は真の維新の立役者」より
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