著者紹介

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金子 熊夫
外交評論家、元キャリア外交官。1937年愛知県新城市生まれ、87歳。
最終学歴:米国ハーバード大学法科大学院卒(LLM=1966年)。
ベトナム戦争最盛期の1960年代半ばサイゴン(現ホーチミン市)の日本大使館勤務中に歴史的なテト攻勢(1968年)に遭遇、九死に一生を得るなどの貴重な体験を持つ。帰国後、外務省初代環境担当官となり自作の「かけがえのない地球」というスローガンを掲げて地球環境問題と取り組み、国際連合にも出向し国連環境計画(UNEP)の初代総務部長やアジア太平洋地域代表を務める。
その後、外務省に復帰し、初代国連局原子力課長、日本国際問題研究所研究局長・同所長代行、環太平洋協力日本委員会事務局長、大臣官房外務参事官などを歴任。退官後東海大学教授(国際政治学、2003年まで)。
現在はエネルギー戦略研究会会長のほか、外交評論家として内外で活躍中。

著書は「地球環境問題の歴史的発展過程~体験的環境外交論」(岩波書店)、「日本の核・アジアの核」(朝日新聞社)、「小池・小泉『脱原発』のウソ」(飛鳥新社)など。最近の3年間東愛知新聞で毎月「令和つれづれ草」を連載中。